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2009/02/28

東京都台東区社長殺害事件

2月25日午後3時45分ごろ、東京都台東区東上野2の化粧品輸入販売会社男性役員(68)方マンションで、男性がベッドの上で死亡しているのを訪ねてきた同社の女性従業員が見つけ119番する事件が起きている。
目立った外傷はなかったが、両手、両足がロープで縛ってあった。

警視庁捜査1課は26日、司法解剖の結果、死因は首や鼻を圧迫されたことによる窒息死だったと発表した。

捜査本部によると、男性の死亡推定時刻は25日午前0時ごろから10時ごろ。
首などに絞められた跡や外傷はなく、手のひらや布団などで首や鼻を圧迫されたとみられる。

捜査1課によると、男性は黒い長袖シャツにパンツ姿、腕時計をしていた。手は後ろで縛ってあり、あおむけの状態で、タオルケットがかけられていた。

風呂場の浴槽に湯が張られたままだったことが27日、警視庁上野署捜査本部の調べで分かった。

発見時、玄関は無施錠で室内は乱雑な状態だった。物色された可能性があり、残っていた財布に紙幣は入っていなかったが、棚の奥には現金約二十数万円が裸のままあった。

一方、飼い犬2匹の死骸(しがい)が洗濯機の中から見つかった。目立った外傷はなかった。

男性は24日午後10時ごろ、マンションに帰宅する姿が防犯ビデオの映像などから確認されている。独身で1人暮らしだったという。

とりあえず時系列は
24日 午後10時頃 帰宅
25日 午後3時45分 遺体発見
死亡推定時刻は25日午前0時ごろから10時ごろ。

さて、遺体の状態などから殺害までの流れを推測すると
1)帰宅後に風呂の準備をし服を脱ぎ始めた所で犯人に襲われる。
2)犯人は被害者をベッドに倒して手足を縛る。
3)飼い犬2匹を洗濯機に放り込む(どの時点で犬が殺されたかは不明)

ただ、犯人は被害者の手足は縛ったのに、口を塞がなかったのが不思議なんだよね。
他に疑問な点としては

A)犯人はどうやって室内に侵入したのか?
 午後10時に帰宅して施錠しないとは思えないけどね。

B)犯人はどうして被害者を殺害したのか?
 手足を拘束している。そのまま放置して逃亡する事も可能だったはずだよね。
逆に言うと犯人は被害者を殺害しなければならない理由があったとも思えるね。

C)財布の紙幣は抜き取られたようだが、カード類はどうなのか?

続報を待ちましょう。

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札幌高1爆弾準備事件

2月26日北海道警が手製爆弾で多数の同級生の爆殺を計画していた札幌市北区の高校1年の男子生徒(16)を、殺人予備容疑で逮捕する事件が起きている。

生徒は「自分をバカにした連中を殺そうと思った」などと供述。
爆弾の製造方法はインターネットで情報を入手したという。
押収された爆弾は造りかけだったが、実際に高い殺傷能力を持つ強力なものだった。

北海道道警の調べによると、殺人予備容疑で再逮捕された男子生徒は6日未明、爆弾を造る目的で自宅に原材料となる有機化合物や黒色火薬などを保管、一部加工するなどして殺害を計画した疑いが持たれている。

生徒は容疑を認め「クラスでバカにされていると思い、見返してやりたかった。同級生全員を殺そうと思った」などと話している。
通っている札幌市内の高校の教室で爆発させて多数の同級生を殺害する計画し、春休みの前の3月までに実行に移すつもりだったらしい。

この生徒は6日、同級生の男子(16)に「オレハ殺神(サツガミ)!!」「オレをばかにしてきた奴(やつ)を消す」「オレに逆らった奴の首を切り落とすことからはじめよう」などのメールを送ったとして逮捕されていた。

この件で道警が自宅を家宅捜索すると、爆弾の製造計画を裏付ける証拠品が、次々と出てきたという。

自宅からは、固形燃料や木炭(3キロ)、過酸化水素水のほか、電子式のはかりや殺傷能力を高めるため爆弾に混ぜようとしたとみられるねじやびょう、ビーカーなど約50点が押収されたようだ。

生徒は1月中旬以降から、インターネットの情報で爆弾作製を計画。原材料や機材は量販店やネットで数万円を投じて購入した。爆弾は未完成だったが、2005年のロンドン同時多発テロで使用されたものと同一の高性能爆薬を造れる状態だったという

道警幹部によると、少年は父親が単身赴任中で、母親、兄との3人暮らし。少年は母親らが自分の部屋に入ることを嫌がり、家族は少年が爆弾を製造していることに気付かなかった。少年は1月中旬にインターネットで爆弾の製造方法を知り、自身の貯金約8万円を使って硫黄や過酸化水素水などの材料を購入したという。

生徒が通う高校の教頭によると、生徒は手先が器用で、成績は普通。また友人が少なく、おとなしいが感情の起伏が激しく、2学期後半からは授業中に大きな声を出して、教諭にたしなめられることもあったという。

札幌市北区の道立高校1年の少年(16)が自作爆弾による同級生らの殺害を計画したとされる殺人予備事件で、少年が1月に「爆弾を製造して爆発させ家族を殺す」と同級生に話していたことが27日、学校関係者の話で分かった。当初は家族の殺害を計画していた可能性もあり、札幌西署は少年の精神状態や動機を慎重に調べている。
今年に入り同級生に家族爆殺計画を話し「計画をばらしたら殺す」とのメールを送ったという。

少年は1月下旬、同級生に「オレに逆らったやつの首を切り落とす」などのメールを送信。今月5日、精神科の診察を受けたが異常はないと判断され、同署は6日に脅迫容疑で逮捕、26日に殺人予備容疑で再逮捕した。札幌地検は脅迫罪については処分保留としている。

よく分からないね。時系列だと
12月   精神的に不安定
1月     爆弾を製造して爆発させ家族を殺すと話す。
1月中旬 インターネットで爆弾の製造方法を知り、材料を購入。
1月下旬 同級生に「オレに逆らったやつの首を切り落とす」とメール、3月までに爆破計画
2/06   脅迫容疑で逮捕
2/26   殺人予備容疑で逮捕

って感じだけど、1月に入った段階では家族殺害の計画が下旬には同級生の殺害計画になっている。
・・・どうして?
精神科の診察で異常なしと言う事のようだけど、ホントなのかな?

