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2010/02/24

島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その21(犯人のある変化)

まずは続報です。
島根、広島両県警の合同捜査本部は24日、昨年11月に浜田市内で発見された靴は、DNA鑑定の結果、被害者のものと特定できなかったと発表した。
合同捜査本部によると、靴からは被害者のものと特定するのに十分なDNAの試料が集まらなかったらしい。

これは別の見方をすれば、靴に血痕などのDNAが付着していなかったと言うだけで、別人のDNAが検出されたわけでもないので、「被害者の物とは断言できないが、他人の物だとも断言できない」と言う事でしょう。
島根県内に3足が販売され、うち2足の持ち主が分かっているのだから、私としては被害者の物である可能性が高いと見ています。

さて、今日の本題ですが、まず事件の大まかな流れを考えましょう。
1)拉致監禁
2)暴行
3)殺害・・・・・・・死因は不明、首に手で締められたような痕
4)遺体損壊・・・遺体の一部が焼かれる
5)解体・・・・・・・刃物で遺体を切断
6)遺棄・・・・・・・ビニール袋を使って遺棄

こんな所だと思うのですが・・・
私が感じる、犯人のある変化と言うのは殺害の前後で「道具の使用の有無」に変化があるのでは?と言う事です。
とは言え、情報が少ないのではっきりした根拠があるわけでは有りません。

生前の暴行でバットとか、火やロープ、口を塞ぐテープなどの道具を使った事を裏付ける情報がありません。
遺体が焼かれていたけど、生前に火傷をしていたとの報道はありません。
だけど、殺害後には刃物、火、ビニール袋などの道具を使ってますよね。

単純に報道されていないだけと言う可能性ももちろんあります。なので根拠の薄い妄想ですね。

話を元に戻して
殺害までは道具を使わなかった。もうしそうならば、これは計画性が無い、感情的な事件なのかな?

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2010/02/23

愛知県岡崎市冷凍乳児遺体遺棄事件

2月20日午後9時10分ごろ愛知県岡崎市戸崎元町の「業務スーパー岡崎店」の正面入り口南側の店外で、カートを整理していた男性店員(19)が、放置してあったカート内の買い物かごの中の紙袋に不審なものが入っているのを見つけ、店長(30)を通して県警岡崎署に通報する事件が起きている。
同署が調べたところ、乳児2体が見つかり、死体遺棄事件として調べている。

スーパーによると、カートは通常、入り口前の屋根のある部分に置いてあるが、屋根のない部分にも10個程度を予備として置いてあり、
店員が午後10時の閉店前にこの予備のカートを片付けていて紙袋を見つけた。同署によると、店員が昼ごろに片付けた時には不審なものはなかったという

同署によると、遺体はいずれも身長約30センチで衣服はつけていなかったらしい。
冷凍された状態で、性別は不明。外見からは外傷は見つからなかったようだ

2遺体は1体ずつ何重にもビニール袋に包まれ、さらに別々の紙袋に入れられたうえ、店の買い物かごに入れられてカートの上部に置かれていたとの事。
ビニール袋の上部は縛られ、一部に血痕がついていた。

県警岡崎署が21日に遺体を司法解剖した結果、生後間もない男女で、死後2日以内に冷凍された可能性が高いことが分かった。

同署によると、遺体はいずれも目立った外傷はなく、死因や死亡時期は特定できなかっが、生後間もなく死亡し、直後に冷凍されたと推定される。

女児はほぼ成熟児だが、男児は妊娠9カ月の早産とみられ、同署は双子ではなく別々に生まれたとみている。母親が同じかどうかも分からないという。

外国の場合はよく分からないが、日本では乳児の遺体遺棄事件は珍しくない印象だ。
特に乳児遺体が発見されるとそれが1体でなく複数の遺体が同時に発見される事も多いと感じる。
私の印象だと、遺体は容疑者の自宅から発見される事が多いのだが・・・

出産直後に死亡した乳児をそのまま冷凍したんだろう。
しかし、誰にも知られず出産し近くに冷蔵庫がある場所を考えると自宅なんだろうね。

問題はそのままにしていれば、事件が発覚する可能性は低かったと思うのだが、今回はあえて遺体を発見されるように遺棄している。
スーパーのカートの中に置けば必ず発見されるだろう。従業員がかたづけるはずだからね。

遺体を発見して欲しかったのかな?
犯人は何らかの理由で遺体を保管し続ける事が出来なくなったんだろうな。
例えば、結婚とかね。
人知れず遺体を遺棄する事もできただろうけど、誰かに我が子を弔って欲しかったのかもしれないね。

このあたりは容疑者が逮捕されれば事情も分かるだろう。続報を待ちましょう。

2010/10/03追記
県警捜査1課と岡崎署は1日未明、同市鴨田町の無職、女性(49)、長女でフリーターの女性(24)の両容疑者と土木作業員の長男(19)を死体遺棄容疑で逮捕した。県警によると、49歳女性容疑者は「自分が産んで冷凍庫に入れたが長男と長女が捨てに行った」、女性(長女)容疑者と長男は「紙袋に入ったごみを捨てに行ったが遺体とは知らなかった」といずれも容疑を否認しているらしい。

また県警は9月30日に団地の女性容疑者宅を家宅捜索し、生後間もないとみられる男児の腐乱した遺体を発見。乳児3人が死亡した経緯や遺棄した動機などを調べるとの事。

容疑は共謀し、女性(49)容疑者が産んだ乳児2遺体を2月20日ごろ、岡崎市戸崎元町の「業務スーパー岡崎店」出入り口南側に置かれていた買い物カート内に遺棄したとしている。

県警によると、女性(49)容疑者宅は、女性(長女)容疑者と長男、次女(21)、次男(13)との5人家族。厚子容疑者は遺棄された2人を自宅で産み、冷凍庫(縦横40センチ、高さ90センチ)に入れていたと供述しているが、産んだ時期については「次男の前」「次男の後」「分からない」などとあいまいな供述をしているという。女性(49)容疑者は05年12月に夫と死別しており、別の男児を含め3人とも「私と夫の子ども」と供述している。遺棄された2人はDNA鑑定で女性(49)容疑者が母親と判明した。

県警のこれまでの調べでは、遺棄された2遺体はいずれも身長約30センチの男女。女児はほぼ成熟児、男児は妊娠9カ月の早産とみられる。一方、別の男児の遺体は9月30日午後の捜索で発見。ベランダに置かれたごみ箱の中にあった。県警は1日、3容疑者を名古屋地検岡崎支部に送検したようだ。

さて、こんな偶然を見ると悪い事は出来ないと思わせるね。あるいは何か不思議な力が働いたかなんて妄想まで考えてしまうが・・・

遺体を遺棄した長女と長男が遺体の事を知らなかったと言うのは本当でしょう。
知っていたら、スーパーのカートに遺棄はしなかっただろう。
普通の生ごみとでも思っていたんだろうけど・・・それをスーパーのカートに捨ててしまう非常識さが、事件が発覚するキッカケとなった。

母親の供述どおりなら次男が生まれた前後に死産だったのか正常に生まれたのかは分からないけど、最終的に冷凍にしたと言う事になる。
次男が13歳だから、その時、母親は36歳、避妊の知識が無いとは思えない。

育てられないのなら、避妊しましょうよ。

2011/01/16追記
死体遺棄と死体損壊の罪に問われた母親の無職、女性被告(49)=同市=の公判が13日、名古屋地裁岡崎支部で開かれた。被告人質問で被告は「(遺体とは知らない)長男が、冷凍庫から(遺体を)出して捨てるとは思わず、止めることができなかった」と述べたらしい。

