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2010/02/02

世田谷一家殺害事件再考その93(犯人の服装と染料)

犯人の服装の話題が出ているので今回は犯人の服装と染料について、ちと気になる点について書いてみます。

Setagayafuku_2
品名 製造・販売期間 備考
1)帽子 平成10年7月から平成12年11月
2)マフラー
3)エアテック 平成12年11月から事件発覚まで
4)手袋 平成10年から平成12年
5)ラグランシャツ 平成12年8月から平成12年12月 染料は2種類
6)スラセンジャー 平成10年10月から平成12年11月
7)ヒップバック 平成7年9月から平成11年1月 染料は3種類

これらの中で染料が付着していたのはラグランシャツとヒップバックだけなんだよね。
これをどう考えるか?って事なんだけどさ・・・

この中で一番古く入手した可能性があるのがヒップバックになる。
だから、染料が付着した時期が古いのであればヒップバックだけに付着してそれ以外に付着しないと言う事にも考えられる。
ところが、ラグランシャツにも付着しているので、染料が付着した時期は平成12年8月以降、事件発生時までと考えて良いでしょう。(少なくともラグランについてはこの期間内のはず)

しかし、そうなると、他の物にはどうして付着しなかったのか?と言う疑問が浮かびませんか?
スラセンジャーも帽子もエアテックもこの時期には入手していた可能性があるのに・・・

私はこう考えたのですが、染料が付着したラグランシャツとヒップバックは犯人が染料を使った時に身につけていた物だろう。
逆に染料が付着していない物は染料を使う時には身につけていなかった。
これはラグランとヒップバックに同時に染料が付着した場合と言う事になりますね。

色々な可能性が考えられるんだけど
A)マフラーやエアテック、帽子、スラセンジャーに付着していないのは、染料を使ったのが屋内だから。
B)染料を使った時には作業着を着用していた。だから上着には付着せずインナーのラグランにだけ付着した。

しかし、A)B)いずれの場合もヒップバックは身につけていた事になる。

作業着を着ていたかは確実とは言えないが、エアテック以外の上着を着ていた場合でも中に着ているラグランに付着したのは、「粉末の染料が周囲に舞い上がっていた」か「液体に溶かした染料が霧状に噴霧されていた」と言うのが条件になりそうなんだよね。

しかし、その場合でも、ヒップバックの表面には付着するが、内部には付着しないから、その状態でヒップバックは口が開けられて内部に染料が付着する状態だったんだろうね。

それから、ヒップバックの中の染料の付着状態を見ると、やはり、作業に使った道具か容器をヒップバックの中に出し入れした為に付着したのでは?と思えるんだよね。

で、私が一番気になっているのが、その状態で身につけられていたラグランとヒップバックが犯行時にも身につけられていたと言う点です。

これから凄惨な殺害を行うのに敢えてそれらを犯人は身につけたのかな?
しかし、それなら、他の帽子、マフラー、手袋、エアテックなどもそうなの?

そう考えると、これらの服装は犯人の「普段着」じゃないのかな?と思うわけです。
で、話を戻すと、もし、染料が付着したのが「仕事の作業中」であるのならば、作業中に身につけていたラグランを犯人は普段着にも使っていたと言う事じゃないの?
それは、ヒップバックも同じで仕事(作業)に使っていた物を普段も使用していると言う事じゃないの?

つまり、ラグランを犯人は下着感覚でいつも着てたんじゃないの?って事。
ま、ラグラン1枚だけって事もないだろうけど、同じような種類のシャツを数枚用意して洗濯しながら毎日着ていたんじゃないかな?

ヒップバックも幾つかあるヒップバックのような物から「このヒップバック」を選んだのではなく、これしか所持していなかったんじゃないかな?

ま、妄想レベルなんだけど、犯人はそれほど経済的に恵まれていないのではないか?
ヒップバックは2900円だからね、仕事用と普段用の二つ買うってのも有りだと思うんだよね。

染料が付着したのを仕事と考えての場合だけどね。趣味の場合もヒップバックの内部が汚れるのは分かっていたはずだから、同じ事が言えるかな。

で、話が飛ぶんだけど、他に何かないか?と再度考えてみるんだけど・・・
ラグランとヒップバックに同時に染料が付着したと考えているが、それで正しいのか?

もし、同時に付着したのなら、どうして付着した染料の種類がラグランとヒップバックで異なるんだ?
と考えるとむしろ、ラグランとヒップバックは別々に染料が付着したと考えた方が矛盾が無いのではないか?
そうするとポイントはラグランに付着した染料は洗濯でどの程度洗い流されるのか?と言うのが問題になる。
もし1度の洗濯で洗い流されてしまうのであれば、犯人がラグランを着て染料を扱ったのは事件前の1週間以内と言う事になるのではないかな?

常識的に考えてさすがに1週間に一度ぐらいは洗濯していると思うのですが・・・

逆にラグランを洗濯しても染料は簡単には落ちないと言う事であれば、やはり事件前2ヶ月ぐらいの範囲と言う事になるのかな?

でラグランとヒップバックが別々に染料が付着したと言うのはどんな場合かと言うと
ラグランに2種類付着した染料が一度に付着したとしても、ヒップバックの残り1種類の染料が付着する機会が別に一度は必要になる。

だから、最低でも犯人は通算2回、染料を扱ったと思う。

もう一歩踏み込んで、犯人は一度に1種類の染料しか使わなかった場合もある得るよね。
その場合、犯人は毎日染料を使うような仕事では無いのではないか?
もし塗料工場やインク工場のような場所で毎日染料を使っていたのであれば、もっと付着した染料の種類は多かったと思う。

その意味で、犯人は染料を使う機会はそれほど多くなく、月1回程度じゃないの?と言う疑問も生まれる。

ただ、そう考えると、製造ラインの製造に関わる物ではないような気がする。
企業の製造ラインなら図面指示された染料が使われるはずだし、手配リストに載った材料が購入されるはず。
月に1度と言うのは製造ロットとしては長すぎるような気もするし、カラーバーリエーションだとしたら、色が近すぎるとも思える。

まあ、趣味の分野でなら気まぐれで毎回違う染料を使う事も問題にはならないだろうけど・・・
染料自体が趣味で使う物でないなら、やはり毎月色を変えるような物って何って事なんですけどね・・・

一つ思い付いた事としては、演劇関係とかどうかな?
毎月定期公演があるとして、毎回同じではリピーターの客を満足させられないので、毎月少しずつ色を変えてみたなんて事はないのだろうか?
私自身はそちらの方面は全く門外漢なので、詳しい方がいたら教えてください。

まとまらない文章でごめんなさい。後半の部分は2日目に考えたので後付けになってます。

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コメント

ラグランシャツの販売が平成12年8月~
関東南部に限定すれば、8、9月に長袖のシャツって
あまり着用しませんよね。

ヒップバッグとシューズ以外は
いわゆる防寒具系

長袖シャツは着用しているが(季節的には秋?)
防寒具を必要としない時期に付着の可能性も
考えられるのではないでしょうか?


また、ラグランシャツに関してですが
かなり色褪せしていて、洗濯の頻度が高いのでは
との情報があったと記憶しています


投稿: まこと | 2010/02/03 00:00

ただ疑問なのは普段着ヘビーローテのラグランなら家族、友人、仕事仲間はピンときちゃうからなぁ。特に事件のそのシーズンに愛用な訳で。相当に孤独だったか?全然宮沢さんと関係ない人ならわかるが。
なんかわざと残したっぽいんだよな。朝になりゃ隣が来るかもしんないと思うよね、あの家?逃げる準備(荷造り)はしとくよね?

