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2008/12/06

元厚生官僚連続殺傷事件その9

続報です。
1)リサイクル店に、デスクトップ型パソコンを引き取ってもらっていた。捜査幹部によると、パソコンを解析したところ、株のネット取引に関するファイルとともに、約1年前から、ナイフなど刃物を扱う店を検索していた履歴も見つかったという。

自宅から押収された別のパソコンからは、今年7月頃、「名簿」などのキーワードでインターネット検索をしていたことも判明した。

調べに対し、容疑者は「昨年夏頃から国会図書館で、旧厚生省の歴代次官の自宅住所を調べた」などと供述しており、捜査本部は、容疑者が図書館で歴代次官の名簿を調べた上、凶器の購入など具体的な準備を始め、さらなる襲撃先の検索も続けていたことを示す物証とみている。

2)合同捜査本部は6日、殺人と殺人未遂容疑で逮捕した容疑者(46)をさいたま地検に送検した。

3)容疑者は11月17日夜、宅配業者を装って山口さん宅を訪問し、山口さん夫妻を柳刃包丁で突き刺して殺害した殺人容疑などで再逮捕された。

捜査本部によると、容疑者は「山口さんが最初に出てきて激しく抵抗された」と供述。山口さんの腕には抵抗した際にできる多数の切り傷や刺し傷が残っていた。

山口さんのシャツのボタンが引きちぎられ、ズボンのすそがめくれ上がるなど衣服が乱れていた。玄関外側から内側に約30センチ、遺体を引きずったような血痕もあり、山口さんの足がはみ出してドアが閉められなくなり、シャツをつかんで引きずり込んだとみられる。

4)容疑者(46)が埼玉県警と警視庁の合同捜査本部の調べに、2人の元次官を狙った理由について「辞めたからといって終わりでない。ずっと恨みはついて回る」との趣旨の供述をしていることが5日、分かった。

5)捜査関係者によると、容疑者は「(山口さん夫妻を)殺害した後、複数の財布から札を抜いた」などと話しているという。

捜査本部によると、山口さん宅に残されていた三つの財布のうち、イスにかけてあった妻(61)のバッグに入っていた財布は物色された跡がなかったが、テーブルの上にあった二つの財布に紙幣は入っていなかった。食器棚の引き出しも開いていたという。

合同捜査本部は、容疑者が襲撃計画を続けるため、強盗を偽装して捜査をかく乱しようとした疑いもあるとみて、追及している。

6)容疑者は先月17日にレンタカーを借り、同22日に警視庁に出頭するまでの6日間に、歴代厚生次官とその妻など5組10人を襲撃する計画だった、と供述していることが捜査幹部の話でわかった。

元次官らの住所を国会図書館で調べ、うち4人の自宅を事件1か月前からレンタカーで下見していたことや、刃物の切れ味を試すために使ったとみられる布団を巻き付けた腹筋台が自宅から押収されたことも判明した。

7)共同捜査本部の調べに対し、元次官だけでなく妻まで襲撃した理由について「1年前に元防衛事務次官の守屋被告(64)の汚職事件をめぐる報道を見て、官僚の妻もヒエラルキーの上にいる人間だと思った」という趣旨の供述をしていることが4日、分かった。

容疑者は「官僚の妻も悪だと感じた。元次官らと妻の計10人を殺害することを決めた」とも供述しているという。

8)容疑者(46)が警視庁の調べに「襲撃を終えたら、犯行声明を出そうとした」と供述していることが4日、分かった。

9)容疑者(46)が警視庁の調べに「悪いことをしたと思っていない」と供述していることが3日、分かった。

10)さいたま市の山口さん(66)夫妻殺害を認める上申書を埼玉県警と警視庁の共同捜査本部に提出していたことが2日、分かった。「犯行1時間前に下見し、家の中に人がいることを確認して襲った」と供述していることも判明。埼玉県警は3日にも殺人容疑で逮捕状を請求、銃刀法違反容疑の勾留期限にあたる4日に再逮捕する方針を固めた。

11)容疑者は17日に同市のJR大宮駅前のレンタカー会社で出頭時とは別の軽自動車を借り、約1時間前に下見。スーパーの買い物から帰った妻(61)が自宅にいるところを確認したという。レンタカーは山口さん宅から南西に約300メートル離れたコインランドリーの駐車場に止めたとみられる。

また、出頭時のレンタカーからは山口さんの名前や住所が書かれた配達伝票が見つかり、伝票には血が飛び散った跡があった。さらに殺害状況を詳述した上申書を提出したことから、捜査本部は容疑者が山口さん夫妻を殺害したと断定した。

12)6月の東京・秋葉原17人殺傷事件の後になって殺傷能力の高いダガーナイフを購入していたことが、警視庁と埼玉県警の共同捜査本部の調べで分かった。容疑者は「(重大事件の後で)買えないと思ったが、あっさり買えたのでびっくりした」と話しているという。

13)また、一時あった約1000万円の貯蓄について「恨みを晴らすために長年ためてきた金だった」と供述していることも判明。11月に襲撃した理由についても「夏は日が高くて人目につきすぎるし、冬は暮れるのが早く、宅配便業者が訪ねる時間帯としては不自然になる。11月ごろが不自然じゃないと思った」などと供述しているという。捜査本部は、小泉容疑者が襲撃を成功させるために、長期にわたり凶器や資金を準備して計画したとみて追及する。

さてと、1000万円の貯蓄も事件の為の資金ね・・・どれだけ前からこの事件を計画していたんだろう?

続報を待ちましょう。

参考リンク
元厚生官僚連続殺傷事件その8
元厚生官僚連続殺傷事件その10

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