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2009/10/04

北海道森町遺体遺棄事件

3日午後8時25分ごろ、北海道渡島管内森町砂原西4の公園「さわやかパーク」敷地内で、女性の遺体が埋められているのが発見される事件がおきている

北海道森町の水産加工会社に技能実習生として勤務する中国人女性(28)が1日から行方不明になり、道警は3日、女性が住む会社の寮から約3キロの同町尾白内町の草むらで女性のものとみられる自転車を発見、数百メートル離れた公園で女性の遺体を見つけた。

遺体は埋められていた。道警は、女性の可能性があるとみて死体遺棄事件として捜査している。

発表などでは、女性は1日午後6時頃、自宅の寮から同僚の中国人実習生の女性と自転車で外出。途中で「寄る所がある」と言って女性と別れたという。2日朝になっても姿が見えないことから勤務先の水産加工会社が届け出た。

女性は外出時、同公園のある砂原地区へ向かうと話していたため、3日は同社の日本人役員や中国人同僚ら数人が付近を捜索。午後5時25分ごろに公園内で土が盛り上がっている場所を見つけ不審に思い、通報したという。駆け付けた署員が遺体を確認し、約3時間後に収容した。遺体はあおむけに埋められていたという。外傷の有無などについて調べている。また、近くの海岸で女性の自転車が見つかった。

女性は08年8月、同社の研修生として来日。1年間の研修を終え、実習生として水産加工の技術などを学んでいたとの事。

さて、こんな事件なのですが・・・
遺体が行方不明の女性だと仮定して考えてみる。
女性は自ら遺体が発見された公園方面に向かっている事になる。
問題は何の為なのか?だね。

もし、公園付近でトラブルに巻き込まれたのだとしたら、女性が死亡後、遺体を公園に遺棄しその自転車を数百メートル離れた場所に運んだ事になるね。

現場付近の航空写真を見ると、住宅地と森がはっきり分かれている所のようですね。
問題の公園がどこなのか?わからないのですが、「土が盛り上がっている」と言うあたりからみても、慌てて隠したんだろうね。
もし、犯人が落ち着いていて、移動手段を持っていれば、もっと遠方やあるいは、もっと発見されにくい方法や場所に遺棄しただろうな。

続報を待ちましょう。

09/10/04追記
4日、道警捜査1課と森署の調べで、同町尾白内町、中国人技能実習生(28)と確認された。遺体を司法解剖した結果、死因は首を絞められたことによる窒息死と判明。道警は殺人、死体遺棄事件として捜査を始めた。

09/10/05追記
道警は殺人・死体遺棄事件とみて、女性と交際関係にあった同町内の別の水産加工会社で実習生として働く中国籍男性が何らかの事情を知っている可能性があるとみて、事情を聴いている。

地元の水産業関係者らによると、女性は最近、別の会社に勤める実習生で、交際相手の中国籍男性と口論する姿を目撃されていたという。

09/10/22追記
道警森署の捜査本部は21日、被害者と交際していた中国人技能実習生の男性容疑者(24)を死体遺棄容疑で逮捕した。

容疑は、1日午後7時ごろ、町内の「さわやかパーク」敷地内に被害者の遺体を埋めて遺棄した疑い。容疑を認めているという。

容疑者は被害者から数十万円の借金をしていたという。道警は遺体発見の直後から、容疑者から任意で事情を聴くとともに自宅を同容疑で家宅捜索していた。

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コメント

殺人と死体遺棄罪に問われた中国人実習生に対する裁判員裁判で、函館地裁は14日、懲役19年(求刑22年)の有罪判決を言い渡した。
被告は捜査段階で殺害を認めたものの、起訴後は否認していたよだ。犯行の目撃証言などもなく、自白調書と状況証拠が争点となっていたらしい。
判決では、被害者女性から借金返済を迫られていた事などを認定し「第三者の犯行の可能性があるとは言い難く、被告が殺害し、遺体を埋めたと相当程度推認できる」としたらしい。
その上で自白調書について犯行の計画性は一貫して否定していることなどから「取調官による誘導」との主張を退けた。さらに「凶器やスコップの入手状況は確かに疑義がある」としながらも「ただちに自白調書全体の信用性が欠けるとは言えない」とした。
裁判長は「公判での供述は信用できない」と述べたらしい。

投稿: ASKA | 2010/12/15 12:22

非常に危険な裁判員裁判の判決ですね。
憲法は「自白しか証拠がない場合は有罪にできない」と規定しているにも関わらず、
この事件では殺害に使ったとされるひもや目撃証言など犯行を直接裏付ける証拠は
ないようです。
しかも被告は一貫して否認をしている。
しかし物証はないものの被告にとって不利な証言者が多数いて、状況証拠だけを
取り上げれば被告の犯行と見るべきという感じですね。
それでも「推定無罪」の大原則から言えばかなり感情的な裁判結果だと思います。
裁判員裁判の場合、1審の判決が尊重されるため控訴や上告は形だけで、今までの
3審制度がほとんど無意味に近い状態になってます。
感情論に押し流されやすい裁判員裁判の典型にならなければいいのですが・・・。

投稿: simatyan | 2010/12/15 13:48

裁判員裁判が始まったことにより、証拠などについて詳細に報道する必要性が高まったと思います。
今回、証拠として重視されたのは、初期段階の自供と交際相手(日本人)に対する吐露だったのでしょうか。後学のため、もっと詳細な情報が欲しいところです。
確かに、この事件は、殺人に係る直接的な証拠が弱いと思います。容疑者が次の裁判で、死体遺棄を認め殺人について否認すれば、10年以上量刑が変わるおそれがあります。
「家に帰ったら玄関(内側でなく外側)に被害者の遺体があった。気が動転し、交際相手が殺害したと考えてしまい、とりあえず公園に埋めた。いままでかばっていた。誰が殺したかはわからない。」
死体遺棄に合理的な理由があったなら、殺していないということに説得力が出てくると思います。

投稿: しきなみ | 2010/12/16 06:32

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