蛍光染料の件のまとめ
蛍光染料についてコメントいただいた情報をまとめておきます。抜け、間違い、追加等ありましたら、コメントください。
・最初に驚いたのがこの染料は意外に高価で1g単価 3600円。
・その他の情報にありますが、添加物が出てこない事から染料自体が発見された物と思われます。
・染料の商品名は数種類あるようです。
基本情報 |
Rhodamine B | 東京化成工業株式会社TCI製品コード : A5102. 在庫情報 : 包装単位, 価格, 在庫数量(本). 1g, 3600円, 10. ※在庫数量は2009年12月25日午前07。 |
新証拠の「蛍光染料」の商品名は《ローダミン》だけじゃありませんよ《バソニールレッド》もです。 「ローダミンB、バソニールレッド540等」とあります。 扱う商社が異なるので商品名が異なるだけです。モノは同じでしょう。「等」とあるからには、 他社も扱っており他社の商品名があるのです。 発光したときの色合いにより。Bとか540(ピンク)とかで、区別しているだけです。 |
グリーンの結晶です。 メリケン粉のような粉ではなく結晶です。この様な結晶が二粒もヒップバッグ(緑)の中に存在すれば、 初期にははっきりとした線状痕、時間がたって潰れればモヤっとした、緑色の汚れとなります。 で、三種類の染料が車庫内で発見されていますが、三つの容器に保管されていたはずがないのです。 二種はものすごく近い赤系統に発色する染料です。本来なら、容器を分けて、容器にラベルを貼るのが常識です。 しかし、その様な報道がないとすれば、ただの三種の汚れだったと判断していいのでしょう。 http://science.is.akita-u.ac.jp/education/sentan/chemilumi/exp03.html |
なるほど、固体(結晶)では緑、溶剤に溶くと赤っぽいピンク、紫外線を当てるとピンクになるのね… |
ローダミンの中でも、赤色213号だと緑褐色の粉末で 赤色215号だと淡赤色なんですよね・・ |
一次使用(染料をそのまま使用) |
車のエアコンガス漏れ探知用に「蛍光染料」を使うけど、あれは基本的にグリーン系。 |
プロのデザイナーの話。プレゼン用のラフ作成などでは蛍光塗料を使うことは、あまりない。 もちろん、上記は「可能性の話」であって、どうしても掘りたければ、掘ってみて欲しい。 |
レーザー発信の材料(触媒) http://members.at.infoseek.co.jp/poka_and_urari/ laser/flash_dye/flash_dye.htm |
色素レーザー(液体)もすたれたわけではなく、むしろ欲しい波長の光を出す ような媒体の探索に力が注がれ、※「ローダミン」などはこの代表例である。 ちなみにローダミンはアントラセン状分子にニトロ系の鎖を2本つけたものにフタール酸を結合させた比較的対称性の高い 高分子である。これらのレーザーの中には、軍事転用が可能なものもある(守秘義務によりこれ以上は書けないが) |
海面染色剤、マリンマーカー、シーマーカー http://www.freepatentsonline.com/3676359.html |
着色発煙筒 |
まずは上をご覧ください。 上はウラニンを使用した例ですが、ローダミンも使用されるようです。 こうした利用に関する、一般向けの説明はあまりないのですが、専門の業者はこのような手法を取るようです。ローダミンなどがこのように利用される場合は「トレーサー染料」と呼ばれるのですが、「トレーサー」用の商品というものも見当たらず、染料をそのまま投入する使い方のようです。(専用の商品のようなものがあったら教えてください。) |
二次使用(原料として使用) |
事件が起きた時期とローダミンの色調を考えるなら、「クリスマスの飾り付け」はどうでしょうか。 二つめは、赤の調合で3種類のローダミンが使われた口紅。 |
ペイントボール調べてみました。 ttp://74.125.153.132/search?q=cache:XFVsKIMkYrYJ:www.hibiki-ah.com/director/drhibiki/post_125.html+%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%80%E3%82%A8%E3%83%81%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp ペイント弾の国内における一般的な名称は「ペイントボール」です。 「ペイントボール どんなボール」あたりで検索すると、一般の方のペイントマーカー(これが銃にあたるものだが、意図的にこれを銃、Gunと呼ばないらしい)の説明が読めます。 国内で主流のエアガン+BB弾のイメージで考えがちですが、アメリカで流行しているペイントマーカーを使ったゲームは、極力「銃撃戦イメージを排除」したもののようです。ペイントボールも「ビー玉」サイズです。 ペイントボールについては、「ゼラチンのカプセルの内部に食品添加物としてもつかわれる染料をつめた」というのがよくなされる説明です。 その色からすると、染料はローダミンBである可能性はあると思います。つい数年前までローダミンBは食品添加物として使われていましたが、最近その発癌性がアメリカで話題になり、最近は使われないようです。 |
蛍光染料は釣りで使う浮きやルアーに使われるのではないでしょうか 特にピンク系は魚を引き付けるらしいので好んで使う方はいるのではないかと思います。 また浮きやルアーを自作する方もいるので複数のピンク系の染料を使いわけている人もいるかもしれません。 |
着色料あるいは発色剤としてのローダミン…食肉・寿司・刺身等の切り身魚・加工食品 「食卓の向こう側」みたいな意味。 この場合の犯人はラグランの上にエプロンを着用して作業したので付着範囲が限定された??? |
その他の情報 |
書庫さん。その通りです。2社の「商品名がある」というだけで「結晶粉末染料」である以上。「混入物はない」ということです。 従って、二次使用された、製品からの「剥落物じゃない」のです。残念ながら、ルアーとか、浮きとか、南天とか、じゃありません。 剥落物なら、混ぜ合わせた他の染料、及び接着剤が検出されます。これらが検出されていれば「結晶粉末染料の商品名」は出ません。 |
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コメント
ASKAさん おひさです。にゃんタン ご無沙汰で。
ぼくも最初に(あっ!と)驚きました。意外に、試薬も染料も一緒にされちゃって。
お忙しいのは幸甚の限りでございます。どうか、ご自愛を。
投稿: 風が出てきた? | 2010/01/11 01:55
風が出てきた?さん、こんばんは
お久しぶりです。
>ぼくも最初に(あっ!と)驚きました。意外に、試薬も染料も一緒にされちゃって。
これって価格の事かな?
試薬は1g 3600円だけど、染料はもっと安価と言う事かな?
投稿: ASKA | 2010/01/11 02:15
ちょっとメモ
蛍光標識試薬・・・バイオ関係で使われている
ローダミンB 25g 3800円(152円/1g)危険
http://www.tokyokasei.co.jp/catalog/R0040.html
ローダミン6GCP 25g 3300円(132円/1g)
http://www.tokyokasei.co.jp/catalog/R0039.html
染料?
