« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

2010/04/29

福岡市西区能古島女性バラバラ事件その4(腕時計発見)

続報です。
1)被害者の腕時計が、事件後に質店で換金されていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は同日、時計を持ち込んだ男を別の窃盗容疑で逮捕した。時計入手の経緯などについても事情を聴く方針。

捜査関係者によると、被害者の腕時計はギリシャのブランド品で文字盤が透けて見えるタイプ。被害者が行方不明になった後、男が県内の質店で換金したという。
県警は質店から腕時計の任意提出を受け、被害者のものと特定したとの事。

2)捜査関係者によると、逮捕されたのは同市中央区在住のアルバイト男性(32)。逮捕容疑では、市内の勤務先から液晶テレビを盗んだとしている。

男は被害者が行方不明になった3月5日以降、県内の質店で被害者が所持していたギリシャの有名ブランド製の腕時計を換金していたとの事。被害者と面識はないらしい

意外な展開でしたが・・・

続報を待ちましょう。

| | コメント (4)

愛知蟹江町男性殺害事件その22(続報)

5月で事件発生1年になる節目報道ですね。
1)犯人の男が母親と次男(当時26歳)を殺害した後、けがをさせた三男(26)に「あと誰かおる?」と家族構成を尋ねたことを明らかにした。男はさらに「金ないし、2日間寝てない」などと特徴のある棒読み口調で話したらしい。

2)三男の特捜本部への説明では、犯人の言葉は「金どこ?」などと一語一語が短いのが特徴で、抑揚がなく、方言もなかった。2人を殺害後に約15時間も屋内にいた男に対し、手を縛られた三男が「早く出てくれ」と言うと「おれもそうしたいけど今は無理」などと「無理」を繰り返したらしい。

3)男は「けがをしたから(出ていくのは)遅い。時間がかかる」とも言ったといい、県警は三男とクラフトナイフの奪い合いになった際、左足と手にけがをしたとみている。血が止まるのを待っていた可能性があるが「掃除をしたい」と言って床ふきなどをしたといい、証拠隠滅にも固執していたようだ。

4)捜査関係者によると、男が被害者宅から逃げた直後の2日午後0時半ごろ、現場の東約60メートルの県道沿いの自動販売機そばで犯人とみられる不審な黒っぽい服を着た男が座っているのが目撃されていたとの事。

事件直前の4月30日、桑名市内で犯人とみられる男の目撃情報があることや、パーカなど遺留品の販売ルートから、特捜本部は犯人が三重県四日市市付近で生活していた可能性もあるとみて捜査。遺留品のモンキーレンチを使用する仕事に就いていた可能性もあるとみて、同県北部の大手電機メーカーや中小企業の修理工場などで聞き込みをしているとの事。

5)犯人が三男(26)に対し、被害者方に侵入した理由について「猫が玄関から家に入って行くのを見たから」と話していたらしい。
県警蟹江署捜査本部は、犯人が玄関から猫が入って行くのを見て、鍵が掛かっていないと確信し、被害者宅を侵入先に選んだとみている。

捜査関係者によると、被害者方は当時、室内で猫を数匹飼っており、普段から一定時間玄関を開けっ放しにして、猫が入れるようにしていたという。周辺を歩いていた犯人が偶然、被害者宅に猫が入っていくのを目撃したとみられるとの事。

とこんなところですね。
以前から疑問だった長時間滞在の理由が「怪我の治療」あるいは「証拠隠滅」だった可能性が高まりましたね。
犯人自身が「遅くなる」と言ってますからね。

進入経路と理由は5)でしたか。
一応、この事件簿でも「その8」で進入経路を考えていましたが、「施錠してなかった」ですね。
やはり、猫の出入りの為とは言え、都市部では施錠しないのは危険ですね。
みなさんも注意しましょう。

あと「金ないし、2日間寝てない」と言うのが気になります。「金ない」は良いのですが、2日間寝てないと言うのが分かりません。

腹が減って眠れないと言う事なのかな?だとしたら、ホームレスに成り立ててで生活の仕方が分からなかったのかな?
事件直前に失職しているかもしれませんね。

で最後ですが今回の報道で一番驚いたのが4)です。
現場から8kmに非常線を張ったはずなのに、現場から60mの不審者を見逃したのかな?

でもホントに犯人ならどうしてもっと遠方に逃げなかったのか?