投稿: ワトソン | 2010/02/03 02:16

やはり、ラグランの裾はズボンの中に入れないのがファションなんでしょうね。ヒップバックには蓋があり、その蓋はプラスチックの部品で二箇所ロックされる様です。そんなバックがお尻の上にあったのでは、非常に不便、不格好な見てくれと成ります。

なので、バックは臍の位置だったと推測出来ます。ラグランのどの位置から蛍光剤が発見されたのか?によっては、バックからの転移の可能性も出てきます。バッグの表面には石鹸で洗った跡があるにも関わらず、蛍光剤が発見されました。
簡単には洗い落とせないのでしょう。

臍の位置のバックに柳刃包丁を隠す。
木製の柄の部分をエアテックと同色系のハンカチで隠す。
ハンカチで隠された柄の部分をさらにエアテックで隠す。
と、推測すると、犯人は玄関から招き入れられた事になる。

ハンカチでは、滑り止めや、返り血対策にならないと思う。

投稿: 書庫 | 2010/02/03 07:52

蛍光剤と離れるのですが、ヒップバックに関しての意見です。犯人が使っていたものなのでしょうか?犯行のためだけに、私は、このヒップバックを使った可能性もあると考えています。ヒップバックは、書庫さんが書かれているように、私も、刀の鞘のような使い方をしたのではないかと考えています。ですから、持ち手がでるように、穴が開けたと考えます。それ以外の理由は、通常ヒップバックを持っていれば、日常入れているものがあるはずです。人によりますが、たばこ、財布、ティッシュ、携帯電話、文庫本等などです。犯人が持って帰ったとされる、「年賀はがき」や、仮に通常ヒップバックを使っていたならば、そこに入れていたものは、ズボンのポケットに入れて持って帰ったのでしょうか?それとも、別のバックがあったのでしょうか?これも、謎です。

 実は、先月現場に行ってきました。夜遅かったので、うろうろ見て回る事はしなかったのですが、あの環境を見れば、ただの物取りで、家に人がいるということが分かっていれば、普通の考えでは、他の留守宅を狙うのが常道だと思います。と言うことは、やはり、最初から殺害する為に被害者の家に行っていると考えています。

 こういった事件の場合、物取りなどであれば、犯人はお金を必要としているわけです。松戸の事件などが例です。ですから、犯行を重ねます。しかし、世田谷事件の犯人は、その1回だけなのか、それとも、職業なのか、普通の押し込み強盗とは、まったく違う犯人像だと考えます。犯行後の生活をどうしているのか。これも謎です。

 話が外れたついでに、靴の件ですが、スラセンジャーは、同時期に香港でも売られていました。同じタイプかどうかは、はっきり覚えていませんが、間違いな情報です。

 本題から離れてしまったことを、お詫びいたします。

投稿: ヒロ | 2010/02/03 09:16

ヒロさんの意見に同意し続きますが、年賀状を入れたバッグの存在は確実にあったと思う。更に玄関侵入説に立てば、必然的に合い鍵を深夜に作りにいく或いは共犯者に作らせたことになりますね。鍵しまってた訳だし。そうなると犯人めっちゃ緻密に計画立ててたっぽい。となるとラグラン、エアテック、帽子、ヒップバッグ…うっかり置いてきた訳ないよね。メッセージっぽい。例えばその年賀状バッグに、ラグランが入ってた。宮沢さん宅まで着てきたのは、そして着て帰ったのは親父ジャケットだった。目撃者が出る訳ない。なんつって…妄想爆発しちゃった。ごめんなさい。

投稿: ワトソン | 2010/02/03 12:01

昨夜、「クリミナル・マインド」で、惨殺を実行した犯人が、殺害現場へ居座って冷蔵庫の食品を食べ、被害者の衣服を身に着けて逃走する事件のプロファイリングをする話が放映されていた。
なぜ被害者の自宅に長時間滞在し、しかも自分の衣服を脱ぎ捨て、被害者の衣服を着て逃走したのか、その心理を描くシーンに共通するものを感じたのだが。

これは作り話のドラマではあるが、アメリカのドラマなぞは実際のプロファイリングを参考に作成していることが少なくない。
ここに犯人の心理の特長が透けてみえるのではないか、いかがか。

投稿: ホームズ | 2010/02/03 12:27

以下(世田谷一家殺害事件再考その92)の私の考察からの推理です。

染料の特殊性から仕事で使っていると考えるのが妥当かと思います。
イベント用造花、模型、映像、舞台美術、特殊造形などの印刷屋以外と考えるのが
しっくりきます、どの業種も一つの依頼品の受注から納品まで半年くらい
ずっと関わる事もあるので検出された染料の色数だけ、というのがこれの現れかと。


作業着としてラグランを着ていた可能性が高いと考えます。

職場の作業場で着用していれば目立つ、なのに周りが気づかない
(通報していない)のは犯人がキムタ◯ファンなら虎の子の本物と全く同じ
メーカーのも持っていて、それを継続して事件後も着ているからか?
もしくは個人工房??
犯行にラグランとヒップバッグを使ったのは近々捨てる予定だし、
血で汚れると犯人は考えたからか?
もしくは何も考えずに手近の物を素直に使ったか?

またシャツから染料しか出ないのは、この手の作り物は
一工程がかなり長い日数をかけるからだと推測します。
例えば、粘度で原型を作る工程
    石工で型を作る工程
    FRPで形を抜く工程、
    ペーパーをかける工程 
    塗装する工程
その工程の色関係の作業の日にだけに偶然ラグランを着たからか???

いずれにせよ犯人は車庫にまさか接点になりうる染料があるとは
考えてもみなかったでしょう。
気づいていた場合もっと違う展開の犯行をしていたような気がしますし
ここが犯人の汚点である事を願ってしまいます。

ヒップバッグの中側から多量?の染料が出たのは、工房で作った『物』の
納品時の組立て等に使う工具類を入れて搬入先の現場まで同行。
カッター、ドライバーやレンチ等をヒップバッグに入れたが、
その工具に染料が付着していたのでバッグ内部に着いた。
もしくは現場で最終仕上げの着色しなくては完成できない物で
染料をバッグに入れて持ち込み塗料化けさせ作業した?


ハット、マフラーは視界を遮るし、ジャケットは袖口などで塗料ビンなど
引っ掛けたりするので、あのような袖、裾が長くゴワついた着こなしは
作業時の造形屋などの工房関係者は敬遠する格好かと思います。
ヒップバッグなどはもっての他。体に出っ張りができるので製作物に
誤ってキズを付けかねないので工房内では装着するとは考えにくい。
よって工房外での造形物納品時のみにバッグは使用したのでは?

搬入先では鉄の工具箱などは個人では使わず、ヒップバッグを道具入れとして
愛用している人が多い業界かと思います。
舞台やなんらかの会場などが納品先の場合、いろいろな人が周りにいますので
道具を広げたら邪魔、時間も限られている事も多いのでパパッと
出せるヒップバッグを使います。
(ちなみにケツに付けずお腹側につけますので取り出しは比較的容易)

反面、そういう用途のバッグを洗うってのはあまり聞いた事はないですが.....

投稿: たぬき | 2010/02/03 17:53

演劇関係....
大手劇団や例え弱小のところでも舞監の強いこだわりで
特殊な発色のものを建て込み具などに使う場合もあるかもしれません。

舞監が気まぐれで公演途中に急に色を濃くしろ、と指示した場合。
もしくは、公演途中でその小道具などが破損、翌日までに修理が必要な場合。
だが、制作時と全く同じ染料がない、仕方なく急遽近い色を使用。
だから微妙な違いの2色があったとか。
あとは単純にその小道具などの製作工程の関係か?


劇団では泥絵の具という自作絵の具みたいな物を多用する場合もあります。
色粉を水でといてつくる塗料です。
例えば蛍光性を強くしたくて件の染料を泥絵の具と混ぜて使ったとか?
(可能かどうか詳細は不明)
ただ、演劇の美術スタッフだと多種多様の色に囲まれて仕事をしていますので
いろいろな物質が着きそうな気がします。

発見された3色を基調とした美術セットを使う前衛的な色調の舞台を
しばらくやっていた劇団関係者???

それと別件の木箱が実は家具だった場合、舞台での大道具用の
家具だったものであったりはしないかと?

投稿: たぬき | 2010/02/03 17:55

ヒップバックを仕事以外で使用する人で、蛍光塗料と
関係がある趣味は釣りです。釣りはルアーに蛍光塗料を
使用するからです。釣り関係の捜査は既に終わっている
のでしょうか?

