さて、この事件ですが、意外に奥が深いのかな?と感じつついつもように順番に考えていきましょう。
まずは続報と言うか、私が見落としていた情報です。
被害者が倒れていたベッドの脇にあった財布には、現金やカードが入っていませんでしたが、その後の調べで、目立つ場所に置かれていた高級腕時計や宝石などが奪われずに残されていたことが新たに分かりました。
とりあえず、この窃盗の面でまとめると
盗まれた物は
・財布の現金とカード
盗まれてない物は
・高級腕時計や宝石、棚の奥の現金20数万円
この点で窃盗や強盗目的にしては、少々貪欲さに掛けるような気がしますね。
それでは、今回は侵入方法について考えてみましょう。
この点を考える上でのポイントは「風呂場の湯が張られていた」と「遺体がベッドの上に寝せられていた」この二つの点かな?と思っています。
まず、風呂場の湯の件ですが、これの何が重要かと言うと、風呂の湯を張るのには時間が掛かると言う事です。
被害者が帰宅後すぐに風呂に入ろうとしたとしても、スイッチを押したり蛇口を開いても湯が張られるには数分から20分ぐらいは掛かるのではないでしょうか?
つまり、私は被害者は帰宅直後に襲われたわけでは無いと思っています。
微妙な点として風呂のスイッチを入れた直後に着替えようとした所を襲われた可能性がありますね。風呂は自動で張られ、その間に被害者が襲われてしまったとすると、帰宅直後と言うのも有りのような気がします。
ただ、遺体がベッドにあった事が次ぎのポイントですね。
部屋の間取りが分からないのですが、社長さんですから部屋は2つか3つはあったと思うのです。
多分、ベッドは奥の寝室にあったのではないかな?
とすると、犯人は被害者をベッドまで連れて行かなければならないと言う事になります。
何が言いたいかと言うと、「被害者は部屋の何処で襲われたのか?」と言う事です。
このあたりを考えつつ、いつも場合分けを行います。
ポイントは「犯人がドアを開ける方法を持っていたのか?」です。
1)犯人がドアを開ける方法を持っていない場合。
この場合、犯人はドアを開ける方法が無いので、ドアが開いている時に侵入するしかありません。
1-1)被害者が帰宅時にドアを開けた時に襲う
江東区のバラバラ事件の時の手法です。しかし、この場合は玄関で襲われた事になりますよね。犯人が最初から被害者の手足を縛るつもりならば、寝室まで連れていくまでに暴れられる事も考えられるから、襲った直後に拘束したいと思うわけで。
それなら、遺体がある場所は玄関近くなんじゃないの?と思うわけです。
1-2)先に窓から侵入して待ち伏せ
意外に思われるかもしれないが、強盗事件等ではよくある方法です。
この場合は窓を破った痕跡が残るわけで、現在その報道はありませんね。
1-3)施錠忘れ
被害者が帰宅後に施錠を忘れてしまった場合ですが、この場合は被害者と犯人が対峙した時に格闘する可能性がありますよね。
2)犯人がドアを開ける方法を持っている場合。
この場合にも問題があるんですよね、ドアを何時でも開ける事ができるならば、空き巣で金品を窃盗する事ができるはず・・・だとすると犯人は被害者が在宅の時を狙う必要があたのか?それとも被害者から何かを聞き出す必要があったのか?
2-1)合い鍵やピッキング等によりドアを開ける方法がある
これが上で書いた問題点に当てはまりますね。
2-2)郵便、宅配などを装い被害者にドアを開けさせる
この方法は被害者が在宅の時にしか使う事ができません・・・がこれらの人たちは玄関より先にあがる事ができないので、当然襲う場所は玄関と言う事になりますよね。
2-3)顔見知りで被害者自身が犯人を招き入れた
この場合も被害者が在宅の場合にしか入る事ができません・・・だけど襲う場所は自由度が高い、被害者の隙をついて襲えば良いわけです。
とこんな所かな。私としては2-3)あたりかな?と思っています。
複数犯なら2-2)で侵入後に拘束した被害者を運ぶ事も可能ですね。
その場合、動機は何か?と言うあたりが気になる所です。
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