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2008/11/04

愛知一宮市社長殺害事件その5

県警一宮署の捜査本部は11月4日未明、被害者のおいで、同市大赤見、金属加工会社経営32歳男性容疑者を殺人容疑で逮捕した。

殺人容疑で逮捕されたおいの会社役員の容疑者(32)が事件当日、現場の工場で被害者を待ち伏せしていたことが4日、県警捜査1課などの調べで分かった。

同容疑者が「とどめを刺すためにつるした」などと供述していることも判明。しかしその一方で、襲撃の際に使った金属製の棒などは工場内で調達しており、同課は事件には計画的な面がある半面、場当たり的な側面もあるとみて調べている。

容疑者は被害者の実兄の長男。調べでは、同容疑者の家族は、被害者の祖父の遺産の配分などをめぐって被害者と約15年前から対立。
最近も会社を経営する親族が被害者から資金を借り入れたが返済が滞り、繰り返し返済を求められていたという。

容疑者(32)が、「祖父の遺産相続でもめ、母親が殴られるなど、積年の恨みがあった。最初から殺すつもりだった。5、6回殴った後、まだ息があったのでクレーンにつるした」と供述していることが4日、わかった。

また、容疑者と家族は、被害者から数千万円の借金があり、一宮署の捜査本部は金銭トラブルによる強い恨みが犯行の動機とみている。

犯人が逮捕されました。
携帯電話の話の内容からトラブルがある人物と考えていましたが、携帯電話の話が無くても怨恨の線から浮かんでくるんでしょうね。

今後注目したい点としては、事件の計画性はどうだったのか?と言うあたりですね。
最初から殺すつもりだったと話しているようですが、凶器は現場にあった物を使っているので、どこまで計画的だったのか?それに携帯電話の内容もその場の思いつきだったのか?このあたりが知りたいですね。

続報を待ちましょう。

08/11/15追記
供述や関係者の証言を総合すると、

被害者の父親の死後、平成5年ごろから兄である容疑者の父親と、弟の被害者の間で、財産分与をめぐってトラブルが発生した。

遺産は被害者の主張通りに相続されたが、この際、被害者は容疑者らを正座させたうえで、「銀行と組んでお前の会社をつぶす」とののしったり、容疑者の母親を殴ったりしたこともあったというのだ。

両家の交流はこのころから途絶えた。

遺産をめぐるトラブルの後、大手機械メーカーと取引を開始し、順調に業績を伸ばす被害者の工場に対し、容疑者らの工場は業績が悪化。容疑者親子の負債総額は3億円を超えていく。

追い打ちをかけるように、事件の2日後には、自宅が競売にかけられることも決まっていた。

積年の恨みを爆発させるような決定的な一言が事件数日前に被害者から発せられたという。

 「貧乏人、金返せ」

被害者は近所の目もはばからず、容疑者親子の会社の前で大声を張り上げていたのだというのだ。

「工場に明かりがついていたから被害者がいると思った。最初から殺すつもりだった」

容疑者は事件当日の行動について、捜査本部にこう供述した。

犯行後に容疑者は、被害者の長男(19)を工場に呼び出したり、女性関係のトラブルについて指摘する電話をしていたが、容疑者はその理由について、「捜査を混乱させたかった」と説明している。

遺産相続で家族がもめるなんて事は良く聞くけどね。相手を思いやる事を忘れてしまうと、人に恨まれる事になるよね。

09/11/04追記
殺人罪に問われたおいの会社役員男性被告(33)の判決公判が4日、名古屋地裁一宮支部であった。裁判長は「積年の恨みなどを晴らすためという犯行動機は短絡的で、酌量の余地に乏しい」として、懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。被告側は控訴しない方針。
裁判長は「クレーンでつり下げるなど残虐な犯行態様は住民に恐怖を与え、社会的影響も大きかった」と述べた。

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