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2009/11/11

島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その3

続報です。
1)被害者の胴体部分には切断面以外にも複数の傷があることが10日、捜査関係者への取材で分かった。
両県警の合同捜査本部は犯人が意図的に傷つけたとみて、個人的な恨みによる犯行や、遺体損壊を目的にした犯行の可能性も視野に調べている。

頭部は6日に見つかり、約70メートル北側の斜面で胴体が8日に発見された。司法解剖で損傷状況を詳しく調べた結果、大型で鋭利な刃物で、一気に切断した可能性があるという。胴体には複数の切り傷などがあったが、生体反応がなかったことから、両県警は、死後に、犯人が比較的小型の刃物で、故意に傷つけたとみている。

頭部については顔中を激しく殴られ、左ほほには足で踏みつけられたような痕跡が見つかった。
後頭部には壁に打ちつけられたような傷もあった。
さらに首には手で絞められたような痕があり、顔はうっ血し、目も充血していたという。

2)被害者が行方不明になった10月26日夜、服装や体格のよく似た女性がJR浜田駅へ向かう国道9号沿いにある神社付近で目撃されていたことが10日、分かった。

被害者がアルバイト先のショッピングセンターから帰宅するルートとは離れており、両県警の合同捜査本部は、目撃情報のあった付近を捜索するなど、被害者がバイト先を出た後の足取りの解明に全力を挙げている。

3)遺体を切断したのは大型の鋭利な刃物とみられ、捜査本部は7日から、ホームセンターに捜査員を派遣。防犯ビデオの録画映像を確認したり、過去1カ月程度の刃物類の販売履歴の提出を受けたりしている。

4)被害者の周辺で不審な情報のあった男性3人についても捜査。あるホームセンターの関係者は「20~30歳代の男性3人の写真を見せられたが、心当たりはなかった」と話す。

5)頭部と胴体、大腿(だいたい)骨などが見つかり、捜査本部は10日も約120人の捜査員や警察犬2頭を投入し、残る遺体の発見を急いでいる。

6)体周辺で血痕を調べたが、血液反応はほとんどない。一方、遺体の上に落ち葉が積もるなど遺棄から発見まで日数が経過していた模様。遺棄後に降った雪や雨で血液が洗い流された可能性もある。

7)これまでに見つかった大腿骨の一部や頭部、胴体はすでに司法解剖や検証を終えたが、大腿骨については血液や肉片は全く付着していなかったことが分かった。
野生動物が物色したというよりも、人為的にそぎ落とされた可能性が高いという。

8)捜査本部は9日の捜索で新たに被害者の遺体とみられる左足首を林道の入り口から道なりに約2・5キロ地点の南側の雑木林で発見。

・・・こんな所だけど。
言葉は悪いが「なぶり殺し」というか・・・怨恨でもここまではできないだろう?
大腿部から肉をそぎ落とすなんて、正常な人間にはできないと思う。

今回の報道で思い出した事件がある。殺人全書で紹介されていた殺人事件だった。
記憶が曖昧だが、殺害した女性の遺体の大腿部の肉をそぎ落としていたと思ったけど・・・
(この点は後日補足する予定)

さて、死後の胴体を傷つけているってのも、いかにも、快楽殺人を思わせるね。

その意味ではかなり危険な事件です。犯人が自分の欲望を自制する事ができなければ、第二、第三の事件が起きる可能性があります。

次の被害者が出る前に逮捕して欲しい。

ただ、遺体損壊は酷いけど・・・儀式的な要素が今の所、無いように見える。
この点をどう見るか?
そして、犯行声明などは出てないのか?

このあたりが気になる所ですね。

続報を待ちましょう。

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コメント

妙な事件が続きますね…。

通常バラバラにするのは、遺体の運びやすさ、その際の見つかり難さ、遺棄のしやすさ、等からだと思います。
そうでもしないと運搬・隠蔽・遺棄が不可能であるというシチュエーションが多く、つまりはドライな合理性の追求ということになります。

この事件もはじめはそうかと思っていましたが、

・足首まで切断してあった
・大腿骨は肉や血が付着していなかった(人為的なもの)
・胴体部分の胸が切り取られていた

などが報道されたことから考えを改めました。

足首に関しては、ここまで細かく切断する理由が思い当たりません。報道では骨の周囲を刃物でカットし、骨自体は関節を外したとありました。
もっと大きな胴体が遺棄されていたのだから、わざわざ足首を切り離さなくても遺棄可能だったはずです。関節を外したことについては、人体に関する知識がないと無理な手口のようなので、これで犯人像が結構絞り込めると思います。