投稿: わんこ | 2010/02/03 21:26

週刊朝日ムックの「未解決事件ファイル 真犯人に告ぐ」も、情報が濃いいですね。風呂に書類その他がぶちまけられている写真とか、引き出しが開けられている写真が載っています。このような現場の写真は初めて見たような気がします。この現場を見れば素人なら、おそらく粗暴な物取りが押し入ったと思うのが普通でしょう。しかし、お姉さんの入江さんの本には「刑事たちは明らかに仕事がらみの怨恨と思っている口ぶりだった」とあります。ということは、刑事たちの目には荒れた現場にも関わらず、なにか「仕事がらみ」を強く感じさせるものがあったということなのでしょうね。

投稿: 森 | 2010/02/03 21:27

それとあの蛍光染料。私にはどうしても演劇関係かなんかで、血の色を出すために使われたとしか思えないんだなぁ。赤の同系統色が三種類というのも、よりリアルな色を出すためだったんじゃないのか。

投稿: 森 | 2010/02/03 22:09

たぬきさんの演劇関係の前の書き込みは私のイメージを理路整然と説明されている感を覚えます。

ヒップバッグへの染料の着き方から推して、作業中に文字通り腰の後ろ回して使用したのでなく、
傍らに置かれていたものでもないでしょう。
道具を目視で出し入れしやすいように、犯人の利き腕側のお腹部分にあったものだと思います。

ラグランが上着だとしたら、トレーナーの袖部分にも付着しているはずなのですが、
胸部分にだけしか着いていないことから推して、犯人はラグランの上にもう1枚「胸開きの長袖」
を着用しているはずです。 おそらく、作業用のジャンパー様のものかと思います。

「車庫から染料」は犯人にとって強いプレッシャーになっているでしょう…
犯人が地獄にいたり外国にいたり世を捨てたりして日本の報道や活字から離れていなければ。

投稿: | 2010/02/04 00:27

(話の腰を少し折っちゃうけれど…)
デサント製のトレーナーの上にもう一枚何か着て逃走したんだろうな。と想像しています。
隣家の親族も思い当たらないような、ほとんど着ないままになっていた上着。ジャージ、ヤッケ、合羽の類かもしれないけど。ポケットがある物。
(着替えを用意していた説もあるわけですが…。)

2000年の年賀状って何枚ぐらいあったのかな?

それと犯行時懐中電灯の類は使わなかったのか?
っていう疑問があって、もし使ってたら、
別にバッグなりビニール袋なりに入れて逃走したんだろうな。と思います。。

投稿: Mark | 2010/02/04 07:52

> 2010/02/04 00:27さん

本当にこの染料から犯人に辿り着いてほしいですね。

可能性の話として新たに解った事を記します。
昨日書きました泥絵の具ですが、着色と同時に
ザラついた質感表現の為に『砂』を混ぜる事があるそうです。
(土壁や岩などの表現)
三浦とアメリカの砂(輸入されていない?)
が見つかっているので、もしかして
あくまでも、もしかしての事としてですが
何かのお役に立てればと思いまして...。

投稿: たぬき | 2010/02/04 10:34

なるほど。被害者の所持品でなくなってるものって確かに分かんないもんだよね、隣の母ちゃんにも。箪笥開けたのはそのためかもしんないし。専門的化学の知識がなきゃ開かないとこにアクセスしたっていうから超過大評価してたけど。案外考えなしか…。

投稿: ワトソン | 2010/02/04 17:49

 先日書きましたように、計画された犯行であれば、現場にあった遺留品は、犯人に直接結びつくものでなくなります。そうであれば、犯人自身、蛍光剤などが出てきて、驚いているというか、小躍りしているのではないかと思えます。あまり、遺留品に囚われると、犯人に結び付かないかと考えます。

投稿: ヒロ | 2010/02/04 17:50

汚れていない遺留品は帰り支度として除けて置いたものを、結局持ち帰れなかったということでしょうね。

その中に帽子やマフラーがあるということは、犯人は帰る時に小窓から出ていく予定などなかった、
ということでしょう(ジャマになりますから)。

以下2通り。

・来た時の服装がエアテック 帽子 マフラーなら、犯人は小窓から侵入などしていない
(小窓から逃げた可能性はあるが、入ってきたのは玄関か勝手口かせいぜい大きな窓からで小窓の可能性は低い)

・来た時の服装がエアテック 帽子 マフラーでないなら、犯人はの本当の服装(外見)は報道されていない
(荷物が多過ぎて小窓から入ってきた可能性はやはり低く、小窓から逃げて行った可能性はある)

前々から思っていたけれど、犯人の毛髪を何本も押さえているのだろうから、ジヒドロテストステロンを分析して
「どの部分の髪がどのくらいの長さか」から大まかな髪型がわかりそうな気がしますが・・
警視庁は世田谷の犯人像を世間的にあまり絞らせたくないのかもしれませんね。

投稿: | 2010/02/04 19:20

玄関侵入で小窓から逃げたって物理的にあり得るの?現場は鍵閉まってて密室だよね。合い鍵は全部発見されてるよね。玄関侵入なら合い鍵作った、或いは作ってあった…それで鍵かけて逃走しかないよね?そんな余裕綽々の奴だったとしたらラグランも罠なのか?やはり単純に犯人のミスなのか?ふーむ…。そもそも小窓侵入なのか?わからん

投稿: ワトソン | 2010/02/05 00:44

大変トンチンカンなこと言いましたね。混乱してごめんなさい。最後に玄関から出ていったなら鍵を閉める必要があった…。ただ隣人がきて焦ってたなら玄関からは出ないかな。

投稿: ワトソン | 2010/02/05 01:13

足。歩くと足あとになります。玄関からごめんくださいの場合。ま、上がったら。と言われて靴を履いたまま上がるのはビリーだけ。五右衛門ならいったんは靴脱ぐでしょう。靴はポリ袋に入れて持って上がれ。という家はがあるかな。(その後の経過は省略)で、しばらくして、立ち回りになる。座り回り・寝技じゃないんだから、足裏をしっかり床につけねば。スリッパでは無理でしょう。このときに素足なら。血がついた足あとがどこかにペッタン。ご家族とは違う大足。いや、いったん帰ることになったんだよーんの場合は、玄関へ行き、靴を履いた。そこからUターンして紛争を蒸し返し・居直り強盗。だとすると。玄関に近い部分に靴の泥の痕跡が発見されたはず。何度も玄関から出入りした場合も同じ。この点は?

投稿: ナガイ | 2010/02/05 01:21

主題とは外れますが犯人の行動について一言いわせて。 犯人を招き入れた被害者は最初の一撃を受けた後、二階の家族のもとへ逃げようとしたと思われます。この時点で、被害者のダメージはまだそれほどでもなかったはずです。階段を登り逃げ様とする被害者を後ろから攻撃すると、下半身を刺す事になります。
階段下に被害者をひきずり落とし、ここで致命傷を与えます。
柳葉包丁は頭部に刺さり、その時に折れてしまいます。
一階の血は、階段と階段下に集中し、他の床にはそれほどの血痕は無かったと考えています。
この時点で犯人は素足または、靴下状態。血を直接踏むのは嫌なので、玄関に靴を取りに行き血を踏まないように階段部で履く。二階に登り母親と娘さんを手と足と折れた柳刃包丁で攻撃するが、なかなか致命傷を与えられず、殺害状況は残酷なものになった。
が、決して恨みがあった訳ではない。最後はキッチンから包丁を持ち出し止めを刺した。小さな子供は一度眠ったらちょっとやそっとでは目を覚ましません。息子さんの殺害はずっと後の事で、犯人が着替を済ませ、手も洗い、傷の手当をした後だと、推測します。玄関の犯人の靴跡は隣家の住人達により、簡単に消されてしまったのではないでしょうか?

香川の絵かきさんの事件でも初期報道はセンセーショナルな血の海報道、これに美濃さんは騙され「おかしいんじゃないの?」発言、事実は血の海カーペットは持ち去られていた。

アキバの歩行天事件、犯人は左頭部から出血、でも大量殺人にしては、洋服は綺麗でした。

投稿: 書庫 | 2010/02/05 10:04

泰子さんとにいなちゃんの殺害方法は、単に止めを刺すのが立ち遅れたので結果として残虐になったのではない。複数の雑誌などの報道によると、顔に柳刃を突き立てて、抉るように何度も刺したという。犯罪のプロファリングでは、顔を執拗に攻撃するのは、怨恨の場合が殆どという。

また、事件発生直後の週刊誌掲載では、泰子さんが喉をかき斬られたため、声を出せなかったとも報道されていた記憶がある。

また、その頃の報道で、犯人は靴のまま、土足で入ったため足跡が取れたとも記憶している。

投稿: ホームズ | 2010/02/05 13:51

宮沢さんの一階は、事務所に使えるような間取りになってますよね。
一階で靴を脱ぐようになってるのでしょうか。

知人の家が狭小地の店舗件住宅で、一階(美顔サロン)と半二階のトイレ(共用)は土足。二階より上は住居なので土禁です。

お姉さんの手記で、家の中は寒かったというのを読んだことがあるのですが、犯人はエアコンを付けなかったのか。スイッチが分り難い家だったのかな。
浴室にいたのは、浴室暖房があったから??

