千葉大女子大生殺害放火事件その20
続報です。
1)被害者のキャッシュカードでATM(現金自動受払機)から現金を引き出したことを認めた男(48)=別の強盗傷害容疑などで再逮捕=が「冷たい世間に放り出された。金もなかった」と供述しているようだ。男は県内の複数の強盗事件に関与している疑いがあり、県警松戸署捜査本部は動機の解明につながる可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者などによると、男は関与したとみられる事件について「下見をした」とも供述しているという。
2)女子大生が殺害された事件で、被害者のキャッシュカードでATM(現金自動受払機)から現金を引き出したとされる無職の男(48)が「被害者の部屋に侵入してカードを盗んだ」と供述しているようだ。県警松戸署捜査本部は、男が被害者殺害にも関与している可能性があると見て調べている。
3)女子大生(21)殺害・放火事件を調べている千葉県警松戸署捜査本部に別の強盗傷害事件で逮捕された住所不定、無職男性被告(48)(別の強盗強姦(ごうかん)未遂罪で起訴)が、被害者の住んでいたマンションの部屋に「空き巣に入ったことがある」と供述しているようだ。
こんなところだね。
予想通りの展開とえばそうなんだけど・・・
とにかく、全てを話して欲しいね。
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コメント
殺人事件の推理の場合、ストレート解釈とカムフラージュ説などと、
分けて考えるのが通例ですが、
松戸放火殺人にしろ、東金にしろ(こちらは未確定)、
その他容疑者逮捕に至った殺人事件が案外裏返して考えなくとも、
ストレートに捉えて良かった事件が多いですね。
変わったものは福岡と東京江東区のバラバラなど、寧ろ少ない。
顔見知り複数説が膨らんだ後、
警察発表(マスコミ取材発表の形式を取りますが)に推理マニアが疑問を抱き、
実は部外者侵入の可能性もかなりあるのでは?となりました。
カムフラージュだった場合の推理はそれとして、
基本は状況や証拠をストレートに解釈して正しいケースが多いという教訓の事件となりました(まだ証拠固めの段階ですが)。
最初はただの火事として通報を受けて消火活動、
後に遺体が他殺体だったと判明して初めて事件捜査、鑑識開始。
現場は消火活動により証拠採取を困難にしてしまいます。
そこで見解の多岐化、情報の混乱が起こります。
葛飾上智大学生放火殺害事件など、
放火殺人事件の盲点というものを改めて見せ付けられた思いがします。
投稿: 世田谷&東金 | 2010/01/09 12:32
世田谷&東金さんへ
私も事件をストレートに考えるべきだと思います。ただしそれは事件の起因(動機)であって犯行内容は二の次です。
結構、単純な動機で殺人事件が起こると考えます。たとえば、自分が可愛がっていた野良猫が次の日、死骸で発見される。これで十分、殺人事件の動機となります。
投稿: nobuo | 2010/01/09 13:12