続報を待ちましょう。

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2009/02/25

舞鶴市女子高生殺害事件その20

殺人容疑などで府警の家宅捜索を受けた同市の無職男(60)に対する窃盗罪での判決公判が2月25日、京都地裁舞鶴支部であった。
裁判官は「金品に対する欲望から安易に行われ、常習性もある」として懲役1年(求刑・懲役2年)の実刑を言い渡した。

判決によると、男は昨年7月に市内の団地で女性用下着(500円相当)、8月には神社でさい銭約2000円を盗んだ。府警は昨年11月15日に窃盗容疑で男を逮捕し、同28日から6日間、殺人容疑などで自宅を捜索。押収した約2000点の鑑定を続けている。

さて、家宅捜索からそろそろ3ヶ月経つけど・・・何も出てないんだろうな。
それとも、とりあえず、全ての鑑定が終わるまで発表を控えているのかな?

しかし、懲役1年では控訴はしないと思うので次に続報が出るのは全ての鑑定が終わった時かな。

続報を待ちましょう。

09/03/13追記
窃盗罪について期限の11日までに控訴せず、京都地裁舞鶴支部の判決が確定した。男は未決勾(こう)留(りゆう)日数の60日を差し引いた約10カ月間、服役する。

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2009/02/24

愛知日進市烏骨鶏ウサギ殺し事件

2月22日午前10時40分ごろ、愛知県日進市岩崎町の市立北小学校で、飼育していたウサギ3匹とウコッケイ1羽のすべてが死んでいるのを、世話に来たボランティアの男性が見つけ、県警愛知署に届ける事件が起きている。
飼育小屋の金網に刃物で切られたような跡があったことから、同署は器物損壊容疑で調べている。

同署によると、飼育小屋はウサギ部屋とウコッケイ部屋に分かれており、ウコッケイ部屋の金網に横約20センチ、縦約40センチの穴が開いていた。
ウコッケイは右腹部にかまれた跡があり、犬などの動物が入ってかんだらしい。
ウサギはショック死とみられるという。
21日午後6時半ごろに職員が帰宅する際には異常はなかった。正門と東側の門は無施錠だったといい、何者かが無施錠の門から侵入し、小屋の金網を切ったとみられる。

金網を動物が噛み破って進入したとは思えないから、金網を破ったのは人間だろうね。
犯人が金網を破り、烏骨鶏の部屋に動物を入れて烏骨鶏を噛み殺させたと言う事かな。
・・・しかし、何の為?

動物虐待って普通、憂さ晴らしとかストレス発散だと思うんだよね。
その意味では直接自分で行動した方が実感というか達成感がありそうな気がするんだけどね。
それに、噛まれた烏骨鶏は噛まれただけで、食べられてはいないようだよね。

つまり、動物に追いかけさせて烏骨鶏が死んだらそれで終わりと言う事なんだよね。

動物に烏骨鶏を追いかけさせたかったのか?
それとも、烏骨鶏を殺す方法として動物を使ったのか?

そして、隣のウサギの部屋には進入していないんだよね。
ウサギはショック死だったようだけど、素人にはただ動かないだけか?死んでいるのか?はケージの外からは判断できないと思うんだよね。

動かないウサギを殺しても目的は達成できないのか?それとも動かないウサギでは動物が追いかけないのかな?

なんとも言えないけど、進入した動物の種類は特定できるだろう。
警察が地道に捜査すれば、容疑者は浮かんできそうだね。

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2009/02/21

江東区女性バラバラ事件その3

被告(34)の判決公判が2月18日、東京地裁で開かれた。裁判長は「冷酷な犯行だが、殺人と死体損壊・遺棄に計画性はなく、死刑をもって臨むのは重きに過ぎる」として無期懲役(求刑死刑)を言い渡した。

証人出廷した遺族は死刑を求めたほか、被告自身も最終意見陳述で死刑を望んだが、従来の判例を踏襲する量刑判断となった。

裁判長は判決理由で、犯行動機を「ゆがんだ性的欲望のため『性奴隷』にしようと被害者を拉致した」と認定。殺人と死体損壊・遺棄について、「事件の発覚を防ぐには被害者の存在自体を消してしまうしかないと考えた。極めて自己中心的かつ卑劣で、酌量の余地はない」と、指摘した。

そのうえで死刑適用の是非について検討を進め、「被害者が1人の事案では、ほかの判断要素で強度の悪質性が必要」と述べた。

(1)犯行態様は残虐極まりないとまではいえない
(2)事前に殺害のための凶器を用意しておらず、殺害は計画的ではない
(3)拉致後、当初の目的だったわいせつ行為はしていない
(4)前科もなく、謝罪の態度を見せている

など被告のために酌むべき事情を挙げ、無期懲役が相当と結論づけた。
判決によると、星島被告は昨年4月18日夜、東城さんをわいせつ目的で自室に連れ込み、包丁で刺して殺害。遺体をのこぎりなどで解体し、翌5月1日ごろまでに自室のトイレに流したり、別のマンションのゴミ置き場に捨てたりした。

***犯行後の証拠隠滅行為***
被告は918号室に東被害者を拉致した後、916号室に戻って、血痕や指紋などの痕跡を消すため床や台所、玄関ドアなどをふき取っている。

さらに、被告は被害者の衣服や所持品を徹底的に切り刻んで水洗トイレから下水道管に流すなどしている。
そのほか、被害者の携帯電話から所在が判明しないよう被害者のバッグの中にあった携帯電話を取り出し、裏ぶたを開け、電池パックを取り出したり、足跡が検出されることを恐れ、靴を買い替えたり、業務用の強力な洗浄剤で遺体の一部を流した配水管を洗うなどしている。

平成20年4月18日午後10時40分ごろ、被害者の部屋の前に警察官が立っているのを見た際には「不審な物音は聞こえなかった」と言って対応した。

19日午前2時ごろ、浴室で被害者の遺体の損壊作業を行っていた際、部屋を訪ねてきた警察官には入浴中を装い、正午ごろに訪ねてきた警察官には自ら進んで部屋に招き入れるなどして怪しまれないように対応した。

同日タ方や、同月20日タ方に訪ねてきた警察官は部屋に入れ、捜査に協力するかのような態度を取るなど、一貫して事件とは無関係を装い警察官を欺き続けている。

***被告の生活歴***
被告は昭和50年1月、4人兄弟の長男として生まれ、岡山県内の小学校、中学校で学んだ。1歳11カ月の時に浴槽のふたに乗ったところ、ふたが落ちて熱湯の入った浴槽に落ち、一命はとりとめたものの両足にやけどを負い、赤くケロイド状にあとが残った。

このやけどで小学校の頃からいじめにあう。被告は人と接するのを避けるようになるとともに、次第に自分がやけどをしたのは両親のせいだと強く思うようになった。中学校に入り、思春期になったこともあって、やけどのために女性や恋愛は自分には無縁だと考えるようになり、両親に対する恨みを深めていった。

被告は岡山県内の高校を卒業後、とにかく両親の元から離れたいと考え、東京都内のゲーム会社に就職したが、4年あまり勤務したところでゲームの仕事に飽きたこともあり会社を辞めた。その後、コンピューターの技術を生かし、コンピューターソフトの開発会社で働くようになった。

