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2008/03/03

川崎通り魔事件その6

続報です。初公判が行われました。

1)川崎市宮前区の路上で2007年4月5日、当時40歳女性会社員を刺して重傷を負わせたとして、殺人未遂罪に問われた住所不定、無職、27歳男性被告は3日、横浜地裁川崎支部の初公判で「すべて間違いです」と起訴事実を否認した。

2)検察側は被告が事件当日に購入した運動靴から会社員の血液型と一致するDNAが検出されたことを明らかにした。

3)検察側冒頭陳述によると、被告は昨年4月5日夜、川崎市宮前区野川の路上付近を軽乗用車で通行中、買い物帰りの会社員を見かけて襲おうと決意。午後10時25分ごろ、背中を包丁のような刃物で2回突き刺し、3カ月の重傷を負わせた。

4)事件当時、刺されて倒れた被害女性が、体をひねって被告の姿を2回目撃していることなどを明らかにした。この裁判は公判前整理手続きが適用されており、裁判長は、公判の争点が「犯人性」の1点であることを説明、6月9日の論告求刑までの公判計画を明らかにした。

5)神奈川県警などによると、被告はこの約1時間後、左手に切り傷を負って宮前署を訪れ、「(会社員を襲った)男ともみあって取り逃がした」と名乗り出た。
しかし、直後に届け出なかったり、もみ合っている目撃がないなど不自然な点が多く、県警は同20日に被告を殺人未遂容疑で逮捕していた。

 

やっと初公判だね。
何も続報が無い上にネットでは釈放されたなんて事も目にしたりして・・・どうなってんの?
と思ってましたが、 これから公判が進むようですね。

 

しかし、難しい事件だな。

一見して被告側に非常に厳しい事件なのだが・・・
とは言え、被告の供述と言うか主張が全くデタラメとは言えないんだよね。

被告が現場に居合わせているので、被害者に目撃された事も被害者の血液が衣服に付着した事も不自然な事では無いだろうね。

 

しかし、被害者が刺された直後に目撃している被告の姿が問題だな。
その時、手に刃物を持っていたとしたら、これまでの話と矛盾するからね。

被害者の証言がポイントになるかもね。

公判の行方に注目しましょう。

参考リンク
川崎通り魔事件その5
川崎通り魔事件その7

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