ローダミンB 100g 1365円(13.7円/1g)
http://www.aikuma.co.jp/ganryou.html
投稿: ASKA | 2010/01/12 01:30
ローダミンB 3600円/1g
http://www.tokyokasei.co.jp/catalog/A5102.html
Ion association reagent for photometric and fluorimetric analysis
なるほど、これが試薬と言う意味ですね
投稿: ASKA | 2010/01/12 01:37
ちなみに、ローダミンBは有害のようで・・・
飲み込むと有害
重篤な眼の損傷
アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ
水生生物に有害
長期的影響により水生生物に有害
なんてあるけど・・・
投稿: ASKA | 2010/01/12 01:39
ちょっとメモ
有害なローダミンBは多分、人体が直接触れるような使い方はしないだろうね。
ではどうして、ヒップバックから出たのだろう?
ま、持ち主が有害と言う認識が無かったのか?あるいは漏れる事は無いと思ったか?
でも、危険性を認識していたのなら、ある意味汚染されたヒップバックは処分するのでは?
この染料は粉末で緑色らしいが、染料として色を付ける事を目的にしているのならば、当然、発色した状態で最終的に使いたいはず。
ところが、ヒップバックの染料は発色した液体が付着した物ではなさそうだよね。
液体が付着したのであれば斑点のようなシミになるでしょ?
だから、ヒップバックには粉末状の染料が付着しているんだろうな。
だとすると、犯人かどうか分からないが、このヒップバックの持ち主は粉末の染料を扱ったんじゃないかな?
一番の疑問は、被害者家族がこの染料を何に使ったのか?
家庭内で有害な染料を使う事はしないと思うのだけど・・・子供がいるからね。
だから、ガレージに保管していたとも考えられるかな。
やはり仕事関係なのか?
もっとも、ローダミンBがどの程度有害なのか?にもよるよね
粉末で塗布して、発色の為に液体を使ったら、染料が流れてしまわないのかな?
投稿: ASKA | 2010/01/13 01:29
http://www.nacalai.co.jp/MSDS/30108.pdf
ここを見ると、
『 製品名 ローダミン B
物質の特定
単一製品・混合物の区別:単一製品
化 学 名 :ローダミン B、ベーシックバイオレット 10
成分及び含有量 :90.0%以上
危険・有害性の分類
有 害 性:経口摂取すると、口、のど、胃が刺激され、頭痛、悪心、嘔吐、昏睡、衰弱、痙攣、虚脱死などを起こす。
応急措置
目に入った場合 :清浄な水で最低15分間以上洗眼し、医師の診断を受ける。
皮膚に付いた場合:直ちに汚染された衣服や靴を脱ぎ、接触部を多量の水で洗浄する。
吸入した場合 :直ちに新鮮な空気のところに移し、保温、安静に努める。症状の重い場合には医師の診断を受ける。
飲み込んだ場合 :多量の水を飲ませて吐かせ、直ちに医師の診断を受ける。もし意識のない場合は、水を与えたり、吐かせたりしてはならない。
漏出時の措置
飛散したものはかき集めて、容器に回収する。残りは多量の水で洗い流す。
取扱いおよび保管上の注意
取扱い:眼、皮膚、着衣への接触を避ける。
保 管:冷暗所に保管。
暴露防止措置
設備対策:保護具;保護眼鏡、ゴム手袋、防塵マスク 』
とありますね。。
結構、取扱い注意物質であって(その割りに高校生でも実験で扱う事があるみたいですね。薄めた溶液の方かな?)
「ヒップバッグについた蛍光染料を、(外国製の)洗剤を使って洗い落とそうとした。(けれども十分には落ちなかった。)」旨、報じている記事があったと思いますが、
(それが犯人かどうかはともかく、)なんとなく舌打ちでもしながら洗っている姿が、目に浮かびますねぇ。。
投稿: Mark | 2010/01/13 01:45
>事件現場から1.5キロ離れた小田急線成城学園前駅近くで、事件前日の29日午後3時ごろ
>目撃された犯人の服装とよく似た若い男は、実は事件直前の30日午後9時頃にも被害者宅
>付近で目撃されている。
これ気になりますね・・・管理人さんは烏山を推理していますが、この辺には木梨サイクルがあって、
野次馬根性から昔行った事がありますが、烏山と祖師谷大蔵は人通りが多く、人との接触率が非
常に高いです。対して、成城学園前までの経路は、駅周辺以外は高級住宅地で敷地が広く、商店
も少ないので、意外と人通りが少ないのです。そこを狙ったのでしょうか?
投稿: わんこ | 2010/01/13 03:27
↑更に、烏山と祖師ヶ谷大蔵は駅周辺が商店街通り
になっており、休みの日でも人手は結構多いんです。
逆に、成城学園前の被害社宅側降り口は、客層など
もあって休日はそれ程の人通りはありません。駅前の
成城学園大も既に学校は休校でしたから、更に人通り
は減っていたでしょう。高級住宅街へ行ってみると
分かりますが、休日は死んだように静かです。
ちなみに、被害者宅からこの3駅への距離差は、思った
程違いは無いと思います。自分が逃走するなら、
間違いなく、成城学園を選びますね。
投稿: わんこ | 2010/01/13 21:14
風が出てきた?おひさしぶりです。
そしてこんばんは、ASKAさん。
食品添加物の件、もう少し情報を示すべきでした。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b154127.htm
食品添加物としてのローダミンの危険性
上記リンクより(平成14年付 小泉純一郎氏の国会答弁)
ラット及びマウスを用いた実験でローダミンBに発がん性が見られたとされる米国における調査研究を含め、ローダミンBに関する各種毒性試験等の評価を国立医薬品食品衛生研究所の毒性の専門家に依頼したところ、その結果は次のとおりであったことから、現時点において、違法食品の安全性に関する新たな調査研究、購入者の追跡調査等を実施することは考えていない。
「数年前」とした経緯はこのあたりの答弁からです。答弁からするとそれ以前から、米国では、これ以前に発ガン性が言われていたようです。
上記小泉氏の答弁は以下の民主党長妻氏の質問がきっかけになったものと思われます。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a154127.htm
この答弁を見ると、この時点で食品添加物として認められたはいないものであって、その点に関して、米国で有害となっているが、いいのか?という質問のようですね。
2008年現在の個人ブログの情報では、中国で玫瑰红Bという名前で、調味料の着色剤として使用されているという文章もありました。平成十四年以前の日本ではどういう状況であったかはちょっとつかめませんでした。
不十分な調査ですみませんでした。
投稿: 迷探偵にゃんこ | 2010/01/13 23:27
あ!風が出てきた?さん!ごめんなさい!
敬称略してしまいましたぁ~
あらためまして、
風が出てきた?さん、おひさしぶりです。
投稿: 迷探偵にゃんこ | 2010/01/13 23:31
付着していたローダミン(粉末の)「色」についてですが、
http://mainichi.jp/select/today/news/20091214k0000e040041000c.html
ここを見ると、
赤(茶)色の粉末ですね。
文脈をそのまま素直に受け取れば、
捜査本部は、この「赤(茶)色」タイプのものが付着していたと報道陣に公開した。
と、とれると思うんですが。。
(他の報道では、ローダミンという物質についての紹介文として、「緑色の結晶」云々と報じてもいます。)
付着していた染料が(自然光のもとで)肉眼で見て「赤」なのか「緑」なのか?については、(あんぐらーさんが仰っていたように)赤系統でいいんじゃないでしょうか?