会社を替わるなどした後、技術が認められ、引き抜きを受け、月額50万円の個人契約社員として働くようになった。
この点に関し、被告に仕事を請け負わせていた会社の関係者が公判に出廷し、被告の仕事ぶりは速くて正確で、後輩の指導もしていたこと、動務先での人間関係に特に問題はなかったことなどを述べている。

被告には前科前歴はなく、婚姻歴もない。

高校卒業後も両親に対する恨みを募らせていた。「殺してしまいたい」とまで思うようになり、初めに勤めたゲーム会社に勤務しているころに2回ほど両親と会ったものの、それ以降は10年以上、音信不通の状態となった。

***動機***
被告は、女性と実際に交際した経験がなかったが、女性と交際したり性交したりすることを望んでいた。そのための手段として女性を拉致して強姦し続けることで性の快楽の虜(とりこ)にし、自分の言うことを聞く「性奴隷」にしようと考えた。「性奴隷」にするのは若い女性であれば誰でもよかったので、被害者を、その対象として、住居侵入、わいせつ略取を行っている。

被告は金曜日の夜に女性を拉致すれば、月曜日の朝まで発覚せず、2日以上かけて強姦を繰り返して快楽を与えることができると考え、金曜日を犯行日と定めた。住居侵入、わいせつ略取は計画的な犯行ということができる。

***犯行経緯***
被告は自室を出ると、916号室に向かい、部屋のドアを開けた。玄関に被害者がいたが、被害者は被告を見ると声を上げて叫び、被告を外に押し出そうとしてもみ合いとなった。被告は被害者の顔面を右こぶしで1回殴りつけた。被害者は抵抗をやめ、フローリングの上にしゃがみ込んだ。

被告は被害者をうつぶせに押し倒すと、その上に馬乗りになり、ブーツを脱がせたうえ、コートの襟首を背中辺りまで引き下げて両腕の自由を奪って立たせた。室内にあったタオルを縦に半分に切り裂いて両手首を後ろ手に縛り、ジャージーのズボンで目隠しをするなどした。

そして、被告は被害者の黒いバッグを持ち出し、室内にあった包丁(刃渡り約17・5センチメートル)をその首かほおに突きつけ、「これから外に出る。おとなしくしろ」などと脅迫し、共用通路を経て自室の918号室に連れ込んだ。 被告は、この時、被害者を以前、916号室の前で見かけた被害者の姉だと思い込んでいた。

被告は被害者を918号室の洋室まで連れ込んだ後、ベッドマットの上にあおむけに寝かせた。声を上げないように口の中にタオルを押し込み、自由を完全に奪うため、ビニールのひもで、手首と足首をそれぞれ固く縛った。

被告は被害者の左の額に傷があり、そこから血が出ていることに気づき、ハンカチを水にぬらして傷口にあてたが、血痕が残っているかもしれないと考え、タオルを持ち出して916号室に戻った。廊下の血痕や足跡をタオルでふき、指紋を消すために台所下の物入れの扉をふき、玄関ドアの内側やドアノブ、共用通路に落ちていた血痕もふくなどして、918号室に戻った。

被告は被害者を強姦しようとしたが、被害者がけがをしていて快感を感じないので、簡単には「性奴隷」にはできないのではないかなどと不安になった。

被告は、まずは自分が性的に興奮しなければ強姦できないと考えたが、緊張していたことや、被害者が叫んだり暴れたりするかもしれないと思うと怖くなり、陰茎が勃起せず、自分が強姦している場面を想像しようとしたが、できなかった。そこで、被告は被害者を「性奴隷」にできなかった場合の脅迫方法を考えたりしたが、やはり「性奴隷」にするのが一番良いとも思い、性的に興奮しようとして音声を消したままアダルトビデオを見た。

被害者の姉は平成20年4月18日午後8時43分ごろ、916号室に帰宅し、異変に気づいて警察に通報した。警察官が駆けつた。警察官は午後10時20分ごろ、918号室のドアをノックした。

被告はこの時、アダルトビデオを見ていたが、ノックの音を聞いて驚き、すぐには玄関に出なかったが、警察が来たのかもしれないと不安になり、午後10時40分ごろ、コンビニエンスストアに行くふりをして外に出た。916号室の前に警察官が3人立っており、事件とは無関係を装い、再び918号室に戻った。

被告は被害者方のすぐ近くに住んでいる自分が真っ先に疑われ、警察官らが部屋の中を確認しに来れば被害者が見つかり、逮捕されてしまうと考えた。もし逮捕されてしまえば、月に50万円を稼げる仕事や、それなりにぜいたくな暮らし、自己の体面などを失うと憂慮した。そして、逮捕されずに被害者を帰す方法がないか考えを巡らせたが、そのような方法は思いつかず、結局、被害者を殺害し、その遺体を解体して投棄し、被害者の存在そのものを消し去るしかないとの結論に至った。

被害者を確実に殺害する方法として、首を刺してできるだけ多く出血させて殺害することを決意した。

被告は午後11時ごろ、タオルを1枚持ち出し、916号室から持ち出した包丁を左手に持って、ベッドマットの上にあおむけに横たわっている被害者に近づくと、その左脇辺りのところで中腰になった。タオルを首の左横に置いて右手でその口を押さえ、左手で包丁を強く握り、いきなり首に突き刺し、さらに、体重をかけて奥まで突き刺した。5分ほど経過しても被害者の呼吸が止まらなかったため、被告は被害者をできるだけ早く殺そうと、左手で包丁を抜き取って大量に出血させた。さらに、5分ほどして被害者の呼吸、鼓動、脈を確かめ死亡を確認した。

被告は、引き続き、被害者の遺体を解体しようと考え、ベッドマットに流れた血をバスタオルで吸い取るなどした後、浴室に運んだ。遺体の衣服をはさみで切り、平成20年4月18日午後11時50分ごろから、遺体の解体を始めた。

ペティナイフやのこぎりを使って、遺体から頭部を切り落としてから、両足と両腕を付け根から切り落とした。切り落とした足と腕はゴミ袋に入れて冷蔵庫に、頭部はゴミ袋に入れてクローゼット内の段ボール箱に、胴体はゴミ袋に入れてベッドの下の段ボール箱にそれぞれ隠した。

被告は、19日午後9時ごろから20日午前4時ごろにかけて、ペティナイフや洋包丁を使って、遺体の両腕や両足を細かく切り刻み、のこぎりを用いて指を切り落とし、水洗トイレから下水道管に流した。骨も細かく切断した。

被告は、午後8時ごろから翌21日午前7時ごろにかけ、のこぎりなどを用いて、遺体の胴体から、内臓を取り出して細かく切り刻み、胴体を小さく解体し、骨を細かく切断し、水洗トイレから下水道管に流した。

