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2010/03/09

宮崎市花ケ島家族3人殺害事件その2

続報です。
1)長男を遺棄した死体遺棄容疑で県警に逮捕された宮崎市花ケ島町、建設会社員、男性容疑者(22)が長男、妻(当時24歳)、義母(当時50歳)の3人の殺害を認め「妻、義母への日ごろのうっ憤がたまっていた」などと供述しているようだ。

2)死体遺棄容疑で逮捕された容疑者が、「(長男で生後6カ月の)長男だけが生きていたら自分が疑われる」などと長男殺害の動機を供述していることが9日、捜査関係者への取材で分かった。

容疑者は、妻(当時24歳)と、妻の母(同50歳)の殺害も認める供述をしているが、家族外の第三者による事件と見せかける偽装工作のため実子である長男を殺害した可能性が高くなったとの事。

3)自ら110番して第一発見者を装ったらしい。

4)「ほぼ同時に3人を殺害した」と供述しており、犯行は計画的だったとみられる。「外部者の犯行に見せかけるため、殺害後に室内を荒らした」とも供述している。だが睡眠導入剤などを使って被害者たちを眠らせた形跡はないらしい。

5)調べに、容疑者は妻と義母から「稼ぎが悪い」とののしられたと話しているという。
容疑者は「妻、義母との力関係があって家庭内に居場所がなかった。2人は気性が激しく、自分に身に覚えのないことで突然、怒り出した。その予測はつかない。機嫌が悪いと、義母は数日おきに怒りを爆発させたが、自分は義母に気に入られたくて反抗できずにストレスをためた」と供述している。

車のローンをはじめ借金があり、生活費の多くを義母が負担していたという。「結婚してから妻が家計を完全に管理しており、自分の自由になる金がほとんどなかった。2人が気分次第で理不尽な言いがかりをつけても言い返せなかった。生活が苦しいうえに自由もない。その状態を続けることが苦しかった。離婚について何度か夫婦で話し合った」とも供述しているとの事。

6)殺害の経緯
1日午前3時から4時ごろ、自宅で就寝中の3人を殺害した。長男の殺害は「首を絞めたうえ、風呂に沈めた」と供述したらしい。
包丁で妻の首を深く刺したうえ、後頭部を金づちで何度も殴打した。さらに隣室にいた義母の後頭部を金づちで何度も殴打したとされる。

犯行後、1日午前5時から昼ごろまで出社し、仕事をした。その後、自宅に戻って午後9時ごろに長男の遺体を埋めた。自宅に引き返し、110番通報して第一発見者を装った。警察は退社後から午後9時までの行動などを追及した。「長男を埋めた」と供述し、2日に死体遺棄容疑で逮捕された。

7)高校卒業後に航空自衛隊に入隊し、06年4月から新富町の新田原基地へ赴任した。3年間務めたが「自由な所で働きたい」と民間企業への就職を希望して自衛隊を辞めた。
昨年4月に宮崎市近郊のふ卵場へ転職し、この時期に妻と結婚した。7月にはふ卵場を辞め、宮崎市内の建設会社に就職、事件のあった同市花ケ島町に住み始めたとの事。

容疑者は22歳、結婚するには早かったのかな?
結婚までに妻との交際期間がどのぐらいあったのか分からないけど、結婚後がどんな生活になるのか?とか想像出来なかったのかな?

殺害方法を見ると、かなりの恨みというか怒りが爆発した印象です。
この二人が結婚しなかったら、この事件は起きなかったし幼い命が失われる事も無かっただろうね。
殺害と言うのも問題の解決方法として間違っていますね。

妻の側にしても、「稼ぎが悪い」って言ったって結婚前に分かっていた事なんじゃないのかな?
結婚当時の収入は転職した時期だから試用期間で多くはなかったかとも思えるし、22歳と言う年齢だと特殊な技術でもなければ高収入は期待できないと思います。

一方的に容疑者の供述のみで考えるのも危険だけど、夫婦ならお互いを尊重するべきだと思います。
家庭のあり方に問題があったのではないかな?

