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2009/01/22

中央大学教授刺殺事件その3

続報です。
1)傷は当初約15カ所とみられたが、捜査関係者によると、多数の傷が主に背中から胸に貫通しており、抵抗の際、手などについた傷を含めると約60カ所に上るという。凶器は柳刃包丁のような刃幅の狭いとがった刃物で、馬乗りで刺したとみられる。

2)血痕などから、犯人は4階からは中央階段で下り、人目を避けて3階付近からは非常階段で逃走したとみられ、建物の構造を知っていた可能性もある。

3)目撃情報から、犯人とみられる男は20~40歳で身長170~175センチ前後。黒いニット帽に眼鏡をかけ、黒っぽいロングコートを着ていた。

4)現場のトイレから立ち去った男が、細くて四角い黒縁の眼鏡を掛けていた疑いのあることが20日、警視庁富坂署捜査本部の調べで分かった。男はドアを乱暴に閉めて階段を駆け下りたとみられる。

第一発見者は男子留学生で、14日午前10時20分から25分ごろ、1号館4階のトイレに行こうとした際、「バン」というトイレのスライド式ドアが勢いよく閉まる音を聞いた。
 直後にエレベーター前で男と擦れ違った。男は足早で、右手でコートの襟をつかんで首の辺りを隠すしぐさをしており、階段を急いで駆け下りる音が聞こえた。
 男のコートは黒っぽく、ひざ下の丈があり、ニット帽姿。眼鏡は細いフレームで四角く、黒縁だった。体形は普通で、血は付いておらず、手袋もしていなかったという。 

5)その数分後、男子学生がトイレに行こうと中央階段で3階に下りた際、4階と3階の途中の踊り場と3階に下りきった地点の2カ所で血の付いた足跡を見たという。警視庁の捜査員や東京消防庁の救急隊員が到着する前だったという。

男子学生は「足跡の大きさは約5センチ。波模様で靴のつま先部分だと思った」と話している。

6)凶器は刃物1本とみられ、執拗(しつよう)で激しい襲撃なのに、現場で刃のかけらが見つかっていないことが17日、警視庁富坂署捜査本部の調べで分かった。
 捜査本部は犯人が比較的高価で、鋭利な包丁のような刃物を用意して使った可能性があるとみて、襲撃の詳しい状況を調べている。 

・・・ちょっとおかしいね。
このトイレから立ち去った男は本当に事件に関係しているのかな?
まず、血がついていない?ってのがどうにも不思議なんだよな。

背中からの貫通するほどの多数の刺し傷ははシャニムに凶器を振り下ろしたと思うんだよね。
出血量も相当なはずで、当然、返り血が服だけでなく顔や首などに飛び散ったと思うんだよね、更に馬乗りになって刺したのなら下半身や靴にも血が付着していておかしくない。

黒っぽい服で目立たなかったとしても、滴り落ちる血には目が行くだろう。一瞬なら仕方が無い事なのかな・・・

それから、手袋も問題だな・・・トイレの引き戸には血の手袋痕や掌紋は出ていない。
可能性は二つだよね。
A)引き戸は開けたまま、犯行を行った。
B)犯行後、血のついた手袋を外して引き戸を開けた。もし、素手で犯行を行ったのであれば、手を洗ってから引き戸を開けたか、もしくは直接手で触らないようにして開けた。

たしか、現場で血を洗った様子はないといったニュース報道があったような気がするが・・・今調べてみるとそんな報道は無いな。

しかし、洗面台で手を洗ったのなら血液反応がでるだろう。

それともう一つ私が気になっているのは顔なんだよね、眼鏡にニット帽とは言え、顔を隠しているように思えないんだよね。
なぜか?と言うと、この時期ならマスクをしていても不自然じゃないでしょ?
もし、返り血を隠す為に黒っぽい服を着ていたのなら、当然、顔を隠す方法も考えたはずだよね。

そこが気になる、計画的犯行なら昼間で顔を見られる可能性があるなら自然な形で顔を隠すと思うんだよね。

それから、多数の防御創があると言う事から考えると、一撃目は背中から刺したとしてもそれだけでは致命傷にならずに正面で対峙したと言う事になるんだけど・・・

目撃された20から40歳の男性なら後ろを向かせたまま、何度も刺す事だってできたんじゃないか?