被告は、午後9時ごろから翌22日午前1時ごろにかけ、のこぎりや安全かみそりを用いて、死体の頭部から、髪の毛をそり落とすなどし、頭蓋骨(ずがいこつ)を切断して水洗トイレから下水道管に流すなどした。

その後、被告は23日にかけて、遺体の骨をさらに細かく切り刻み、計3回にわたり、骨の一部を手提げかばんに入れて外に持ち出し、マンションのごみ置き場のごみ箱の中に投棄した。

25日から27日にかけて、腐臭を放つ骨片を鍋で煮て細かくして、それらの骨や肉片、歯などを水洗トイレから下水道管に流した。

さらに同月29日、コンビニエンスストア北側のごみ箱に骨の一部を投棄し、5月1日、自宅の最寄り駅のごみ箱に残りのすべての骨を投棄した。

さて、酷い事件だったけど、無期懲役ですね。
遺族にしてみれば身勝手な理由で殺害され、その上、解体されて下水に流されたなんて、極刑意外はあり得ないだろうけど・・・

裁判員制度だったら結果はどうだったかな?

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09/03/01追記
東京地検は25日、死刑求刑に対し無期懲役とした1審判決を不服として東京高裁に控訴した。

1審東京地裁は18日、「殺害や死体損壊・遺棄は計画的ではなかった」などと指摘。前科がなく、被告が反省している点なども考慮し、「死刑を選択すべき事案ではない」と無期懲役を言い渡した。

東京地検の次席検事は「判決が死体損壊などを軽視して死刑を回避したのは重大な判断の誤り。殺害と死体損壊は一体の犯行。極めて残虐で死刑が相当」とコメントした。

09/09/10追記
被告(34)の控訴審判決で、東京高裁は10日、無期懲役とした東京地裁判決(2月)を支持し検察側の控訴を棄却した。1審同様量刑が争点となり、裁判長は殺害の計画性を否定し「謝罪の態度を示し立ち直る可能性がある」として死刑を回避した。

死刑を求めて検察側が控訴し、弁護側は控訴棄却を求めていた。

裁判長は「殺害は身勝手極まりない。死体損壊は人間の尊厳を無視する他に類を見ないおぞましい犯行。突然命を絶たれ、ごみ同然に扱われ、さぞかし無念だったと推察される」と述べた。

しかし「『女性を拉致した時点で殺害に着手せざるを得ない状況だった』という検察側の主張は早計」と殺害の計画性を否定し(1)前科前歴がない(2)自白し罪を悔いている(3)立ち直る可能性がある--などと1審同様の判断を示した。

2審で判断を変更した点もあった。わいせつ目的で拉致したものの、わいせつ行為には及ばなかった点を1審は有利な情状として挙げたが「有利には考慮できない」とした。さらに「殺害行為は無慈悲で残虐。1審が『極めて残虐とまでは言えない』としたのは相当ではない」と述べた。しかし、83年に最高裁が示した死刑適用基準(永山基準)や被害者が1人でも死刑となった過去の事案との違いを指摘し「極刑がやむを得ないとまでは言えない」と結論づけた。

2審は出廷する義務がないため被告は不在だった。

09/09/22追記
東京高検は上告を断念する方針を固めた。無期懲役とした1、2審判決が確定する。

東京高検は上告期限(24日)を前に検討した結果、憲法違反や判例違反などの上告理由がないと判断したようだ。

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中央大学教授刺殺事件その7

続報も出ないけど、今回は妄想チックに犯行の経緯を考えてみよう、教授がトイレに入った時、犯人は何処にいたのだろうか?

最初に断ってしまうと、情報がほとんど無いので全くの妄想です。

さて、まず前回の中央大学教授刺殺事件その6で書きましたが被害者に防御創がある事で犯人と対峙して抵抗したと考えています。

そこで、最初から殺害するつもりで無防備な所を背後から襲ったのであれば、一撃目で致命傷を受けて、被害者は抵抗する事はできなかっただろうと私は考えています。

つまり、被害者は正面から犯人に襲われていると言う事ですね。
更に、複数犯か単独犯か?と言う点について言えば
もし、犯人が複数で被害者を左右から腕を押さえつけたり、床にうつぶせに押さえつけたりしたのであれば、この場合も防御創はできないんじゃないかな?

と言う事で今の所、私は単独犯か、または複数だとしても2名だと考えています。
ただし、殺害に関わらない傍観者が犯行グループにいた場合は3名以上の可能性もあるかな。

で、本題はここからなんですが、被害者がトイレに入った時、犯人は何処にいただろうか?

可能性は二つだろうね。
1)トイレの外
2)トイレの中

とりあえず単独犯の場合で考えます。
もし、1)のトイレの外に居たのであれば、被害者がトイレに入った後からトイレに入る事になるよね。
ここでも、最初から殺害するつもりならば、少し時間を置いてから入り、用を足している所を背後から襲うのが一番確実だろう。

と言う事で正面から襲われていると言う私の推測に矛盾します。
なので、この場合は被害者を追いかけてトイレに入り、敢えて被害者に声を掛けて振り向いた所を襲っていると言う事になるのかな?と思っています。

2)のトイレの中の場合は、被害者がトイレに入った時にすでに犯人はトイレの中に居たと言う事なんですが。
こちらの場合はトイレに入って犯人と対峙してしまったと言うのは自然な流れのような気がしますね。
ただし、最初から殺害するつもりで凶器を構えて、被害者がトイレに入るなり刺したと言うには倒れている場所が小便器に近いんだよね。

この為、私は被害者はトイレに入り小便器の前まで進み、そこで横に居た犯人を見た後に対峙して襲われていると考えています。
なので、この場合はいきなり襲われているわけじゃ無いだろうと思うのですが・・・

と言う事で私は今の所、2)の方が可能性が高いのかなと思っています。

しかし、2)の場合で突発的な犯行だとするならば・・・容疑者は絞られてくると思うんだよね。
逮捕するのに問題があると言う事かな、警察はその問題を解決するのに時間が必要なのかな?
その場合は複数犯か協力者がいるのかもしれないね。

とは言え、まったくの妄想です。

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愛知小牧市児童殺傷事件

2月21日午前0時ごろ、愛知県小牧市城山の県営城山住宅で、帰宅した男性会社員(49)が、口の辺りをテープのようなものでふさがれ小学5年の次女(11)がぐったりしているのを発見する事件が起きている。
次女は病院に運ばれたが、肺挫傷で間もなく死亡した。

県警小牧署は殺人事件として捜査している。
中学2年の長女(14)も右手に切り傷を負っており、軽傷。会社印の妻(46)の所在が不明で、同署は何らかの事情を知っているとみて捜している。

肺挫傷ね・・・・肺挫傷(Wiki)を見ると外傷によって起こるらしいのだが・・・何があったのかな?
更に順番も気になる、肺挫傷が先でその後に口にテープが貼られたのか?
それとも、口にテープが貼られた後に肺挫傷になったのか?

