捜査指揮 -判断と決断-
最近読んだ本で面白い本があったので紹介しておきます。
東京法令出版
捜査指揮―判断と決断(アマゾンへのリンクです)
元警察庁刑事局長 岡田 薫 著
元警視庁捜査第一課長 寺尾 正大 協力
内容は警察の捜査員や捜査指揮官に対する教科書みたいな感じだけど
実際の事件の例が70ほど書かれていて、それが警察側の視点で書かれているのが興味深かった。
特に捜査の失敗談などはいろいろ参考になりそうです。
それ以外にも、「事件にならないと捜査できない」なんて言う警察官に出会ったら、読ませてやりたい文章もあったな。
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コメント
1月24日、元警視庁捜査1課長の寺尾正大さんが亡くなりました。78歳だったとのこと。
寺尾正大さんは1966年に警視庁に入庁し、捜査1課長としてオウム真理教による地下鉄サリン事件などの一連の事件の捜査を指揮しました。また、1981年にアメリカ・ロサンゼルスで起きた銃撃事件をめぐる「ロス疑惑」の捜査を担当したとのこと。
退官した後も、捜査の経験を若手の警察官に伝える活動をしていましたが、最近は病気の療養を続けていたとのこと。
ご冥福をお祈りします。
投稿: ASKA | 2021/02/21 09:45