兵庫県伊丹市中2男子集団暴行死事件
10月4日、中2の男子生徒(14)が伊丹市内の古墳公園で、同じ学校に通う中学3年の男子生徒(15)ら4人=いずれも傷害容疑で逮捕=に、殴るけるの暴行を受け、病院に搬送されたが17日、入院先の病院で死亡する事件が起きている。
捜査関係者によると、暴行は最初、被害生徒と同じ学校の3年生徒による1対1のけんかから始まった。別の中学校の数人の男子生徒は列を作って見ていたという。
しかし、3年生が優勢となり、馬乗りになって殴るなど一方的な暴行が1時間近く続き、被害生徒がふらつくようになると、傍観していた生徒たちも周辺から暴行に加わり、けんかを続けるように要求した。
被害生徒はその数十分後、ぐったりと倒れ込んだ。
ここで加害生徒たちは被害生徒の反応がなくなくなった事に気づき、放置して逃走。約400メートル離れた公衆電話から「ハヤシ」という偽名を使って119番したようだ。
こんな事件ですが・・・函館高校生リンチ殺害事件を思い出しました。
今回の事件でも傍観者がより暴行をエスカレートさせたように思えるね。
最初のタイマンで1時間近くも暴行したのも、「やり過ぎ」だと思うが、もしかするとこの時点で手当していれば助かったかもしれない。
被害者が「ふらふら」になってから暴行に参加した人間は、これなら「自分は殴られない」「反撃されない」と言った確信があったんだろうが絵に描いたような「卑怯者」ぶりです。
人1人が無くなったこの事件、「やり過ぎ」では済まされない。
学校や市教委などによると、被害生徒が今年9月ごろ、この生徒を名指しした上で「けんかしたらおれの方が強い」などと発言したのをきっかけに2人の関係が悪化したとの事。
しかし、タイマンとは言え1時間も暴行してたら、被害者の顔はアザだらけになっていただろうし、これは後で問題になると思わなかったのだろうか?
普通はそんな顔みたら被害者周辺が騒ぎだして、いずれ学校にも知られる。
そうなれば、真相の追求が始まると言うのは想像できそうなんだけどね。
時代が変わったと言う言葉で片付けたくはないけどね・・・・
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コメント
13年前の集団暴行殺人事件の後の再発防止は、何か
対策は施されたのでしょうか。
うちの子も、集団リンチにあいました。ただ生きています。
リンチのはじめに頭を強打し意識がとんでいたらしく、
本人からの報告も、リンチを受けてから約1ヶ月後で、腰が痛い、胸が痛い
肋骨や腰の小さな骨を骨折、全治2ヶ月の診断、PTSDも発症しています。
加害者の暴行中の動画も入手、警察に被害届け出す時に見ましたが、
2度と見る事ができないくらい、8人がかりで、戦意のない、意識のない、
人形みたいに殴る蹴る、加害者の人格を疑いました。
また証拠になった動画を撮影していたのは、加害者と一緒にいた
女の子というのです。
被害届けを出して1週間。警察はまだ動いてくれません。
加害者はうちの子を呼び出そうと、うちの子の友達や彼女までも
脅して、スマホを取り上げて、なりすましで呼び出してきます。
そこまで話しているのに、動かない警察は普通なのでしょうか。
そして、13年経つのに何もかわってないのですか?
13年前の兵庫県伊丹で起こった悲劇が、全く同じ兵庫県伊丹で
おこっているのに。
死なないと大事にならないのですか
動画を見る限り、自分では殺人未遂にしか見えません。
こんな悲劇、繰り返さないようにかわってほしい。
同じ被害者が生まれないように、、、
投稿: 太郎 | 2022/07/14 01:19
太郎さん、こんばんは
若年者の集団暴行事件は時々おきますね。
対策としては成人しているか、学生でなければ警察の守備範囲なんでしょうが、未成年や学生だと学校や児童相談所あたりが担当なのかな?
対策になるかわかりませんが、成人年齢が18歳になったり、少年法が改正されて厳罰化されたりとしているので、ある程度の抑止力にはなったかもしれませんが・・・
そもそも、若年者だと「法律」がどうだから?なんて事よりもその時の感情にまかせて暴力を振るう事が多そうです。
なので、あまり効果はないかもしれませんね。
ただ、ご子息の事件については、証拠のビデオもあるので、動き出せば次の段階へは早く進みそうな気がします。
少年事件だと、私の印象では逮捕までに少し時間がかかる印象がありますね。
少年事件の場合だと、少年審判の内容や過程も表にでませんから、事件としては風化しやすいのかもしれませんね。
それどころか、氏名も公開されません。
それは、更生の障害になる為なので、仕方が無いのですが・・・
氏名を伏せて、事件の概要も分からないように脚色した上で、事件を起こすとこんな事になってしまうんだよって事を子供達の間に浸透させないと、効果のある再発防止策にはならないかもしれませんね。
(事件を起こしてはいけないと本人に思わせるのが大切ですよね)
http://disktopaska.txt-nifty.com/aska/2011/02/post-f497.html
(ASKAの事件簿の「書籍・雑誌」のカテゴリのページです)
新潮文庫に「黒い報告書」と言うのがあります。
実際の事件を小説にしたてた、大人向けの読み物なのですが、これを少年事件を題材に中高生にも読める内容でつくってもらうと、若年者向けの啓蒙になるかもしれないですね。
投稿: ASKA | 2022/07/16 19:56