手足が縛れているとの情報は無いから、口を塞ぐ事が目的なんだろうね。
そのあたりを考えると、肺挫傷の後にうめき声や助けを求められないように口を塞いだのかな?

続報を待ちましょう。

09/02/22追記
事件後、妻(46)と連絡が取れなくなっていたが、同日午前7時45分ごろ、自宅から約150メートル離れた同市城山1のマンションの2階部分のエントランスで倒れて亡くなっているのが見つかった。高層階から転落した可能性が高いとみている。

同署は自宅から見つかった置き手紙や長女の話などから、妻が娘を殺害しようとした後、飛び降り自殺を図ったとみて調べている。

次女と同じ部屋で寝ていた長女によると母親が突然「一緒に死のうよ」と言いながら長女の口を押さえつけ、包丁で切りつけた為、逃げ出したと言う。

母親は周囲に「死にたい」と漏らしていたほか、子育ての悩みを示唆するメモが残されていた。

どうやら置き手紙はメモの事らしいね。しかし、分からないな、肺挫傷は何をしてそうなったのか?
長女の話では凶器は包丁のはず、包丁で刺すと肺挫傷になるのかな?

それから、子育ての悩みと言っても小5(11歳)と中2(14歳)でそれほど手が掛かる時期では無いと思うのだが・・・何を悩んでいたんだろう?

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2009/02/20

滋賀園児殺害事件の謎!その10

控訴審判決公判が2月20日、大阪高裁で開かれた。裁判長は「統合失調症の影響で心神耗弱だったとする1審判決は合理的」などとして無期懲役(求刑死刑)とした1審大津地裁判決を支持し、検察、弁護側双方の控訴を棄却した。
被告は自らの判断で出廷せず、判決は被告本人が不在のまま言い渡された。

裁判は、被告が犯行当時、統合失調症で入通院歴があったことから刑事責任能力が最大の争点となった。
検察側は完全責任能力があったとして死刑を求め、弁護側は「犯行当時、心神喪失状態で責任能力はなかった」と無罪を主張していた。

19年10月の1審判決は、「理不尽で身勝手な犯行。被害児の恐怖には想像を絶するものがあり、刑事責任は極めて重大」と指摘。その上で、犯行当時の被告について、責任能力が限定的で刑が減軽される心神耗弱状態だったと認定、極刑を回避した。

さて、一審を支持して無期懲役ですね。
逮捕後の言動などを見ると心情的には極刑も有りなんですが、精神鑑定を重視したと言う事かな。

ただ、もしこの事件が裁判員制度で裁かれていたとしたら、どんな結果になったかな?と疑問も浮かんできます。

09/03/07追記
賀県長浜市で06年2月、幼稚園児2人を刺殺したとして殺人罪などに問われた被告(37)(中国籍)に対し、無期懲役(求刑・死刑)とした1審・大津地裁判決を支持した大阪高裁判決(2月20日)について大阪高検は6日、「上告理由が見いだし難い」として上告を断念した。

09/03/09追記
被告は上告期限の7日午前0時までに上告しなかった。大阪高検は既に「上告理由が見いだし難い」と上告を断念しており、無期懲役(求刑・死刑)とした1審・大津地裁判決を支持した大阪高裁判決(2月20日)が確定する。

参考リンク
滋賀園児殺害事件の謎!その9

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2009/02/19

沖縄北中城村主婦殺害事件

2月17日午後10時頃、沖縄県北中城(なかぐすく)村島袋(しまぶく)の米軍基地男性従業員(45)から「自宅2階のクローゼット内で妻が死んでいる」と110番通報する事件が起きている。

県警沖縄署が調べたところ、首に絞められた跡があり、殺人事件として同署に捜査本部を設置した。遺体は腐敗しており、従業員の妻(46)とみて確認を急いでいる。妻と同居する高校生の長女(15)の行方が分からなくなっているという。

発表によると、従業員方は2階建ての2世帯住宅。1階に従業員と父親(78)、2階に妻と長女が別居状態で暮らしていた。2階には2部屋あり、遺体は妻の部屋のクローゼット(2メートル四方)内に服を着た状態で横たわり、衣類で隠されていた。首にはひも状のものが巻き付いていた。

従業員は1月27日、「妻が1月11日に『長女と一緒に親類の家に行く』と娘の携帯電話でメールを送ってきたが、その後、連絡が取れなくなった。その頃、長女もいなくなった」として同署に家出人捜索願を出していた。

従業員は妻の失跡後、2階で妻が飼っていた猫に餌を与えるため、2、3日ごとに2階を訪れていた。17日も2階に向かい、異臭がしたためクローゼットを開けて遺体を見つけたという。

夫婦は少なくとも数年前から家庭内別居状態で、1階廊下に荷物を積み、屋内で1、2階間の行き来ができないようにしていた。出入りには妻と長女が玄関を使い、従業員と父は1階居間の窓を使っていたという。

現場は沖縄市中心部の南約1.6キロの古くからの住宅地

少々変わった家庭のようですが・・・続報を待ちましょう。

09/02/20追記
県警沖縄署は19日夜、行方不明になっていた女性の長女(15)=高校1年=が、沖縄市内のホテルで男性と一緒にいるのを見つけ、保護した。沖縄署は長女が事件について何らかの事情を知っている可能性もあるとみて話を聞いている。また、一緒にいた男性からも事情を聴いている。

09/02/21追記
県警は21日、沖縄市内で保護した高校生の長女(15)を死体遺棄容疑で逮捕した。

遺体は同日、DNA鑑定で妻と判明した。発表によると、長女は1月中旬から2月上旬の間に、自宅2階のクローゼット内に遺体を入れ、衣類で隠すなどして遺棄した疑い。

容疑を認めており、「2階の部屋で死んでいる母を見て、怖くなって、(遺体を)クローゼットへ隠した」と供述している。

09/02/22追記
20日、任意で事情を聴いたところ、長女は「母は自分で自分の首を絞めた」と話したという。また、捜査関係者によると、長女は1月中旬、周囲に「母は交通事故で亡くなった」と話していたという。

09/03/13追記
沖縄署は13日午前、死体遺棄容疑で逮捕した長女(16)が殺害に関与したと判断し、殺人容疑で再逮捕した。

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2009/02/17

甲府市朝気児童変死事件

2月17日午後6時40分頃、甲府市朝気、40歳会社員方で、市立東小6年の長男(12)と、同4年の長女(10)が血を流して死亡しているのを、帰宅した会社員が見つけて110番した。

2人には外傷があり、山梨県警は殺人事件とみて捜査を開始。自宅に姿がなく、連絡も取れなくなっている母親(37)が何らかの事情を知っている可能性があるとみて行方を捜している。

