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2008/06/10

川崎通り魔事件その9

続報です。論告求刑がありました。懲役15年の求刑です。
検察側は9日、横浜地裁川崎支部の公判で懲役15年を求刑した。
弁護側は改めて無罪を主張し、被告も「自分は犯人ではありません。無罪です」と述べ結審した。
判決は7月14日の予定。

検察側は論告で
1)被告の靴に付着した血痕のDNA型が女性と一致
2)女性が至近距離から犯人の顔を見ている。
などと主張。「通りすがりの自分より力の弱い女性を、おもしろおかしく刺し殺そうとしたとしか考えられず、極めて卑劣で危険な発想だ」と指摘した。

「身勝手な欲望を満たそうとした動機には、一片の酌量の余地も見いだせない」と非難した。

これに対し弁護側は
3)女性以外に犯人を見た人がいない
4)DNA鑑定の際に血液以外の異物が混入した可能性がある。
などと反論した。

被告側は、第三者の男が犯人で自分は女性を助けただけだ、と主張しており「この供述がうそとは言い切れない」と述べた。

さて、いよいよ判決なんですが、やはり被告側に圧倒的に不利のような気がするね。
1)は事実だろうね。
2)3)は唯一の目撃情報だが被害者自身の証言だからね。
4)異物が混入したとしてもDNA鑑定ができれば問題無いだろう?

この裁判の争点はただ一つ「被告の犯人性」なんだけど。
そうすると、判決は1か0(ゼロ)と言う事だよね。

もし有罪なら、被告人は罪も認めずに謝罪もしていないのだから、情状の材料は無いよね。
そうすると、求刑通りの判決も有ると言う事だろうし。

逆に無罪となると、被害者の証言の証拠能力に問題があると言う事になるよね。

いづれにしても7月14日の判決を待ちましょう。

参考リンク
川崎通り魔事件その8
川崎通り魔事件その10

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コメント

本日被告に懲役10年(求刑15年)の判決が出ました。判決は妥当と思いますが余罪が出てきて重罪になるかと思います。

投稿: ジョー | 2008/07/14 17:31

何故に川崎で通り魔を行うに至ったのでしょうか?
どなたか解説して下されば幸甚です。

投稿: ナガイ | 2008/07/14 18:31

ジョーさん、ナガイさん、こんばんは
>ジョーさんへ
いつも情報ありがとうございます。最近は報道の扱いも小さくて、見逃しそうになります。

検察はトンネル事件との関連を明らかに疑ってますね。
それなのに、まだ再逮捕されないと言うのは証拠が無いと言う事かな?

とりあえず、これで捜査はトンネル事件に集中できるでしょうね。

>ナガイさんへ
なにしろ被告が完全黙秘なので、そのあたりの事情はまったく分かりませんね。
有罪判決が出たので週刊誌が何か書いてくれるかもしれませんが、今の報道の小ささだとそれも期待できないかもしれません。

投稿: ASKA | 2008/07/15 00:24

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