狂気の偽装
最近起こる、動機が想像できない殺人事件では決まって「精神鑑定」の話が出てきます。
そのあたりを少しでも知ってみたいと思って読んだのがこの本です。
狂気の偽装(アマゾンのリンクです)
精神科医の臨床報告 その「心の病」は大ウソだ!
ちょっとタイトルに惹かれました。内容としては
PDSD、トラウマ、摂食障害、鬱病、アダルトチルドレンなど。
私が読んで良かったと思ったのは
ゲーム脳とかアダルトチルドレンとかフロイトなんかについて否定的な意見が書かれていた事。解説本を読むとどうしても肯定的な内容が書かれている事が多くそれに対する否定的な内容はあまり書かれていないので、いろんな見方をするには否定的な意見も知っておきたいですよね。
それと、殺人事件に発展した精神科医の話が紹介されていました。
ボーダー系とよばれる症状の患者とのトラブルのようです。
それ以外に数件の事件関連の話も書かれています。
アマゾンの書評など読むと、この本に対する否定的な意見も書かれています。
なので私としては「こんな見方もある」と言う程度で受け止めておこうと思っています。
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