被告は弁護人の質問に、「3遺体とも夫が自宅の冷凍庫に入れた。夫は言うことを聞いてくれず、誰にも相談できなかった」と答えた。また、長男が10年2月に冷凍庫を片付け、ごみと思ってスーパーに2遺体を捨てたとされる点について、被告は「長男に対し、ごみの中身が遺体だとは言えなかった。ごみ出しの日でないので捨てられないと声を掛けたが、長男は聞かずに出て行った」と説明したようだ。

2011/03/24追記
死体遺棄罪などに問われた母親の無職、女性被告(49)=同市=に対し、名古屋地裁岡崎支部の裁判官は24日、1遺体の遺棄のみ有罪とし、懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役3年6月)の判決を言い渡した。ほかの2遺体の遺棄は無罪とした。

判決によると、被告は10年2月20日、自宅冷凍庫に冷凍し隠していた男児の遺体を自らベランダのごみ箱に入れ遺棄した。裁判官は、遺体を腐敗させたとする死体損壊は認定しなかった。

無罪となったのは、2遺体を長男が冷凍庫から持ち出して捨てに行こうとするのを止めず、スーパーの駐車場に捨てさせたとされる死体遺棄罪。
裁判官は「捨てたのは長男の判断で、被告は指示や働きかけをしていない。長男の行動を容認した態度は非難すべきだが、遺棄罪にあたらない」と判断した。

判決は、被告が遺体を冷凍庫に隠したと認定したが、死体遺棄の時効(3年)が過ぎており、起訴されていないとの事。

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福岡市博多区3歳女児暴行死事件

福岡県警博多署は2月22日、3歳の娘に暴行し死亡させたとして、福岡市博多区博多駅前1、無職、男性容疑者(21)を傷害致死容疑で逮捕する事件んが起きている。
同署によると容疑者は「おねしょやお漏らしをするのでやった」と供述し、容疑を認めているらしい。
遺体には古いあざもあるようだ。

容疑は2月中旬~18日夕、自宅で3歳の娘をけったり平手で殴って暴行。壁や床に頭をぶつけて20日午後9時半ごろ、硬膜下血腫などで死亡させたとしている。

容疑者が20日夜、近所の人に119番を依頼。駆け付けた救急隊員が衰弱している女児を見つけ、搬送先で死亡が確認された。同署の任意聴取に「風呂に入れていたらぐったりした」と説明していたとの事。

容疑者は娘と2人きりの時に暴行していたという。女児は妻の前夫との子。妻には容疑者との間に8カ月の男児がいるが、乳児院に入所している。容疑者は09年5月に結婚。11月ごろ、妻の実家に預けられていた女児を引き取っていたとの事

なんだかね・・・虐待する為に引き取ったのか?
育てられないなら引き取らなければ良いのに。
引き取りたいと言う妻に反対する事ができなかったのかな?
もっとも、引き取ったら虐待してしまうなんて事を話す事なんてできないだろうけどね。

無職で昼間、家に3歳の娘と二人きりで子育てするなんて、そりゃストレスの溜まる事もあるだろうけど・・・
それなら、妻の実家に時々、預ける事もできたと思う。
周囲の人間はこの状況をどう見ていたのだろうか?

この事件は防げたような気がするけどな。

亡くなった女児のご冥福を祈ります。

2010/08/11追記
裁判員裁判の判決が11日、福岡地裁であり、裁判長は「いいつけを守らない児童に怒りをぶつけ、日常的に虐待を繰り返した」として懲役7年(求刑・懲役10年)を言い渡した。

判決によると、男性被告は2月18日頃、自宅で妻(21)の長女(3)の顔を2回平手打ちし、硬膜下出血で2日後に死亡させた。

裁判長は遺体に残る80か所以上のあざなどから、「昨年12月頃から、失禁を繰り返す児童への暴力を徐々に強めた」と認定したとの事

一方で、「夜働く妻は子育てに協力せず、被告が育児のほとんどを担った」と指摘。「被告も幼少時に父から虐待され、暴力以外のしつけ方法を学べなかった」とする弁護側の主張も認め、動機の一つとした。

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2010/02/20

千葉大女子大生殺害放火事件その24(送検されました)

続報です。
1)住所不定・無職の男性容疑者(48)は19日朝、強盗殺人などの疑いで送検された。

2)松戸市で被害者を殺害後、潜伏していた東京・荒川区の入浴施設にいったん戻り、翌日、自分の痕跡を隠すため、再び現場に戻って、放火をしていたことが新たにわかった。

3)容疑者は、2009年11月に自分が写った防犯カメラの画像が公開された際に、テレビや新聞で報道されたのをよく見ていたという趣旨の供述をしていて、この日を境に、容疑者の強盗などの一連の犯行は途絶えたという。

4)千葉県警松戸署捜査本部の調べに「金がなくなって自暴自棄になり、強盗でもいいと思い、始めた」との趣旨の供述をしていることが19日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、容疑者は別の強盗事件で服役し、昨年9月に出所。この際、現金約30万円を所持していた。しかし飲食や宿泊で間もなく底を突いたという

強盗殺人などの容疑で再逮捕された容疑者(48)は「冷たい世間に放り出された」と供述しているというが、昨年9月に刑務所を出所後サウナに居続け、職探しなど更生を目指した形跡はない
空き巣をやっていたが、金にならないので強盗をやった」とも供述、一連の逮捕容疑以外にも民家へ侵入盗を認めているという。

5)被害者宅への侵入方法について「ドライバーでベランダの窓を割った」と供述。窓には外から割られた形跡があり、鍵が開けられていた。

6)放火については「(現場に残された)自分の体毛などの証拠を隠滅しようと思った」と話しているという。 

7)17日に強盗殺人などの疑いで県警松戸署捜査本部に再逮捕された容疑者(48)が、刑務所から出所した直後の同9月から盗みの目的で忍び込む家を物色していたとの趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。被害者方についても「事件前に周辺を複数回、下見した」「入りやすそうだと思った」などと供述しているという。

捜査関係者によると、容疑者は09年9月に刑務所を出所後、東京都荒川区のサウナに連泊。仕事を探していた形跡はなく、宿泊代や飲食費のため以前住んでいて土地勘のある千葉県内まで電車で移動、侵入しやすい家を物色していた。松戸市の事件現場周辺はかなり歩き回っていたらしい

8)被害者の部屋は2階にあり、日中に侵入すると人目につきやすいため、容疑者は同10月20日夜にベランダから侵入。「入ってから、女性が住んでいると分かった」などと供述しているという。

こんな所だね。
やっと、送検された、逮捕当時は証拠が無いのか別件逮捕の連続で少々心配だったが一安心と言う事だね。

私は犯罪は常に理不尽ではあるけれど、犯罪者にも何らかの事情がある場合もあると考えています。
だけど、今回の場合はちと、批判的な感情がわき起こってくるね。
最初から仕事も探さずに、浪費して金が尽きて犯罪をし、窃盗、強盗とエスカレートして、更には何人もの女性に性的暴行を繰り返した。そして罪もない女子大生を殺害している。

例え冷たい世間に放り出されたとしても、身を寄せる親類や友人の一人ぐらいいるだろう。
それさえも出来なかったのは、刑務所に入る前によほど不義理をしてきたからではないのかな?
つまりは因果応報と言う事のようにも思うのだが・・・

だけど問題はそこでは無く、このように出所後に社会に適応できない人間をどうすれば良いのか?と言う事なんだよね。
出所後に自立して生活が出来ないのなら、遠からず犯罪に向かって墜ちていくのは簡単に想像できるじゃないですか?

