島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その11
続報です。
1)被害者のものとみられる靴が発見された浜田市の国道9号の側道に発見前日の11月29日朝、不審な四輪駆動タイプの車が止まっているのが付近住民に目撃されていたことが分かった。島根、広島両県警の合同捜査本部はこの不審車情報を把握しており、犯人が何らかの目的で靴を捨てに来た可能性もあるとみて車両探しに全力を挙げる。
付近住民の男性(66)が29日午前7時半ごろ被害者が普段通っていた山道から目撃したという。男性によると、濃いベージュ色の大型四輪駆動タイプの車で、前部に金属パイプ(カンガルー・バー)が取り付けられていた。男性は原付きバイクで山道を南から北へ走行し、国道9号の高架下をくぐった後、右側の側道から車が来ないか確認したところ、側道を数十メートル入った位置に同車両が止まっていたという。翌30日、ほぼ同じ場所で靴が発見され、驚いたという。
男性は毎日のようにこの道を通るが、側道に車が止まっていたことはなく、「あんな場所にいい車が止まっている」と不審に思ったという。
2)被害者のものとみられる靴が発見されたのを受けて、県警は1日、被害者がアルバイト先から自宅女子寮への帰宅路として使っていた山道などを約60人態勢で捜索した。
靴は11月30日、被害者の約2キロの帰宅路のうち女子寮まで数百メートルの場所で、被害者が使っていた山道から国道9号と併走する側道に約50メートル入ったところの側溝で見つかった。左足用だけだった。県警は1日午前10時から、浜田、松江両署員や機動隊員らが、帰宅路の山道や靴が見つかった側道など複数のルートに分かれ、被害者が最後に防犯カメラに映っていた際の着衣や、もう片方の靴、財布などの遺留品がないか調べた。
3)捜査関係者によると、
・島根県警が10月28日~11月4日にこの側道を複数回、捜索したこと
・靴に落ち葉があまりかかっていないこと
・目視しやすい状態で落ちていたこと
・犬の散歩で毎日同所を通る人がいること
などから、捜査本部は、最近になって捨てられた可能性が高いとの見方を強めている。
犯人が最近になって置いたとすれば、犯人が捜査のかく乱を狙ったことや周辺に潜んでいることなどが考えられるという。
さて、こんな所だね。
この靴には色んな情報が詰まっている。例えこの靴が偽装だったとしてもね。
犯人がここを読んでいる可能性もあるので今回は自重しましょう。
| 固定リンク
コメント
はじめまして。
今回気になるのは「大型4WD」の方です。「大型4WD」という言い方をすると国産の特定の車か同クラスの外車の数車種に絞られます。
でも、そんな車をわざわざ使うのも…
(地方では副車として軽もある家庭が多いのでは?)
同じような外観の普及版RV車も10年ほど前からたくさん公道を走っています。
目撃者のいう「いい車」が何を指すのか…
カンガルーバンパーは目立ちますが、日曜大工的に脱着できるもののはずです。
この車を使ったのも何か狙いがあるのかも知れませんね。
投稿: 松竹梅 | 2009/12/06 04:04
仮に犯人が意図的に四駆を印象付けているのならば、攪乱を狙っていることも考えられます。拉致した車は全然違う車種だとか。でも偽名で車をレンタルするのは難しいかな。共犯がいればこの限りではないでしょうが。
投稿: 明智 | 2009/12/06 10:19