むき出しの大腿骨に関しても、犯行後の遺体処理を可能化・スムーズ化するという合目的的なものであれば、ここまでする必要はないはずです。
(煮込んで肉と骨を分離させた可能性があると思います。そぎ落とすよりも効果的のようです。)
山中に広範囲に遺棄され、おそらく運搬手段も自動車です。

胸が切り取られていた件も同様で、運搬や遺棄に関する必然性を感じません。今まで発見された全ての部位が単純に放置されていたことから、事件を隠蔽しようという意思は伺えません。
遺棄段階であちこちに分散するのは、一箇所にまとめるよりも発見されやすく時間もかかります。一箇所にして埋めておけば、このような山中ならそう簡単には発見できないと思います。

通常の怨恨からくる犯行であれば、まずここ手の込んだ事まではやりません。
もちろん金品の線はありえないでしょう。
性的な暴行→口封じのため殺害、といった強姦魔的なものともまったく異なるものです。
殺害してからこれほどまで偏執的に損壊を加えているので、遺体には興味のない快楽殺人とも違うと思います。
(※ここでの“快楽殺人”とはヒッチコックの『フレンジー』みたいに
人を殺す行為そのものに快楽を感じる者による犯行と定義しておきます。)

しかし被害者と犯人の接触から遺体の遺棄まで不明な点が多い以上、犯人の側からすれば、このようにする必然性があった可能性も考えられます。

犯罪史上、被害者をもっとも細かく切断したと思われる台東区の事件の場合は密室的な状況を警察に包囲されている中、完全な隠滅を図った結果であり、あくまで犯人の立場から見れば、合理的な手段だったといえるかもしれません。
やっていることは“猟奇”のレベルを超えていたとしても…。

全ての部位が発見されていない状況であれこれ言えませんが、
これまでに発見されたものからだけでも、猟奇性の強い事件ということは確実でしょう。

過去に同地方において類似の未解決事件がなかったか、今回の被害者と似た感じの女性が他にも行方不明になっていないか、
調べてみる価値があると思います。

投稿: 蝉丸 | 2009/11/11 13:18

近辺で過去に類似の事件は発生していないでしょうか? また、近辺でなくても一番近い事例は何でしょうか?類似事件から何らかのヒントが得られませんかね?
バラバラ事件って知り合いが犯人のケースが多いです。

投稿: 明智 | 2009/11/11 23:34

みなさん、こんばんは
沢山、コメントをいただきましてありがとうございます。

今、何かと忙しくて睡眠時間を削って記事を書いているような状態です。
この為、コメントに返信がなかなかできません。
ごめんなさい。

投稿: ASKA | 2009/11/12 01:25

改めて遺体の状況をみると、やはりひどい事件ですね…。
むしろ一番、マシな様子なのが
頭部ぐらいじゃないか?ってぐらいに。
(もっとも単に警察が発表していないだけで
後から「実は頭部も大部分の皮膚や肉が剥いであった」とか
報道されたとしても、この事件の場合は不思議ない感じです。
頭部の皮膚や肉の様子も、わずかに残った部位から
検死してる可能性もありますし)

こう見返すと、さすがに隠蔽のためだけに
こんなにバラバラにしたとはちょっと思えません。
(なんか、自分の発言内容が前と変わっててすいません)

そもそも山奥に遺体を遺棄するのに
バラバラにするメリットってあるんでしょうか?

人目の多い都会ならまだわかります。
遺棄を目立たなくさせ、運びやすくもなります。

しかし山奥だと、いくら遺体を分割しても
はなからそう何度も往復できない場所な訳ですし。
往復してるだけ余計に目立つでしょう。
早朝の山奥なら、たとえ遺体を丸ごと運んでたとしても
元々、人目がない訳ですからね。
(唯一、危険なのは家から車に遺体を乗せる段階だけでしょう)

都会ならひょいっと駅や公園のゴミ箱とかに
小さい部位をさりげなく入れられるメリットがありますが。
山奥ならバラバラにしても、単に捨てる回数が増えるだけな訳です。
しかも個々の部位が単体で見つかるリスクまで増える。
やっぱり、この事件でバラバラにするメリットはなさそうです…。

…あるいは逆の発想で。
犯人は最初は都会(浜田市内)に遺棄する予定だったけど
後から急に臥龍山に捨てる事に予定が変わったとか?
たとえば最初はスケジュールが折り合わなかったのが
急に臥龍山へ行けるだけの時間があいたとか?
あるいは、捨てる場所が最初は全然思いつかなかったけど
遺体を解体した後で臥龍山の事を思い出したとか?