この不景気だし、新卒の高校生でさえ、就職率が50%程度と言う事を考えれば、仕事を探しても見つからないと言うのもあるかもしれないけどね・・・・

例えが悪いけど、あの千葉英会話講師殺害事件の容疑者は逃亡先で住み込みで働いて自立していたじゃないですか?
それを考えれば、生活レベルは低くても自立して生活する事は可能だったと思うわけです。

だけど、そんな苦労生活は選べなかったと言う事なのかな?
自暴自棄、どうせ働いてもたいした人生にはならない、それなら、いっそ、犯罪で楽に太く短く生きると考えたとしても不思議ではないのだが・・・

そう考えないように仕向けなければ、第二、第三の同様の事件は起きてしまうかもしれないね。
誰が?どこで?どうやって?と言う問題はあるけどね。

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2010/02/17

心理学化する社会

心理学化する社会 (河出文庫)

ASKAの事件簿の常連さんの一人、にゃんこさんのお勧めの一冊です。
にゃんこさんの推薦文も一緒に紹介しましょう。

著者は「精神医学者」であり、メディアでもしばしばコメントを行っていますが、事件報道等における「過剰な心理学化」への警告を発しています。
ラカン派精神分析を応用する筆者ですので、ポストモダニズムをはじめとする現代思想の知識がほんのちょっと必要なのですが…

この本も指摘しているのですが、「こころ」を対象とした学問分野というものが、一体どうなっているのか?ということは意外と知られていないものです。実は…

1)精神医学
長い伝統をもち、精神のトラブルに対して、生理学的な局面からの臨床を行ってきた領域。現在では後に述べる臨床心理学や、心理学より発展した精神分析を応用した方法も用いるが、他分野とことなるのは「投薬」による治療であること。

2)心理学
19世紀のヴントに始まる、「心理の科学」。心理を「科学的に研究」するだが、基本的にその対象は「人間一般の心理」であって、異常心理の研究は、実は裾野の部分である。フロイト、ユング、ラカンなどはここに属するが、彼らの理論は人間一般の心理の研究であると同時に「精神分析」という技術としても発展した。

3)神経科学
神経系一般の科学で、神経医学や神経生理学などを含む。「こころ」との兼ね合いで言えば、精神医学の臨床を実現するための基礎研究と言っえる。伝統的に「脳を科学的に研究」してきた領域はここ。

4)臨床心理学
「心理学」の研究のうち、精神分析などを臨床に生かしたもの。ただし、日本やアメリカで「カウンセリング」と呼んでいるもののほとんどはロジャーズ式の来談者中心療法であり、これは20世紀中葉以降の「若い科学」。

5)脳科学
ここ数年盛んだが、これは学問上の分野?
FMRIなどの技術革新によって、「これまで脳の観察などできなかった人々」が脳の観察を始め、それぞれの科学的見地からの発言を行っている、というのが実態。
具体的には、教育学、運動生理学、認知心理学などの分野の研究者が「脳」について発言する場合、マスコミがこれを「脳科学者」と紹介するわけである。(「脳科学学科」という学門はありません。)
それらの発言には、人間の行動と脳の関係について従来見られなかった斬新な切り口がある一方、長年、脳の研究を行ってきた神経科学分野から見れば「単なる仮説」に過ぎないものが多い。

「右脳・左脳、ゲーム脳…脳科学の『神話』ご注意」(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100122-OYT1T00980.htm
(神経科学学会による啓発↑)

これ以外にも脳外科なんか関連がありますが、一般には1)~5)までが混同されて語られているのが実情だと思います。
今日の社会では、特に4)や5)が脚光を浴びるようになりましたし、犯罪報道などでしばしばこの手の「コメンテーター」が活躍する世の中になりました。
やがて、それらは犯罪捜査などにも応用されそうな勢い(すでにTVドラマの中ではそうですね)ですが、私個人は、心理に対する4)や5)の理解の仕方に疑問を感じています。

最初に挙げた本は、そうしたもやもやした疑問を見事に説明してくれた本でした。

3年前ですが、こんな事件もありました。
会津若松母親殺害事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9A%E6%B4%A5%E8%8B%A5%E6%9D%BE%E6%AF%8D%E8%A6%AA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

酒鬼薔薇事件や、幼女連続殺害事件などが「心理学的」に理解される一方、上記の事件は報道後、ほぼマスコミが「沈黙」せざるを得なかった事件といえます。

また、母親を殺害した少年が犯行後インターネットカフェで「ビースティー・ボーイズ」を聞いていた、という話は何かこの出来事の核心部分を突く様でいて、多くのマスメディアの人々を「肩透かし」にあわせたのでした。

コロンバイン高校銃乱射事件の犯人たちがマリリン・マンソンの信奉者であったという「情報」は、マスメディアの「心理学化」によって、特定のアンダーグラウンドメディア批判を惹起する「物語」になりました。

重大な犯罪の発生に対してマスメディアは、「問題の原因を解明する(少なくともその手がかりを提供する)」という立場を「見かけ上」とっていますが、実際には事件を「わかりやすい物語にして処理」しているのに過ぎないのではないか?

1週目 警察の発表を詳細に
2週目 会社や学校の人々の印象から
3週目 生い立ち、家族との関係から
いつもこの手順を繰り返していないか?TV局よ。

マスメディアとて利潤の追求をしているという当たり前すぎる前提を置けば、「大衆に事件を消費させている」と言い換え得ることです。

何人もの新聞記者やニュースのアンカーマンたちが、事件後「初めて聴いたビースティー・ボーイズの音楽」にがっかりとさせられことでしょう。それらは、彼らの期待する「悪魔的な音楽」や「虚構の世界の残虐」とは180度逆の、明るく粗暴なバカ騒ぎという見かけ(PVの多くはモンティパイソン風コメディー)を装い、LA風ストリートカルチャーをベースにほんのりとしたシニシズムを調味料に加えた「きわめてオシャレな白人ヒップホップ」だったからです。(ちなみに彼らは、中国のチベット侵攻を批判し、チベットの自治拡大を訴えた「チベタンフリーダムコンサート」の提唱者でもあります。)

しかし、私は会津若松母親殺害事件の犯人の少年にこそ、「心理学」は徹底した分析を行うべきであり、その背景に、今の社会に生きる人々の何らかの問題が潜んでいると直感的に思うのです。
この事件に対する「熱くない報道」から、この少年と母の暮らしが、どのようなものであったか、進学校に進みながら孤立していた彼の学校生活がどのようになったのか、知る由もないのですが、(おそらく最も)愛していた母の殺害後、ビースティー・ボーイズを(おそらく大音量で)聴いた彼の心情を、なんとなく推し量れるような気がするのです。いや、そういうことをもっとよく考えないといけないと感じるのです。(でも、どうしても言語化できない…)

殺人というのはどこから見ても、「忌まわしい犯罪」であるのですが、それを行う、あるいは行わざるを得なかった心理的な経緯については、我々は、せめて、見て、少しくらいはどうしてか考える義務程度はあるのでは…
とろこが、現実には起きた事件のうち「説明しやすい素材」だけが選ばれ、「大衆に受け入れ易い言説」をお約束どおり言ってくれるコメンテーターが「分析」という「商品」を提供し、人々はそれを「消費」してゆく。熱が冷めれば人々は、日常に戻ってゆく。
過ぎ去った事件に対して人々は「ああ、そんな『異常な事件』があった。でもそれは『異常な人間』がやることであって、その『異常』は専門家が説明しているじゃないか。オレの日常には関係がないんだよ。」と思えばよい…そうした態度は、どこまで言っても「オレ」や、この社会の内部の異常性から目をそらす行為を助長させるだけではないのでしょうか。