で、ここからは子供じみた仮説になります。
最初にこの記事でサンプル画像を見たときに、
「これって、あのシトロエンの色じゃん?」
とまず思ったんですね。
私は自動車免許を持っていないんですが、
ローダミン(orバソニールレッド)を、
被害者宅の車に塗布することは、ありえないことなんでしょうか?
「車関係」で検索してみても(「洗車」「コーティング」「塗装」「安全対策としての蛍光塗料」etc)
今一よくわからないんですね。。
蛍光剤は「自転車」「歩行者」また「駐車スペース」での接触防止用グッズに使われてはいるけれど、大概肉眼で(つまり自然光のもとで)「黄色」だったりするんですよね。。
これが「アホ」な思いつきでしかないのなら、
普段車に乗られている方、「教えてくだされ~!」と思います。。
(更に馬鹿な思いつきかもしれないけれど、「エアテック」ジャケットのポケット内から検出された
「鳥の糞」「ケヤキ、ヤナギ(ただし、「シダレヤナギ」の類ではない。)」にしても、車の車体に付着したのを頼まれて、「(クリーニング)クロス」その他で拭き取り、それをそのまま作業中、ポケットに入れたので、遺留物として残ったのでは?とまず想像したんですね。。それが「アホ」な考えでしかないのなら、車に乗られる方、どうか(車に詳しくないものにも分かるように)ご教授願います。。)
投稿: Mark | 2010/01/14 01:08
みなさん、こんばんは
にゃんこさん、ありがとうございます。
教えてもらわなかったら、食品添加剤の件は気づかなかったと思います。
しかし、ローダミンBが有害と言う事と食品添加剤にも使われていると言うのはどちらも事実でしょうね。
両方を説明できるのは使い方で有害性が高くなる場合もあるし、食品に使えるぐらい有害性が低くなる事もあるって事なんでしょうね。
やっぱり濃度なのかな?
投稿: ASKA | 2010/01/14 01:12
灯台もと暗し以前の話のようです。
車庫に3種類の赤系の粉体塗料があって車(シトロエン)も赤なら、真っ先に、
そしておそらくファイナルアンサーとして、その用途を考えなければいけない。
外車ですから補修の値段も高いので、車体のキズを自分で直そうと思ったのでしょう。
自分で直す場合、必要な色を出すのは簡単ではありません。同色に見えてもその色味は車の数だけある。
シトロエンの赤を出すために3種のローダミン(パウダーコート)を用意して調合したのでしょう。
車庫のローダミンに関しては、「これだけのこと」。不思議でも何でもない。
問題は、なぜそれが犯人の遺留品とされるラグランやヒップバッグに着いていたかという点。
一例:ラグランを着た人間がパウダーコートでシトロエンのリペアをした
時期はラグランをアウターとして着る頃か、晩秋以降なら自分の上着を汚さないために羽織った
ヒップバッグその時に使ったもの
投稿: | 2010/01/14 08:24
↑の件とは別の話です。
PDFですが、とても興味深い内容でした。
ttp://www.u-vix.com/products/pdf/micro_s.pdf
投稿: | 2010/01/14 08:27
極めて「常識的」なので、個々の事例に当てはまるかは別なんですが。
一般的に「色を使う」とは。「色」である、定着性のない《色粉》と、
色を定着させる素材と相性のいい《定着(接着)材》を組み合わせて、
「塗装」や「染色」に使われると考えたほうが分り易いと思います。
例をあげると、日本画の「岩絵具とニカワ」。藍染めの「藍と灰汁」。
「絵の具」や「ペンキ」などには、すでに《定着材》は入っています。
現場にあったのは、警察記述では、色原料(=色粉)だけでしょう。
ローダミン品番、バソニール品番は、商品名と色見本の組み合わせ。
色粉自体は共通した《原料》だから、商品レベルでは区別できない。
犯行現場に残ってた《蛍光染料》は。色粉に蛍光物質を加えたもの。
にゃんこさんが問題にしたのは《色粉》じゃなく「色粉」に加えた
《蛍光物質の素材色》のほうです。《色見本の色》は決まってます。
「遺留品」では、塗装や染色などの《色粉の色》は《赤系》ですが、
製品では、これら「色粉」に加えた《蛍光物質の色》は《緑》なので、
製品は、おそらく見た目で、そこらの「泥みたい」な色だと思います。
この素材の蛍光発色は「水と結び付かないと、出ない」んでしたよね?
「遺留品」の、車庫から「見つかった蛍光染料の量」にもよりますが,
宮沢さんが蛍光染料(原料)を保管していたのではないと思います。
定着性のない原料の《色粉》だから、何かについて移動したのでは?