…でも、単にバラバラが隠蔽目的だったなら
むしろもっと徹底的にやりそうにも思えるんですよね。
頭部や足首やアバラなんかもハンマーなりで砕いて
原型をとどめなくしそうです。
ももの肉を削る事まで出来た犯人ですから
骨を砕くのだって抵抗ないはずでしょう、たぶん。

う~ん、隠蔽目的の解体なら骨を残したのはただの手抜き?
猟奇目的の解体だったとしたら
骨の破壊までは犯人の趣味じゃなかったって所なのかなぁ?

隠蔽説のバラバラがどうも苦しいとなると
やっぱり猟奇殺人の可能性のがずっと強くなりそう。
そうすると本当に早く捕まえないと危険なのに
福岡のバラバラ事件といいい、全然進展した様子がない…。
それどころかバラバラ事件がここ最近でもやけに増えてる印象。

文章が全然まとまってませんが、ともかくやるせない気持ちです。

投稿: 神秘の格闘技バリツ | 2010/06/24 02:53

こんにちは。記事を読ませていただきました。

自分なりの推理なのですが、犯人は恐らく島根の、しかも当時大学近くに住む人間だと思います。

車があるのなら、もっと遠くの他県の山なんかに遺棄できると思うんですが、それをせずに20kmしか離れてない山に捨てるということは、以下のことが考えられます。

①自分に結びつく証拠は隠滅したので、近くの山でもよかった。

②遺体をいくらビニールシートなんかでくるんで車に乗せたとしても、車内やトランクに死臭がこびり付くので近くに遺棄した。犯人は車の中の匂いを悟られてはいけない家族持ちの人間、というのも考えられるが、おそらく一人暮らしの人間。社会人の可能性が高い。
いずれにしても長時間遺体を車に乗せたくない、自分のことに関しては神経質な自己中心的な人間と見て間違いない。ということは当時近くに住んでいた人間ということになる。

③顔と胴体だけが見つかり、両腕と足が見つからないというのは、別々に遺棄したか、少しづつ細かく切り刻み、ゴミの日に捨てた。あるいは食べた可能性がある。
もしかすると食べた、という説が濃厚。
胴体に乳房と内臓が無かったがそれを裏付けている。
過去にフランス・パリで食人事件を起こした佐川一生も被害者の足の太ももや二の腕の肉、さらに乳房や内臓も切り取って食べていたとされている。佐川の事件とよく似ている。
おそらくこれも食人事件だと思う。


でもどんな推理をしても犯人はもうとっくに引っ越している可能性がある。

事件以降に急に引っ越した人間を集中捜査すべき。

映画「羊たちの沈黙」でもプロファイリングの演出がありましたが、こういう猟奇殺人犯の第一のきっかけというのは「切望」から始まるとあります。

その「切望」とはどこからくるのか。

それは「毎日見ているもの」から始まるそうです。

犯人は、都さんとは知り合いでなくても一方的に知っていた可能性が高い。

ということは、獲物を探してて都さんのアルバイト先に何度か訪れた可能性は非常に高い。

寮と大学とアルバイト先しか行き来していない生活をしていた都さんなら、尚更アルバイト先で犯人と一度は接触している可能性が高い。

小柄で大人しそうな都さんに目を付けたということは、犯人は最低でも一度は話しかけているはず。

前記の通り犯人は神経質だと考えられるので、気の強そうな女性に話しかけるということはまず考えられない。

少しでも被害者の情報を入手しようとしてたはず。

事細かに聞かずとも、「どこから来ているの?」や「何時に終わるの?」の一言で十分な情報収集といえる。


都さんは犯人を覚えていなくても、最低でも一度は面識があったと推測できます。

投稿: シン | 2012/03/26 11:44

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