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2009/06/21

滋賀県米原市女性殺害事件その6

続報です。
1)県警米原署捜査本部の鑑識捜査の結果、遺体発見現場付近で多量の血液反応のあったことが分かった。被害者は最後に目撃された直後に殺され、10日夜から11日未明にかけて付近で降った強い雨で血液が流された可能性が出てきた。

彦根地方気象台によると、10日夜から11日未明にかけて現場から約2キロ離れた観測所でまとまった雨を観測したが、その後、遺体発見までに雨の観測はなかった。

6/10の米原の気象データ6/11の米原の気象データ6/12の米原の気象データを参照願います。
これを見ると10日の18時から11日の5時まで雨が降っているね。

2)被害者を殺害容疑で逮捕された米原市坂口の会社員、男性容疑者(40)が10日は早退し午後に休暇をとっていたことも判明した。

3)容疑者が勤務する日本電気硝子(大津市)によると、同容疑者は10日午前8時半に出勤したが、午後から半日の年休を取り、昼ごろ退社したという。

11、12日は通常通り勤務。13、14日の土日は公休。15日は午後に途中退社し、16日から逮捕される19日までの4日間、年休を取って出勤していなかった。

時系列情報を追記してみると・・・
10日 朝 出勤途中で代車がエンストし販売会社に容疑者を介して引き取りを依頼していた。
    修理会社担当者から男性に「会社のポストに鍵を入れてほしい」と伝言を依頼
10日 朝 母親に送ってもらい出勤
10日 8時頃、容疑者出勤
10日 昼頃、容疑者退勤
10日 いつかわ分からないが修理会社に「鍵を返しに行く」と連絡している。
10日 20時頃、退社
10日 20時過ぎ、修理会社から容疑者に電話すると「被害者と連絡が取れない」と説明
10日 その後、被害者は電話(携帯?)に出ず、返す予定の車の鍵も返さなかった。
11日 朝、勤務先に連絡なく無断欠勤
11日 17時過ぎに修理会社から容疑者に電話すると「俺は関係者じゃないぞ・・・」と話す
11日 20時頃、死亡推定時刻
12日 6時頃 タンク内で遺体が発見される。
13日 容疑者が修理会社に車の修理を依頼するが、時間が掛かると言われて乗って帰る
14日 容疑者が修理会社に修理しないと電話する。しかし、別の修理会社に修理を依頼していた。
15日 容疑者は出勤するが午後早退する。
16日から19日まで容疑者は年休を取得

でも、容疑者は11日は通常勤務していたと言う事をどう考える?
日本電気硝子新卒採用情報を参照すると勤務時間は8:30から17:00だね。
11日も朝8:30には出勤して、定時の17:00までこの間、被害者は何所にいたのか?
どこかに監禁できる場所があるのか?しかし、自由に行動できる状態で監禁するのは容疑者としては心配だと思うのだが・・・

手足を縛った跡でも遺体にあったかな?でもそれなら、遺体に抵抗痕があるのはおかしいね。
死亡推定時刻が大幅に間違っている?それはいくらなんでも無いだろう。
偶然だけど、発見は約10時間後だからね。

まさか・・・タンクの中で被害者は1日生存していたのかな?
10日の夜にタンクに放り込んだのなら、この疑問は解消するんだけどね。
1)の血痕の件も一致するし・・・

09/06/24追記
容疑者(40)の乗用車の座席シートから検出された血液が被害者のDNA型と一致したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。
乗用車の助手席側フロントガラスには、内側から衝撃を受けたとみられるひびがあり、ルームミラーも破損。米原署捜査本部は、容疑者が車内でも被害者に暴行を加えたとみて調べている。

捜査関係者によると、容疑者は被害者の遺体が発見された翌日の13日午後、長浜市内の自動車修理会社に車を持ち込み、修理を依頼していた。しかし、「1週間はかかる」といわれるとキャンセル。別の修理会社に依頼したという。

捜査本部は、容疑者の事情聴取に踏み切る前に、修理会社からこの乗用車を押収。座席シートから微量の血液反応を確認し、DNA鑑定を進めていた。

参考リンク
滋賀県米原氏女性殺害事件その5滋賀県米原市女性殺害事件その7

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コメント

自分は10日夜にタンクへ落としたと考えます。
理由はタンク周辺での血液反応の件もそうですが、犯人がタンクの蓋に「立ち入り禁止」の看板と石をわざわざ乗せていることから、タンク投入時には被害者が生きているのを知っていたと考えられるからです。
つまり出てこれないように上から重りを乗せたのだと思います。そしてそれができるのは10日夜しかないでしょう。
では被害者は死亡推定時刻である11日夜までタンク内で生存していたのか?自分はNOと考えたい。死亡推定時刻が誤りであると思いたい。でなければあまりに残酷な仕打ちに胸が悪くなりそうで…。
ところで死亡推定時刻はどうやって導き出すのでしょうか?そしてそれはそんなに正確なものなのでしょうか?

