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2008/07/08

秋葉原通り魔事件その8

続報です。
1)事件(6月8日)から今月7日までの1カ月間で、全国の警察本部は、容疑者(25)と同様にインターネットに「犯行予告」を書き込んでいた小中学生から40歳代の会社員など計33人を威力業務妨害や軽犯罪法違反などで逮捕や補導、書類送検した。

2)東京地検は7日、静岡県裾野市の派遣社員の男性容疑者(25)について、鑑定留置を請求し、東京地裁はこれを認めた。期間は10月6日までの3カ月間となった。

3)捜査本部の調べに、同容疑者は「事件を起こし、ネットで無視した者を見返す」と供述している。
また、「ネットの人間に存在を気づかせたくて大きな事件を起こそうと思った」とも供述している。


4)最近になって少しずつ変化を見せ、「取り返しのつかないことをした。申し訳ない」と供述。17人が死傷させたことも「後悔しています」と口にするようになったが、被害者への明確な謝罪はいまだにないらしい。

5)ダガーナイフについて事件前から販売を禁止していた7県に加え、事件後に新たに12府県が禁止を決定、9県が審議会に諮問するなど禁止を予定している。

さて、こんな所なんだけど・・・
3)の動機に関連する供述には驚いた。
事件当初は仕事を解雇された事とか、職場の作業着が無くなった事などが直接のキッカケだと思っていたのだが・・・

もし、この「ネットで無視された」というのが原因だとしたら、普通とは逆だよね。
普通は実社会の不満をネットで解消すると言うのが一般的かなと思うんだけど、
ネット社会の不満を現実社会で解消と言うのは今まで聞いた事がないな。

それだけ、ネット社会が容疑者の人生の中で優先度が高いと言うか、重要だったんだろうね。

その気持ちも分からなくはないんだけどね。
ネット社会はある意味ですごく平等なんだよね。匿名で身元や性別すら知らない同士がただ、文字だけを使って交流するわけだからね。

その中では容姿や貧富の差なんて気にならない。
更に自分自身を出す必要もない、ネットではネット人格に成り切る事で理想の人物に成る事もできる。

しかも、付き合いたくない人間とは簡単に関係を解消する事もできる。ハンドル名とメールアドレスさえ変えれば、簡単に別人に成れるからね。

文字だけとは言え、ほぼリアルタイムでのやり取りも可能だから、意外に濃密なコミュニケーションに発展する事もあるしね。
だけど、長く付き合えば、文字だけでもその人物が透けて見えてくるよね。

ネット社会にどう向かい合うべきか?学校では子供達にどう教えてるんだろうな?

参考リンク
秋葉原通り魔事件その7
秋葉原通り魔事件その9(1審判決、死刑)

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