犯人逮捕に期待しましょう。

| | コメント (11)

川崎社長バラバラ殺害事件

1月12日知り合いの男性会社社長の遺体を放置したとして、県警は1月14日、死体遺棄の疑いで、横浜市中区の会社役員の男(31)ら2人を逮捕する事件が起きている。

社長は拳銃で撃たれ、頭や両脚などを切断(首と胴体、両足の4部分に切断)された状態で、川崎市内の駐車場に止めた車の中から見つかった。

川崎市川崎区の駐車場に止めた車から切断された男性の遺体が見つかった事件で、県警暴力団対策課と川崎署は3日、殺人と銃刀法違反(拳銃加重所持)の疑いで、横浜市中区山下町の会社役員の容疑者(31)を再逮捕した。横浜地検は同日、死体損壊・遺棄の罪で同容疑者を起訴したとの事。

逮捕容疑は、1月12日午前0時ごろ、川崎市川崎区東田町の飲食店で、男性の会社社長(37)の背中などに向けて拳銃を3発発射し、出血性ショックで死亡させた、としている。

県警によると、同容疑者は「恨みがあった。拳銃は鶴見川に捨て、遺体は海に捨てるつもりだった」などと供述。鶴見川を捜索したところ、殺害に使用したとみられる自動式拳銃が見つかったらしい。

遺体の運搬などを手伝ったとして逮捕された川崎区渡田向町の飲食店経営の容疑者(47)は3日、死体損壊・遺棄の罪で起訴された。

川崎市内で会社社長の男性の遺体を切断するなどしたとして、死体損壊、同遺棄罪などに問われた同市川崎区、飲食店経営男性被告(47)の論告求刑公判が4月27日、横浜地裁川崎支部であった。検察側は懲役5年、弁護側は執行猶予付き判決を求め、結審した。判決は5月18日。

検察側は「道具を周到に準備し、わずか30分ほどの時間で遺体を切断しており、計画的で大胆」と指摘。さらに「社会にも多大な衝撃を与え、市民の体感治安を悪化させるもの」とした。一方、弁護側は「恐怖感でいっぱいの中で断れなかった」などと主張した。

起訴状などによると、堤被告は1月12日午前5時半ごろ、横浜市中区山下町、会社役員男性被告(32)=殺人、死体損壊、同遺棄罪で起訴=と共謀し、川崎区内の飲食店内で、会社社長の男性=当時(37)=の遺体を包丁などで切断。スーツケースやバッグに詰め込み、乗用車で区内の駐車場に運んで放置したとしている。

私の知る限り最短記録だと思う。

| | コメント (0)

2010/04/25

顔見知り1階進入説

今回は「神秘の格闘技バリツ」さんの説を紹介します。

犯人は旦那さんと顔見知りという前提で、1階から訪問。
玄関でジャンパーと手袋を脱ぐ。
(来客がこれらを脱がないのは不自然なため。むしろ、このために
本来は犯罪者が外すのは不自然な手袋まで取ってしまったと思います)

ヒップバッグから柳刃包丁を黒いハンカチに包んで取り出し
旦那さんを1階で殺害。この段階で柳刃包丁は破損。

ロフトにあがり、奥さんと長女を攻撃。
柳刃包丁が完全に壊れ、台所に洋包丁を取りに行き、
その後、2階でこの二人も殺害。洋包丁も壊れる。

犯人の目的は金目当てなので、被害社宅のカードの暗証番号を解こうとする。

警察や訪問客が来るとしたら1階の玄関からなので、
いつでも2階の浴室から逃亡できるよう、
玄関に置いておいたジャンパー・手袋等の荷物を2階のリビングまで移動させる。

止血作業をしていた最中かその後に、子供部屋にまだ長男が寝てるのを発見。
すでに2つの包丁はなくなっていたため、手袋をつけて絞殺で殺害。
そのため長男に血がつかなかった&一人だけ殺害方法が違う。
(これ、犯人が殺害前に外してた手袋に犯人の血が着いてたのが↓一応、自分なりの根拠だったりします)
http://g2.kodansha.co.jp/?p=2801&page=10
>廊下には犯人が脱ぎ捨てた黒い手袋があったが、中はA型の血痕がこびり付いていたという。

午前01時ごろ、カードの暗証番号が解けたかを、被害社宅のPCから
ちょうど被害者の「お気に入り」にあった劇団四季のサイトにつなぎ、
ネット予約をいれ確認しようとする。
(予約が成功なら番号が当たっていたと確認できます。
これなら顔がバレずに、番号を間違え続けて通報される事もありません。
また、間違え続け受け付け拒否されても劇団四季でなく
他の予約できるサイトにつなぎ直し、同様の手で何度でも試せます。
接続も被害者宅のPCからなのでアシが着きません)

しかし一度目の接続で、劇団四季の予約を失敗してたと言われてるので、
おそらく「受け付けは午前10時から」とでも出て、失敗。
しかし、方法としてこの手は最良と判断した犯人は危険を冒してでも
被害社宅に午前10時まで居座り、再度の予約手続きをする覚悟を決める。

その間、被害者と自分とのつながりがバレる危険のある染料を探そうとする。
しかし(染料を使った物はガレージにあるため)見つからない。
引き出しを浴室まで持ち込み、書類に塗られてないか浴槽の水につけてみる。
(盗まれてた年賀状も、犯人が以前に被害者へ出した物だったか、
あるいは染料が着いてたかしてたので持ち帰った?)