投稿: ひろ | 2009/06/22 01:14

死亡推定時刻の割り出し方は、死後硬直や胃袋の消化状況、直腸温そして死班など、死体の置かれた状況も考慮しながら総合的に判断されて割り出されます。

因みに、死後硬直や死班、直腸温は全てデータ化されています。

投稿: joker | 2009/06/22 20:19

肝心なことを

死後硬直や死班などはデータ化されているのですが、個人差があるので、正確に死亡推定を割り出すのは不可能です。

従って「死亡推定時刻は午後6時~午後9時」と言うように幅を持たせてあります。

投稿: joker | 2009/06/22 20:55

少し感傷的な文章になってしまってました。反省します。

joker様
ありがとうございます。
死亡推定時刻には幅があるとのことですが、今回の報道ではかなり限定的な表現(11日20時頃)となっています。
じつはそこが気になってまして、死亡推定時刻をあまり限定的に発表してしまうと犯人のアリバイに影響が出てしまうのではないかと思うのです。今回の事件では容疑者に11日20時前後のアリバイがあれば捜査は振り出しに戻ってしまうのではないでしょうか?
そこで自分なりに死亡推定時刻とは何かを考えてみたんですが、
 死亡推定時刻とは・・・
 1.この時刻(前後)に死亡した
 2.この時刻以降に死亡した(=これ以前は生きていた)
 3.この時刻には死亡していた(この時刻には既に死亡していないと状況から矛盾する)
joker様のお話から3なのかな?と思いますが、そうなると「確実に生きていた」のはいつまでと考えられるのかが問題になって来るように思います。
つまり遺体には、確実に生きていた時刻->生死不明な時間帯->確実に死亡している時刻という時間軸があると思うのですが、そのうち生死不明な時間帯を実際の捜査活動で狭めてゆき、犯人のアリバイを崩してゆくのがポイントなのかなと思います。
ところが、上記の時間帯がはじめから無いような報道のしかたをすると重要な事実を取り逃がすことにもならないか、少し不安なのです。

また長くなってしまいました。申し訳ありません。

投稿: ひろ | 2009/06/23 00:23

なぜ看板を。たぶん、当座、血を隠そうとした、かな?
いくら通行量が少ないといっても。明るい時間にマンホール開けて、人体を入れるものか。看板を置いて石を置いた。風が吹いていたからでしょ。宵闇になった時間帯では、10日は風があるけど、11日はない(ある・ないは大雑把で、㎎/ⅼでもppmでもニアリーじゃないかという乱暴な感覚ですが)。では、なぜ11日午後8時とされたのか。12時間ぐらい前を言うわけですから、そんなに外れるわけはない。まだ瞳孔の状態なども確かめられるわけで。死亡推定時刻が間違えているとする理由はないし、この際、死亡推定時刻とアリバイは関係なくても問題ないようにも思われるのですが。どうでしょう。

投稿: ナガイ | 2009/06/23 01:19

本件については、状況的に死亡推定推定時刻=犯行時刻とはならないので、(被害者は生存中にタンク内に捨てられた)死亡推定時刻のアリバイを気にする必要性はありません。

重要なのは、被害者をタンクに捨てたのは何時か?

投稿: joker | 2009/06/23 04:00

>本件については、状況的に死亡推定推定時刻=犯行時刻とはならない
確か早いうちから被害者はタンクに入れられた直後に死亡したのではないかという報道がなされていたように思います。理由として肺に入った(飲み込んだ?)汚水の量がとても少なく、2呼吸程度であったとのことです。
これはタンクに入れられた時刻≒呼吸を止めた(死亡した)時刻と考えられませんか?
あのタンクは縦横4.5m×3m深さ2mなのだそうで、擁壁の厚みを考慮すると、全容量20-25m3程度のタンクと考えられます。通常、タンク容量一杯まで使うことはなく、かなり余裕を持って汲み取りますし、当初の報道でヘリからの写真にあったオレンジ色のバキュームは全体のサイズから10t車に見えました。つまり、犯行当時タンク内には汚泥が最大でも1m程度しか入っていなかったと考えられます。
さて、ここで人間をタンクに落とす時、どちらから落とすでしょうか?通常頭から先に落としませんか?2mの高さから水深1m未満の水槽へ頭から落とした場合、かなりの衝撃が頭部にかかるでしょう。被害者は既に後頭部に複数箇所の陥没がある瀕死の状態です。
こう考えて行くとタンク内での生存はかなり難しかったと思うのですが…。イツモ長文スミマセン。