私には、賢かった犯人の少年が、そうしたことまで見越した上で、何か、非常にわかりにくい「警告」を、私たちに対して発している…そんな気がするのです。

ここまでがにゃんこさんの紹介文です。
私の感想ですが、大変興味深い事が書かれています。ASKAの事件簿の管理人としては、少々耳の痛い所もありますね。

それから、この本ですが限られたページ数に非常に広い範囲を書いていて、ポイントが絞りにくい感じです。
上のにゃんこさんの紹介文を読んでから読んだ方がよいかな。

最後に治療の現場でアダルトチルドレンの考え方は有効のようですね。
やはり、使う人間が正しく使えば治療に使えるようですね。

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2010/02/16

島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その20(発見された靴の件)

今回は発見された靴について考えてみます。
発見された靴は島根県内では3足しか販売されておらず、その内2足は持ち主が分かっている事から発見された靴は被害者の物とみて良いだろうね。

靴は被害者の物と言う前提で話しを進めましょう。
で例によって場合分けします。
1)靴は拉致時に脱げた物である場合。
2)靴は事件後に犯人もしくは犯人に近い人物が置いた物である場合。

この二つを考える前にもう一つ考えておこう。
被害者は顔を激しく殴られて、顔を足で踏まれたような跡もあった。
この足で踏まれたような跡と言うのは被害者が寝た状態で顔を踏まれたと言う事だろうね。
しかし、犯人は立った状態のはずだ。

とすると、もともとは被害者も立った状態で暴行を受けていたのかもしれない。
何が言いたいかと言うと、「顔を殴られたら鼻血が出るよね」その鼻血は重力に引かれて下に落ちる。
落ちた先には靴がある。
そう、発見された靴に被害者の血痕は付着していなかったのか?と言うのが疑問です。

しかし、もし付着していたなら、捜査本部はDNA鑑定の元に発見された靴は被害者の物であると断定したんじゃないかな?
捜査本部が発表していないだけと言うのも有りだけど、隠すような事でも無いような気がする。

今回は報道も無いので、発見された靴に血痕は付着していないと言う立場で考えてみましょう。

靴に血痕が付着していないのであれば、被害者は靴(左足)を履いた状態では暴行を受けてない可能性があると言う事だね。

ただし、遺体は服を着ていなかったようだし、暴行前に全裸(当然靴も履いてない)の状態であれば、靴に血痕は付着しないけどね。

とりあえず、話を元に戻そう。
1)の場合
疑問な点としては、アルバイト先を出て、拉致現場(靴の発見現場)までの間に誰も被害者を見ていないの?と言うのが疑問です。
更に言えば、被害者の持ち物が靴(左)だけしか見つかっていない事をどう考える?
拉致当日、被害者が何を持っていたのかは分からない、バッグとか、暗い夜道なので懐中電灯とか持っていたも不思議じゃないのだが・・・

2)の場合
犯人は事件後に靴を置いて捜査を攪乱したかったのかな?
それはつまり、捜査を攪乱する必要があったと言う事になるだろうね。
もし、犯人が逮捕の危険性に全く不安を持たないような状況であれば、あえて捜査を攪乱する必要も無いでしょ?
面白半分で捜査本部を挑発したかった、マスコミに騒いで欲しかったのであれば、それ以降も何らかのアクションがあるはず・・・ところが、靴以降は特に動きが無い。

その意味で、もし偽装なら犯人にしても、リスクを自覚した上での行動だったんだろうね。

そういえば、なぜ「靴なの?」、上の1)でも考えたけど、被害者の持ち物は靴以外にも有ったはずだよね?
靴を選んだのは偶然じゃないのかな?

確かに懐中電灯とか、それ以外の物では被害者の物と断定できる物は無いかもしれない。
口紅やリップクリームなどでDNA鑑定で被害者の物と言える物もあるし、あるいは指紋でと言うのもある・・・
靴は島根県内でも3足しか無い物だから、靴なら被害者の物と断定する事ができると考えた?

しかし、その場合、犯人は被害者の靴が珍しい物である事を知っている事になるよね?

これだけでは何とも言えないけどね。

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2010/02/14

宮城県石巻市3人殺傷女性連れ去り事件その3

続報です。
1)少女の元交際相手の石巻市の解体工少年(18)とともに監禁容疑などで逮捕された同県東松島市の無職少年(17)が、「解体工少年に指示され、石巻市内のホームセンターで(凶器とみられる)包丁と手袋を万引きした」と供述していることが、県警への取材で分かった。

捜査関係者によると、無職少年は事件後、解体工少年から柄の部分の指紋をぬぐった包丁を手渡され、「お前が罪をかぶれ」と脅されたとし、「仕方なく素手で柄を握り、自分の指紋を付けた」とも供述。解体工少年は「自分は関係ない」と容疑を否認しているが、石巻署捜査本部は、解体工少年が事前に事件を計画したとの見方を強めている。

2)事件前日の9日夜に次女の元交際相手で解体工の少年(18)=未成年者略取、監禁容疑で逮捕=がNさん方に押しかけた際、長女とつかみ合いになっていたことが、親族の証言で分かった。県警石巻署捜査本部もこの経緯を把握している 。
親族の男性によると、少年は9日午後6時過ぎに押しかけ、次女の毛髪を引っ張って振り回すなどした。
このため、長女が次女をかばって少年につかみかかるなど抵抗。この間、家族が石巻署に通報したため、少年は署員が到着する前に立ち去った。

同署によると、次女はこの後、署員の説得に応じて数日前に少年から受けた暴行についての被害届を10日に出すことに同意した。9日夜の暴行に恐怖心を募らせたためとみられる。

3)家族はこの親族に「怖くなって鍵をかけた」と話しており、少年の侵入方法なども調べる。

4)長女は腹部や左胸部などに刺し傷が複数あった。次女の友人で死亡した女性(18)は腹を、長女の友人で重傷の建設作業員の男性(20)は右胸1カ所を刺されていた。

5)次女は元交際相手の少年(18)=未成年者略取、監禁容疑で逮捕=の暴力から逃れるため、09年2月に家庭内暴力(DV)被害者の保護施設に入ったが、数日で「少年と復縁した」と言って退所していたことが捜査関係者の話で分かった。Nさんの親族によると、少年の暴力はその後エスカレートしたという。

約3年前に少年と交際を始めたが「(少年が)暴力を振るって(次女が)アルバイトで稼いだお金を奪う構図だった」。少年の友人は「あいつと遊ぶときは大抵、次女も一緒だった。今月上旬に(次女が)眼帯をしていて『あれっ』と思った」と振り返る。

6)未成年者略取と監禁の疑いで逮捕された同県東松島市の無職少年(17)が、「逃走用の車と刃物は(沙耶さんの)元交際相手の少年が準備した」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。

無職少年は「元交際相手が3人とも刺した。自分は一緒に来るよう指示されただけ」とも供述しており、県警は元交際相手が計画し、3人を殺傷した可能性が高いとみて追及する。


なるほど、手放したくなかったのは「金づる」かな?