午前10時になり、再度の予約手続きを試そうとPC接続。
その時に、カードの暗証番号か、あるいは染料の使い道のヒントが無いか
被害者PCの「お気に入り」にあった会社や研究サイトを見て回る事を思いつく。
しかし肝心の予約手続きを入れる前に、隣家の住人が尋ねてきたので
あわてて逃亡。結局、再度、予約手続きを試す事は出来なかった。

↑こんな感じの流れで、大体のつじつまは合うんじゃないでしょうか?

思うに、韓国製の靴がネックになって、警察内で「韓国系の流しの強盗」のイメージが着いてしまい。
それで玄関から入る犯人像より、浴室からの侵入説が強くなったんじゃないかと思います。
(流しの犯人が、人家の人間が1階にいる段階で玄関から入って来れるのはおかしいですから)

しかし住人が4人もいて、浴室すぐそばのトイレをいつ利用するかも
わからない状況で、犯人があえて浴室から侵入したかは正直、怪しいと思います。

2階の窓から侵入するのに、ヒップバッグを着けた上から
あんな厚手のジャンパーを着て、窓枠などに引っかかって落ちる危険もある帽子を被り、
住人に気づかれないような物音ひとつ立てずに入れるかも怪しい話です。

それに警察の想定する殺害順序の、
(狭い階段通路で)旦那さんが2階から降りてきた犯人と入れ替わり
あえて2階に逃げようとする状況も不自然すぎると思います。

犯人が2階から降りてきたのなら、まず1階の玄関から外に出て
人を呼んだほうが無難ですし、2階から入ってきた犯人も
まず1階にいる住人が玄関から人を呼ぶ危険を想定してないと変です。

これは、被害者と接点のない流しの犯人ではなく。
なんらか(おそらく染料関連)の顔見知りの犯人が、
玄関から訪問という形で入り、住人を外に逃げられないよう
徐々に上階に追いつめて進んで行った流れの方が、
犯人が犯行前の段階で考える発想としても自然だと思います。

------------ここまで------------
そして、この事件簿の常連のにゃんこさんの批評コメントもお借りします。
バリツさん今晩は

すばらしい推理ですね。
感服しました。

衣服が畳まれている件についても、ご主人か奥さんが、犯人が無造作にどこかに置いたエアテックを気を使ってたたんだ…と推測できます。

また、長男殺害の折にはすでにご主人の英文字入りトレーナーに着替えていた、と推測できます。(ラグランについた血は長男遺体、その周辺につかない)

PC使用の理由も無理がなく、合理的な説明ですし、(実際の予約の仕方がどうであったかは今となっては不明ですが)「十時まで待ったのは劇団のHPのため」という説明も興味深いですね。

------------ここまで------------
バリツさん、にゃんこさんありがとうございます。

| | コメント (183)

島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その22(続報)

事件から半年を迎える節目報道ですね。4月26日で行方不明から半年になります。

交友関係のトラブルは確認されておらず、島根、広島両県警は、被害者が面識のない者に襲われたとの見方を強めているとの事。

捜査関係者によると、昨年10月26日夜、被害者が島根県浜田市のアルバイト先を出た後の足取りは全くつかめていない。両県警は、県立大の全学生約980人から話を聞くなど範囲を広げ捜査したが、トラブルやストーカーなどの被害もなく、犯人につながる有力な手がかりはないらしい。

両県警は、遺体の一部が広島県の臥龍(がりゅう)山中でも比較的人目につきやすい場所に遺棄されていたことを重視。警察庁科学警察研究所によるプロファイリング(犯罪情報分析)でも、全く面識がないか、犯人が一方的に知っていた可能性があると指摘されており、両県警は事件当夜、偶然、出会った被害者を、わいせつ目的などで車で連れ去った可能性が高いとしている。

これまで被害者との接触場所、殺害、遺体損壊場所のいずれも特定できていないとの事。

こんなところですね。
わいせつ目的で拉致後に殺害と言うと三島女子大生焼殺事件とかの例はあるけどね。
しかし、その場合、解体する必要は無いと思うけどな。
身元を隠す為ってのはアリかと思うけど、それならもっと発見されない場所を選びそうです。
発見されても問題なしと思っているなら、手間を掛けて解体する事もないでしょうし・・・