投稿: あんぐらー | 2010/01/14 11:37
あんぐらーさん、仮説以前の仮定の話として。
おそらくこの染料はアルコールに溶かして使うだけの、媒体を必要としないとてもシンプルなものだと思います。
その場合はソリッド塗装(ソリッド仕上げ)と呼びます。
そしてにゃんこさんの言う蛍光物質こそ、車ならではだと思えます。
多くの車はソリッド塗装ではなく、メタリック塗装などの光沢を放つよう仕上げられます。
メタリック塗装はふつうは塗料にアルミニウムを混ぜます。それによって艶や光沢が増し、
多少錆びに強くなる効果があります。
あるいは酸化チタンを混ぜて耐候性を高めたり経年変化を抑える方法もあります。
モナザイトはチタン鉱石からチタンを採掘した残りカスだと言う人もいます。
「車庫の中の物質は何なのか」は県警じゃないや警視庁サイドはとっくにわかっているはずです。
何?ではなく、なぜ?を考えたほうが拘泥せずに済みそうな予感がしています。
投稿: | 2010/01/14 12:33
(マイカメタリックの)塗装でチタンも粉末塗料もガラスの微粒子もほとんど説明できてしまう。
モナザイトはマイカ(雲母)の原石か、マフラーの触媒か。洗剤は一般の洗剤では汚れが落ちないから
金属に強い硬水用(業務用)のものを使ったとか。
となると、宮沢さんが関わった××の××の中から小鳥を飼ってた人を××すればいい、
みたいな乱暴な話になってしまう。こんなに簡単に類推できるような位置に犯人がいて、
生きて国内にいるなら、とっくに捕まっていただろう。
しかし、私は今後はスケボーだの核物質だの印刷だの軍人だの名指しされた韓国人などには
もう興味がわかなくなるかもしれない。
塗装関係の参考に http://のあと
www.repair-garage.com/tosou_setumei.html
s.makizuka.com/?eid=525856autobody.web.fc2.com/tomaku.html
投稿: | 2010/01/14 13:42
視野狭窄に陥らない健全な推理をされる方へ。
PIPチタンボールとモナザイトの併用
www.shashin.co.jp/titan.htm
投稿: | 2010/01/14 13:44
接着剤を使わずに《色を定着させる方法》には《焼き付け》があります。
例えば《陶器の釉薬》ですが。釉薬の色は仕上がりの色じゃありません。
仕上がりは、釉薬の色でなく『焼き付け=酸化した」物質の色になります。
車のソリッド塗装は「混色しない」だけで、広義の接着剤が入るはずです。
《塗料》には全て。なんらかの「接着剤」が、入っているものなのです。
わかりやすく言えば、接着剤は《糊》です。色粉に糊の作用はありません。
「溶剤」は、単に「色粉を溶かしてある物質」で「定着」作用は別です。
おそらく塗料の中に合成樹脂とか。顔料・溶剤以外の成分があるはずです。
その物質に、金属との「定着(接着)作用がある」と、推定されるのです。
投稿: あんぐらー | 2010/01/14 14:22
うん、おそらくそうでしょうね。
あるものすべてを公表するわけはないし、公表してしまうとメディアも世論も先走ってしまう、私のように。
メディア対策、世論対策として、いい塩梅で撒き餌をしてコントロールしなくてはいけない。
そういう意味でもこの掲示板は理想的だと思います。管理人さんや一部常連さんの手腕がたしかです。
投稿: | 2010/01/14 14:55
http://science.is.akita-u.ac.jp/education/sentan/chemilumi/exp03.html
私はあまり難しく考えず、書庫さんの指摘にあった、上記の情報で理解したつもりです。
動画では「ローダミンB」の瓶がうつっていますが、その中身は静止画での「緑色の結晶」だということです。
ローダミンBはカラーインデックスでは確かに赤色ですが、これは溶剤に溶いて何かに塗布したばあいに、結晶状態とは異なる色になるということでしょう。
カラーインデックスは英国および米国の「染料業界」が科学物質を「利用」するときの指標ですので、必ずしも科学物質の結晶状態の色を指しているのではなく、なんらかの方法で染料として使った「結果」をあらわしていると考えています。
もちろん一般的には黄色の塗料は黄色の色粉を溶剤を溶いたものですが、ローダミンの場合は結晶の「素のまま」では暗緑色であり、これを溶剤に溶くと赤になる。塗料として利用する場合は、溶剤が揮発して定着したあとは結晶状態とことなる組成になるか、あるいは酸化などの変化の結果、あるいはなんらかの物質を添加した結果赤色が維持され、ベーシックレッドになると判断していますが……文系の理解としてはこの程度です。
今回の警察発表を、「とりあえずそのまま」鵜呑みにしようと私は思っていますので、書庫さんの言われるとおり、ヒップバック内部には薄い暗緑色の汚れのようなものがあり、それを赤色フィルターを通してみれば、赤色の着色がはっきり見えるという状態であると認識しています
溶剤についてはあんぐらーさんと同意見です。溶剤について発表がない以上は、結晶の粉そのもの(=これすなわち、「染料」ともいいうるし、そのまま利用できる「色粉」とも解釈できるし、なによりこれが「ローダミンB」という製品でもあり、化学物質でもあるわけです。)が「発見」されましたってことでしょうね。。(もちろん、警察の発表は故意に溶剤に言及しないものであり、別の可能性があるという発言を否定する気はありません。)
さらに別の可能性として、揮発性が高いアルコールや水が溶剤(定着しなけど)として使われ、その後揮発してしまい検出されていない場合も想定しています。
その第一候補が(私としては)ペイントボールかな?ってところです。
なんにせよペントボールの「中身」がはっきりしないですが、「外身」について言えばゼラチンであり、割れて飛び散ってしまえば、発見できない。犯人が犯行現場でペイントボールで遊んでたわけじゃないからね。
以前は「ゼラチン」が発見されないから違うかな?と思っていましたが、犯人にペイントボールをつかったサバイバルゲームの趣味があったとしたら、以前のゲーム時にペイントが付着した服やゴーグルなどの備品をそのままヒップバッグに入れたり、ロンTはペイントが付着したものを一度洗ったりしたあとのものである場合、こういう結果になるのではないでしょうか。
そもそもペイントボールは環境にインパクトを与えないように作られているので、特殊な溶剤で溶くことは考えにくく、それは水であると考えるのが普通かと思います。加えて外皮の部分はゼラチンですが、容易に溶けてしまうようなものでは内容物が漏れ出してしまうので、それなりの硬度があるものであり、それが衝撃によって破裂すると考えられます。サイバイバルゲームのさわぎの後にはペイントの跡と割れたゼラチン外皮が残るわけですが、ゼラチン外皮の部分はやや時間をかけて風化してゆくと考えるのが妥当かと思います。
問題は被害者宅車庫内の木箱の蛍光物質ですが、この近隣で行われたサバイバルゲームの結果?と考えることも。犯行当時車庫内部にあったとしても、それは以前からそこにあったわけではなく、なんらかの事情で玄関先であるとか家の周囲にあったものを、「不貞の輩の騒ぎの証拠」として被害者が保存したと考えることもできるのではないでしょうか。
サバイバルゲームが被害者宅近隣で行われたとしたら、周辺からも蛍光物質やゼラチンがでてもよさそう…と思いますが、(繰り返しになりますが)そもそも自然環境で風化しやすく造られているわけですから、捜査官が気づいた(これがいつかは不明ですが)「ゲームの何年か後」にはもう痕跡がなくなっていると考えてもおかしくはないかと思います。
長々と書きましたが、あくまで「ペイントボールの内容物がローダミンだとしたら」という仮定の話として読んでくださいね。
投稿: 迷探偵にゃんこ | 2010/01/14 21:20