宮城県石巻市で今年2月に起きた3人殺傷事件で殺人罪などに問われた同市の元解体作業員の少年(19)の裁判員裁判で、仙台地裁は25日、求刑通り死刑を言い渡した。
裁判長は、事件の残虐性や身勝手さとともに、「反省は十分とは言えない」と指摘し、少年の更生可能性を「著しく低い」と断じた。裁判員裁判では初の少年への死刑判決となる。

弁護側は、公判で少年が反省の言葉を述べたことや、事件時18歳223日の年齢などを理由に「更生可能性がある」と極刑回避を訴えていた。

判決は
・表面的な言葉で、反省に深みがない
・謝罪の手紙は1回だけで、被害者の精神的苦痛を和らげるような謝罪がない
・自己に不利益な点は「覚えていない」と述べるなど不合理な弁解をした

などとして「事件の重大性を十分認識しているとは到底言えない」と指摘、更生可能性について否定的な見方を示した。

年齢も「相応の考慮をすべきだ」としつつ「結果の重大性などから死刑回避の決定的な事情とまでは言えない」と述べた。

元交際相手の女性(18)に復縁を迫っていた少年は(1)今年2月10日午前6時40分ごろ、石巻市清水町1の女性宅に押し入り、女性の姉(当時20歳)、友人で高校3年の女性(同18歳)を牛刀(刃渡り約18センチ)で刺殺=殺人、銃刀法違反罪(2)居合わせた友人男性(21)も刺し重傷を負わせた=殺人未遂罪(3)その後、女性を車に乗せ連れ去った=未成年者略取罪(4)同4~5日には鉄棒で全身を殴るなどして女性に重傷を負わせた=傷害罪

2010/12/18追記
石巻市の3人殺傷事件で殺人幇助(ほうじょ)などの罪に問われた無職少年(18)=東松島市=の裁判員裁判判決公判が17日、仙台地裁で開かれ、川本清巌裁判長は「重大な被害結果に結びつく役割を果たしており、刑事処分が相当」として、懲役3年以上6年以下(求刑懲役4年以上8年以下)の不定期刑を言い渡した。

裁判長は「凶器の牛刀を万引したほか、殺害現場の入り口ドアの前に立って逃走を困難にするなど、重要な役割を果たした」と指摘。「遺族の処罰感情などを考慮すれば、弁護側の求める保護処分にすることは社会的に許容されない」と量刑理由を説明した。

一方で、少年は主犯格の少年から暴行や脅迫を受け、指示に逆らうことが困難な状態だったと認定。「受動的に犯行を手助けしており、求刑を若干下回る刑に処するのが相当」と結論づけた。

参考リンク
宮城県石巻市3人殺傷女性連れ去り事件その2

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2010/02/13

宮城県石巻市3人殺傷女性連れ去り事件その2

続報です。
1)少年(18)とともに未成年者略取と監禁の容疑で現行犯逮捕された無職少年(17)が、事件へ加担することを解体作業員の少年から強要されたとの趣旨の供述をしていることが12日、捜査関係者への取材で分かった。
解体作業員の少年は無職少年より1学年上で、無職少年をリードする立場だった。また無職少年は事件前、解体作業員の少年から事件の計画を聞かされたと知人に話していた。知人らは捜査本部に対し、同様の説明をしているという。 

2)元交際相手の少年(18)=監禁容疑などで逮捕=が事件直前に包丁を入手していたことが12日、少年の知人らへの取材で分かった。周囲に「殺してやる。刃物を買った」と話していたことも判明。県警石巻署捜査本部も同様の情報を把握、元交際相手の少年の計画的犯行とみて殺人容疑でも調べる。
元交際相手の少年は「姉が邪魔だった」、無職少年は「元交際相手の少年が3人を刺した」と供述している。
監禁場所の知人宅からは血の付いた包丁が見つかっており、長女ら3人が刺されたものか鑑定を急いでいる。

少年の知人らによると、元交際相手の少年は全長数十センチの包丁を入手。事件直前には、電話で友人に「姉が交際に反対している。やってやる。殺してやる。そのための刃物も買った。罪をかぶせるために無職少年に指紋を付けさせた」と打ち明けていたという。

県警幹部などによると、解体工少年はこれまでNさん方を訪問した際、以前交際していた次女との面会を長女に断られたため、長女が次女をかくまい、会わせないようにしていると感じていたという。

3)刃物で刺され死亡した長女と友人の高校3年生(18)、重傷を負った友人男性(20)は寝込みを襲われた可能性が高いことが分かった。司法解剖などの結果、3人の刺し傷は腹や胸など前部に集中し、抵抗した際にできる防御創がほとんどなかったという。

4)捜査関係者や少年の知人の話などによると、2人は2008年夏から交際を始めたが、少年が次第に暴力を振るうようになった。悩んだ次女は昨年2月、仙台市内のDV避難施設に入ったが、仲直りしたとしてすぐに退所したという。しかし、暴力はその後も続き、次女側は同月から今年2月にかけ、石巻署に計12回相談。同署は昨年2月と今年1月、口頭で少年に警告していた。
事件当日の10日には、沙耶さんは同署に被害届を出す予定だった。

長女のバイト先の女性店長(26)は、長女から「妹が交際相手の少年に、たばこの火を押し付けられるなどの暴力を受けている」と相談されていた。暴力は特に昨年10月ごろから激しくなったという。

5)凶器の刃物は事前に用意され、全長約40センチもあったことも判明。石巻署捜査本部は抵抗したり、逃げたりする間もなく強い殺意を持って刺された可能性が高いとみており、同日、南部さん宅で現場検証した。

6)少年2人は、2階にいた次女を連れ出し、約6時間にわたり、知人から借りた乗用車2台を使い、石巻市や東松島市などを逃げ回った疑いが持たれており、10日午後1時過ぎ、石巻市内の知人宅を出たところを逮捕された。刃物はこの際、血痕が付いた状態で押収された。知人宅には少年2人と次女のほか、複数の知人が一緒にいたという。

7)2人の友人らによると、元交際相手の少年は無職少年を「使いっ走り」のように扱っていた。友人らは9日深夜、元交際相手の少年が起こしたトラブルについて話し合うため、2人を探していたという。

Nさん方近くの駐車場にいた2人を見つけたのは10日未明。

この時、無職少年は「元交際相手の少年が(次女との交際に反対していたNさんの)母と姉を殺すと言っている」と打ち明けた。

友人らは当初、相手にしなかったが、無職少年は「車に包丁がある。おれのせいにされる」と必死に訴え、包丁を握らされて指紋を付けさせられたことや、少年が革手袋をする予定になっていると説明したという。

無職少年は「言うことを聞かないとお前も刺す」と脅されたといい、おびえきった様子だった。だが、半信半疑の友人らは「逃げるのは怖い」と繰り返す無職少年に愛想を尽かし、その場を後にしたという。

友人の一人は「元交際相手の少年はいつも口ばかり。本当にあんな大それたことをするとは思わなかった」と話したとの事。

8)少年2人は10日午前0~3時ごろ、Nさん方のすぐ近くにいたことが関係者への取材で判明した。2人は同6時40分ごろ、Nさん方へ侵入して就寝中の長女らを襲ったとみられる。
家の錠や窓が壊された形跡がないことから、県警は2人が何らかの方法で玄関から屋内へ侵入したとみている。

とこんな所だね。だいぶ状況や経緯が分かってきたけどね・・・
どうにも、矛盾している。
殺意満々で40cmもある包丁(刺身包丁なのかな?)を用意して、関係の無い17歳少年を脅し、殺害計画を話して、罪を17歳少年に被せようとしたようだが、それなら計画を知っている関係者は全員殺害しなければならない。
だいたいが、次女を殺害する事など出来ないのに、計画その物が実行前に破綻している。

この容疑者にしてみれば、次女が逃亡したり次女が自分が不利になるような事を警察に話すはずが無いと思っていたのかもしれないけどね。

それに事件後の計画もお粗末だ、邪魔な姉と母親を殺害して、次女を連れ出したのは良いが、逃亡先が友人知人宅とは計画したとも思えないお粗末さだよね。

まあ、結局の所、自分に都合の良い未来像を妄想していたと言う事なのかな?
自分に都合の悪い物(姉と母親)を排除して、自分の思いのままにできる次女を人形のようにしか思っていないのだろう。