投稿: 栃木県人 | 2010/02/06 10:50

物色する際に部屋の電気を点けたくなかった(できるだけ目立ちたくない)、
ご遺体のない場所で物色したかった、非常出口を確保しておきたかった、
以上3点から浴室を使ったと思われます。


最初のPC操作の深夜1時過ぎは電気が使える状態で、そのあと、(犯人の仕業か?)
玄関の外にある門扉の所の明かりが消えます(新聞配達員ソース)。
しかしながら、翌朝10時過ぎには再びこの明かりが再び点いています(隣家ソース)。
で、最後のPC操作→直後に逃亡→事件発覚。

ここ最近の世田谷事件における名無しの書き込みの半分以上が私ですが、
偽装説をほとんど取っていません。 様々な事件を見聞きしていくうちに、私は「偽装説」を
あまり好まなくなってしまいました。 実在する粗暴犯の凶悪事件における偽装とは、
推理のしがいのあるテクニカルなものが極めて少なく、冷静に考えればすぐにバレる
ことがわかるのに、「とりあえず臭いものに蓋」の直感的な偽装であることのほうが
圧倒的に多いということを知りました。 テクニカルな推理を特に好む人(例えばnobuoさん)
の話には、「実在の事件は映画や小説やドラマやマンガとは違いますよ」と要らぬお節介を
焼いたりもしました。

さておき、私は偽装説を好まないにも拘らず、先に述べた電気の絡繰りを(タイマーが勝手に
やってくれたことだから気にしなくていい)という解釈以外で、偽装抜きに上手く語ることが
未だに難しく感じています。

タイマーの仕業ではなかったとしたら、電気の絡繰りは犯人の偽装である可能性を否定しきれません。

投稿: | 2010/02/06 17:56

もう春ですか?

外灯が消えていた事実をシンプルに捉えるなら、玄関から何らかの目的で出入りするのを見られたくなかった。その目的は外にあったバッグを取りに行くとか、或いは外出したとか。ただその外灯を今度はつけっぱで逃走したということはやはり呼び鈴で焦って逃げた。僕がどうしても疑問なのはなぜ犯人は多くの時間がありながら逃走の身支度をしていなかったか、ということ。隣人が朝飯時に訪ねてきてもおかしくない家の造りな訳で。やはり外出しアリバイを作り…現場に帰ってきた時間が相当押していた…と想像してしまう。なにがミスでなにが巧妙な罠なのか…。外灯の消し忘れはミスだろう。ラグランはどっちなのか?僕は罠に思えてならない。完全犯罪自体が目的だとしたら?多くの犯罪の傾向に当てはまらないからこそ捕まらないとは言えないだろうか?うーむ、わからん!!!

投稿: ワトソン | 2010/02/06 21:41

差し出がましいことですが…
・・・と思うんだよね
とか、
・・・なんだよね
という書き方どうにかなりませんか。

悪気がないのはわかりますが不謹慎に感じます。
事件を真剣に考えてるのならもう少しまともな書き方をして下さい。
まるで事件を楽しんでいるようで不愉快です。
事件はアニメの世界ではないのです。
現実に起こっているのですよ。

投稿: 通りすがり | 2010/02/07 04:52

語尾うんぬんで事件を楽しむとか安易すぎますよ

語尾は個人の癖ね

みんな超かしこまっていくんですか?

投稿: 通りすがりへ | 2010/02/07 10:50

>ワトソンさん

外灯について。
犯人が何らかの意図(例えば、夜間に玄関から外に出入りときの姿を見られたくない等)
をもって外灯を消したとすると、再び点ける必要がないと思うのです。
仮にそれが犯人のミスだとすると、隣家が尋ねて来た時「消し忘れていたミス」ではなくて
新聞配達員が来た夜明け前から朝にかけて「再び点けてしまったス」だと思います。

宮沢さんは普段、外灯の制御を玄関付近のスイッチで手動で行っていたのか、
タイマーでプリセットしていたのか。
営業所等の外灯は、たいていが配電盤に付いているアナログ式のタイマーで季節ごとに
一定の時間にオンオフするように設定されていますが、誰かがタイマーに触れて
現在時刻をズラしてしまうと、思いがけない時間に点いてしまいます。

nobuoさんではないけど、犯人が配電盤に触れた可能性はあると思います。

投稿: | 2010/02/07 16:27

午前1時と午前10時にタイムカード代わりにPC操作をした、つまり自分を捜査対象者から外すために、
別の場所で明確なアリバイを作った、という計算は相当に無謀な企図だと思います。

この事件は、「捜査対象者として浮かんだらまず逃げられない」ケースだと思いたい。
警察が国民の期待通りに機能してくれているなら、「浮かんで消える」事件ではないと信じています。

投稿: | 2010/02/07 16:48

皆さんの議論で、いろいろ筋が見えてきたような気がします。

・進入経路は浴室の小窓でなく「玄関」
 「玄関ドアのノブ付近から犯人の指紋は検出されず」が浴室進入説の根拠になっていますが、もともと「黒手袋」をして入ってきているのだから、指紋がつかないのは、当たり前。

・「みきおさんは太股を下から上にかけて刺されていた」(「真犯人に告ぐ!」の情報)
 「犯人が2階から下りていき、1階でみきおさんを襲った」と解釈するよりも、もともと二人は1階におり、なんかのきっかけで包丁を取り出したので、みきおさんが2階に逃げようとしたところを襲った、と考える方が無理がない。

・「スラセンジャーの足跡が階段の途中からしかない」
 もともと、靴を脱いで家に上がった。犯行を進めるうちに、周囲が汚れてきたので、途中から履いた。

・「黒ジャンパー、マフラーが居間に畳まれて置いてあった」
 慌てて浴室の小窓から逃げるはめになったので、着ていく暇なく、そのままになった。それにあの小窓では、かさ張るものを着ていての脱出は難しいでしょう。

・「遺留品の大半は、犯行直前の時期まで販売されていたもの。特にラグランシャツはその年の8月以降、エアテックジャンパーは9月以降に販売されたもの。ただし、ヒップバッグのみ、販売時期が多少古い。」
 犯行に備えて、計画的に購入したような気がします。ただし、ヒップバッグのみ前から持っていたものを使ったのでは。

・「午前1時18分にパソコンを5分18秒、起動させ、『空フォルダーの作成』と劇団四季のHPへアクセス」(上記誌の情報)
 『空フォルダーの作成』の意味がわからない。

・「明け方、新聞配達が来たとき『家は暗かった』が、事件発覚時には、外灯は点いていた」(入江さんの著書より)
 重要な矛盾点ですね。

投稿: 森 | 2010/02/07 20:44

みなさん、こんばんは
名無しさんへ
私は分からない事は分からないまま、全体を考えるようにしています。
無理に答えを出そうとすると、自分の出した答えに自分の思考が縛られてしまいそうでちょっと不安になります。

通りすがりさんへ
私の文章についての意見かと思いますが、こう言う書き方をしているのは癖と言うのもありますが、理由が二つあります。

1)このASKAの事件簿を出来るだけ多くの人に読んでもらう為に肩肘張ったような文章は避けて、普段の会話のような書き方をしています。
それは、このASKAの事件簿を読んだ方の中からもしかすると、事件に関する新情報を得られるかもしれないと期待しての事です。

事件解決を願う私としては、かしこまった文章で書いて、読者を減らし、コメントを減らして、新情報を得る機会を減らすより、より親しみ易い文章で書いて、新情報を得る機会を増やした方が事件解決の可能性を少しでも高める事ができるのでは?と考えています。

2)上の1)にも関連しますが、このASKAの事件簿の読者は推理を読みに来ている人が多いと思っています。
で、推理についても1)の理由でより説得力のある推理の方が読者を引きつけるでしょう。

で推理と言うのは「言葉で考えている」と思っています。
だから、自分が普段使っている言葉で推理する事が思考のリズムに一番合っているはずですよね。
変に言葉を換える事は思考のリズムを変えてしまい、推理の過程や結果に影響がでてしまうかもしれないと考えています。

このASKAの事件簿を読んで、昔の記憶を思い出してくれれば、それが新情報になると思います。
確率は相当低いでしょうが、それでも諦めるよりはやった方が良いと思っています。

投稿: ASKA | 2010/02/07 22:21

名無しです。

私の口調や思考パターン(狭く深く、飽きたら別の角度から)で、力説したがっているように
捉えられても仕方ありませんが、「わからないことに急いで結論を出す」というよりは、
「わからないから再度検討する」という感覚でいます。

いつでしたか、MARKさんとアングラーさんの話をヒントに塗装やサンドペーパーに突き当たった時も、
(私が少し考えた程度で)突き当たるような位置に犯人がいたらとっくに捕まってる、と直観したので、
それを結論とはせずに思案を続けて新たな手がかりを探して静かに?読んでいました。

にゃんこさんの緻密な分析作業やたぬきさんの理詰めと息抜きのバランスのとれた書き込み、
それから書庫さんの機体の話やナガイさんの並の神経では気付かない洞察も、もちろん参考に
させていただいきました。

腕の立つ常連さんの方々ように?たまに変化球も混ぜながら、力み過ぎないようにしたほうがいいとは
思っています…

投稿: | 2010/02/08 01:05

森さま
>黒ジャンパー、マフラーが居間に畳まれて置いてあった
居間にあった、という報道ありましたっけ?