2010/03/11追記
今週発売の週刊誌によると、経済的困窮の理由は容疑者が約300万円ほどするワンボックスカーを購入した事が理由のようです。
この為「稼ぎが少ない」の言葉に繋がったのかもしれません。
容疑者の収入は手取りで18万円程度らしく、さらに1戸建ての借家の家賃などもあり、車のローンは相当の負担だったはずです。

なぜ、こんな高額の買い物をしたのか?その理由が知りたいですね。

2010/12/08追記
裁判員裁判で、宮崎地裁は7日、求刑通り死刑を言い渡した。弁護側は死刑回避を求めていたが、判決は「3人の生命が奪われた結果や罪責は誠に重大。極刑はやむを得ない」と判断した。

殺害された被害者が3人にのぼる裁判員裁判の判決は初めて。家族間の事件では被害者が3人以上でも死刑を回避するケースがあったため、裁判員らの判断が注目されていた。

被告は起訴内容を認め、争点は量刑に絞られた。

動機については「義母から説教を受けたことや家族を養う負担から、家族生活全般に鬱憤やストレスを募らせた。すべてから逃れて自由になりたいと考えて全員殺害を決意した」と認定。「極めて自己中心的で人命を軽視した。厳しい非難に値する」と指摘した。

殺害状況は「強固な殺意が認められる」と判断。首を絞め、浴槽に沈めた長男の殺害状況や、土中に埋めた証拠隠滅について「生後5カ月のわが子への情愛は感じられない。無慈悲で悪質」と述べた。反省についても「表面的な言葉にとどまり、内省の深まりは乏しい」と言及した。

弁護側は年齢が若く未熟なことを強調していた。判決は「更生の可能性は否定できない」と一定程度は認めたが、「強い自己中心性や人命軽視の態度に照らせば、量刑で過大に評価できない」と退けた。義母とのトラブルや年齢など被告に有利なすべての事情について「動機や結果の重大性などと比較すると考慮すべき一事情にとどまる」と指摘し、「極刑を回避すべき決定的な事情とは認められない」と結論付けた。

裁判員裁判で5例目の死刑求刑。

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コメント

この事件はマスオクンの失敗。300万かーはやめて、30万かーを恥じずに中古軽四を買えばよかったか田舎。そこは市とはいっても田んぼぎりぎりの田舎ど。見栄がなければ。やってられんど。九州は温暖な気候のせいかいなか(いなかいなかって言うなと怒られそう)。自殺は多くない。ところが、宮崎だけが多い。秋田の車見栄と自殺数の関係を、ふと思い浮かべてしまうのでございますよ。

投稿: ナガイ | 2010/03/12 02:47

宮崎市の家族3人殺害事件で殺人と死体遺棄罪に問われ、1審・宮崎地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた無職男性被告(24)について、福岡高裁宮崎支部は22日、被告の控訴を棄却する判決を言い渡した。

判決によると、被告は2010年3月、自宅で長男(当時5か月)の首を絞めるなどして窒息死させ、妻(同24歳)と義母(同50歳)をハンマーで殴り殺害したとの事。

控訴審では、犯行動機について「義母の叱責などで追い込まれ、殺すしかないと判断した」とする被告の心理鑑定が新たに採用されたようだ。
弁護側は鑑定結果などを基に無期懲役にするよう求めたが、判決は、鑑定を踏まえても、動機が自己中心的だとした1審の判断に誤りはなく、死刑が不当とは言えないと結論づけたとの事。

投稿: ASKA | 2012/03/23 19:18

最高裁第1小法廷は10月16日、上告を棄却する判決を言い渡した。

死刑が確定する。裁判長は「家族から自由になろうという身勝手な動機で、子どもを浴槽に沈めて窒息死させるなど犯行態様も残虐だ」と述べたとの事。

裁判員裁判の死刑判決が最高裁で確定するのは2例目。

上告審では、1審で死刑を求める意見陳述をした遺族の一人が「死刑を望まない心境に変わった」とする上申書を提出。
弁護側は「裁判員裁判をやり直すべきだ」と主張したが、判決は上申書には言及しなかった。
判決後、弁護人は「現在の遺族感情が考慮されなかったのは残念だ」と話したとの事。

3人殺害は死刑と言う慣例から言えば、5ヶ月の子供、妻、義母の3人を殺害した量刑が死刑なのは妥当なところだと思います。
犯行動機が身勝手だった事は判決のとおりだと思うのですが・・・
問題はその心境にたどり着くまでの過程にあると思います。
被告人だってこんな事件を起こす為に結婚したはずがありません。

家族のあり方って大切なんだなと思いますね。

投稿: ASKA | 2014/10/18 12:58

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