子供を育てる事なんて全く考えていない、ただ、次女を手に入れたかっただけなんだろうな。

ある意味で少々可哀想なのかもしれない、誰も彼を止める事が出来なかった、あるいは止めようとする人間も周囲にはいなかったんだろう。
一緒にはいるが、見た目以上に希薄な人間関係しか持てない彼らの姿が、今の若者社会の縮図なのかもしれないね。

参考リンク
宮城県石巻市3人殺傷女性連れ去り事件
宮城県石巻市3人殺傷女性連れ去り事件その3

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2010/02/11

宮城県石巻市3人殺傷女性連れ去り事件

2月10日午前6時50分頃、宮城県石巻市清水町、Nさん(46)宅で、同市、職業不詳の少年(18)が、Nさんの長女(20)ら男女3人を包丁のようなもので次々に刺す事件が発生している。

3人は病院に搬送されたが、長女と石巻市日和が丘、高校生Oさん(18)の2人が死亡、男性(21)も肩を刺されて軽傷を負った。

少年は、Nさんの次女(18)を連れて乗用車で逃げていたが、県警は同日午後1時過ぎ、少年の身柄を確保した。

Nさん方は、Nさんと母親、姉妹のほか、生後間もない次女の娘の5人家族。

県警によると、逮捕されたのは石巻市の職業不詳の少年(18)で、次女と以前交際していた。次女は保護された。
少年は石巻市内で身柄を確保され、一緒にいた別の男とともに未成年者略取と監禁の容疑で現行犯逮捕された。2人と次女は車の中におり、次女は足にすり傷を負って病院に運ばれた。

友人らによると、少年と次女は、交際して子供を授かった頃は順調だったという。
次女と少年が一緒に開設したと見られるインターネット上のプロフ(昨年2月18日更新)では、「自慢なこと」として2人が真っ先に挙げたのは「2人の愛の結晶がお腹(なか)に居ること」。

将来の夢は「幸せな仲良しな家庭になるように努力する」などと書き込んでいる。少年は次女のことを「本気で好きだし、ずっと守っていきたい」とし、次女も「次女はずっと(少年に)ついていくから永遠に一緒に居て下さい」と書いてある。
2人の仲が急速に悪化したのは、昨年10月の出産前後とみられる。

石巻署で10日夜、記者会見した県警刑事部の部長の説明などによると、次女と少年は一緒に生活していたこともあり、1年以上前から「交際」と「別れ」を繰り返していた。

昨年2月からこれまでに、次女や家族は同署に7回、相談に訪れていた。相談は電話を含めて約10回に上り、同署に「少年から暴力を振るわれた」などと話していたという。事件前日の9日夜には、「少年が家に来ている」と110番する騒ぎになり、署員が家に出向いたが、少年は既に立ち去った後だった。

次女はその後、同署を訪れ、顔を殴られるなどした傷害の被害届を10日に出すと伝えていた。
10日の朝、死傷した3人と次女の4人がNさん宅の2階東側の8畳間に寝ていたところ、同日午前6時40分頃、少年が無職少年(17)と侵入し、惨劇に見舞われたとみられる。

とこんな事件ですね。
ちょっと整理すると
1)次女(18)と少年(18)は交際しており、昨年10月に二人の子供を出産している。
2)しかし、昨年2月から次女とその家族は警察に相談していた。つまり1年前から警察に相談している事になり、暴力はその頃からあったと言う事になる。
3)事件前日の9日の夜にも少年は被害者宅に行って通報されている。
4)事件当日は午前6時50分に侵入し寝ている人を襲ったと言う所かな。
5)なぜか、二人の交際に直接関係無い無職少年(17)も犯行に加わっているのは疑問だけどね。

少々疑問なのはどうやって少年は侵入したのか?
合い鍵を持っていたのか?もしそうなら少々迂闊です。

この手の事件はこれが初めてでは無い、昨年も同じような事件は起きている。
少年がその事件を参考にしたと言う事はないと思うので、本人の思考の結果なんだろうね。

出産を契機に通常の夫婦でも生活環境は一変してしまう。
それまでの二人だけの生活は終わり、子供中心の生活になる。
新生児は3時間毎にミルクを与えねばならないし、オムツも換えねばならない、お風呂も入れてと、それが毎日続く。

経済的には出産費用もあるし、その後も子供の為の出費は続く。
経済力の無いカップルにはかなり厳しいだろう。

それらは未体験の強烈なストレスになるだろうね。
出産し子供を育てるならば、それらの事を乗り切れる相手をお互いに選ばなければならいよね。

突き放した言い方をすれば、交際相手は選ぶべきです。
交際中、多分、妊娠中にも暴力を振るうような相手は選ぶべき相手では無かったと言う事でしょ?
まあ、お互い18歳で交際中に相手がどんな人間かを判断できるような冷静さは持ってなかったかもしれないけどね。

恋は盲目と言うしね。

そこは周囲の人間がフォローすべきだったのではないかな?
もっとも、妊娠が発覚した段階で周囲も考えたはずだけど・・・

その結果、別れる事になったと言う事なんだろうけど。
ストーカー問題はどうも、こじれる事が多いようだしと言うか、ストーカーだから難しい問題と言う事ではなく、男女の別れ話(男女とは限らないね)は昔から事件の引き金になっている。

だからこそ、問題が難しくなる前の早い段階で決断が必要なんじゃないかな。
今回の事件も出産がなかったら、状況は変わっていたかもしれないね。

参考リンク
宮城県石巻市3人殺傷女性連れ去り事件その2

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2010/02/06

名古屋市熱田区3人ひき逃げ事件その4

続報です。運転していた人物が逮捕されました。
1)ブラジル国籍の無職K・E容疑者(31)=窃盗容疑で逮捕=が調べに対し、「名古屋港を目指して逃げようと、みんなで申し合わせた」と供述していることが6日、愛知県警熱田署捜査本部への取材で分かった。
捜査本部は5日夜、危険運転致死などの容疑で、車を運転していた同国籍の職業不詳R・D・F・F容疑者(26)を逮捕。両容疑者らが海外逃亡を図ろうとした可能性もあるとみて、事故後の詳しい逃走経路などについて調べている。 

2)愛知県警熱田署捜査本部は5日、危険運転致死と道交法違反(ひき逃げなど)の疑いで、車を運転していたブラジル国籍の職業不詳R・D・F・F容疑者(26)=岐阜県美濃加茂市加茂野町鷹之巣=を逮捕した。捜査本部が全国に指名手配していた。
捜査本部によると、5日夜、愛知県岡崎市の路上で捜査員が発見し、熱田署に任意同行し逮捕した。事故を起こしたことは認めているが、「歩道上に人がいたのは知らなかった」と容疑を否認しているという。

3)事件を起こした乗用車に同乗し、窃盗などの容疑で逮捕されたブラジル人の男2人のうち1人が「カーナビを盗むため現場付近を通行していた」と供述していることが5日、捜査関係者への取材で分かった。

2人は「パトカーに追い掛けられていた」「赤信号を無視した」とも供述。熱田署捜査本部は、車上狙いの物色中にパトカーの追跡を受け、逃れるために無謀な運転をしていたとみて調べを進めるとともに、危険運転致死容疑で指名手配した運転の男(26)=岐阜県美濃加茂市=ら残る2人の行方を追っている。