>塗料として利用する場合は、溶剤が揮発して定着したあとは結晶状態とことなる組成になるか、あるいは酸化などの変化の結果、あるいはなんらかの物質を添加した結果赤色が維持され、ベーシックレッドになると判断していますが……文系の理解としてはこの程度です。
さて、文系のもやもやした頭で書いた上記がどうしても気になって、あらためて調べてみて、やっとわかりました。
ttp://www.et-dot.com/hikari/ln2.htm
上記の「(5)従来の蛍光顔料について」にRhodaminの名があります。
なるほどね。
ローダミン結晶は溶剤に溶いたときには赤くなるけど、乾燥しちゃえばまた、暗緑色になるんだ。
それを防ぐためには、ローダミンを染料と看做せば次のステップは→「顔料化」するわけだ。
>蛍光染料を有機溶剤に溶解させて樹脂に混ぜ、樹脂を硬化させてから粉砕して樹脂を粉末化し、樹脂粉末内に蛍光染料を閉じ込め、蛍光顔料粉末に
この状態だと暗緑色ではなく、ベーシックレッドの状態が維持される。
さらにこれを、定着剤(糊)にまぜて塗ることにできる状態にしたものが「蛍光塗料」になるわけなのでしょう。
つまり、「染料」としては暗緑色だが、「顔料」になると赤くなる。また、赤くなるのは顔料にしなくても、溶剤に溶いた状態でもOKってことでしょうね。
その後、検索したところ、結晶(染料と言っていいのかな?)の状態と思われるローダミンを「暗褐色」とか「赤褐色」と表現している新聞記事もあります。光の波長によってはそのように見えるのかもしれませんね。
投稿: 迷探偵にゃんこ | 2010/01/14 23:45
車のパウダーコート塗装ですが、粉末染料を特殊なスプレーガンで吹きつけた後、専用の炉に入れて高温での焼付けが必要なようですね。
そういった器具・設備が宮沢さん宅から併せて見つかっていれば、警察は印刷関係の会社に聞込みする必要もなかったでしょう。
自宅で宮沢さん自身が車のちょっとした傷のリペア、という感じとパウダーコート塗装はちょっとマッチしませんね。
同様に、業者の出張もちょっとなさそうですね。
投稿: バファリン | 2010/01/15 00:04
平成十四年七月五日提出
質問第一二七号
米国で発がん性があると評価された食品添加物ローダミンBの健康被害への恐れに関する質問主意書
提出者 長妻 昭
ペイントボールに入っているインクは主に食品添加物から作られていて、カプセルも食用に使われるゼラチン。
このペイントボールは、世界的に有名な製薬会社が巨費を投じて開発した独自の生産技術で作られており、環境に配慮されている事はモチロンのこと、人体等にも全くの無害です。
(ペイントボールは1ヶ月程度で完全に生分解します。)
カプセルが安心なのはわかりました。でも直径17mmのボールにはインクが入っています。
このインクはどうなのでしょうか?ご安心下さい。このインクには食品添加物色材系の水溶インクが採用されています。
だから、口にはいっても無害なんです。.....あやしいね。
証拠として、ペイントボールを保管しておくと、ゼラチンカプセルは自然分解し、中のインキの水分が無くなればローダミンが残る?
迷彩色のヒップバッグは犯人の予備の弾入れかも。
投稿: 書庫 | 2010/01/15 00:41
あれ 名無しで書いたつもりだったのにな
ついでですが、小さなビニール袋(よく覚醒剤入ってるアレの感じ)に入った、こそげ落とした赤錆のような赤褐色のローダミンが、昨年末、朝日だか毎日のニュースサイトに載ってましたけど。見ました?
まあそれが現場で発見されたものかはわからないんですが…
投稿: バファリン | 2010/01/15 00:44
まさか全塗装を自分でしようとか、出張でしてもらおうなんて発想は私にはなかったです。
でも、それでいいのです。バファリンさんは間違っていない。
タイプを走らせ過ぎたと少し後悔していたので、ある意味助けられた気がします。
この話題は先のレスで封印して、他の可能性を考えるようにしますから。
投稿: | 2010/01/15 00:53
追記
子供達が犯人の銃により標的となっていたら、父親は烈火の如く怒っただろうね。 この場合、子供達も目撃者なので
初めから殺害を予定していた事になる。
弾は高価なんだろうか? 高価なら拾うこともある。
その時、砂や鳥の糞や小枝や葉が弾と一緒にヒップバッグに入ったって可能性がありますね。>迷探偵にゃんこ様
投稿: 書庫 | 2010/01/15 01:11
子供会で町内清掃をさせられることがあるのですが、BB弾落ちてますよ。
狭い公園や空き地なので、ゲームではなく撃つ練習(?)をしてるだけなのかもしれませんが。
小さい子は拾いますし、口に入れようとする子もいるかも。。ちゃんと掃除をする人もいるでしょうが・・
自分が公園近所に住んでいたら、あまり良い気はしないでしょうね。
投稿: 栃木県人 | 2010/01/15 09:07
バファリンさん、
仰られている
「小さなビニール袋(よく覚醒剤入ってるアレの感じ)に入った、こそげ落とした赤錆のような赤褐色のローダミン」の写真は、
09年12月14日付の毎日に掲載されていました。
私が、前レスでリンク先貼り付けていた記事です。
(昨日から削除され見れなくなっています。)
写真の下に「捜査本部が公開した云々…」とキャプションがあって、
2つの(暗い赤色というかワインレッド色)サンプルには夫々「ローダミン6GCP」「バソニールレッド482」と印刷されたシールが貼られています。
ビニール内の空気の流れに反応したのか「もわ~」っと拡散した様が
ヒップバッグの付着痕を連想させる、
粉末(粉体)状のものです。
この記事の写真と、
ここ(ttp://ohasi.nm.land.to/html/mangekyounasizi.htm)での
(ローダミンを使って仕上がった)万華鏡(の赤い色合い)写真を見て、
「シトロエン用塗料に使う予定だったのでは?説」を書き込んでみたんですね。
車に関して無知なので、ご教示を請うたのですが、
まぁ、確かに
あんぐらーさんが再三言われている通り、
溶剤、定着剤(or樹脂)の類が発見されたと報道されていない事。
塗装関係なら、更にその他の特徴的な物質痕跡も検出報道されているだろうに…。
って所がこの説の弱いところですねぇ。。
う~む…。やっぱり、子供じみた思いつきに過ぎないのかも、しれませんね。
私も一旦、取り消すことにします。(レス下さった方、ありがとうございました。)
(蛍光染料が車庫内収納具(の引き出し。それはその外?それとも中?)から、「どのような状態で」検出されたのか?
これについては一向に情報が出てこない以上、推測しても今一焦点を結べない。感じですねぇ。。)
投稿: Mark | 2010/01/15 22:08
書庫さんこんばんは
そうそう、私もそこまで行きましたが、そっから行き止まり。
まあ、すべてのサバイバルゲームの愛好者を悪者扱いする気はないのです。いまのところ、「可能性のひとつ」としてね。
問題はペイントボールの内容物。
英語は苦手だしなぁ…
投稿: 迷探偵にゃんこ | 2010/01/15 22:16
自分も車庫内に同種の蛍光塗料が検出された件について
凄く気になりますね。警察は、なぜこの辺を詳しく公表しないのでしょうか?
検出された染料が一般社会での使用は稀な事などからも
重要視すべきだと思うんですが・・・
接触者、非接触者では未解決度はかなり違ってきます。
以前も言ったのですが、日本の刑事事件上の殺人事件の
90%は親族・顔見知りです(残りの10%の多くは行きずりの
喧嘩による過失致死)。私は、事件の性質上、前者と見て
ますので、この点はもっと掘り下げてほしいですね。
投稿: わんこ | 2010/01/16 07:12
わんこさん。「親族・顔見知り」説の弱みは「犯人の指紋や血液」が
殺害現場に残されていること。これらの照合で、全て除外されてます。
「親族・顔見知り」説をとるなら,この点を、どう説明するんですか?