人の家に招かれた時、コートやマフラー、帽子、手袋は脱ぎますよね。脱いだそれらは、家人に預けるか、畳んで自分の脇に置くかだと思います。

一階の書斎で話をしたのか、最上階のリビングに通されたのか。

お茶やお菓子位出さなかったのか。出される前に犯行に及んだのか。。。

投稿: 栃木県人 | 2010/02/08 10:27

警察の発表では、黒いハンカチの一枚が覆面として使われた可能性が高いとのことから、来客としての訪問の可能性は低いのではないでしょうか・・・

また、ジャンパー等は、居間のテーブルの上に畳まれた状態で置かれていたようですよ。

投稿: まこと | 2010/02/08 19:00

栃木県人様

「居間にあった」というのは、以前から報道されていたように思いますし、「真犯人に告ぐ!」のなかの室内見取り図でもそうなっています。

「二階の風呂の窓から侵入した犯人は、犯行に取り掛かる前にジャンパーとマフラーを脱ぎ、折り畳むという不敵な行動をみせていた」と解説する記事も、以前あったように思います。

投稿: 森 | 2010/02/08 19:44

遺留品衣類。これを折りたたむだとか重ねるだとか。そういうことはいつでもできた。とぼくは思っています。不敵だかどうだか。
それと、話題の本の浴室の写真。あれは本物なのですか(別物であっても例示説明として悪くはないと思いますが)。セットのときはタイル張りでした。あのセットの浴室も?はありますが、全部を空想だけではつくれないでしょう。話題本の方は壁がなにかはちょっと想像がつきませんが、タイルではない。壁と浴槽のつなぎ目に特徴があって、これは無いとはいえないけれど、ちょっと変わっているかなあ。
問題は浴槽の内容物。鋏で切り刻んで放り込んだ。とは思えない。よく見えませんが、名刺?切手?パンフか雑誌のページ?白いタオルでなくて黒布?なんか順序よく入っているような気がして(気のせいですか)。ロールの風呂蓋が半分弱かかっているのもねえ。蓋の上には何も散乱なし。浴槽の内容物を特定できる方いらっしゃったら。ぜひ、教えて下さい。本物、別物に関わりなく。

投稿: ナガイ | 2010/02/09 02:26

もうひとつ。染料付ヒップバッグですが。あの写真って、何をどこから撮影したものでしょうか。ちょっとみた目には。腰に当たる面じゃない側=ポケットがついている側の裏側面。上が開口。下が底。だと思うのですが(皺もなんとなく外観の皺と一致しているような気が)。二本線もポケットの裏面あたりなのかな。
切裂は何によるものか。はー、定かではないですが。もし刃物だとしたら。まさか自分の腰を刺すようには入れないでしょ。腰につけて包丁の柄が蓋からとび出すとしたら、(蓋のジッパーは右にあり、左にもあるようなないような。両方向かもとして)柄は左手側へ飛び出していた?それと、問題の粉がバッグの上(上の方の大きな横皺の上下についていますね)の方と左手側に多いと見えてしまします。連続裏返しってのは、粗雑な頭のぼくはくるくるとついていけません(大苦手)。ここまで、ぼくの見方、へん?

投稿: ナガイ | 2010/02/09 09:31

舞台制作関係者は作業の際にはたいていTシャツとか、ラグランで仕事をしています。特に夏季には。
従って作業の際、染料がピップバックとラグランのみに付着したのは無理のない推理ではないか。
2000年8月に宮沢さんは広島でのアニメーション・フェスの仕事をしている。このフェスは同年8月24日から28日まで開催された。
例のラグランは2000年8月から販売されているようだ。何か接点があるのではないか。

投稿: ホームズ | 2010/02/09 12:55

湯船の写真。あれを撮影出来るのは、鑑識班だけでしょう。
鑑識班は、湯船内の物を証拠として持ち帰ったはずです。
写真が本物だとすると、警察が外部に漏らしたことになります。
湯船の写真をなぜ?流出?と考えると、やはり偽物でしょう。

オレンジ色フィルターでの撮影写真。
バッグからは固定バンドも蓋も取り外されています。
中が良く観察出来る様に、バッグの腰側とその反対側の面も
既に切り取られていると考えます。
バッグの下に引かれたシートの高さと、
問題の画像面との高さが吊り合わないのです。
画像面からは、深さが感じられません。
はめ込み合成写真ではないでしょうか?

投稿: 書庫 | 2010/02/09 13:36

((特に)オレンジ色フィルターの写真は、未だに意味がヨク分からないんだけど…それはともかく。)

ヒップバッグ写真は、
腰に当たる側だと今まで思っておりました。

ナガイさんのコメントを見てちょっと不安になり、
手持ちのウエストポーチ(かなり小型のものですが、)をとりあえず、
ひっくり返してみました。

うーむ…。やっぱり、腰に当たる側じゃないかな。と思うんですね。。
(蓋を開け閉めする表側の中央、黒い部分は縫い付けてあると思うんですが、
ひっくりかえすと縫い目が露になるのでは?
少なくともワタシのウエストポーチだとそうなってます。(結構糸のほつれが汚い。)
(一方)腰に当たる側は、一様に平らな感じです。

で、結果左右が逆になる。というか。。
仮にバッグを身体の前面(腹側)に据える場合、写真向かって左側(切り口のある方)が右手側に。写真向かって右側(比較的濃い粉が付着している方)が左手側に。なると思います。

それと書庫さん、
ワタシのウエストポーチに限ってかもしれないけど
ベルトの部分はひっくり返すと、全部スッポリ内側に入っちゃいますよ。
で、腰に当たる側を上にして机上に置けば、
このヒップバッグ写真と同じような趣に、なります。。

投稿: Mark | 2010/02/09 23:05

Markさん
そうすると、オレンジフィルター写真の下部の黒い部分もバッグの内側と言うことになり、そこには、蛍光剤が付着していなかった事になってしまうのですが・・・

投稿: 書庫 | 2010/02/10 00:17

そ、そ。
バッグの外側は緑と黒です。もし外側を赤色フィルターを通して見たとするなら。補色関係にありますから、暗くなると思います。黒は黒、緑は黒っぽく。うーんと濃い赤色フィルターなら。真っ黒けか。で、裏側の写真。なぜか赤と黒。裏地があるんじゃないでしょうか。でなきゃ、裂け目は貫通しているということになりますし。
突き破るものを入れたときは腹の方に着けた。は、ありだと思います。その場合の事件展開は先延ばしにするとして。写真がなぜこの面(を公表している)かということについて。最も顕著で分かりやすいからですか。じゃー、底面や側面はなぜ蛍光(黄色)がないのか。反対側は少ない、もしくは付着が無い(?)のか。
ローダミンBが耳かきひとつでピンク、スプーンいっぱいなら真っ黒という話はレーザー誘起蛍光法というページにあります。フィルターを通す解説写真もあります。これが分かりやすいかな。

投稿: ナガイ | 2010/02/10 00:59

染料付着はバッグ内の話のようですが。バッグ外は関係ないのか。と思って外観を眺めると、ベルトのとこがちょっと赤くなっている。照明や画像処理上での現象かな。と思いながら。PDFを眺めているうちに。あれ?同じ写真のはずなのに、いつのまにか。さっきと違う。へ?なんで?と思ったら、同じPDF内にバッグ外写真が2枚あるのね。当然同じものかと思うじゃん。ところが写した位置が違うのね。ま、それはあるあるとして。バッグの口が写る写らないの違いあり。置き直したからね。でも、ベルトのバックルの位置が違うのはなぜ?それは目のせいね。いや、違うなあ。そんなとこまで直して撮る?第一、バックル位置でウエストサイズが判明したわけだから、そこから動かして写真撮る必要あるの?
もし、いくつかのバッグの写真があったとしたら。バッグ外を考えても仕方なさそう。でも。バッグ内の四方の縫い目って、あれって、バッグ外のどこの部分なの?と、ぶつぶつ。まーだ眺めています。

