岩手母娘不明事件の謎!その22
控訴審判決が2月3日、仙台高裁であった。
裁判長は、死刑を言い渡した1審の盛岡地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
1審判決によると、被告は06年7月19日午後、被害者宅に侵入し、帰宅した母親と娘を相次いで殺害。現金2万2000円などを奪い、2人の遺体を車で運び、洋野町内の山林に遺棄した。
控訴審になって全面否認に転じ、「自分が所属していた産業廃棄物の不法投棄グループから、秘密情報を漏らしたと疑われていた。グループが報復のため、殺人の罪を自分にかぶせた」「捜査段階や1審では、真犯人のことを言えば自分の家族に危険が及ぶと考え、虚偽の自白をした」などと主張していた。
一方、検察側は「弁解は荒唐無稽(むけい)で支離滅裂。裏付ける客観的な証拠は皆無で、虚偽の作り話であることは明らか」と指摘。
「1審での反省や謝罪をも覆し、遺族の心情を逆なでする態度に出た被告に、死刑を回避する余地はない」と控訴棄却を求めていた。
公判を傍聴した方のブログなどを拝見しても、説得力の無い事を話していたようですから、予想できた結果ですね。
死刑を回避したい一心だったのだろうが・・・あまりに無理な話だよね。
新たな証拠でも出てくれば話は変わったかもしれないが、次はどうするのかな?
続報を待ちましょう。
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コメント
ツーアウトですね。
この往生際の悪さだと最高裁にも挑みそうですね。
最高裁で死刑確定したらその場で一体どんな行動するのやら
投稿: ニセ探偵 | 2009/02/04 13:35
岩手県洋野町の母娘殺害事件で強盗殺人罪などに問われた青森県五戸町の塗装業、男性被告(35)に対し、最高裁第1小法廷は16日、被告の上告を棄却する判決を言い渡した。1、2審の死刑判決が確定する。
1、2審判決によると被告は06年7月、女性会社員(当時52歳)方に侵入。女性と次女(同24歳)を殺害し、現金を奪って遺体を山林に遺棄した。1審は罪を認めたが控訴審で否認に転じ、上告審でも無罪を主張していた。小法廷は「計画性が高く、生命の尊厳や死者に対する畏敬(いけい)の念は感じられない冷酷、残虐な犯行」と述べた。
投稿: ASKA | 2012/01/18 12:07
確定後も墨塗りやら何やらの件で訴訟を起こしたようですが、それで目立ったせいもあってなのか2015年12月18日に執行されたようです。
没年39歳。
投稿: つれづれ | 2016/03/27 16:27
つれづれさん、いつもコメントありがとうございます。
家族もいたのに、お子さんは無事に成長しているのか・・・
馬鹿なの男の為に二つの家庭が壊されてしまった。犯罪はホントに救いがありませんね。
投稿: ASKA | 2016/03/28 18:09