そこで気になるのは被害者は用を足した後に刺されたのか?それとも、その前か?
確実に狙うなら最中に襲うと思うんだよね。
それならファスナーは下りたままのはずだよね。

このあたりは警察は把握しているはずだ。

それから、一部週刊誌などによると、事件前に大学内でボヤ騒ぎや食堂のテーブルが破壊されたなんて事件が起きていたようだが・・・これもこの事件と関係があるのか?は疑問だな。

大学に対する恨みなら、どうしてそれが被害者に向いたのだろう?
大学関係者なら誰も良いと言うのであれば、犯人にとってもっとリスクの低いターゲットは存在したはずなんだよね。女性職員や高齢者とかね。

その意味では大学に対する恨みと言うよりは被害者個人に対する恨みのように思うんだよね。

事件後1週間経つが、犯行声明や事前の予告も無いようだし。
電柱の「殺」や「呪殺」の文字は犯行予告では無いと思う。

もともと、犯行を予告する事自体がターゲットに注意を促し犯行を困難にしてしまうわけで、犯人とって不利な行動だよね。
それでも、予告するなら「目立つ」とか「精神的プレッシャー」を掛けるなんて事を目的にしていると思うのだが・・・

問題は、この電柱の書き込みは「誰に対しての物」か書かれていない。
もし犯人が被害者にプレッシャーを掛けるには被疑者自信に犯人が教えなければならない。「あれは君の事だよ」ってね。

しかし、そうなら、家族の有る被害者はそれを家族に話すだろう。
被害者にとって、自分に危害が加えられる事も嫌だが、家族に危害を加えられる事も当然避けたいはずだからね。

だから、もし誰かから脅されたり、嫌がらせをされていたのなら、家族にも「気をつけろよ」って話をしていると思うんだよね。

その意味では被害者自身が何も感じないような書き込みが予告だったとしたら、それはただの「自己満足」なんだよね。

見方を変えて、「呪い」と言う可能性もあるけれど・・・それにしては、儀式的な要素が無いんだよね、札やら生贄とか人形とかが現場に無いでしょ?
それに、理工系の教授に「呪い」とかと言っても、被害者はそんな事は信じていないだろう。なので、この電柱の文字は悪ガキの落書きだと思うんだけどね。

ただ、世の中には我々の常識は理解できない奇妙な事件も起きている。
こちらの記事を参照して欲しいキーワード
この手の事件だとすると、動機は解らないかもしれないけどね。

なんだか、まとまりなく、思いつくままに書いてしまいました。

もうすこし情報が欲しいね、続報を待ちましょう。

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コメント

料理をしようと、およそ10キログラムのブロックを捌きます。包丁は大きい牛刀ですが。すぐ脂がついてシャープしない切れなくなります。数10回刺したとなると、汗もかかないか。骨も当たり、刃が刺されば、ザクザクとはいかないでしょう。
野次馬で電柱も拝見しましたが、おっしゃるように、いたずらと思いました。他にも似た落書きが沢山ありました。

中に入れぬ報道陣の目とは違いますが、続報を待ちながら、外側の疑問点だけチェックしている最中です。推察、参考にしております。

投稿: ケロ | 2009/01/22 14:00

犯行の後。犯人さんはどういう行動を。

柔道の押さえ込み。わずか30秒ぐらいのものですが、柔道選手はともかくとして、素人が必死にはね返そうとする相手を30秒間押さえるというのは容易じゃないですよ。体育授業などでは20秒ぐらいで力尽きて逃げられてしまうのが普通でしょう。5分間格闘したなどは、冗談に思えて仕方ないです。ボクサーだって3分であの通りでしょ・・・・・・

ま、そこのところはともかくとして。犯行の後。
息も切らさず、何事もなかったように。スタスタと廊下を歩き。足早に階段を下りて。
①多くの学生・教職員の動きとは逆に歩いて門を出た。
②キャンパス内にいるのが当然のように、そのままどこかにとどまっていた。

②は、ちょっとやばい。いきなり門が全て閉鎖され、全員が徹底的に調べられたら。

だから犯人さんは、さらーっとただちにキャンパスを後にしたと思うんだけど。

すると、いつキャンパスに来たかだよね。
①先生より前に到着。
②先生の後をつけて。

報道(東京新聞?)で、ブースの中で待ち構えてドアの隙間から覗いていたというのがありますが、来なかったらどうするんだか。成城からは1時間でしょう。トイレをすまさなければ授業ができない?

投稿: ナガイ | 2009/01/22 18:33

尾行と待ち伏せ、携帯電話。で複数犯。
後処理もお互い確認、血のりも隠蔽。

時系列を疑っています。
事を起こして、発覚→通報→駆けつけ→警察→閉門。
目の前が警察署なので、早いでしょうね。
パトカー要りません。
ドームシティのせいで、交機もウロウロしている区域です。
交通規制までできたのでしょうか。

人は沢山流れる大学前の歩道です。
この時間、地下鉄が駅に到着するたび、多くの学生が坂を登って
登校しています。
ナガイさんおっしゃる「さらーっとただちに」出れば誰も気付かないかも。でも、後楽園方面は来る生徒多いから、とりあえず茗荷谷方面へ歩いて、警察署の向こうから、大学の様子を見ていた。警察署が慌しくなるのを確認して、何処ぞへ消えた、、。
野次馬の全員をチェックできないと思います。
強烈な殺気を放っていても、私鉄、地下鉄と乗り継ぐ駅は
新宿と言うお祭りターミナル。尾行は容易いです。