投稿: ナガイ | 2010/02/10 12:19

ナガイさんの観察力に期待

投稿: | 2010/02/10 12:37

ナガイさん

結構毛だらけ、猫灰だらけ。猫は?「はい」だらけ。(笑

PDF二つのヒップバック写真、それぞれ中央上部にある黒く
手で持つ様なベルトですが、幅が大きく異なっています。

どちらかは類似品です。なぜ?類似品を公開するのか?
本物は既に各部が検査の為切り離されているからだと思いますよ。

投稿: 書庫 | 2010/02/10 14:31

(あ~。またトンチンカンなこと書いてしまったようです。)

バッグの表側。黒色四角部分の裏はポケットだろうから、(その)縫い目は関係ないですね。。
(ワタシのウエストポーチでは、表側ポケットの淵が(裏地のない)裏側に縫い目として露呈しちゃうんですね。で、「腰に当てる側(の内側)」だろうな。と判断してしまいました。)

オレンジフィルター写真で見る刃物(か何か)の切り口。その裏地っぽい所にも、ピンク色の着色(自然光の下肉眼だとどうなるのか正確には分かりませんが、)が見えますね。

(表側から見て、裏地が(何枚か)あるなら)この写真、ポケットがある方の裏側なのか、腰に面する側(の内側)なのか、ちょっと判断しづらいですねぇ。。
(上部の横に走っている皺の部分についても、ワタシようワカランです。)

ただ犯人は右利きなので、柄の取り出しを考えれば、刃先は(バッグを表側から見て)
向かって右側。(前面腹に据えた場合)当人の左手側。になりますね。。
バッグの切れこみがヤナギ刃包丁によるものなら、「ポケットがある方の内側」とした方がよさそうですね。

ナガイさん、ご指摘ありがとうございます。
(フィルターを通しての色については、未だちょっと…??です。)

(2枚のPDFヒップバッグ写真。
「犯人が遺留したヒップバッグ」のキャプション付きが現物で、もう一方は(捜査本部が入手した)同種のものかな?と思ってたんですが(パッと見、違うし。)
(こちらの方も)拡大してみると、薄ら赤く(また青く)なってる所がありますね。。これって、撮影時の光のイタズラ(みたいなもの)に過ぎないのかな?うーむ…。)

投稿: Mark | 2010/02/11 00:55

バッグ内の染料。染料ってなんですか。粉か液か固まりか。
液体ならシミ。あんなしみったれ跡になるん?粉末なら。粉塵だらけでああなることはないしょ。手やタオルについたものを入れたと違いまっか。あるんじゃないかい?でも、線状痕になるかのー。固形物は?食パンに塗って入れはったとか。三色は?塗り分け三色パンやったと違いますか。ガレージの痕跡は?三色パンを棚に置いから付いたばい。ってなことは。ないと。いや、長時間置けば、あると。ラグランについたのは、どげんと。それは不注意ミスでねっちゃ、安全衛生意識の不足だべ。んー、おえんの・・・

投稿: ナガイ | 2010/02/11 01:59

染料の粒子の跡って、最初は線状痕になるらしいです。それが摩擦して崩れてくると、モヤーっとした跡になるらしい。

あの風呂場の写真。わたしには本物のように見えます。お姉さんの入江さんも著作で「現場の写真が流出した」と憤っておられますから、その一つじゃないでしょうか。また、お姉さんは、刑事に「CI」(みきおさんの職業)と言っても、理解してもらえなかったと言って、警察の能力への不満を洩らしていますね。

投稿: 森 | 2010/02/11 08:57

今日やっと、「真犯人に告ぐ!」の本文をネットで読みました。
その後書店に行き、ネットで見れなかった写真、イラスト等を立ち見してきたんですが…。

遺体のイラストは、痛ましいですね。。
にいなちゃんの姿不憫だなぁ…

知らないでいた情報が多々あり、
いくつかの疑問が沸いてくるけれど、
ちょっと書く気になれません…
合掌。

p.s.
ヒップバッグの類を扱ってる店に行き、(中を開けて裏地の部分、片っ端から)見て来たんですけど、千差万別ですね。。同種っぽいものは無かったので参考になりませんでした。
右側の腰から臀部右にかけてバッグを据えた場合、
(斜め後ろから見て)柄は右側。刃先は左側。の方が(右利きの人には)取り出しやすいので、
この場合、PDF写真は「腰に面する側(の内側)」とした方が自然ですね。
「結局よく分からない。」と訂正いたします。スイマセン。

投稿: Mark | 2010/02/11 22:55

なるほど。赤フィルターを使用すると、540NM(緑色位?)より紫外線に近い方は全部真っ黒になるのね。
オレンジフィルター装着写真、バックのフチが黒い。
赤フィルター写真では、真っ黒じゃないんですね。
赤フィルターでフチが真っ黒でないなら、そこには、蛍光剤が付着しているって事なのに、なぜ?オレンジフィルタ写真は真っ黒なの?おかしく無いですか?太宰さん。

それと、オレンジフィルタ写真だけど、下に敷かれたシートと同じ色に撮影されている部分がベーシックレッドで
黄色い部分がベーシックバイオレッド?

投稿: 書庫 | 2010/02/11 23:14

蛍の光 窓の雪。バッグ内画像は蛍雪の光ですから。夏冬一緒にきちゃって。温水プールの写真みたい。
窓の雪。写真は左からの光でしょ。右側に影が出ているから。バッグ無視。背景シートだけみる。オレンジの場合、光を反射する部分はオレンジ~黄色。影部分は黒。で、バッグ内も同左。と独断。
赤の場合も同上。それが度過ぎで赤か黒しかない。バッグでないバック部分は。黒幕に変えたんじゃない?と独断。
んじゃ、なんの写真なのよ?ってことですが。蛍光って、問題の粉末だけじゃないと存じます。他のものや塵埃のようなものまで蛍のように光るでございます。で、粉の光だけ見せてーんだよってことだと、蛍の光さんは蛍の光。あら、違うの?

投稿: ナガイ | 2010/02/12 02:08

はじめまして、前からこのサイトはROM専で覗いてたんですけどよければちょっと書かせてください。

個人的に気になるのはヒップバッグの最後に購入できた時期です。
このバッグだけは(中古品を購入したのでない限り)買える時期が事件の約2年ほど前で、
比較的、犯人が以前から持っていないとおかしく思えます。

逆に衣服の方はどれも、事件の一月前(平成12年11月頃)くらいまででも、
一括して購入できたように見えます。

もし犯人が本当に貧乏だったとしたら、去年やおととしの冬着をとっておいて、
それらを着てもおかしくないのに
ほとんどがその年の冬に買える物ものばかりと言うのも気にかかります。
(特にジャンパーとラグランは事件直前でないと買えない代物な訳です)

犯人は、それだけ流行に敏感で古い物を着たがらない主義だったのか?
それにしては香水だけはやけに古め(80年代)のセンスなのも気にかかります。

そこらの結論から想像しますに、もしかしたら、
これらの衣服は犯人が普段着とは別の物を
事件直前に購入した…という可能性もありえそうに思います。
(金銭目的の犯人像が正しい場合、少なくともその衣服の購入資金よりは
多くの金銭が手に入ると踏んで事件を起こしたと思います)

その衣服購入で、犯人が「犯人像を偽装できる」とまで計画してなかったとしても、
本当の普段着を着て行ったら現場で血で汚す可能性を考えたり、
計画が失敗し途中で逃げて目撃情報が残るのなら
自分が本当は普段きてない服のが都合がいい…との判断ぐらいはしててもおかしくない気がします。

実際、あっさり現場でシャツ等を脱いでしまったのは
犯人が最初から「これらの衣服は残しても良い」という判断があったからじゃないでしょうか?
特にシャツは、殺害後いくら血で染まって着心地が悪くなってたとしても、
忘れずに持ちかえらなければいけない以上は、着っぱなしにしておくのが無難だったはずです。
帰り道の人目を気にするにも、血付きのシャツは汚れてないジャンパーで隠せたはずなわけですし。
被害社宅にあった他のシャツに着替えてしまった時点で、脱いだ方のシャツは必ず手荷物になるのはわかってたはずです。
(最後に家に火をつけて証拠を全部消す予定だったとかでない限りは)