代替物で「偽装した」としても、その代替物をどう入手したのですか?
統計は、あくまでも「統計」で。人間関係が《密》だから,殺害動機が
生まれるのです。見近な人だからこそ「そこに愛憎が生まれる」のは、
極めて自然なことですが、顔見知り親族に殺害動機は見当たりません。
特にこの事件では「幼い子供たち」が殺されています。一家殺害事件に
限定すると、この統計(90%)は当てはまらないんじゃないですか?
親族や顔見知りが、一家皆殺しした場合もありますが。私の記憶では
たいていは「犯人の自殺で、終わっている」んじゃないかと思います。
人格の形成は,人間関係によってできるもので、それを全否定すれば、
(自分の全家族を殺すなら)犯人自身も「死ぬ」しかないと思います。
私は、蛍光染料が(車庫を除けば)ラグランシャツとヒップバッグに
しか見つからなかった点。スラセンジャー、エアテック、手袋にない
点に注目しています。溶剤(水や油)が蒸発した残物だったとしても、
溶剤に溶かす前の、染料そのものだとしても。この2ケ所だけなのは
理解できない。にゃんこさんの推理のように、ペイント弾だとしても
スラセンジャーの紐の間とか、手袋の一部や、ジャケットの内側には
残っていてもおかしくない。サバイバルゲームで使用していなくても
これらの衣類などが、生活の中で「接触していない」のは理解し難い。
「遺留品の2つだけ」に蛍光染料が付いていたのは。むしろ「拾い物・
貰い物」説の傍証になると思いますが。それだと、車庫の蛍光染料は、
なんなのか? 別人が置いたのでなければ。少なくとも、殺害事件の
前から(一家が車で外出していたなら、車庫が開いていた時間を含む)
犯人と何らかの関わりがあった/接触したことを示すと考えられます。
一家「皆殺し」に結び付く、状況というものが。想像できません。
投稿: あんぐらー | 2010/01/16 09:03
わんこさんはおそらく顔見知りでも警察で関知できない人物を掘り下げるべきだ。ということをおっしゃっていると思います。私もそう思います。
投稿: nobuo | 2010/01/16 09:34
ペイントボールの線、ありえそうな感じに思えます。
公園で撃ち合いなんかしてたら通報沙汰でしょうけど
一人で射撃の練習、それを注意される....なんてありそう。
あくまでも参考に。
レジンという透明で液状の物を型に流し込み硬貨させ
オブジェなどを作る樹脂の工作があります。
プロの造型屋、趣味のプラモ、奥様の趣味などに幅広く使われ、ジオラマの海の表現や流し込む時に造花など入れてアクセサリーに、などなど使い方は工夫次第でかなり広いみたいです。
上手い人が使えば昆虫が閉じ込められた琥珀のレプリカも作れる
ようです。
レジンは基本透明ですが水みたいにサラサラの染料を混ぜ着色可能です。その染料は単体で放置すれば溶剤?が揮発し結晶化してしまいます。
専用?の染料の細かい成分は解りませんでしたが、こういうのもあるな〜と。
でも遺留品付着分と車庫にあった事のつながりを説明するのにはちょっと無理がある物ですね。
それならペイントボールの方が説得力があります。
投稿: たぬき | 2010/01/16 12:04
pipチタンボール・モナザイトの併用 の資料ありがとうございます。そう、ヒップバックに縦に入れる事が出来ます。商品名は違いますが同じ形状で10年以上前からあり健康器具の訪問販売で売られていたそうです。
投稿: nobuo | 2010/01/16 13:02
>あんぐらーさん
「いかなる用途であろうと」塗料を使う時に外出用の私服を着用するでしょうか?
エアテック等の私服の上着や手袋を着用して塗料を使用するか、といえば
そうしない人のほうが多いと思います。
スラセンジャーには(拾い貰い)の可能性があると思いますが、それも犯人の私服と
考えることもおかしくない。
あの遺留品は犯人の私服だとしても日常生活の着衣ではなく、ちょっとした外出用
の私服だと考えることもできると思います。
しかしながら遺留品の中で、ラグランとヒップバッグはもろに犯人の日常生活に繋
がりがあった、あるいはその逆で、エアテック・スラセンジャーが犯人の日常で
ラグランとヒップバッグが非日常といえば大げさですが犯人のレアアイテムなの
かもしれません。
スラセンジャーのコンディションはわかりませんが、どちらかといえば
ラグラン・ヒップバッグのほうが犯人の日常に近いかな、と思っています。
投稿: | 2010/01/16 15:53
犯人は「外出用の服」と「作業用の服」を分けてたという仮説ですが。
ひとつ重要な点を見逃しています。犯人は「一家を殺害した時」には、
これらを全て身に付けていました。事件時には仮説は成立してません。
もちろん、殺害時は「寒かった」とか、殺害は「予定外だった」とか。
いくらでも理由は考えられますが。犯行時は服装を区別していません。
柳刃庖丁での殺害を「計画的」と考えるなら、これは矛盾になります。
「血だらけ」になるのを承知して、全部を身にまとっていたわけです。
逆に言うと、庖丁を持っていながら、殺害は「偶発的」だったのか?
窃盗目的なら「成り行き」もありますけど、ちょっと矛盾があります。
事件時に一緒に着てたら、普段も一緒に着てたと考えるべきでしょう。
ラグランシャツが販売されたのは、2000年「8月から」といいます。
つまり最大4ヶ月着用可能で。エアテック発売が11月からと考えると
「染料が付いたのは 8月から11月の間」と考えるほうが合理的です。
エアテックは新製品ですが《鳥の糞、木の葉、三浦半島の砂》などが
付着して使い込んでいたと思われます。洗濯機で洗濯すると洗濯機が
壊れると報道されたのが、事件直前の12月27日でした。もしかしたら
報道以前に「洗濯機を壊しかけている」かもしれません。で、捨てた。
この場合,割とキレイなままでしょう。引っ越しかなんかで処分した。
最近、身につけたので、蛍光染料が移っていなかったと考えられます。
拾い物でも「服を購入した人が犯人じゃない」だけで過程は同じです。
もし事件直前に、犯人が「遺留品の服」を《全て、拾った》としても。
「汚れたから捨てた服を、拾って洗って着た」というだけのことです。
ラグランシャツと一緒に「蛍光染料が付いていたヒップバッグ」には、
蛍光染料だけではなく《アメリカの砂》と,庖丁の差し傷らしい穴が
あったといいます。アメリカに行くような人間が、柳刃庖丁を買うか?
