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2010/03/30

元厚生官僚連続殺傷事件その10(1審判決は死刑です)

続報です。1審の判決が出ました。死刑です。
3月30日、3人が殺傷された元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、殺人などの罪に問われた無職男性被告(48)に対し、さいたま地裁の裁判長は「連続殺人・殺人未遂事件として社会に大きな衝撃を与えた。反省の色は見られず、更生の可能性はない」と述べ、求刑通り死刑判決を言い渡したとの事。

男性被告は即日控訴している。
判決理由で、裁判長は「飼い犬のあだ討ち」との動機について、「愛犬を家族の一員としてどれだけかわいがっていたにせよ、このような動機で重大事件を正当化できるはずはない」と非難したようだ。

裁判長は「長期間下調べをし、襲撃対象者を確実、効率的に殺害するため、念入りに計画を立て、公判でも自己の行為の正当性を主張し続けた」と指摘。
さらに「被害者らを『マモノ』と呼んで冒涜し、現段階でも元厚生次官らに対する殺意を表明している」と指弾し、死刑を回避する事情はないと結論付けたとの事。

弁護側は動機が了解不能で妄想性障害の疑いがあるとして、責任能力を争ったが、判決は「特段の飛躍は見られず、了解は可能」と退けた。
自ら出頭しており、減刑されるべきだとした点も「自首することも計画の一部であり、認めるべきではない」としたとの事。

不可解な事件でしたが、結局あまり謎は解明されていないと思います。
謀略説などもありましたが、個人的犯行として処理されているようですね。

被告については私が思うに「人格障害」なのでは?と思わなくもないが、人格障害は精神病ではないので責任能力は有りとしても良いでしょうね。

しかし、理不尽も極まったと言う印象ですね。

この調子で2審もいくのか?続報を待ちましょう。

参考リンク
元厚生官僚連続殺傷事件その9

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コメント

最初は年金不祥事に喰って掛かった右翼テロの推測が多かったですが、
あの表情で犬とか言われても何ともミステリアスです。

投稿: 世田谷&東金 | 2010/03/31 13:49

控訴審判決公判が26日、東京高裁で開かれた。裁判長は「精神疾患を発症していないことは明確」として、死刑を言い渡した1審さいたま地裁判決を支持、控訴を棄却した。

弁護側は「34年前に殺処分された愛犬チロのあだ討ち」という犯行動機は理解不能で、完全責任能力を認めた1審判決は事実の誤認があると主張していた。

裁判長は元次官ら殺害に至る論理について「特段の飛躍がない」として責任能力を認定した上で、被告が動物の殺処分に限らず、国家行政への怒りや不満から元官僚らに対する殺意を抱いたと指摘。「『愛犬のあだ討ち』は犯行の口実として脚色された疑いが強い」と結論付けた。

1、2審判決によると、被告は平成20年11月17日夜、さいたま市南区の元次官、Yさん=当時(66)=宅でYさん夫妻を刺殺。翌18日夜にも別の元次官の妻を包丁で刺し重傷を負わせるなどした。

投稿: ASKA | 2011/12/28 21:00

殺人や殺人未遂罪などに問われた無職男性被告(52)の上告審判決が6月13日、最高裁第2小法廷で開かれた。
裁判長は「犯行の経緯、動機は独善的で酌量の余地がない」として被告の上告を棄却。一、二審の死刑判決が確定する。

 今年4月の弁論で、弁護側は「動機が愛犬のあだ討ちというのは論理的に飛躍がある」などとして、被告の事件当時の責任能力を疑問視。極刑回避を求めていた。

裁判長は、事件当時の被告の責任能力を肯定した一、二審の判断を支持。元厚生事務次官夫妻殺害の犯行に触れ、「殺害方法は冷酷かつ残忍」と述べた。

 09年11月に始まった一審さいたま地裁で、被告は犯行動機について「保健所で殺処分された愛犬のあだ討ち」などと旧厚生省への恨みを訴えた。弁護側は事件当時の責任能力について「心神喪失か心神耗弱状態に該当する」などとして極刑回避を求めた。10年3月、同地裁は、犯行時の完全責任能力を認定。「矯正・更生の可能性はない」と求刑通り死刑判決を言い渡した。

 11年4月から行われた控訴審で、被告は「殺したのは人ではなくマモノ」などと無罪を主張。東京高裁は同12月、「刑事責任は極めて重大」と一審の死刑判決を支持し被告の控訴を棄却した。

 一、二審判決によると、被告は08年11月17日午後7時ごろ、さいたま市南区別所、元厚生事務次官Yさん=当時(66)=方で、Yさんと妻=同(61)=を刺殺。翌18日夜には東京都中野区の元次官方で妻の胸を刺し、重傷を負わせるなどした。

ちょっと、理解不能な動機ですが、責任能力があれば死刑はやむを得ないと思いますね。

投稿: ASKA | 2014/06/14 20:28

彼の最終目標は社会保険庁長官だったのです。
出頭前に両親と楽しい会話をし、住民票持参で警視庁に向かったのです。
彼の本来の目的は、ある人物をかばって、自分の口を封印する為に刑務所に入ったのです。何故なら、その人物の生活援助で心のわだかかまりを抱えて生活する自信が無かったからです。彼は左利きです。事務次官殺傷の犯人は右利きの人物です。高尾山や成田さんにお参りしたか定かでありませんが、神様にすがる思いで刑務所に入ることを夢見ていたようです。
動機は、動物の虐待に絡んだものであることは明白ですが、愛犬チロの事ではありません。彼を利用し、彼の純粋な心をその人物の快楽の為に
踏みにじられた事は、彼にとって不幸としか言いようがありません。自分だけ良ければいいと言う真犯人の心は人間のがん細胞であるといっても過言ではありません。彼とは違い、幼年期に虐げられた環境に育って来たその人物の不遇さを同情する気にもなりません。

投稿: 筋を読み違えないで | 2014/06/25 18:58

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