注:容疑者のイニシャルは私が勝手につけているので間違った表記になっている可能性が高いです。
仮名と考えてください。

さてと、とりあえず運転していた人物が逮捕されて一安心だけどね。
「歩道上に人がいたのはしらなかった」・・・ホントかどうか分からないけど、それは、猛スピードで赤信号を無視して、スピン状態で轢いた為で、規制速度内で通常の運転なら認識できたはずだよね。
その上、被害者を救護しない理由もない。

犯罪とはいつも理不尽な物だけど、どうもこの事件は少し感情的になってしまうね。

運転していた人物は26歳で、他の人間も31歳と30代、他1名はよく分からないけど・・・
でカーナビを盗もうとしていたね・・・って事はそれで生活していたって事かな。

盗んだだけでは現金化できないから、買い取っていた人間もいるはずだね。
とにかく、この犯罪グループは徹底的に捜査して欲しいね。

この人達がカーナビの窃盗と言う犯罪行為をおこなっていなければ、警察から逃げる事もなく、そして、この事故(事件)を起こす事もなかった。
そして、亡くなった3人の人は今も生きて、それぞれの日常を生きていたはずなんだよね。

2010/02/08追記
愛知県警熱田署特別捜査本部は8日、事故車に乗っていた4人のうち、最後まで逃走を続けていた男を危険運転致死容疑の共犯として逮捕した。捜査幹部によると、車が事故直前に県警パトカーの追跡を受けた際、この男が運転者のR・D・F・F容疑者(26)=同容疑などで逮捕=に信号を無視するなどの危険な走行を促した疑いがあるという。

男は同県内に住む30代のブラジル人で、事故車を運転するR容疑者の真後ろの右後部座席に乗っていた。

捜査幹部によると、逮捕された同乗者が「パトカーの追跡に気付いた後、男がR容疑者に信号を無視するなどの逃走を促した」などと供述しているらしい。

2010/10/22追記
3人が死亡したひき逃げ事件で、危険運転致死罪などに問われたブラジル国籍の中古車販売業R・D・F・F被告(27)の裁判員裁判の判決が22日、名古屋地裁であった。

裁判長は「無謀で危険な運転をし、3人の将来を奪い去った結果は極めて重大。事件現場から逃げ出しており、犯行は悪質だ」と述べ、懲役23年(求刑・懲役27年)の実刑判決を言い渡した。

判決は、車が現場の交差点に進入した時の速度について、同乗者の供述などから時速120キロだったと認定したようです。

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2010/02/05

名古屋市熱田区3人ひき逃げ事件その3

続報です。運転していた人物が指名手配されました。
1)愛知県警熱田署捜査本部は4日、車を運転し、事故後に現場から逃走したとして、ブラジル人の男(26)=岐阜県美濃加茂市=を危険運転致死と道交法違反の疑いで指名手配した。

捜査本部によると、ひき逃げした車に乗っていたのはブラジル人の男4人。うち2人が4日までに出頭、証言などから乗用車を運転していた男の身元を割り出した。

残る1人も愛知県内の30代の男と特定し、関係先を捜査するなど逃走中の2人の行方を追っている。

2)捜査幹部によると、出頭したのは、車内に残されていた携帯電話を使用していた同県小牧市の30代の男とみられる。男は特捜本部の事情聴取に「別の男が運転していた」などと話しているという。

3)特捜本部は2日、「車に同乗していた」として出頭してきた愛知県内のブラジル人の男(32)を、別の窃盗未遂事件で逮捕。この男の供述などから運転手を割り出した。

4)ひき逃げ車両に乗っていたのは岐阜、愛知県で自動車窃盗を繰り返していた4人グループの疑いが強いことが3日、捜査関係者への取材で分かった。

運転していなかった同乗者は出頭する事で罪が軽くなると考えたんだろうね。
とりあえず、運転していた人物も身元を特定して指名手配されたと言う事で一安心であるけれど・・・
逮捕するまでは気が抜けないね。

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2010/02/02

世田谷一家殺害事件再考その93(犯人の服装と染料)

犯人の服装の話題が出ているので今回は犯人の服装と染料について、ちと気になる点について書いてみます。

Setagayafuku_2
品名 製造・販売期間 備考
1)帽子 平成10年7月から平成12年11月
2)マフラー
3)エアテック 平成12年11月から事件発覚まで
4)手袋 平成10年から平成12年
5)ラグランシャツ 平成12年8月から平成12年12月 染料は2種類
6)スラセンジャー 平成10年10月から平成12年11月
7)ヒップバック 平成7年9月から平成11年1月 染料は3種類

これらの中で染料が付着していたのはラグランシャツとヒップバックだけなんだよね。
これをどう考えるか?って事なんだけどさ・・・

この中で一番古く入手した可能性があるのがヒップバックになる。
だから、染料が付着した時期が古いのであればヒップバックだけに付着してそれ以外に付着しないと言う事にも考えられる。
ところが、ラグランシャツにも付着しているので、染料が付着した時期は平成12年8月以降、事件発生時までと考えて良いでしょう。(少なくともラグランについてはこの期間内のはず)

しかし、そうなると、他の物にはどうして付着しなかったのか?と言う疑問が浮かびませんか?
スラセンジャーも帽子もエアテックもこの時期には入手していた可能性があるのに・・・

私はこう考えたのですが、染料が付着したラグランシャツとヒップバックは犯人が染料を使った時に身につけていた物だろう。
逆に染料が付着していない物は染料を使う時には身につけていなかった。
これはラグランとヒップバックに同時に染料が付着した場合と言う事になりますね。

色々な可能性が考えられるんだけど
A)マフラーやエアテック、帽子、スラセンジャーに付着していないのは、染料を使ったのが屋内だから。
B)染料を使った時には作業着を着用していた。だから上着には付着せずインナーのラグランにだけ付着した。

しかし、A)B)いずれの場合もヒップバックは身につけていた事になる。

作業着を着ていたかは確実とは言えないが、エアテック以外の上着を着ていた場合でも中に着ているラグランに付着したのは、「粉末の染料が周囲に舞い上がっていた」か「液体に溶かした染料が霧状に噴霧されていた」と言うのが条件になりそうなんだよね。

しかし、その場合でも、ヒップバックの表面には付着するが、内部には付着しないから、その状態でヒップバックは口が開けられて内部に染料が付着する状態だったんだろうね。

それから、ヒップバックの中の染料の付着状態を見ると、やはり、作業に使った道具か容器をヒップバックの中に出し入れした為に付着したのでは?と思えるんだよね。

で、私が一番気になっているのが、その状態で身につけられていたラグランとヒップバックが犯行時にも身につけられていたと言う点です。

これから凄惨な殺害を行うのに敢えてそれらを犯人は身につけたのかな?
しかし、それなら、他の帽子、マフラー、手袋、エアテックなどもそうなの?

そう考えると、これらの服装は犯人の「普段着」じゃないのかな?と思うわけです。
で、話を戻すと、もし、染料が付着したのが「仕事の作業中」であるのならば、作業中に身につけていたラグランを犯人は普段着にも使っていたと言う事じゃないの?
それは、ヒップバックも同じで仕事(作業)に使っていた物を普段も使用していると言う事じゃないの?

つまり、ラグランを犯人は下着感覚でいつも着てたんじゃないの?って事。
ま、ラグラン1枚だけって事もないだろうけど、同じような種類のシャツを数枚用意して洗濯しながら毎日着ていたんじゃないかな?

ヒップバックも幾つかあるヒップバックのような物から「このヒップバック」を選んだのではなく、これしか所持していなかったんじゃないかな?