投稿: 神秘の格闘技バリツ | 2010/04/06 08:41

ヒップバッグについては、事件の4ヶ月前から売り出したラグランと同じ染料がついているので
古くから犯人が購入し事件の直前まで使っていた物…
このバッグに関しては、間違いなく犯人のお気に入り品だったんじゃないかと思います。

個人的推測として、染料がこのシャツとバッグの2つにだけついている理由は何かの事故だったと思います。
それも事件前の4ヶ月以内(シャツ購入時期から推測)に一回だけ起きた事故だったと思います。

ヒップバッグ自体が犯人が数年前から使っている物のようなので、
もし染料が日頃から着きやすい環境にあったとしたら、そう長持ちして使えたとは思いませんし、
その場合、表側にも染料がついてないとおかしいと思います。

逆にシャツの方は、購入時期が新しい割りに、グレー部分が白くなるほど洗濯されてるのが気にかかります。
おそらく、バッグに入れておいた染料が袋から漏れて、バッグの中を汚し、さらにどこかの穴からそれが出て
シャツも一緒に汚したのではないかと想像します。(シャツの方に染料が2種類しか着かなかったのはあくまで偶然で)

犯人はその染料が漏れた事故後に、バッグもシャツも掃除機・洗濯機なりでしつこく洗い。
それでも残ったのが今の染料の跡と思います。
シャツの購入時期が新しい割りに、これだけ色がくすんでたのも、
このしつこい洗濯のせいだったと考えると合点がきます(個人的に)。

投稿: 神秘の格闘技バリツ | 2010/04/06 08:46

自分的には、次の様に考えるのが最も自然の様な気がします。

・宮沢さんは、当該蛍光塗料が塗られた何かしらの製品を所有しており、事件当日は、1階か2階に置いていた。但し、これをガレージや戸棚に一時的に保管しておいたことも過去にはあった。

・宮沢さん一家を殺害した犯人は、当該製品を持ち帰ろうとした。手を怪我している為、片手でシャツに押し付ける様に抱えて運んだ。(これにより、シャツに塗料が少し付着する。)

・ヒップバッグに一度入れるが、大き過ぎて入らなかったのか、またはその他何らかの理由で別の物に入れて持ち出すことにした。
(ヒップバッグに押し込んだ段階で塗料が付着)


勿論、ヒップバッグ等への付着が、かなり日数が経過した跡とかいう鑑識結果でも出ているんであれば、これは成り立ちません。
でも、そういうことがなければ、上記の様に考えるのが自分的には自然に思えます。

犯人が当該製品を持ち帰ろうとした理由は、これが犯人と被害者の接点を示す足がかりになるからか? 或いは、単に犯人が欲しただけなのか?
これは、未だ推理できていません。

あと、犯人が宮沢さん宅から持ち出したものは、トレーナー以外にもあると思います。いくら隣に住む親戚とはいえ、家族の持ち物全てを把握していることは困難だと思います。

その持ち出したものの中に、バッグ的なものがあると私は思います。これは紙袋の様なものか、スポーツバッグの様なものか、あらゆる可能性があると思いますが、私は(勿論、宮沢さんが持っていればですが)リュック型の背負える様なタイプの可能性が高いと思います。それは、犯人の足はスクーターかオートバイだと思うからです。
そして、犯人は、自分の脱いだ衣服も含め、本来は持ち帰りたい意思があったのだと思います。だから、これを収納する目的で畳んだのではないでしょうか?
しかしバッグの容量からして入らなかった、そして、もっと適した運搬用具を見つけることができなかったんだと思います。
つまり、犯人が多くの遺留品を残した理由の一つであり最も大きなものは、運搬キャパシティだと思います。

そして、当該蛍光色が塗られた様な製品で、ヒップバッグから少しだけはみ出す様なサイズの物は、どんな物が考えられるか? ということが、被害者と犯人の接点、または犯人の嗜好性を考える上で役立つのではないかと思います。

投稿: k-chan | 2010/08/12 23:15

私は、犯人の移動手段は、スクーターかもう少し大きめのオートバイではないかと思います。

理由は、
1.犯人の服装
2.犯人が犯行現場に長時間残った事実
3.目撃証言が少ない様であること
4.犯人の運搬キャパシティに制限があった模様であること(理由は、上でコメントした通りです。)
です。


1.
犯人の服装ですが、帽子にマフラーに手袋と防寒対策をした服装です。私は、こういう服装で外出する人間が上着の前を開けたままにすることを前提としているとは思えません。
つまり、エアテックの前は閉めることを前提とした服装じゃないでしょうか? しかし、エアテックは丈の長さが股下近くまである様に見えます。
この状態でヒップバッグを腰に巻くと、上着の1箇所が変な形で盛り上がります。これを避けようとすれば、上着の上から、ヒップバッグを巻く形になります。
はっきり言って、これは両方ともファッション的にはオカシイんじゃないですか? そのままのかっこで電車には乗りにくいと思いますね。
だけど、私はバイクに乗っていた時に似た様なかっこをしたことがあります。冬に、ヒップバッグを付けて上からレザーのハーフコートを着て前を閉めてバイクに乗ったことが時々ありました。でも、このかっこで電車に乗る気にはなれません。
元々、オートバイに乗る人はヒップバッグを持っている割合が高いでしょう。バイクショップには色々な種類のヒップバッグが売ってます。
また、バイクに乗る時はあくまで機能性重視ですから、ちょっとおかしなカッコでも良かろうという感じになってしまうもんで。(少なくとも自分はそうです)
私は、ここで紹介されてた本を読み、そこでの情報から犯人がスケートボーダーであることは間違いない様に思いますし、スケボーファッションもヒップバッグは普通なのか良く判りません。
しかし、上述した理由から、犯人は合わせてオートバイにも乗っている人間の様に思えるんです。
もっとも、バイクで使った手袋はレバーの跡がはっきり残りますから、もしこれが残っていないのであれば、手袋は極直前に購入したか、バイクの運転の際ははめていなかったということになりますが。。。


2.
一体、犯人は隣からの訪問がなければ、何時まで犯行現場に留まるつもりだったんでしょうか?
何かを探す目的があったとしても、犯行翌日の昼過ぎまで現場に残るつもりでいたとしたら、これは常軌を逸していると思います。
私は、犯人の手の怪我は、かなり酷かった様な気がするのです。引き出しを持ち上げるとか、窓を跨ぐとか、瞬間的に力を入れるとかいうことは我慢してできても、バイクに乗って、長時間、体を支えるとかそういうことはできない様な怪我だったんではないかと。これだけの事件を起こした犯人の心理状態を推測するのは難しいですが、普通であれば一刻も早く現場から逃げたいと思う筈ですし、指がちぎれてもバイクを運転する様な心境になるのではないかとも思うんですが。。。バイクの運転が上手ければ、片手でもかなり運転できますし。
しかし、どうしても運転できなければ、バイクを残して帰るという踏ん切りがつかないのも判ります。証拠を現場近辺に置いていく様なものですから。
私は、犯人は手の治療とこの状況が良くなるのをギリギリまで待ったんじゃないかと思うのです。

また、私が犯人の手の怪我がかなり酷かったと推理する理由の一つは、犯行現場で書類を鋏で切り刻んだという情報です。
書類を切り刻んだ理由については未だ納得できる推理はできていないのですが、鋏で切るって一体何なんだろうか?と。 シュレッダーは無かったのかもしれません。ただ、両手で何回も引きちぎるのがしんどかったんじゃないでしょうか? 怪我した方の手は書類を押さえておくことしかできなかったんではないかと思います。

 
3.
伝えられている情報以外にも何らかの目撃情報があるのか否かは判りません。ただ、世田谷の様な土地で目撃情報少なく移動できるのは、バイクが一番だと思います。
それなりの場所に止めておけば、車と違い不審車両の駐車情報にもなりませんし。通行人からしても、道路を一瞬のうちに走り去っていくバイクって、全く記憶に残らないと思います。また、幹線道路に配備されているナンバー監視システムの様なものにも、バイクは反応しないんじゃないでしょうか? (この技術的な所は良く判りません。ラジオ雑誌で昔見た記事からの推測です。)


4.
犯人は、バイクでの移動故、犯行現場から持ち出せる量に制限があることを認識していた様に思います。(上でコメントした通りです。)
  

あと、オートバイが好きな人なら判ると思いますが、どんなバイクでもヘルメットをロックできる部品が売っているので(私も車両に元から付いていない場合は購入していました)、ヘルメットは当然バイクにロックしていたと思います。あと、バイクの駐車場所は、犯行現場から少し離れた、自転車や他のバイクも留っていて埋もれてしまう様な場所ではないでしょうか。

