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2009/06/20

滋賀県米原市女性殺害事件その5

続報です。容疑者が逮捕されました。
1)県警米原署捜査本部は19日、被害者と交際していた米原市坂口の会社員、男性容疑者(40)を殺人容疑で逮捕した。容疑者は容疑を否認しているという。

捜査本部や関係者によると、容疑者は大手特殊ガラスメーカー(本社・大津市)の正社員で、請負社員の被害者と同じ同県高月町の工場に勤務。

職場では上司と部下の関係だった。容疑者には妻と小学生の子ども2人がいるが、数年前から被害者と交際していたという。携帯電話の通話履歴などから容疑者が浮上した。

2)殺人容疑で逮捕された上司の会社員(40)が遺体発見の翌日に車の修理を依頼していたことが20日、県警米原署捜査本部への取材で分かった。
車はフロントガラスにソフトボール大の放射線状のひびがあり、バックミラーも破損していたという。、捜査本部は2人が車内で争った可能性もあるとみて、車を押収して事件との関連を調べている。

販売会社関係者によると、遺体発見翌日の13日、容疑者が「飛び石でフロントガラスにひびが入った」と電話し、その後、同社へ修理依頼に訪れた。ひびは助手席側にあった。バックミラーは支柱が折れていた。
従業員が「修理には1週間かかります」と告げると、そのまま車に乗って帰り、翌14日に「修理しなくていい」と電話してきたという。その後は別の車に乗っていた。

容疑者と被害者は2年ほど前から、それぞれの黒色の乗用車と、茶色の車の3台を乗り分けており、修理会社を訪れるときは2人で来ることが多かった。被害者の車の修理の際も、容疑者が電話連絡を入れるなど修理会社との窓口になっていたという。担当者は「いつも一緒なので、つき合ってると思っていた」と話している。

3)タンクから見つかった金づちはくぎ抜き付きだったことが20日、捜査関係者への取材で分かった。被害者の頭には先端の鋭いもので殴打し、削られたような傷が複数あり、米原署捜査本部はこの金づちが凶器となった可能性もあるとみて調べている。 

捜査関係者によると、見つかった金づちはくぎ打ちの反対側に鋭利なくぎ抜きが付いたタイプだったという。捜査本部は被害者の傷と一致するか、鑑定を進めている。

4)汚水タンク周辺で、大量の血液反応が検出されていたことも判明。付近にはマスカラや代車の鍵などが散乱していたことから、被害者はタンク付近で暴行を加えられたとみられている。

5)捜査関係者によると、殺人容疑で逮捕された職場の同僚、男性容疑者(40)は、捜査本部の調べに対し、ほとんど黙秘しているという。

容疑者は、逮捕容疑について否認している上、犯行に及んだとみられる10日夜以降に被害者と会ったかどうかなどについても、ほとんど話していないという。

6)被害者は10日の出勤時に車のエンジンが故障し、長浜市内に停めたままにしていた。このときも修理会社に引き取りを依頼したのは、容疑者だった。

修理会社の担当者は、容疑者に「遅くなるなら会社のポストに鍵を入れておいて」と被害者への伝言を依頼。しかし、鍵が届いてないため、午後8時すぎに電話すると、「被害者と連絡がつかない」と説明したという。

11日午後5時すぎに再度電話すると、「おれは関係ないぞ。ややこしい話にはかかわりとうない」と意味不明の内容を口走っていたという。担当者は「おかしなことをいう人だなと思った」らしい。

さて、容疑者逮捕ですね。
時系列情報を追記してみると・・・
10日 朝 出勤途中で代車がエンストし販売会社に容疑者を介して引き取りを依頼していた。
    修理会社担当者から男性に「会社のポストに鍵を入れてほしい」と伝言を依頼
10日 朝 母親に送ってもらい出勤
10日 いつかわ分からないが修理会社に「鍵を返しに行く」と連絡している。
10日 20時頃、退社
10日 20時過ぎ、修理会社から容疑者に電話すると「被害者と連絡が取れない」と説明
10日 その後、被害者は電話(携帯?)に出ず、返す予定の車の鍵も返さなかった。
11日 朝、勤務先に連絡なく無断欠勤
11日 17時過ぎに修理会社から容疑者に電話すると「俺は関係者じゃないぞ・・・」と話す
11日 20時頃、死亡推定時刻
12日 6時頃 タンク内で遺体が発見される。
13日 容疑者が修理会社に車の修理を依頼するが、時間が掛かると言われて乗って帰る
14日 容疑者が修理会社に修理しないと電話する。

6/10(水)、11(木)、12(金)だからね。10日の退勤後から死亡したと思われる11日の夜まで、被害者と容疑者が一緒に居たのであれば、少なくとも容疑者は11日(木)は欠勤している事になるのだが・・・アリバイはどうなのかな?