ま、妄想レベルなんだけど、犯人はそれほど経済的に恵まれていないのではないか?
ヒップバックは2900円だからね、仕事用と普段用の二つ買うってのも有りだと思うんだよね。

染料が付着したのを仕事と考えての場合だけどね。趣味の場合もヒップバックの内部が汚れるのは分かっていたはずだから、同じ事が言えるかな。

で、話が飛ぶんだけど、他に何かないか?と再度考えてみるんだけど・・・
ラグランとヒップバックに同時に染料が付着したと考えているが、それで正しいのか?

もし、同時に付着したのなら、どうして付着した染料の種類がラグランとヒップバックで異なるんだ?
と考えるとむしろ、ラグランとヒップバックは別々に染料が付着したと考えた方が矛盾が無いのではないか?
そうするとポイントはラグランに付着した染料は洗濯でどの程度洗い流されるのか?と言うのが問題になる。
もし1度の洗濯で洗い流されてしまうのであれば、犯人がラグランを着て染料を扱ったのは事件前の1週間以内と言う事になるのではないかな?

常識的に考えてさすがに1週間に一度ぐらいは洗濯していると思うのですが・・・

逆にラグランを洗濯しても染料は簡単には落ちないと言う事であれば、やはり事件前2ヶ月ぐらいの範囲と言う事になるのかな?

でラグランとヒップバックが別々に染料が付着したと言うのはどんな場合かと言うと
ラグランに2種類付着した染料が一度に付着したとしても、ヒップバックの残り1種類の染料が付着する機会が別に一度は必要になる。

だから、最低でも犯人は通算2回、染料を扱ったと思う。

もう一歩踏み込んで、犯人は一度に1種類の染料しか使わなかった場合もある得るよね。
その場合、犯人は毎日染料を使うような仕事では無いのではないか?
もし塗料工場やインク工場のような場所で毎日染料を使っていたのであれば、もっと付着した染料の種類は多かったと思う。

その意味で、犯人は染料を使う機会はそれほど多くなく、月1回程度じゃないの?と言う疑問も生まれる。

ただ、そう考えると、製造ラインの製造に関わる物ではないような気がする。
企業の製造ラインなら図面指示された染料が使われるはずだし、手配リストに載った材料が購入されるはず。
月に1度と言うのは製造ロットとしては長すぎるような気もするし、カラーバーリエーションだとしたら、色が近すぎるとも思える。

まあ、趣味の分野でなら気まぐれで毎回違う染料を使う事も問題にはならないだろうけど・・・
染料自体が趣味で使う物でないなら、やはり毎月色を変えるような物って何って事なんですけどね・・・

一つ思い付いた事としては、演劇関係とかどうかな?
毎月定期公演があるとして、毎回同じではリピーターの客を満足させられないので、毎月少しずつ色を変えてみたなんて事はないのだろうか?
私自身はそちらの方面は全く門外漢なので、詳しい方がいたら教えてください。

まとまらない文章でごめんなさい。後半の部分は2日目に考えたので後付けになってます。

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名古屋市熱田区3人ひき逃げ事件その2

続報です。
1)歩道に突っ込んだ乗用車の車内から特殊工具が見つかったことが2日、愛知県警への取材で分かった。特殊工具は車のガラスを簡単に割ることができ、車上荒らしなどの犯行に使われることが多い。車内からはバールやレンチも発見され、県警は、車を残し逃走した数人が窃盗事件にも関与していたとみて行方を追っている。

2)車内の座席部分に毛髪と血痕が残されていたことが愛知県警熱田署特別捜査本部の調べで分かった。特捜本部は毛髪などを採取して鑑定するとともに、現場から逃走した外国人風の男女3~4人の中に負傷者がいるとみて、周辺の医療機関などを調べている。

3)特捜本部によると、車は事故直前の1日未明、不審車両として熱田区内でパトカーに追跡され、約10分間、同区内や隣接する同市瑞穂区を回った後、突然速度を上げてパトカーを振り切った。

4)車内から見つかった携帯電話などから、愛知県内に住むブラジル人の男が車に乗っていた可能性があることが1日、県警熱田署捜査本部への取材で分かった。

携帯電話が発見されたのは大きいな。
通話先から交友関係も割り出せるし、逃亡している中に怪我人がいれば、行動も制約されるだろう。
とにかく海外逃亡はなんとしても防がないとね。
病院関係だけでなく、薬局薬店の方も注意して欲しいですね。

犯人逮捕に期待しましょう。

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2010/02/01

怪しいPTSD 偽りの記憶事件

怪しいPTSD―偽りの記憶事件 (中公文庫)
衝動買いした本だけど、この本も当たりだったな。
私自身の無知を知る良い機会になった。
私は欧米で1980年後半から90年代に「偽りの記憶」と呼ばれる幼児期の性的虐待の記憶を元に父親を訴える事件が流行したって事自体を知らなかった。

人間は弱い生き物で記憶すら誰かに操作されてしまう事があるって事だね。
そして、その結果現実に不幸になってしまう家族が大勢いた。

私はこの本を読む前にアダルトチルドレン関連の本も何冊か読んだ。
アダルトチルドレンに興味があったのでは無く、薬物依存症やギャンブル依存症などに興味があって読んでいくうちにアダルトチルドレンの本も読む事になったと言う所かな。

アダルトチルドレンについては、「そんな物もあるかな」程度にしか考えていなかったし、その治療方法についても、依存症の方法を応用している程度にしか考えていなかった。

学問的に多少問題があったとしても、治療が上手くできるのであれば、それも良いかな?と思っていた。

だけど、この怪しいPTSD―偽りの記憶事件 (中公文庫)を読むと少し、心配になってくる。

どちらが正しいのか?は専門家に任せるとして
私としては、世の中にはそんな2種類の見方があると言う事は覚えておく事にしよう。

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名古屋市熱田区3人ひき逃げ事件

2月1日午前0時55分ごろ、名古屋市熱田区六番1の国道1号交差点で、乗用車が歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた男女3人をはねる事件が起きている。

3人は搬送先の病院で死亡が確認された。乗用車には4人の男女が乗っていたとみられ、車を現場に放置し走って逃走。愛知県警熱田署はひき逃げ事件として男女の行方を追っているとの事。

熱田署によると、乗用車は国道を西向きに交差点に進入。左にハンドルを切りながら交差点を越え、道路左側のガードレールをなぎ倒して歩道にいた3人をはねた。対向車線から別の車が右折してきたため、衝突を避けようとしてハンドル操作を誤ったらしい。

車は3人をはねた後もスピンしながら道路脇の駐輪場の自転車をなぎ倒し、交差点から約50メートル先の駐車場のフェンスに激突して止まった。前部がつぶれ、大破した状態になっており、高速で交差点に進入したようだ。

同署によると、目撃者のタクシー運転手は同署に「男女は外国人風だった」と話したという。同署や目撃者によると、車は岐阜ナンバーの白いセルシオだったが、ナンバーは別の車両のものだった

現場は片側3車線の信号付き交差点で、東海道新幹線の高架下付近。近くに市営地下鉄名港線六番町駅がある。

さて、酷い事件だ。
ナンバーが別の車両と言う事からみると盗難車だったのかな?
いずれにしても、最初からひき逃げをするつもりじゃなかったはずだから、車内には指紋やDNAが残されているだろうし、コンビニのレシートやガソリンスタンドのレシートなど生活圏を示す情報も残っているかもしれない。

相当な速度を出していたようなので、乗っていた人物もケガをしているかもしれない。
名古屋市内、愛知県内の医療機関は注意して欲しいな。

あとは、国外逃亡を許しちゃいけないね。

犯人逮捕に期待しましょう。

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