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2008/02/24

岡山女児殺害事件

2004年9月3日3日午後3時35分ごろ、岡山県津山市総社、45歳会社員方で、二女の同市立北小3年9歳が胸などから血を流して倒れているのを、帰宅した高校1年の15歳長女が見つけた。

二女は市内の病院に運ばれたが、約1時間30分後、死亡が確認された。胸や腹など数か所の刺し傷があり、県警捜査1課と津山署は殺人容疑で捜査を始めた。

調べによると、二女は1階8畳居間で、うつぶせで倒れていた。白色のブラウスに紺色の短パン姿で衣服に乱れはなく、県警は解剖して死因を調べる。凶器とみられる刃物は見つかっておらず、室内に物色や争った跡はなかった。

自宅近くで仕事中の39歳母親が長女から連絡を受けて119番通報した。会社員方は祖母と子ども3人の6人家族で、当時、両親らは外出中だった。

ポイントを整理すると
1)着衣に乱れはなかった。
2)胸に3箇所の刺し傷。
3)首に絞められた痕があった。
4)死因は窒息死か失血死。
5)現場に争った跡や物色された跡はなかった。

時系列情報は
13時45分頃 母外出
14時50分頃 友人と下校
15時5分頃  自宅まで200メートルの所で1人で歩いているのを近所の女性が目撃
15時35分頃 姉が帰宅し女児の遺体を発見

犯行は15時15分から15時35分までの約20分間に発生していると思われる。
現場Photoの地図と女児の下校ルートは図を参照願います。

さて、こんな事件です。
まず、この事件で考えたいのは殺害の状況ですね。
ポイントは首の絞めた痕と胸の3箇所の刺し傷です。死因も窒息死か失血死と言う事ですからね。

この事から犯人の行動を考えると。次の二つの場合になるだろう。
A)刃物で刺した後に首を絞めた場合。
B)首を絞めた後に刃物で刺した場合。

まずA)の場合ですが、この場合は少々不自然な気がする。最初に刃物で3度も刺しているので、その後に首を絞める必要は無いんじゃないの?と言う事だね。
それから、多分、犯人は女児を刺す前から、手に刃物を持っていたと言う事になる。

そしてこの場合は犯人は刺した直後に女児に密着しているわけだから、衣服に女児の血液が付着している可能性があるだろう。
時間帯も暗くなる前だから、もし衣服に血の付いた犯人が逃走したのなら、誰か目撃者がいてもおかしくないと思うんだよね。

次にB)の首を絞めた後に刃物で刺した場合だけど。私はこちらの方が可能性が高いように思います。
犯人にとって予想外の出来事で咄嗟に首を絞めたと考えれば、犯人は始め、手に刃物は持っていなかったと言う事になるよね。

問題はこの後だね。最初から殺害するつもりなら、そのままある時間、首を絞めつづければよいはず。それなのに、刃物でその後3回も刺している。
そこで可能性を考えると下の二つぐらいだろうか。
B-1)首を絞めて、死亡したと思ったが、その後、息を吹き返した為に刃物で刺した。
B-2)首を絞めて、死亡したと思ったが、確実に殺害する為に刃物で刺した。

B-1)の場合も少々不自然で「息を吹き返すまでの時間」を犯人はどうしていたのか?と言う事ですね。現場を物色した形跡が無いので長時間、犯人が現場に居たとも思えない。
それは、犯行時間が20分と言う所からも言える。

B-2)こちらの方が可能性が高いかな。
咄嗟に首を絞めたものの、死亡したかどうか分からないので直後に刃物で刺した。
この場合、死因が窒息死か失血死か曖昧な点も説明できるような気がする。

・・・・しかし、そうなると、犯人には明確な殺意があったと言う事かな?
だけど、最近は簡単に人を殺害してしまう事件も頻発しているので、単純に顔を見られたので殺害したなんて事もあるかもしれないけどね。

ただ、事件の全体像をみると、犯行は9月3日の金曜日、時系列でみると、13時45分に家人は外出して留守になる。そこを狙って空き巣に入ったとしてもこの家の家族構成を知っている人間なら子供が夕方前に帰宅する事は知っていたはずだよね。

もし空き巣目的だったとしたら、犯人は子供が帰宅する事を知らなかったと言う事になる、だが、逆に顔見知りが顔を見られた為に殺害と言うのもあるかもしれないかな。

次に殺害自体が目的の場合だが、こちらの場合も犯行時間が問題だね。
家人の留守の家に侵入して待ち伏せし、帰宅したところで殺害と言う事になる。
そうすると長女の帰宅までに時間的余裕が無い。もし計画的犯行なら犯人は家族の習慣を熟知していた事になる。

最後に気になるのが「凶器の刃物」の存在だね。
現場から凶器の刃物は発見されていない事から、凶器は犯人が持ち込み、持ち去ったと考えた方が良いだろうね。

もし、最初から殺害するつもりで「刃物を持参して」犯行を行ったのなら、最初から刺すと思うんだよね。

ただ、他に気になる情報としては
被害者宅は04年3月、乗用車のタイヤホイール4本のボルトを緩められる嫌がらせを受けていたことが10日、津山署捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は周辺で同様の被害がないか調べるとともに、家族から詳しい事情を聴き、関連を捜査する。
調べでは、被害者宅には車が2台あり、車庫に置いてあった1台の車とタイヤを結合するボルトが緩められた。
同じ時期にもう1台の車のワイパーも、もぎ取られたが、当時、被害者宅は被害届を出していなかったという。

この情報を見ると、怨恨の線もあるのか?とも思えるのだが・・・別々の事件が重なっただけとも思えるのでなんともいえないね。

実はこの事件を取り上げたのは加古川の女児殺害事件との関連を考えてみようと思った事が発端でした。
しかし、事件の内容からみると加古川の事件とは似ている点もあるが、事件の方向性のような物は違うような気がしますね。
ただ、岡山の事件で快楽殺人に目覚めた犯人が2度目の犯行と言うのも可能性はゼロでは無いかもしれないね。

捜査の進展に期待しましょう。

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コメント

みなさん、こんばんは
この事件が検索で1位になったのは、津山小3殺人事件が最近テレビで取り上げられたからなんですね。
2004年9月事件で依然として未解決ですね。
もう少し詳しい情報はwikiの方にあるようなので、そちらを参照してください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E5%B1%B1%E5%B0%8F3%E5%A5%B3%E5%85%90%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

投稿: ASKA | 2016/10/17 18:54

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