交際している事自体も否定しているのであれば、車から被害者のDNAとか血液などが出ると話が分かりやすいと言うか、この矛盾は警察は見逃さないだろうね。

気になるのは容疑者の犯行を示す物証はあるのか?と言う点なんだけど・・・
凶器の金槌が決め手になるかな?フロントガラスが割れたのは、金槌を車内で振り回したからじゃないのかな?
もし、被害者の傷口からフロントガラスの破片が出れば、車内で暴行された事を証明できるかな?

このあたりは、続報を待ちましょう。

参考リンク
滋賀県米原市女性殺害事件その4滋賀県米原市女性殺害事件その6

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コメント

事件の当初は。地下槽はし尿槽だと(確かに、汲み取り便所は今でもあります)。後に浄化槽の余剰汚泥槽だということになりました。
汚泥というと糞混じりの土砂物のイメージですが、実態は微生物が繁殖した水状の沈殿物のようです。この汚泥と分離した水は。放流されて水と同じ。このときの許容値が概ね20ppm。20という数字は何なのか。暑くなると公園の噴水池で子どもが遊びます。あれは大体10ppmぐらいではないかと推測されます。
汚水を吸いこんで。というとあまりに哀しいので。少しでもきれいなイメージにならないかと。

投稿: ナガイ | 2009/06/21 02:21

タンク周辺から大量の血液反応が出てますが、遺体発見時(6/12 早朝)には血のようなものは既に無かったそうです。
新聞によればこの周辺は10日夕方から11日朝にかけて雨が降っており、それ以降遺体発見まで雨は降っていないそうなので、犯行時刻は10日夜ではないかといわれています。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009061700029&genre=C1&area=S00
その場合、10日午後から半休を取っている被疑者のアリバイはかなり弱くなります。また、車の中から被害者の血痕(DNA鑑定で被害者のものと一致)が発見されていますので、限りなく被疑者は黒に近いように思います。
ただ、被疑者は黙秘を続けているようですので、決定的な証拠(被害者の血液が当日着ていた服から出るなど)がない限り、公判が維持できるのか不透明ですね。誰かをかばっているのかも知れませんし。

ナガイ様
水質の指標には一般にBOD(生物学的酸素要求量)が使われます。これは水1リットルに含まれる有機物を微生物が分解する際に必要とする酸素の量で、単位はmg/lです。
つまり、1リットルあたり何ミリグラムの酸素が必要なのかという意味です。
浄化槽法では一般家庭の浄化槽から排出される水質は、合併型浄化槽でBOD 20mg/l以下と規定されています。少し前の単独型浄化槽ではBOD 90mg/lでしたが、これは現在製造・設置が中止されています(既存不適合は多々存在しますが)。
ちなみに水が悪臭を放ち始めるのがBOD 5mg/lといわれています。
なお、滋賀県は京阪神の飲み水である琵琶湖を抱えていますので排出規制が厳しく、BOD 10の水であろうと河川への直接放流はできないと思います。(他県ではそのまま流している所が多いです)

投稿: ひろ | 2009/06/21 18:29

お・
お詳しいですね。ならば。ぼくが重ねて書くべきことはなさそうです。

報道の当初では、し尿中継槽だというものもありました。実は現場には二つ槽があって、ひとつはし尿槽だったから。ということなのでしょうか。平成19年の統計では、この地域の処理人口は約9割、未処理が1割。未処理は汲み取りか単独処理で、半々づつぐらい。その数の方が合併を上回っています。近年は上水でも下水でもない中水というのがあります。あれはBOD5mg/lぐらいなものでしょうかね。

投稿: ナガイ | 2009/06/21 23:36

10日の夜の犯行だとしたら、タンクの中で長時間生存していたのかもしれませんね。
なんとも可哀相な話です。

投稿: ASKA | 2009/06/21 23:50

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