現場はJR甲府駅から南東約2キロの住宅街。

同署によると、会社員方は夫婦と子供2人の4人暮らし。会社員が同日午後6時40分ごろ、仕事から戻り、異変に気づいたという。

さて、何があったのかな?
続報を待ちましょう。

09/02/19追記
山梨県警南甲府署は18日、児童2人の死因は首を絞められた窒息死と発表した。また、踏切事故で死亡した女性は、行方不明だった母親(37)と判明した。

同署によると、鉄道事故は17日午後7時10分ごろ発生。山梨市小原東のJR中央線踏切で、女性が甲府発新宿行き上り特急「かいじ122号」にはねられ、死亡した。自殺を図ったとみられ、指紋から母親と身元が確認された。

捜査関係者によると、踏切近くに母親の乗用車が止めてあり、中から血の付いたひもが見つかった。児童二人の首にひもで絞められたような跡があり、関連を調べている。

09/02/22追記
山梨県警南甲府署は、母親(37)が2人を絞殺後、自殺を図ったとみて、殺人容疑で被疑者死亡のまま書類送検する方針を固めた。
同署などの調べでは、兄妹は17日午後4~6時ごろ、ひものようなもので首を絞められて殺害されたとみられる。母親の車内から布製のひもが見つかり、付着していた血液のDNA型が兄妹のものと一致した。

捜査関係者によると、母親は一昨年秋ごろ家を出たが、今月に入って再び家族4人で暮らし始めた。子供たちとの関係がうまくいかないと周囲に悩みを漏らしていたという。

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2009/02/16

福島南相馬市6歳児不明事件

福島県南相馬市原町区雫上江の無職女性(48)の三女で保育園児の、女児(6)が14日から行方不明になり、南相馬署は事件や事故に巻き込まれた可能性もあるとして15日、公開捜査に踏み切った。

同署の調べでは、女児は14日午前10時ごろ、家族に「遊びに行く」と言って外出したまま行方が分からなくなり、同日午後2時ごろ、家族が110番した。同署や消防などは15日、自宅近くのため池に転落した可能性もあるとみて、約200人態勢で捜索したが見つからなかった。

女児は身長約120センチのやせ形で、髪は肩にかかるくらいの長さ。ベージュ色のコート、青色のジーンズ、ピンク色の長靴を身に着けており、携帯電話や所持金はないという。

自宅はJR常磐線原ノ町駅から南東に約5キロの住宅街で、周辺にはため池や林がある。

女児(6)が自宅を出たまま行方が分からなくなって3日目となった16日、南相馬署は約100人態勢で捜索を続けたが、依然手掛かりは見つかっていない。

この日は朝から、自宅付近のため池や林などを中心にダイバーも出して捜索した。

同署によると、ため池はハクチョウの飛来地で日ごろから、女児が1人でいるところを複数の住民が見ている。近所の男性によると、女児が「遊びに行く」と家族に告げて自宅を出た14日午前10時ごろ、女児とみられる女児がため池に向かう道を1人で歩く姿を見掛けたという。

無事に保護されて欲しいですね。
続報を待ちましょう。

09/02/17追記
4日目の17日、県警南相馬署は、自宅近くのため池で女児の遺体を発見、収容した。目立った外傷はなく、南相馬署では、事件性は低いとみている。
県警によると、遺体は同日午前8時半ごろ発見、岸付近の水深約1・5メートルの水中にうつぶせの状態で沈んでいた。服装は出かけたときと同じだった。

ため池はハクチョウの飛来地で、日ごろから女児が遊びに来ていた。

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2009/02/11

中央大学教授刺殺事件その6

続報も出てこないけれど、今回はこの事件の殺害の状況を考えてみたい。

さて、殺害の状況を考える上で現在報道されている情報は
A)胸や背中など約60カ所を刺されていたが、胸や背中の傷は心臓や肺にまで達していた
B)両腕には攻撃を防ぐ際についたとみられる傷もあった。
C)教授は頭を小便器とは反対側に向けうつぶせに倒れていた。

このぐらいかな。
ところで私が一番疑問に思っているのはB)の防御創がある事なんです。
これは当然、被害者が抵抗したと言う事なんですよね。

事件発生当初から傷が多い事で怨恨による計画的な殺人事件と報道される事が多いようなのですが・・・
もし、犯人が最初から殺害するつもりで、被害者が無防備になる状態を狙って犯行を行ったのであれば、一撃目で心臓などの急所を刺されて抵抗する事などできないのではないかな?

一撃目で心臓を刺せなくても、そのまま便器に被害者を押さえつけ、2度、3度と刺す事もできたはずだと思うんですよね。それでも時間にして数秒でしょう。

さすがに、心臓を損傷したら数秒で行動不能になり抵抗する事はできないでしょうね。

なので、手に防御創ができる状態とはどんな状態かと考えると、
犯人が振るう凶器を手で防御していたと言う事だから犯人と正対して対峙していたんじゃないの?

そうならば、殺害の流れはどうなるか?と言うといつものように場合分けして
1)背後から襲った場合
2)正面から襲った場合
の大きく二つに分かれると思います。

1)背後から襲った場合
 この場合、上でも書きましたが、被害者が抵抗している事から、一撃目で致命傷にならずに、被害者が振り返りその後、対峙して犯人の凶器を防御するが、傷を負って倒れ、更に背中に犯人の苛烈な攻撃を受けたと言う事でしょうね。

2)正面から襲った場合
 普通に考えて、凶器を手に持った犯人を被害者が認識しており、襲ってくる凶器を手で防御した。
しかし、傷を負って倒れた所を更に犯人の苛烈な攻撃を受けたと言う事かな。

で、この場合はやはり、どうして犯人は被害者に襲撃を気づかれてしまったのか?と言う事になります。
最初から殺害するつもりなら、よほど体力差がない限り、相手の不意をついて襲いたいと思うのが人情じゃないかな?

この事件では被害者は45歳の男性なので、やはり抵抗されては簡単に殺害する事はできないでしょう。

そこを考えると、正面から不意をついて一撃目を刺すが致命傷にならずに、対峙してしまったと言う場合も考えられますね。

それから、最初から殺害するつもりではなかった場合はどうか?なんですが・・・
その場合、犯人が凶器を持参している事をどうみるか?なんですよね。
被害者を脅す為の道具か?あるいは護身用か?

