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2009/06/20

岩手川井村女性殺害事件その4

続報です。ちょっと珍しい動きがありました。
1)岩手県川井村の小川で08年7月、宮城県栗原市の女性被害者(当時17歳)の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で指名手配されている男性容疑者(29)の家族ら7人が19日、「殺人犯と断定した指名手配は納得できない」として日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。

2)岩手県警に対し、手配や捜査特別報奨金の広告中止などを求めている。

申立書は、県警が容疑者を殺人犯と決めつけた捜査で容疑者と家族らの名誉を損なっていると主張している。
その根拠は以下の二つのようです。
A)遺体の死体検案書に記された殺害時間帯は、容疑者のアリバイを証明する目撃証言が存在する

B)容疑者が被害者を殺害する動機が不明

などとして「真犯人が野放しになっている可能性が高い」と指摘した。
代理人の弁護士は「日弁連に関係者の事情聴取をしてもらいたい」と話した。

容疑者の家族と被害者の遺族は5月にも、県警と県公安委員会に対し、事件に関する情報提供書を提出している。

県警宮古署捜査本部は現在も51人態勢で容疑者の追跡捜査中で、捜査1課次長は「(申立書の)内容や事実関係は把握していないので、コメントはできない」と話したようだ。

とこんな報道ですね。
とりあえず、報道されている時系列情報は
6/28       男性に岩手に呼び出される。殺されるかもしれないと友人に話す。
6/28 22時頃 登米市内のコンビニ店へ向かう。
6/29 19時20分すぎ 岩泉町病院へ手の治療へ 。手がはれて動かせない状態だった
7/01         女性の家族が家出人捜索願をだす。
7/01  16時頃 女性の遺体が発見される。
7/01   夜     男性が事故を起こした。救助した人に女を殴ったと話す。
          男性が友人に電話、「もう死ぬしかない」と話す。
    22時頃 知人の男性実家まで送ってもらう
    その後 実家そばに住む中学の同級生を訪ねる
7/02 8時前後 村内の親類の家に現れる
     9時頃  事故車が村内廃車置き場に運ばれる
7/03       宮古警察署が車を押収   
          親類の男性と別かれたあとの男の足取りは不明
7/03 午後、鵜の巣断崖の柵の外に男の・・・

被害者は30日から1日にかけて殺害されたと思われる。
今回報道の死体検案書の殺害時間帯が何時から何時なのか?が分からないが、通常の死亡推定時刻では幅を2時間ほど取るのが通常だから、一瞬の目撃情報があったとしてもそれで犯行が不可能と言えるのかどうかはちと疑問な気がする。

物理的に犯行が不可能な程、遠く離れた場所での目撃情報なら説得力あるけどさ。その場合は、目撃した人物が本当に容疑者なのか?が問題になってくるよね。

もっとも、この事件では死因の報道も死因は頭部の外傷か首の圧迫とかなりアバウトでしたけどね。死体検案書にはなんと書いてあったのかな?

ただ、事件全体の印象だけで言うと指名手配された容疑者の知人にした電話での「もうだめだ。死ぬしかない」と言う内容や、事故現場で容疑者を救助した人間に対する、「事故じゃない。女とけんかして殴った」と説明。「もうおれはおしまいだ。死ぬしかない」と話した。
と言った事を今回別に真犯人が居ると主張している方はどのように考えているのかな?

とりあえず、県警がこれに対してどんな反応をするのかに注目しましょう。
私としては合理的、論理的根拠に基づいた反論は当然有りだと思いますし、足利事件のような冤罪事件を防ぐためにも有効な手段になるかもしれませんね。
(私は必ずしもこの事件が冤罪だと主張しているわけではないので、誤解の無いようにお願いします。)

これまでの記事は
岩手川井村女性殺害事件
岩手川井村女性殺害事件その2
岩手川井村女性殺害事件その3

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コメント

ぼくは事件と時間・空間の関わりに興味をもっています。人は時間・空間の中を生きているので、当たり前の話じゃねーか。…恐縮です。もうひとつは。人の日々の暮らしとの関わりです。何あれ。朝が来れば。仕事に行かなければなりません。曜日を分けてゴミを出さなければなりません。もし襟裳岬に住んだら。襟裳町の地域ぐるみの共同体に溶け込む必要があるでしょう。何もないって何のことだか…でしょう。

投稿: ナガイ | 2009/06/20 17:26

朝日ムックから出版されている「真犯人に告ぐ」でも
扱われていまして(他の事件もそうです)、どうもこ
れまでとは違う展開になってきました。

http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/3935338.html

投稿: ROM専門 | 2010/01/16 10:46

ザ・スクープスペシャル第31弾「岩手少女殺害事件の真相」

ZとAとBが存在するらしいです。黒木さんツイッターで頑張ってるようですよ。

投稿: 書庫 | 2010/05/24 21:42

この番組、ザッピング中に偶然目にとまり、予定外に最後まで見ました。

この掲示板のトピや2ちゃんの過去ログ、関係ブログなども見てきました。
この番組は容疑者も被害者も庇護しようとする意識が高いのか、「被害者の入れ墨」のことや、
被害者の壮絶なブログ(携帯プロフ)にも触れなかったですね。

指名手配の容疑者が、車の自損事故を起こした後、実家まで送ってくれた人に語った言葉のうち、
「自分は仙台で裏デリヘルをやっている。その関係でヤクザとトラブルがあって終われている。」
という部分も削っていますね。

裏デリヘル・・・それだけでも表沙汰にできない業種ですが、もしかして、そこに
未成年者が関わっていたとしたら、元締のヤクザから表に出せない「VIPの顧客」まで、
一網打尽になる事件ですね(日本の慣例では、一網打尽になることはないですけど)。

プチエンジェルの闇とか、そっち系の事件なのかもしれません。

黒木氏、参院選だって。

投稿: | 2010/05/25 02:01

事件と並行して起こった恐喝事件の容疑者X氏・・・
刀をお持ちでフツーのお方では無いことを察した
人は少なくないと思います

官憲は何故手が出せないのでしょう?

さて話を横においといて、このX氏の居住する地域
の付近には、そう遠くない過去に、地域には似つか
わしくない特殊なお風呂がありました

北は北海道の歓楽街で有名なトコから、近場では
政令指定都市の歓楽街から、勿論、お国最大の歓楽
街からも

ガサ入れと称して定期的に団体様でひと風呂浴びて
いらっしゃったという話は地元では有名です

一見、無関係に見える点と点は繋がるのではないか

まあ、腐ってますね

投稿: 匿名希望 | 2010/05/30 02:43

参考になるかどうかわかりませんが。




ttp://blogs.yahoo.co.jp/syuhu_no1/15947436.html

投稿: | 2010/09/09 03:18

濡れ衣を着せられた小原さんは、最初に日本刀男の紹介で埼玉県のこれまた怪しい男の下で働きました。しかし、すぐに逃走。埼玉県警といえば、桶川ストーカー殺人事件での怠慢ぶりで大いに有名になりましたよね?埼玉県の怪しい男も当然真犯人と関わっているだろう。調べないのかよ?また怠慢かい?

投稿: 銀子 | 2014/10/09 20:40

秘密の暴露さんへ

コメントありがとうございます。
申し出は嬉しいのですが、真犯人がいるとしても、ASKAの事件簿では逮捕する事ができませんから、ここは岩手県警に情報提供するのが良いかと思います。警察があてにならないと言うのであれば、記者さんに情報提供と言うのも有りだと思いますね。

投稿: ASKA | 2017/01/18 06:34

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