« 大阪市中央区社長殺害事件 | トップページ | 沖縄北中城村主婦殺害事件その2 »

2009/04/03

新宿バラバラ事件の謎!その15

控訴審初公判が3月31日、東京高裁で開かれた。

弁護側は1審に続き心神喪失による無罪を主張。
また、弁護側が証人申請した、1審で精神鑑定を行った精神科医が「被告に精神障害が発症しなければ事件は起きなかった」と証言した。
検察側は控訴棄却を求めた。

証言したのは1審で弁護側が鑑定を推薦した精神科医。「被告は夫の暴力から逃げたいと思っていたが、精神障害があったことを考えなければならない」と述べ、精神障害が犯行に影響したと指摘した。

裁判長は改めて被告の精神鑑定を行う意向を示した。

さて、どうやら裁判官が精神鑑定の結果をどう判断するか?が焦点になりそうだね。
一審では鑑定医2人は「刑事責任を問えない心神喪失だった」という意見も述べていたが、判決は「専門家としての分析結果であり、最終的に責任能力は裁判所が決める」と強調した。

その結果が懲役15年だったわけだ。

私が最近読んだ本を紹介します。
岩波明 著 「狂気の偽装」 精神科医の臨床報告 新潮社

精神鑑定に疑問と言うか興味があったので読んだんだけど、意外に実例なども多く、色々な事が参考になりました。
ただ、私は専門家では無いので、これが正しく、これが間違っていると判断する事はできないので、色々な意見の中の一つと言う感じで捉えています。

|

« 大阪市中央区社長殺害事件 | トップページ | 沖縄北中城村主婦殺害事件その2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 大阪市中央区社長殺害事件 | トップページ | 沖縄北中城村主婦殺害事件その2 »