投稿: ひろ | 2009/06/23 21:36

ひろさん

被害者をタンクに落とした時刻=死亡時刻だと、死因は頭蓋骨陥没となり窒息死にはならないのです。
ですから、被害者はタンク内で生存していたと考えた方が自然です。自分は、被害者が意識を戻した時間に死亡したと考えてますけど。

一番の興味は、被疑者が所有する車と2人が勤務する会社の車から、被害者の血痕は発見されてるのか?レンタカーを使った可能性もあります。

投稿: joker | 2009/06/24 01:24

皆様、長文にお付き合いくださりありがとうございました。
なんだかシュレーディンガーの猫のような話になってきて頭の中が混乱してきましたので、死亡時刻についてはここら辺でひとまず保留しようと思います(汗)。

joker様
被疑者所有の車から被害者の血痕が発見されているそうです。(被疑者逮捕の直接の原因のようです)
しかし、被疑者が黙秘している現状では、被疑者が手を下したのかどうかまだわかりません(かなり黒いとは思いますが)。もしかしたら犯行は被疑者単独ではなく誰かをかばっているのかも知れません(さすがにそれは無いかな?)。
自分が気になる部分は、この状態で公判は維持できるのでしょうか?というところです。

投稿: ひろ | 2009/06/24 02:38

みなさん、こんばんは
車の血痕の件、本文に追記しました。

私はフロントガラスが割れたのはいつか?が気になります。
10日の夜に事件を起こしているならば、この時にフロントガラスが割れたと思いますが、修理を依頼したのは13日です。死亡推定時刻の直前なら11日の夜かもしれません。
11、12日は割れたフロントガラスで通勤したのか?
防犯カメラに映っているかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2009/06/24 02:56

>ひろさん
検察の公判維持ですが、犯行現場の一つである被疑者所有(被害者の血痕が付着した)車と凶器に使用された金づち(未発表ですが間違いない)が重要証拠となりますので、被疑者
が黙秘しても公判維持できます。

ただ、被害者をタンク内に落とした時間ぐらいは特定したいですね。

投稿: joker | 2009/06/24 09:14

この事件の被疑者はある程度計画的であり、汚水タンクに落とす時点で死んだと思っていたのでは?さもなくば立ち上がって生き長らえるから

投稿: 明智 | 2009/06/25 21:45

確かに、ある程度の計画は立ていたでしょうね。


ASKAさんの言われる様に車内で襲った日時とタンク内に落とした日時が知りたいですね。


あと、タンク内に落とした際、頭部をタンクの底にぶつけてるので生活反応の有無も知りたいですね。

せめて、現場周辺で被害者の悲鳴とか聞いた人はいないのですかね。
聞いてる人がいれば、捜査本部にも情報は入ってるはずだけど。

知りたい事だらけです。

投稿: joker | 2009/06/26 22:47

ある高校生は。計画を立てて、凶器は木製を選択した。なぜなら。木づちは燃やせると思った。
ある大人は。計画を立てて、凶器は鉄製を選択した。なぜなら。金づちは沈むと思った。
ふーん。
ある大人は。計画を立てて小さな汚泥槽に人体を遺棄した。人体が金づちだったか否か。それは定かでないけど、金づちと携帯も槽内に遺棄した。小物は散乱放棄した。
大人の計画性とは、この程度のものか。ふん。

投稿: ナガイ | 2009/06/27 00:49

 ややずさんな感じのする計画。この時期、死体は臭う。ある犯人は家畜の肥溜に死体を遺棄。今回はふたも付いているので、よしと、捨て場所が決り、実行。
でもな、汚水は重いし浮くよな。しばらくは開けないだろうと思ったか?計画的か衝動的か?
 被害者失踪の日に早退して何していたのか?準備・計画、下見。これがポイントですな。残酷なので極刑に処すべきと思うが、あの江東区バラバラ殺人の自己中でも無期だし、どうなりますやら。

投稿: 明智 | 2009/06/27 01:04

判決出ましたね。いまだに否認。自己中心的。残虐な犯行でした。鈍器で殴って瀕死の状態にさせておいて、汚水タンクで溺れさせる残酷。それでも無期すらならない。控訴して17年が20年、否認し続けて、また控訴して25年・・・判決まで5年なら合計30年となるか。「強制できないとは言えない。」そうでしょうか、裁判長?

投稿: 明智 | 2010/12/04 00:47

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