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2009/04/27

大阪西淀川区女児遺体遺棄事件その3

続報です。
1)文部科学省の事務次官は27日の記者会見で「大変痛ましい事件。(女児から教諭に)虐待をうかがわせる発言があったにもかかわらず、事件を防げなかった。学校の対応は十分ではなかった」と批判したとの事。

2)遺体は女児が3月11日から学校を長期欠席する前に比べ、ひどくやせ細っていたとの事。府警西淀川署捜査本部は、母親の女性容疑者(34)や内縁の夫の男性容疑者(38)が女児に食事を十分に与えていなかった疑いがあるとみて調べている。

女児は3月には立っては倒れる事を繰り返すようになっていたようだ

3)女児への暴力行為をうかがわせる近隣住民の証言に母親の女性容疑者(34)の内縁の夫の男性容疑者(38)が「しつけの範囲内だった」と供述しているようだ。

4)自宅ベランダには最近になってすだれがかけられ、捜査本部は容疑者らが女児を放置しているのを隠す意図があったとみている。容疑者は調べに「6日朝、ベランダに放り出していた女児を見たら死んでいた」と供述。司法解剖の結果、死亡推定時期は6日ごろだった。

5)捜査本部は25日、親族とのDNA照合の結果、奈良市の山中で見つかった遺体を女児と断定した。

6)母親の女性容疑者(34)らが府警に捜索願を出した後、親しい知人らに電話やメールで捜索への協力を依頼していたことが関係者の話で分かった。

7)逮捕された内縁の夫の男性容疑者(38)と知人の男性容疑者(41)とみられる2人が6日夜、自宅マンション前で乗用車の窓に日よけシートをあてているのを住民に目撃されていたことが分かった。2人は同日夜、女児の遺体を車で奈良市の山中へ運んで埋めたと府警に供述しており、車内が見えないように工作していた可能性がある。

8)24日の司法解剖の結果、脳に微量の硬膜下血腫があることが分かった。死因は特定できなかったが、専門家によると、血腫は一度でも外部から強い力が加わればでき、放置すれば死亡する可能性があるといい、府警は母親の女性容疑者(34)や内縁の夫の男性容疑者(38)らの虐待や放置が死因に結びつかなかったかを調べている。

府警西淀川署捜査本部によると、司法解剖の結果、血腫のほか、体に打ち身の跡があった。死亡推定時期は6日ごろで、胃には食物が残っていた。

9)遺体発見現場の奈良市柳生下町の墓地近くには、かつて内縁の夫の男性容疑者の親族が住んでおり、男性容疑者に土地勘があったことが分かった。男性容疑者は「私が知っている墓地に埋めた」と遺体の遺棄場所について府警に供述していた。

10)母親の女性容疑者(34)が遺棄翌日とみられる今月7日にウソの家出人捜索願を出した際、女性の性格について「明朗、社交的、素直」としたほか、「不まじめ、軽率」などと記していた。

大阪府警は、女児が素行不良であるように装い、家出の可能性を強調しようとしたとみている。

11)内縁の夫の男性容疑者らと共謀し遺体を遺棄したとして逮捕された知人の男性容疑者(41)が、府警の調べに、服や遺体をくるんでいた毛布、埋める際に使ったスコップについて、「遺棄場所から数百メートル離れた脇道に捨てた」と供述した。
府警は26日、遺体発見現場の奈良市柳生下町の墓地に容疑者を立ち会わせ、現場周辺を捜索。供述通り、犯行に使われたとみられるスコップを発見、押収した。

こんなところかな。
1)なんですが、結果を批判する事は簡単なんだよね。
問題は具体的な対策をどうするか?だと思う。児童虐待事件はこれが始めてじゃないし、過去にも酷い事件は沢山あった。
今回の事件を教訓にするのは良い、だけど、じゃあ、過去の事件は教訓になってないの?

