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2009/10/25

千葉大女子大生殺害放火事件その2

続報です。
1)24日被害者の首にストッキングとみられるもので巻かれた跡があることがわかった。

2)被害者の遺体は黒こげの状態で、ストッキングが溶けたとみられる物質が首を巻くように付着していた。(付着していた物質の解析はこれから行うとの事)

3)被害者は煙を吸った形跡がない。

4)被害者はベッド代わりに使っていたマットレスの上にあおむけに倒れていた。

5)室内から携帯電話は発見された。

6)被害者は21日に行われた園芸学部のゼミナールの授業も欠席した。

7)被害者は独り暮らし。

8)2階にある被害者の部屋の玄関は施錠されていたが、ベランダの窓と出窓の2カ所が開いていた。被害者の部屋は角部屋で道路に面しており、隣家との境にある塀を足場にすれば、ベランダに侵入できる。捜査本部は何者かが、ベランダから室内に押し入った可能性もあるとみている。

9)衣服は身に着けておらず、上から布団が掛けられていた

10)室内に灯油などがまかれた形跡はなかった。

11)被害者は園芸科に在籍し、成績はトップクラス。陸上部の主将として活躍し、体育大会で応援団長を務めるなど、活発な生徒だったという。努力家で、都市緑化と温暖化防止について研究したいと千葉大に推薦で入学。今年6月には教育実習生として母校で2週間、教壇に立ち、草花や果樹など園芸科の授業を担当した。

実習で授業を受けた女子生徒(17)は「教室で騒ぐと『うるさい』と注意し、自分の意見をはっきりいうしっかりとした人だった」と語り、「ついこの間まで彼氏の話とかして笑っていたのに」と肩を落とした。

12)現場は松戸市松戸のマンション「ウィンベルデュエット松戸」の204号室

13)現場から現金数万円の入った財布が発見された。

さて、だいぶ情報が出てきたね。
遺体が煙りを吸った形跡が無い事から被害者が死亡後に放火されたと言う事になるよね。

そして、殺害方法が気になる所ですね。
A)首や胸には複数の傷があり、致命傷となったと見られる深い傷もある。
B)首に絞められたような跡(ストッキングで絞められたのかもしれない)

さて、順番は二通り考えられる。
A)->B)の順の場合
 刃物で刺したが、被害者が死亡しない為、首を絞めた。あるいは被害者が悲鳴を上げそうだったので、首を絞めた。
 だけど、ちょっと無理があるよね、それなら最後まで刃物でしょう。

B)->A)の順の場合
 首を絞めて意識不明の状態にした上で刃物で殺害、あるいは、首を絞めて悲鳴を出せない状態にして刃物で殺害。
 こちらの方が説得力を感じる。だとしたら、防御創の有無が気になる所だね。

ストッキングは部屋に有った物で被害者の物だろう。では凶器はどうなんだろうな?
これも被害者の部屋の物なら、現場に残しても問題ないよね?
だとすると、凶器は犯人が持ち込んだ物なのかな?

でも、それでは殺そうと凶器を持ち込んでいるのにそれを使わずに現場のストッキングで首を絞めた事になる・・・

それから、どうして、被害者は全裸だったんだろう?
普通に考えれば、二通りだよね。全裸の時に殺害したか?または、服を着ている所を殺害して、殺害後に服を脱がせたか?

わざわざ、遺体の衣服をはぎ取る必要も無いだろう。自宅に放置したままで身元を隠す意味もないだろうしね。

つまり、被害者は全裸の所を殺害されたと思うのだが・・・

それも、自分の寝床の上でね。

そして、遺体の上に布団が掛けられていた。なぜか?

もし、被害者が寝床意外の場所で殺害されたのなら、犯人が寝床まで遺体を運び、布団を掛けた事になるよね。
でも、そんな事をする意味があるだろうか?
被害者は社会生活をしているわけで、連絡がとれなくなればいずれ誰かが発見するだろう。

その時、布団を掛けたぐらいでは遺体を隠した事にはならないだろう。
なにしろ、現場はワンルームなので、隠す場所は無いだろうね。まだクローゼットの方がましなくらいだろう。
布団は遺体を隠す意図だったんじゃないと思うな。

遺体を隠せないと考えた犯人は遺体ではなく、事件を隠す事を考えた。
放火して火事で被害者が死亡したと偽装しようとしたのかな。

全て焼けてしまえば、事件にはならず、自分が疑われる事もない。
殺害の痕跡となる、ストッキングを首に巻いたままだったのは、燃えてしまうと考えたんだろうな・・・

でもそうすると、凶器はどうなんだろう?

まあ、容疑者が逮捕されれば更に詳しい事もわかるだろう。
続報を待ちましょう。

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コメント

知り合いの知人男性(社会人)が友達に頼まれて見に行った直後に出火したんですよね?

二、三日経ってるのに
亡くなっているはずの部屋からなぜその時出火?

知人は彼氏?
鍵も持ってますしね

なんか不思議

すぐ捕まるといいですね

投稿: ななし | 2009/10/26 00:31

防御創がなかったそうで(テレ朝)。
絞め→刃物の可能性が高いですね。
死因はなんでもいいからとにかく殺したい場合、
いつぞやの美容師殺害もそうですが
殴ったり気道を絞める→刺す
というのがよくありますね。
火をつけたのに凶器を持ち去るのは、私も不自然かなと。
いったん出た後、もどって放火なら顔見知り?
被害者は友人宅から用があって抜け出したんでしょうしね。
犯行のチャンスがあった者は限られそうですね。

投稿: @ | 2009/10/26 18:55

疑惑を抱きますなぁ。タイムラグがおかしいですね。
友人宅に宿泊。これは確定でしょうか?朝居なくなる。
普通なら書置きくらいはするでしょう。現代では携帯のメールだってある。この点がまず第一の疑惑。
この日は大学に来なかった。この時すでに自宅で殺されていたのではないでしょうか?
警察はひとまず友人らの証言に疑念を抱いているのではないでしょうか?友人の交際相手の男性は先に到着していたようですが自分の車で行ったのだろうか?なぜ、彼女と一緒に様子を見に行かないのだろうか?男性の家が被害者宅に近いとか理由があればよいのですが、普通に考えると被害者の友人と一緒に行くと思います。
21日の朝、居なくなってから22日の夜の火災までの空白が不思議です。1日以上前に殺された後、改めて火が放たれた可能性があるのでは?
それと、ニュースステーションによれば首を絞められた痕跡はなく、抵抗のあともない。寝てるところを刺されたのだろうか?!疑惑だらけです。
まあ、報道されていることが限られているので、推理は難しですが。

投稿: ※ | 2009/10/26 22:55

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