金沢市二俣町女性遺体遺棄事件
3月29日午前11時ごろ、金沢市二俣町の県道脇のがけの斜面に落ちていたスーツケースから女性の遺体が発見される事件が起きている。
スーツケースが落ちているのを、近くで作業中の建設会社の男性社員が見つけ、石川県警金沢中署に届け出たとの事。
同署内でスーツケースを開けたところ、中から頭部のない女性の遺体が見つかった。
県警は死体遺棄容疑事件として同署に捜査本部を設置したとの事。
捜査本部によると、遺体は死後数週間経過しているとみられる。着衣はなく、体格などから成人とみられている。スーツケースは縦50センチ、横70センチ、奥行き30センチで中には布状のものが一緒に入っていた。
捜査本部は30日に司法解剖して死因などを調べるようだ。
現場は、ダム湖が広がる山の中で、周辺に人家はない。スーツケースは富山県につながる県道の脇で見つかったようだ。
数日前から現場にあり、会社員が近づいたところ、異臭がしたため警察に通報したらしい。
スーツケースについて発見者の建築会社員(44)は「22日(月)は同僚と4人で現場近くで作業したが、誰も気付かなかった。26日(金)に再び同じ場所に行って初めて気付き、引き上げようとしたが重くて手から滑り落ちた」と話しているらしい。
現場付近の航空写真と地図
ダム湖と言うと「医王ダム」の事でしょうね。多分県道は27号線の事かな。
近くの集落まではざっと1km近くは離れているし、周囲に人家もなさそうだ。
犯人は人気の無い場所を選んで遺棄したんだろうね。
普通に考えれば運搬に車を使っていると思う。
だけど、そう考えると、頭部を切断した理由が気になるね。
と言うのも、運搬手段を持っているのだから、運搬の為に頭部を切断する必要は無いだろうね。
そう考えると、全裸である事と合わせて「身元を隠す為」かな?
でもね、日本の科学捜査は肉片からDNA鑑定で個人を特定するレベルに達しているから、頭部だけを隠しても身元は隠せないだろうな。
犯人がそんな事を気にしたかは置いておいても、身元を隠さなければならない理由は、被害者の身元が判明して周辺を捜査されると犯人には都合が悪いんだろうね。
日本では殆どの人間が社会とかかわりを持って生きている。
家族や同僚、友人がいれば、行方不明の捜索願いを出しているだろう。
被害者の身元が判明するのも時間の問題だろう。
捜索願いが出てなければ出てないで捜査の手がかりになるだろうし・・・・
続報を待ちましょう。
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