と疑問が浮かぶよね。現場だけの責任と言うのはちょっと違和感があるけどな。

09/05/15追記
女児の死亡前日の4月4日深夜、衰弱してほとんど動けなくなった女児を、母親の女性被告(34)の内縁の夫、男性被告(38)が何度も殴ったり、頭を踏みつけたりしていたことが15日、西淀川署捜査本部への取材でわかった。知人の男性被告(41)=いずれも死体遺棄罪で起訴=が止めに入るほど激しい暴行だったという。

捜査関係者によると、死亡前日の4月4日夜、3被告は女児が玄関先でぐったりしているのを放置したまま食事に出掛けた。帰宅後もぐったりしたままで、失禁に気付いた内縁の夫の男性被告が激怒、女児の頭を殴打するなど暴行を加えたという。

その後、この男性被告は女児をベランダに引きずり出し、5日夕まで十数時間にわたって放置していた。

母親の女性被告はこの間、「おかゆのようなものをベランダで女児に与えた」と供述しているという。司法解剖で女児の胃の内容物に少量の米があったことが確認されている。

鬼だな・・・

09/09/09追記
死体遺棄罪に問われた大阪府枚方市、無職、男性被告(41)に対し、大阪地裁は4日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。
裁判官は「虐待の発覚を防ぐ隠ぺい工作の一環として死体を遺棄しており、身勝手な動機に酌量の余地はみじんもないが、従属的立場だった」と述べた。

2010/07/23追記
保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪に問われた母親の女性被告(35)の裁判員裁判の判決公判が21日、大阪地裁であった。裁判長は「虐待の発覚を恐れ、自分の居場所を優先した自己中心的で身勝手な動機に酌量すべき点は全くない」として懲役8年6月(求刑懲役12年)を言い渡した。

裁判長は判決理由で「実母として内縁の夫を止められる立場だった被告が同調したことで、虐待が助長された」と共謀を認定。「刑事責任はかなり重く、猶予は相当ではない」とした。

また、衰弱して横たわる女児に「邪魔」と言い放ち、一緒に外出したがった女児に「行けるわけないやん」と置き去りにした被告を「母親としての愛情が著しく希薄になっていた」と批判した。

判決によると、女性被告は男性被告と共謀し、殴打や十分な食事を与えない虐待で極度に衰弱した女児に診察を受けさせず、寝具もない玄関土間やベランダで寝かせ、昨年4月5日午後、衰弱死させた。また6日夜、遺体を奈良市の共同墓地に埋めて遺棄した。

酷い事件です、女児の心中を考えると涙がこみ上げてきます。

2010/08/03追記
虐待し、衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪に問われた無職男性被告(40)の裁判員裁判で、大阪地裁は2日、「陰湿で卑劣。被害者の苦痛や絶望は察するに余りある」として懲役12年(求刑懲役17年)を言い渡した。
男性被告は、両罪で懲役8年6月の判決を受けた女児の母の女性被告(35)と同居していた。

2011/04/08追記
女児(当時9歳)を衰弱死させたとして保護責任者遺棄致死罪などに問われた母親の女性被告(36)の控訴審判決が8日、大阪高裁であった。

裁判長は、懲役8年6月とした1審・大阪地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却した

女性被告は、内縁の夫だった男性被告(40)(1審判決は懲役12年、控訴)との共謀を否定するとともに、刑が重すぎると主張していたが、裁判長は「男性被告との生活が瓦解するのを避けるため、虐待行為に同調、助長していた」と指摘。量刑についても「犯行の悪質さ、被害者のふびんさなどからすれば、(他の同種事件との)均衡を失しているとは言えない」と述べた。

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コメント

こんばんわ。この事件を初めて見てとてもつらすぎて自分の子供をだきしめ新聞をなでながらつらかったね。痛かったね。と涙しました。今もつらく、近くにいたら助けてあげたいとおもいました。どんなに容疑者母親に助けてもらいたかったか。人間じゃない。

投稿: ママ | 2009/06/19 20:30

虐待し衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪に問われた母親の内縁の夫、男性被告(40)の控訴審判決公判が6月28日、大阪高裁であった。
裁判長は懲役12年(求刑懲役17年)とした1審大阪地裁の裁判員裁判判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

被告側は、女児の死因はてんかんによる窒息死だったとし、保護責任者遺棄致死については無罪を主張していた。裁判長は「死因は衰弱死。十分な食事を与えず、玄関や土間で寝かせるなどの虐待が衰弱死の理由とした1審判決は妥当」として退けた。

判決によると、被告と女児の母、女性受刑者(36)=両罪で懲役8年6月の実刑確定=は共謀し殴打や十分な食事を与えない虐待で衰弱した女児を、ベランダで寝かせて21年4月5日午後に衰弱死させ、6日夜、遺体を奈良市の共同墓地に埋めて遺棄した。

投稿: ASKA | 2011/06/29 00:20

極めて傷ましい事件です。殺人死体遺棄ですな。極刑が相当にも思える仕打ちですね。なくなった子供が不憫でなりません。苦しかったでしょうね。被疑者には刑罰プラス天罰を!

投稿: # | 2011/06/29 21:11

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