ファッション的には、サバイバルナイフや、ケース付ナイフでしょう。
少なくとも。小さなヒップバッグから飛び出した柄を、黒ハンカチで
包んで「目立たない」ようにして、持って歩くマネはしないでしょう。
柳刃庖丁は、他の服装と、ファッション的な統一感がない上に,人を
刺して《先が折れた》という,どうにも解せない現象を起こしてます。
私の勝手な想像ですが、何か固いものを叩いて「ヒビが入った」ので。
いつ折れるか分らない庖丁は、危険だから《捨てた》のではないかと
もし《柳刃庖丁は拾った》ら、他の遺留品を拾わない理由もないです。
いずれにしろ「ヒップバッグとラグランは一緒に使ってた」ようです。
私も「指の型」を取って「フック」にした,面白グッズを持ってます。
指の素材は硬質プラスチックのようですが、指紋もちゃんとしてます。
軟質プラスチックや特殊な合成樹脂なら、ほぼ指と同じ感覚でしょう。
しかし、これは一から作るんじゃなく。モデルがいて可能なんですね。
警察は 2006年に指紋照合の偽造が判明し、大失態を演じているので、
被害者の知り合いや近所の住民などの指紋照合は、まず完璧でしょう。
誰か「知らない人の指紋」を調達するのは、ちょっと考えられません。
犯人の「血液を偽装する」となると、もっとマズい。アジア系のA型?
殺害事件を起こす直前(血液が固まる前)大量に調達するのは難しい。
そんな準備をしてから殺害するなら、殺害者を殺しちゃうほうが早い。
投稿: あんぐらー | 2010/01/16 21:20
もし、反論のように聞こえてしまいましたらそれは私の表現力不足に原因がありますので、予め非礼をお詫びします。
犯人は「外出用の服」と「作業用の服」を分けた仮説というより、蟹江のような着たきり雀ではなく、人並みのオンオフの切替
のある人物像だということです。 例えばオンがラグランヒップバッグでオフがエアテックマフラー手袋。
一家を殺害した瞬間の服装は動きやすい服装、オンの例ですね。エアテックマフラーは着用していないです。
犯行時にも服装を区別していたように思います。理由は血塗れでは帰れないから等でしょうか。
柳刃庖丁での殺害は計画的な凶器としては威力がやや弱いです。家庭の包丁に比べれると、実物は幾分鋭いですが。
ラグランの着用時期を考えると「染料が付いたのは9月から11月の間」にまで絞れるかもしれません。
ラグランの胸の部分だけについていたということが推測の範囲を狭めてくれます。
(例えば既に染料が染みついていた洗い場でラグランを洗った間接キスのようなものでない)
《鳥の糞、木の葉、三浦半島の砂》などは、オンオフに加えてさらに私的な部分ではないでしょうか?
柳刃庖丁に関しては、(昔の秋葉原)辺りの露天のデモ販売員から買ったのかもしれません。
海外では、秋葉原に行ったらナイフ(包丁)を買え、母国のナイフに比べて格段に優れている、
みたいな言い伝えを聞いたことがあります。
長文失礼しました。
投稿: | 2010/01/17 00:07
サバイバルゲームやるのに黒のエアテックは着ないでしょうねぇ…いい標的ですよ。
ジャケットは通常は迷彩を着ると思いますよ。戦略的にもファッション的にも。こういう遊びは「気分」が大事。
ロンTはインナーとして着用、よく着る普段着でそれはそれでよいでしょう。ヒップバッグに関しては、ゲームの備品(特にゲーム前後のゴーグル、これがペイントボールを使ったゲームでは、やたら重要みたいです)や、貴重品を入れるのにピッタリです。「銃撃戦」で、両腕を自由にしておくのは基本でしょうから…
エアテックは、まあ、普通のカジュアルウエアとして着るのが基本だと思いますよ。犯行時に犯人が着用していると仮定するなら、その理由は「作業着だから」と言うより、「夜目立たないから」。犯罪者ファッションの基本でしょう。
それから、スラセンジャーについては、私自身も何度も書いているし、多くの人も書いているように、「それ以外のアイテムと釣り合いがとれないもの」であります。これを普段履いていたかどうか、そもそもその点に疑問があるので、サバイバルゲームとの関連はどうとも言えないですね。
一般的に言えば、サバイバルゲームなら、コンバットブーツか、ワークブーツが似合うね。
遺留品のうち、ロンT(ラグラン)とウエストバッグは、サバイバルゲーム実戦で使ってたかもって話は、別におかしくない話ですよ。
自分で出しておいてなんだけど、「サバイバルゲーム説」については、ファッションとの関連より、「ペイントボールの内容物如何」で、まず考えるべきだと思います。内容物に詳しい方の書き込みを期待しています。お知恵拝借。
投稿: 迷探偵にゃんこ | 2010/01/17 00:28
(今更。かもしれませんが、確認です。。)
(Wiki)「世田谷一家殺人事件」には、
『バッグの表面からは日本ではほとんど流通していない日本国外の硬水(米国や韓国など)によく溶ける洗剤とみられる成分も検出された。…洗剤が検出された部分と同じ場所から蛍光物質も検出されている。』
『(12月17日 - 読売新聞によると、)洗剤が検出されたヒップバッグ表面の同じ場所から蛍光物質も検出されていたことが分かった。…バッグに付着してしまい犯人が洗い落とそうとした可能性がある。』
とありますね。
私は、この「(バッグの)表面」という表現を、
(合成洗剤を使って汚れを落とした(落とそうとした)のは)「(表側の)表面(だけ)」
ととったんですね。
成城署が先月作成公開したPDFの写真。
バッグの内側、黄色っぽく蛍光して見える部分は、溶液が染み込んだ跡には見えず、
粉(かその固まり)が、(飛散などしつつ)付着しこすれた跡。のように(一応)見えます。
だから、染料が付着した後、内側の付着部分は洗濯してないだろう。と(とりあえず)とりました。
(3枚の中)ヒップバッグを普通に(表から)撮った写真を拡大表示してみると、
端々所々、薄ら赤くなってますよね。
その部分は、さすがに人目も気にしたのか、ゴシゴシ洗ったんだろうな、と…。
(腰の周りに通すベルトみたいな所、左側は、一部かなり赤く着色したままだけど。また気のせいか青っぽく見える所もあるのですが、それは置いておきます。)
そうすると、このローダミン。
(水等)溶剤で溶かなくても、
粉末(ないし結晶)のままで(紫外線等を当てれば)蛍光する。
ってことに(一応)なるんだけど、これでいいのかな…?