好人物の鏡みたいな被害者が、「怨恨」と結びつきません。
トイレで最期とは屈辱ですね。
トイレに連れ込まれて、惨殺されたと感じているんですけど。

投稿: ケロ | 2009/01/22 19:55

 黒コート・ニット帽の人物は犯人ではなく、いちばん最初の目撃者だったが、驚愕のあまり現場を離れた。わー、という叫びもこの人か。かかわり合いたくないか、逃げてしまって疑われるのではないかとの思いからその後、表に出てきていない。
 凶行は10時10分直後のもっと早い時間帯に行われたのでは。

投稿: スイナ | 2009/01/23 07:17

なるほど

刺傷箇所が増えるほど、時間もかかり、抵抗もされ、返り血を浴びると。

ならば可能性としては複数犯もありますね。

しかしキャンパスは多少裏口回っても、誰かしら見られますから更に情報が出るでしょう。

投稿: だか | 2009/01/24 00:14

今までの憶測と違う観点で考えてみました。返り血を隠すために犯行後にコートを着て逃げたのではないか。共犯がいてドア?など指紋や跡が残らないよう、誰かがトイレや廊下に来ても大丈夫なように上手く逃がしてやった共犯がいたのか。優秀な人材はあちこちからスカウト勧誘や協力依頼が有るだろうがたまたま断った逆恨みだろうか。電柱の落書と学校のトイレで始業寸前時間にと見つかりやすい殺人をやってのける点はプロかそれとも…

投稿: ん… | 2009/01/24 07:07

成敗なのか仇討ちなのか。さっぱりわかりませんが、ともかくも殺したる!は成功した。で、後は。大金を入手したわけではないし。カン違いでありながらでも「よくやった!」とネットに書かれたわけでもないし。いずれ捜査は伸びてくるから。自首して、かくかくしかじかと余儀ないわけを陳べたら。と思うんだけど、そういう気はないか。よほど離れがたいおねーちゃんとでも一緒に暮らしている?

大学教職者の殺害は(筑波は除いて)広島ぐらいかなと思ったら。もう60年ほど前になるようですが、東大の歯科助教授を副手が毒殺という事件。この助教授さんも立派な方だったようで。副手さんの方も氏素性は良い方だったみたい。監獄の壁を見詰める暮らしも短い年月で終わり、その後は職業生活を全うされたようです。

投稿: ナガイ | 2009/01/24 11:19

ぼくはケロちゃんの写真を評価しています。シロートにしては、水平が保たれているし。アングルいいし。ピントは。近年はピントを評価しなくなりましたが、カメラの腕は一にも二にもピントでしょう。カメラマンの究極は警察だった時代があるそうです。万一、ピントを外したり、露光を誤っていたら。報道は、バカヤロー!くびだー!で済むけど。

欲を言えば。坂道の感じですねえ。大江戸線の白い丸いタイル壁のホームからシビックセンターを経由して坂道を上るシーンを見たかったですねえ。
待ち伏せか。後をつけたか。そこは定かではありませんが、確実にヒットを狙うには、フォローかな。
もし待ち伏せなら。それは内部者にしかできないでしょう。

投稿: ナガイ | 2009/01/25 16:19

ナガイさん。
了解いたしました。いくつかご用意してみます。
坂道ばかりで撮りづらかったです。

被害者のルートとして、乗り換えを気にしなければ新宿→池袋→丸ノ内線「後楽園駅」。
乗り換え一発、単純だけど、小田急線新宿駅からけっこう歩く、地下鉄大江戸線「春日町駅」。
両方の駅から、大学までの距離は変わりません。
ただ、春日町駅の方が外へ出るのが、少々めんどくさい感じです。
自分は、後者のルートで往復してみました。
成城の駅から大学まで、容易に尾行できると感じました。
雑踏の中としても平日の午前中は、人の流れは大学方面に向かう「上り」に集中します。

ただ、こうウロウロしていて感じるのは、
目撃証言にある不審者の格好で逃走すれば、春日通り、裏道ともに、もっと目撃情報出てよいのに思いました。
今、最初の目撃証言を疑い始めております。

投稿: ケロ | 2009/01/25 17:29

内部犯人のケースでは、犯行後、同じ建物内の個室、たとえば教授室のような個人部屋に駆け込んで着替えたりすればあまり目撃されなくて済む。もしくは別の場所のトイレでも、着替えてかばんに血のついた物をつめこみ、あとは何食わぬかををして出てくれば良し(なにが良しじゃ)。警察は内部の捜査をどのくらい行ったか?

投稿: 明智 | 2009/01/26 00:59

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