あ)被害者を脅す為の場合
 あ-1)犯人と被害者の間には以前から何らかのトラブルがあり、現場で交渉したが決裂して殺害の場合
  この場合は当然、犯人は顔見知りと言う事になるよね。

 あ-2)金目当てで被害者を凶器で脅したが、目的は果たせず、顔みられたので殺害の場合
  内部の人間とは思えないよね。

い)護身用に犯人が常に装備していた場合
 この場合はトイレの中かトイレの近くで被害者と犯人がトラブルとなり、持っていた凶器で殺害してしまった場合かな。

 この場合は犯人にとって、殺害しなければならない理由があったと言う事だと思うのですが・・・
そんな理由となると、犯人の人生を左右するような事だったんだろうなと思うわけです。

あとは全く動機に関連がない可能性もあるかな?
たとえば、大学教授なら誰でもよかった場合とか・・・でも、部外者が見て教授かどうか?なんて外見では判断できないよね?
年齢?でも教授以外にも大学には職員がいるはずで、年齢だけでは決め手にならないよね?

だけど、予定通りに殺害できる事もないかな・・・
最近起きた京都右京区女性殺害事件でも最初から殺害するつもりで、寝ている被害者を襲ったのに、抵抗されて結局被害者は部屋の外まで移動してから倒れているからね。

ま、報道が無いのは警察が情報を流さないと言う事で、必ずしも捜査が行き詰まっているとは限らないので、捜査が進展している事に期待しましょう。

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2009/02/09

京都右京区女性殺害事件

2月9日午前5時50分ごろ、京都市右京区太秦下刑部町(うずまさしもけいぶちょう)の6階建てマンション「サンバリエ太秦」の住人が「女性が血を流して倒れている」と110番通報する事件が起きている。

女性が2階廊下で血だらけで倒れており、病院に搬送されたが死亡が確認された。
女性は204号室の住人で23歳、府警は殺人事件として調べている。
住民によると、110番通報の直前、「痛い、やめて」という女性の悲鳴が聞こえたらしい。

府警によると、女性は上下ともスエット姿で、204号室から数メートル離れたところに倒れていた。右頸(けい)動脈付近を鋭利な刃物で刺されていたほか、手足にも防御する時にできたとみられる傷があった。

女性は数年前に離婚して男児と2人暮らし。子供は数日前から施設に預けていた。発見の直前、マンション住民が複数の人が言い争うような様子や「痛い」と叫ぶ女性の声を聞いているという。凶器は見つかっていない。

また1月には、女性が乗用車を運転中に後ろから別の車にあおられたとして110番しており、府警は慎重に関連を調べている。このトラブルの相手は「知らない人だった」と話していたという。

現場は、JR山陰線花園駅から約1キロ南の住宅地にある6階建てのマンション。出入り口はオートロックになっている。

マンションに住む無職の女性(42)は「今朝5時半ごろ、部屋の中にいたら、『お父さんやめて、痛い』というような声が5、6分間聞こえ、その後シーンとなった。妹がゴミを出しに廊下に出たら女性が倒れており、頭の方が血まみれでまったく動かなかった」。

この女性によると被害者は3年ぐらい前に男児と入居し、「2、3年前には、男児の父親とみられる男性を見かけた」という。女性は「しつけでよく子供を廊下に出していたので、今回もそれかなと思っていた」と話した。

また、別の住人(は「5時40分ごろに『痛いよ、痛いよ』という声が聞こえた。被害者はあいさつはちゃんとする方で、飼い犬の散歩もよくしていた」と話していた。

と思っていたら、容疑者が自首したようです。
京都府警は9日、被害者の知人の無職男性容疑者(25)(京都市南区)を殺人容疑で逮捕した。

容疑者は同日正午頃、府警南署に自首。「寝ているところを刺した」などと供述しているといい、府警は捜査本部を設置し、詳しい動機を調べる。

続報を待ちましょう。
09/02/15追記
数年前に夫と離婚した被害者は、2年前に勤務先の飲食店で働いていた容疑者と交際を始めたものの、2008年末に破局したという。

容疑者は「よりを戻したかった。犯行は数日前に決意した」と供述している。
部屋の窓、そして廊下には大量の血痕が残されていて、被害者の死因は、首の刺し傷による失血死だった。
容疑者は、被害者に無断で作った合鍵で自宅マンションに侵入し、寝ていた被害者を襲ったが、抵抗されたため、廊下まで追いかけ、文化包丁で首を刺したという。

被害者と同じマンションの住人は「お父さん、お母さん痛いよ...と言っていました。午前5時45分から5時50分くらいの間まで、ずっと言っていました」と話した。
容疑者は犯行後、凶器を所持したまま、自転車で市内の自宅へ戻った。
容疑者の自宅アパートの玄関前には、いくつもの血痕が残っていた。
被害者を襲った際に負傷したという、容疑者のものとみられる。
犯行の際、手にも傷を負ったとみられる容疑者。

09/09/16追記
殺人や窃盗などの罪に問われた住所不定、無職、男性被告(26)の判決公判が16日、京都地裁で開かれた。裁判長は「殺害すれば女性についての悩みから解放されるなどと考えた動機は、身勝手かつ短絡的で酌量の余地はない」として、懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。

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2009/02/08

過去の怨恨事件のメモ

中央大学の教授の刺殺事件を考える上で気になる事があったので、最近の事件を少しピックアップしてみました。

2008年6月 東京東久留米ラーメン店主殺害事件その3 
被害者の状態
 店主の遺体の傷は三十数カ所あり、そのうち、胸の3カ所と下腹部の1カ所の傷はいずれも臓器まで達し致命傷となっていた。深さが約17センチに達する傷もあった。
三十数カ所の傷は刃物によるものとみられ、顔や胸、腕などに集中。刃物を防いだ際の傷があったほか、床に割れたビール瓶が落ちていたことなどから、店主は激しく抵抗したとみられる。

犯行までの経緯
 犯人が被害者の店に出向き、口論になりカッとなって殺害

2008年11月 愛知一宮市社長殺害事件その5
被害者の状態
 男性の首にはワイヤが2重に巻かれ、天井に設置されたクレーンからつるされた状態で、1日午後9時ごろ発見された。足が地面からわずかに浮き、作業服姿。近くの病院に搬送されたが、死亡が確認された。死因は窒息死だった。

男性の遺体は前頭部や顔に数カ所激しく殴られた跡があり、頭がい骨の一部が骨折していた。
男性の傷は前頭部や顔面に集中し、防御した際に腕などにできる傷もなかったことから、男性はいきなり正面から殴られた可能性が高いという。

犯行までの経緯
 容疑者(32)が、「祖父の遺産相続でもめ、母親が殴られるなど、積年の恨みがあった。最初から殺すつもりだった。5、6回殴った後、まだ息があったのでクレーンにつるした」と供述していることが4日、わかった。
「工場に明かりがついていたから被害者がいると思った。最初から殺すつもりだった」

2007年11月 香川3人殺害事件の謎
被害者の状態
 県警が遺体を司法解剖した結果、姉妹の死因は左胸の致命傷による失血死とみられる。祖母については上半身を中心に複数の傷があり、死因を調べている。
司法解剖の結果、3人の死因はいずれも失血死だったことが29日分かった。