(そういう事例は、とりあえず、検索しても目にしてないんですよね。)
こうも考えるんです。つまり、
外側を軽く洗った。(洗剤を含む)水分が内側(の更に反対側)にも(若干)浸み渡ったりした。(or水滴がかかった。)つまり、湿った。
でバッグ内の若干の水分が、ですね。その、なんというか、まぁ、「蛍光しやすく」している…。)
(何ともバカっぽいな。書いてみて。これは。)
まぁ。蛍光現象の際の励起というのは、固体でもあるみたいだから、
中は洗ってない。そして粉末痕のまま蛍光している写真なのだ。と
理解していいのかな。。
(デモヨクワカラナイノ…。
ドナタカ。。)
投稿: Mark | 2010/01/25 00:47
ちょっと目に止まったものがありましたので、書いておきます。
事件前後、ルミノホア(自己発光体)は中国からkg単価15000円ほどで年間43000kgほど輸入されていたようです。
総輸入量のうちの多くは2つの企業で占められていたようです。
詳細は、ルミノホア 判例 で検索すれば民事訴訟がヒットします(そこには商品名も出てきます)。
ローダミンはルミノホアの1つで、一般にプラスチック容器に粉末状で保存されるもののようです。
ルミノホアで調べ進めると、二酸化チタン顔料もすぐに出てきて関連があるかもしれないと思い、
メモさせていただきました。既出でしたらスミマセン。
投稿: アヒル | 2013/11/25 12:52
犯人の着衣で染料が付いていたのはラグランの胸部分。
胸にだけ付着する可能性として、市民マラソン等のゼッケン。
赤いゼッケンは上級者に使われることが多いらしい。
マラソンだとしたら、長袖のラグランなのが違和感。
寒い地域・季節・高地でのマラソンなのか。
山岳マラソンなどというものもあるらしい。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
山の中腹でのマラソンなら、季節は真冬ではないだろう。ラグランを着てもおかしくない。
地蔵はそんなマラソン大会を見守っていたのかもしれない。
自分が何処にいるかを秘かに暗示しながら。
万一、行き過ぎた推察がありましたら部分的削除や非掲載でお願いします。
投稿: | 2013/12/17 04:20
染料のサンプル写真が載っている記事ですので貼っておきます。
ttp://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121401000177.html
投稿: 事件解決を望む者 | 2014/04/20 16:25
染料について皆さん各々資料を紹介して下さっているので自分も。
ttp://egologyplaza.nobody.jp/printing/4-4.html
ガレージの木製引き出しの染料はやはり染料粉の袋や瓶ではなく染み付き程度のものでしたね。どなたかが以前書いてらしたように思います。
是非その引き出しの内外に付着した他の物質の情報など知りたいですね。
投稿: トモナガ | 2014/04/24 23:55
追記:特に知りたいのは化学物質です。(毛髪や土などが誰のものかどこのものかも知れれば尚ベターではありますが)
投稿: トモナガ | 2014/04/25 00:10
犯人の遺留品から検出された蛍光剤は3種類だっとと報道されています↓。
>現場から3種類の染料検出 世田谷一家殺害事件
>犯人の遺留品から検出された蛍光材の染料が3種類あったことが14日、警視庁への取材で分
>かった。一般の人が3種類の染料を扱うことは珍しく、成城署捜査本部は犯人が染料を専門的に
>扱う立場にいた可能性があるとみている。
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121401000177.html
ASKAさんのサイトを読み返すと、車庫内の塗料も三種類だったんですね。
これらは同じ種類の可能性が高いように感じます。
フジテレビの番組では、車庫内の塗料は親指大の付着物だと言っていたので、それらは混合された状態だったのでしょうか。
赤色系の類似の塗料を混ぜて使うというのは、やはり、色そのものにこだわってるからなんでしょうかね。
技術の詳細は知りませんが、トレーサーのように何かの検出で使うならば、混ぜ合わせる可能性は低いように思います。
フジの番組ではローダミンは、着物の発色をよくするために使用することが挙げられていました。
投稿: さんまるろく+ | 2015/01/19 22:34
捜査関係者は「重大な関心を持っている」と波線の下線を入れているほど重視しているようだ。だが、犯人が白か黒かといったことはあるにしても、色素と犯人の接点を考えるのは少々無理がある。
むしろ、この話題からはそれてしまうけれど、
1.犯行が29日から30日未明に行われたこと。おそらく年を越せば、旧年中のことはチャラになるという言い伝えを念頭に犯行に及んでいるような気がします。
2.突如として現れた地蔵。
3.パソコンの件は、ある劇団のHPの中身を見ていたことがわかっているようです。捜査関係者は犯人が閲覧したともされるような書き方をしていますが、父親が大学では演劇に並々ならぬ興味があったはず。だからある劇団のホームページを参照しても不思議ではないです。むしろ、犯人と一緒に閲覧していたとも考えられます。どこまで犯人が関係したかは、キーボードには指紋がなく、マウスにあったことを考えるべきです。
4.抜かれたコンセント。これも1.2.に関連して年配者によく見られる行動。今の人はそのようなことはしません。もみ合っているうちに抜けたのではない。
5.どちらの殺害が主目的だったか?
これはよく検討する価値があると思う。ただし、死体の顔を隠す細工を行っていて、6.の推理が満更でもない。
6.犯人は、2階からなど入ってくるはずがない。おそらく、玄関から、常日頃親しくして、被害者宅にもちょくちょく泊りがけで来ていたフレンドリーな客だった。その家の家族同様の付き合いがあったはず。家族それぞれの殺害現場が違う。気がつれないうちに、殺害することは難しい。
7.殺害後、娘を介抱するためのティッシュが残されていたらしい。この時、すでに母親も重傷だったか、犯人が家の中にいることを知っていたのか、大声で助けを求めたり、自ら110番通報をすることはなかった。それに気が付いた犯人に何度も執拗にとどめを刺されたのだろう。
こうして考えていくと、かなり犯人像は狭まる。
8.家の中の物色。これも6.の延長線上にあるけれど、すべての引き出しを物色しているわけじゃない。特定の場所だけだった。ある程度、その点にも熟知しているし、強盗を偽装するための方策ではなかったか?
9.おそらく殺害するときのさし方の悪さで、自分の手を切っている。また殺害後も、すぐに逃げなかったのは、深夜に逃走すると、目立つからではなかったか? ということは、車で来宅をしていたわけじゃなかったということ。
10.遺留品を見る限り、父親との怨恨、確執があったか?ただ、勤務先が外資系であったことと、外国の砂がバックに交じっていたこととは縁があることだろうか?
11.バック内とハンカチに香水が付着。どう考えるべきでしょうか。犯人が女性ということもあり得ますね。 ただ、いろいろな条件を勘案すると、身近に犯人がいた、ということだと思いますよ。
私が刑事さんだったら、挙げられていたかも。。
投稿: 上杉左京 | 2016/03/28 05:34
上杉左京さん、こんばんは
蛍光染料の件は、警視庁の今年のチラシからも消されていて、犯人に繋がる物証では無くなったようですね。
それから、PCのコンセントの件は、その情報自体の信憑性が疑われます。
そもそも、PCのコンセントは抜けていなかったのではないか?
PCのコンセントの件は捜査一課の犯人未明逃走説が出てから、昨年の年末特番などでも、どこからも報道がありませんね。
なので、私はこのPCのコンセントの件は誤報だったと考えています。
投稿: ASKA | 2016/03/28 18:15
陶芸にローダミン、ニッケル、モザナイトを
使用するようです。砂も使います。
http://www.tougeishop.com/video/p205.php
投稿: 事件解決を望む者 | 2016/07/30 13:03