またこの推理は、バイクでの移動距離がそこそこあることを前提としますので、犯人の居住地域は現場周辺ではない、ということになります。

長文の素人推理です。すみませんでした。

投稿: k-chan | 2010/08/12 23:32

上記の推理の通り、元々の犯人の意図は、真夜中に犯行を犯した後、服装等も着替えることなく暗闇に紛れオートバイで直ぐにズラかることであったすれば、犯人が現場に長時間留まったことは、手の大怪我により、オートバイを現場付近に残していくか(当然、ナンバー等から全てがわれます)、指紋や遺留品は野放図に残しながらも現場に留まるか、天秤にかけての苦しい選択だったと思います。つまり、手の大怪我は犯人にとって予定外の本当に困ったアクシデントであり、犯人は、なかばパニック状態だったのではないでしょうか? 私は人間が便意をもよおす仕組みというものは(生理的なメカニズム)よく知りませんが、極度の緊張とかいうことでも起こりえるんじゃないでしょうか?
(まあ、これはどうでもいいことです)

こういう時に何を一番に考えるでしょうか? 私は、犯行が発覚するタイムリミットだと思います。
時間的猶予が自分にどれだけ与えられているか、ということでしょう。
犯行が発覚するのは、宮沢家への第三者からのアクセスによってです。そして、アクセスの方法は、家への直接訪問であり、電話であり、E-Mailでしょう。
電話が繋がらない、E-Mailを送っても返信がこないという事態、そして第三者がアクセスしてくる契機となる被害者のスケジュールというのも十分気になる所じゃないでしょうか?
つまり、どこかで会う予定になっているのに被害者が現れないとかいうことはないか?等々です。 
これを考えれば、犯人がPCを操作して、E-Mailを確認したというのは、ごく自然な行動だと思います。
私はこの犯行日が年末ということが、犯人に淡い期待を抱かした面があるのではないかとも思います。つまり、宮沢さん一家の年末から正月にかけての予定がフリーであれば、かなりの長時間、犯行が発覚しないのではないか?という期待です。
もしかしたら、一度帰宅して包帯を巻いてからオートバイを取りにきても、大丈夫だろうか? とかいうことまで犯人は瞬間的に考えたかもしれません。


まあ、これはあくまで一つの推理であって、私もコメントを書いていて「自分も、かなり妄想に入ってるなー」と自覚しましたので、取り敢えずここまで。
ただ、色々と不可解視されている犯人の行動が(ここで記述したこと以外でも)、この推理ではスッキリしてくる様に私には思えるのです。

あと、犯人の手の怪我ですが、もし医者にかからずに直したのであれば、かなりの傷跡が残るんじゃないでしょうか? また、もし指の腱とかも損傷していれば、指が曲がらない、または曲がりが悪くなるとかいう後遺症が残る可能性もあると思います。

投稿: k-chan | 2010/08/14 23:07

私が、疑問に思っていて自分なりの納得ができてなかった問題の一つが、手袋です。
(手袋は犯行に使用された形跡は無いという情報のことです。)

私は、野球が好きなんですが、滑らないようにしたり、力を入れやすくするには、バッティンググラブを付けるのが一般的でしょう。
勿論、私は包丁・ナイフ等の使い方については全く無知ですが、素人的にも、手袋を外して犯行に及ぶのが得策とは思えなかったんです。
滑りやすそうだし、何しろ手を怪我しやすいんじゃないですか? 指紋も残る様な気になりますよね。
一方で黒いハンカチを使ったとか、ハンカチには香水の跡があったとかいう点も良く判りませんでした。

もし、包丁の柄の部分にハンカチをそのまま巻いて握ったら反って滑る様に見えますね。
自分だったら、せめて少しは湿らすんじゃないか、と。包丁の柄の種類にもよるんでしょうが、乾燥状態よりは少し湿気を持たせた方がまだ幾分滑らない様な気がします。
ただ、水よりも蒸発するまでの時間が長いものの方がベターかもしれないですね。勿論、油だと逆に滑っちゃうからダメですが。

そこで野球の話に戻すと、大リーガーとかでは、バットにベタベタと松ヤニを付けて素手でバット握る選手がいますね。バットの根元が真っ黒になる位、松ヤニを付けて。
バットを素手で握る手の感触を残したい、でも滑り止めは必要とかいう理由じゃなかったでしょうか。

で、松ヤニをネットで検索してみると、香水の原料としても使われるとありました。
私は香水を使わないし全くの素人です。だから判らないのですが、ひょっとしたら、香水の種類によっては、適量を超えてビシャビシャ振りかけるとベタベタする様な場合もあるのかな、と思った訳です。
ドラッカーノアールという香水をネットで少し検索してみても成分は良く判らないのですが、液をドバっと振りかけるとベタベタするとか滑り止めの様な効果が出る場合は無いでしょうか?
勿論、自分で買ってみて一度試してみればいいのかもしれないですが、そこまで研究熱心ではないもんで、すみません。

もし、この香水にそういう滑り止め効果的なものがあれば、自分的にはストーリーがスッキリしてくるんですが。。。

つまり、
・犯人はできるだけ身の回りの物を使って凶器を使う際の準備をした。
・もっと効果的な物(例えば滑り止めテープとか)を買ったり考えたりする時間的な余裕も無かったし、知識にも乏しかった。
・また、何より凶器については最初からどこかに廃棄する予定だったので、直近で購入して足がつくような物は利用したくなかった。
・そして、宮沢さんの家に侵入する直前にでも、香水をハンカチにドバッと大量に振りかけ滑り止めとして利用した。 
(不謹慎な例えですが、ちょうど、野球のバッターが打席に入る直前に、滑り止めスプレーをふき掛ける様な感じです。)

という仮説がたてられると思います。


勿論、これも一つの仮定に基づいた推理でしかありません。だけど、もしこれが正しい方向性をもった推理であれば、次の諸点がほぼ明らかになるのではないかと思います。
・犯人は、最初から殺害の意思をもって宮沢家に侵入したこと。
・殺害を決意した時点は、犯行日から遠く遡った時点では無いこと。
・殺害に効果的な凶器を常備している、所謂殺しのプロの様な者による犯罪ではないこと。
といった所でしょうか?


香水の効果を自分で確かめもせずに、思い付きコメント。すみませんでした。

投稿: k-chan | 2010/08/17 23:29

香水を滑り止めって発想は面白いですね。
今まで考えもしませんでした。

犯人の手近にあったもので
とっさに振りかけたのなら
そういった可能性もありそうな気がします。

投稿: 神秘の格闘技バリツ | 2010/08/18 01:25

深夜に失礼致します。
ヒップバックを犯人が昔から、お気に入りで使っていたとしたら、家族・友人(犯人にいればですが)から、「あのヒップバック、いつも持ってたやつどうしたん?」とか言われたりしてないですかね。普段、良く会う職場の人や友人なら、身に付けているものは敏感に刷り込まれているのではないかと。例えば、私の友人は会う時、いつもリュックですが、ある日を境にハンドバッグになり、そのリュックに酷似したものが殺人事件の犯人遺留品で画面に映ったら、「あれって、もしや、いや、まてよ、ん〜、まさかなぁ」みたいな感覚になると思うのです。
世田谷事件においても、「アイツが、前、よくつけてたのと似たヒップバックが世田谷事件の遺留品にあったぜ」とか、仲間内で噂になりそうなものです。ラグランや他のものも、普段、犯人が好んでいるファッションなら、当然、「あれ、アイツに似てるな」みたいな疑いが生じるのではと。つまり、私は、事件日のファッションは、普段の犯人のファッションとは、全く別物ではないかと思うのです。人を殺しに行くということで、いつもと違う自分に変装したのかもしれません。それか、家族や友人も無く、孤独に生きている男(外国人)かもしれません。
PS.バリツさんの推理のファンです。

投稿: マクリ狼 | 2010/08/19 03:41

衣類やヒップバックなどは、もしかしたらリサイクルショップやフリーマーケットなどで入手したのかなぁ、とフと思いました。


付着していた染料は、たまたまリサイクルショップなどで保管されてた際に付着しり、もしくは最初に保有してた人が染料を使うような人物であったり、検出された砂のある地域に出掛けたことがあったりしたのかなぁ...と漠然とですがそんな風に思いました。

投稿: K | 2012/11/28 05:10

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