犯行の経緯
 義姉の為に多額の借金を背負ってしまった事で被害者を恨み、犯行を計画し犯行前日に遺体を埋める穴も掘っている。当日、被害者宅に忍び込み殺害し一緒にいた孫二人も一緒に殺害した。

ただし、これはここまでの報道された内容です。公判での被告側の主張は含まれていません。

2008年11月 元厚生次官連続殺傷事件
被害者の状態
 同日午後6時半ごろ、72歳妻が家のドアを開けたところ、宅配便を装った男に突然、胸部や腹部など数カ所を刃物で刺された。
さいたま市の山口さんの事件で、調べでは、凶器は片刃の刃物で刃渡りは推定20センチ前後。妻(61)は胸の中心をかなりの力で突き刺され、後頭部も切りつけられていた。

犯行の経緯
 子供の頃にペットの犬を保健所に処分された事を逆恨みし、計画的に犯行を実行したと報道されている。
被害者の住所を調べて、宅配便を装い訪問、ナイフで刺している。

2006年5月 山形民家襲撃事件
被害者の状態
 60歳男性と27歳長男が死亡、54歳女性も頭や腰を殴られて重症との事。

犯行の経緯
 論告などによると、被告はご被害者の長男(当時27歳)に小学生のころに性的暴行を受けた恨みから、長男殺害を決意。昨年5月7日未明、模造刀(刃渡り約43センチ)を持って被害者方に侵入し、被害者と長男の腹などを刺して殺害。被害者の妻55歳にも重傷を負わせた。

さて、こんな所かな。これだけで怨恨事件を全て代表できるとは言えないので、とりあえず参考と言う所ですね。

私は中央大学の教授の刺殺事件で「怨恨」と言う動機について少し違和感があります、それは二つの事からです。
1)被害者の傷の状態
2)犯行場所がトイレ

1)は怨恨の場合、顔面や頭部に傷があるんじゃないの?と言う私の偏見と言うか先入観によるものです。
教授の事件でも報道されていないだけで、顔面にも傷があるのかもしれないですけどね。

2)の犯行場所は、怨恨の場合もっと積極的に犯人は行動するのではないか?と言うこれも私の偏見です。
教授の殺害事件では教授室ではなく、トイレなんですよね。待ち伏せと言うのはどうも消極的な行動に感じるわけです。
力の弱い人間なら毒殺と言うのもあるでしょうが、今回は派手に刺してますからね。

もっとも、犯人の性格による所もあるでしょうから、妄想ですけどね。

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2009/02/06

茨城女子大生殺害事件の謎!その19

2月1日ですが、NHK水戸放送局でこの事件についての新情報の報道がありました。
(ぷりさん、情報提供ありがとうございます)

この情報について書こうと思ってました。1週間待ったのは他のメディアからの追いかけ報道があるのか?と思って待っていましたが、今週発売の週刊誌にも関連情報はありませんでした。
なので、ちょっと信憑性には疑問がありますが、捜査員が地元NHKの記者にうっかり漏らしたのではないか?と思っています。

では、その報道はこちらです。
美浦村で当時21歳の女子大生が殺害されているのが見つかった事件から31日で5年が経ちます。

警察のその後の調べで被害者の遺体が見つかった現場に残された遺留品からDNAが検出され、詳しく鑑定した結果、ふたり分の男のDNAの型が検出されていたことが警察への取材であらたにわかりました。

警察は関係者など複数の男性からDNAのサンプルの提供を受けましたが、これまでのところすべて一致しなかったということです。警察は検出されたDNAが犯人につながる有力な手がかりなるとみていて事件に複数の男が関与した疑いが強いとみて調べを進めています。

とこんな報道なのですが・・・私の記憶ではDNAについて明言している報道はなかったと思います。
以前あったのは「遺体から体液を採取しDNA鑑定を進めている」と言う程度だったかな。

今回は「遺留品から」と言う事なんですが・・・この事件で遺留品ってたしか、ジャージの下しかなかったと思うんだけど・・・?
このあたりは、警察や報道の「配慮」があったのかもしれないので、あまり深く考えない方が良いかもしれませんね。

ポイントは
1)DNAが検出されていた事
2)2名分の男性のDNAが検出された事。
3)複数の男性関係者からDNAサンプルの提供を受けたが一致しなかった事。

この3点ぐらいかな。
1)と2)は今の段階でDNAの人物が犯人とは断定できないが、少なくとも、被害者と事件の前後に会っていると考えて良いだろうね。少なくとも遺体周辺に自分のDNAが残っていた事について何か知っていると思うね。

で3)なんだけど当然、DNAが手物にある警察としては、そりゃ関係者と照合したくなるだろう。
問題はその結果、一致しなかったと言う事なんだよね。
・・・ここが悩ましい所なんだけど、DNA自体が犯人の物とは限らないので結果一致しなかったらといっても、犯人ではないと言う証明にはならないし、逆に犯人との証明にもならない。

なので、この点については、警察の照合したDNAの中にDNAの人物は居なかったと言う見方の方が良いだろうね。

ただ、このDNA情報をいつ警察は入手していたのか?と考えると、技術の進歩で最近になって検出できるようになったと言う事なのかな?

もし、以前から入手していたのなら、これまでの報道で関係者がDNAを提出しているといった報道がありそうでしょ?

そうなると、これから更に広い範囲でDNAの照合が行われると言う事だよね。
続報に期待しましょう。
できれば何処からDNAが検出されたのかも知りたいね。

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2009/02/03

岩手母娘不明事件の謎!その22

控訴審判決が2月3日、仙台高裁であった。
裁判長は、死刑を言い渡した1審の盛岡地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

1審判決によると、被告は06年7月19日午後、被害者宅に侵入し、帰宅した母親と娘を相次いで殺害。現金2万2000円などを奪い、2人の遺体を車で運び、洋野町内の山林に遺棄した。

控訴審になって全面否認に転じ、「自分が所属していた産業廃棄物の不法投棄グループから、秘密情報を漏らしたと疑われていた。グループが報復のため、殺人の罪を自分にかぶせた」「捜査段階や1審では、真犯人のことを言えば自分の家族に危険が及ぶと考え、虚偽の自白をした」などと主張していた。

一方、検察側は「弁解は荒唐無稽(むけい)で支離滅裂。裏付ける客観的な証拠は皆無で、虚偽の作り話であることは明らか」と指摘。
「1審での反省や謝罪をも覆し、遺族の心情を逆なでする態度に出た被告に、死刑を回避する余地はない」と控訴棄却を求めていた。

公判を傍聴した方のブログなどを拝見しても、説得力の無い事を話していたようですから、予想できた結果ですね。
死刑を回避したい一心だったのだろうが・・・あまりに無理な話だよね。

新たな証拠でも出てくれば話は変わったかもしれないが、次はどうするのかな?

続報を待ちましょう。

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