暴行の形跡を隠蔽する為ってのもアリかな。
その場合、暴行があったと知れると犯人にとって都合が悪いと言う事かもしれないね。

殺害の場所が分からないと言うのも、栃木小1殺害事件再考でも殺害場所は未だに分かっていません。
殺害場所、遺体損壊の場所は犯人を逮捕しないと発見は難しいかもしれませんね。
外から簡単に見えてしまうような場所ではさすがに、実行しないでしょうし・・・

被害者のアルバイト後の足取りも分かっていない。
しかし、本当に誰も見ていないのか?ショッピングセンターのドアを出る所は防犯カメラに映っているんですよね。
その1分以内に出た従業員などは誰も見ていないようだし。
普通に歩く速度なら1分後でも後ろ姿を見ていそうだけどね。

それでも事件解決に期待したいですね。

| | コメント (27)

茨城県北茨木市乳児虐待事件

4月24日、生後1カ月の息子に全治1カ月のけがを負わせたとして、茨城県警高萩署は傷害容疑で、茨城県北茨城市中郷町小野矢指、無職、男性容疑者(22)を逮捕する事件が起きている。
容疑者は「泣きやまないからカッとなってやってしまった」と、容疑を認めているようだ。

同署の調べによると、容疑者は21日午後10時ごろ、自宅の居間で生後1カ月の次男を壁に打ち付けるなどして、急性くも膜下出血など全治1カ月のけがを負わせた疑いがもたれている。

同署によると、容疑者は妻(21)、長男(1)と次男の4人暮らし
妻が入浴中、容疑者が次男をあやそうとしたが、泣きやまないため犯行に及んだが、ぐったりした次男を見て、病院に治療のため連れて行ったという。症状を見て不審に思った医師が同署に通報したとの事。

容疑者は以前にも次男を叩いたことがあると供述しており、同署は虐待が日常的なものでなかったか慎重に捜査を進める方針のようだ。

ちょっとおかしいね・・・・疑問がある。
「泣き止まないからカッとなってやった」と言うのは良くある話なんだけど・・・・
生後1ヶ月と言えば、赤ちゃんですよ。新生児ですよ。
泣くのは当然だし、泣いたのはこの日が始めてじゃないでしょ?

普通はミルクかな?とか、オムツかな?とか心当たりがあるわけで、そのあたりをまず見るでしょ?
泣いている原因は大抵の場合、この二つだと思う。

でそのあたりの事は長男の育児の時に経験しているはずですよね?
もし、泣いている原因が分からなければ、入浴中でも妻に相談すれば良いはずです。
「泣き止まないんだけど、どうしたらいい?」ってさ。

容疑者は長男の育児には参加しなかったのか?
次男は生後1ヶ月だから、母子の退院後に妻の実家でしばらくいて、容疑者と同居するようになったのはこの1週間ぐらいだったとか?

このあたりの事情が知りたいけどね。

・・・しかし、新生児を叩いたり、壁にぶつけられる神経が理解できないけどね。

| | コメント (0)

2010/04/24

京都市伏見区母子殺害事件

4月23日午後8時ごろ、京都市伏見区竹田三ツ杭町の竹田市営住宅(9階建て)6階607号室で、住人の女性(34)と長男(5)が血を流して死んでいるのを、大津市に住む女性の父親と京都府警伏見署員が見つける事件が起きている。

それぞれ数十カ所の刺し傷や切り傷があり、府警は殺人事件として捜査本部を設置。連絡がつかない女性の夫(30)が何らかの事情を知っている可能性があるとみて行方を捜しているとの事。

同署などによると、被害者方は夫婦と長男、小学3年の長女(8)の4人家族。女性と連絡が取れず、長男が保育所を休んでいるのを不審に思った父親が同署に通報したようだ。
鍵の業者に解錠してもらい、ダイニングキッチンでうつぶせに倒れ、布を掛けられた2人を発見した。

台所の流し台で血の付いた複数の包丁が見つかったようだ。
物色痕や着衣の乱れはないらしい。

捜査関係者によると、女性は上半身に傷が多数あり、特に背中に集中しているらしい。

・・・ちょっと、疑問だね。
殺害するだけなら、複数の凶器は不要でしょうね。
更に複数の傷ですよね。しかし、遺体の上には布が掛けられていた・・・・
発見は午後8時ごろだけど、長男が保育所を休んでいるのだから、トラブルは23日の朝には起きていて、長男は外出できない状態だったと言う事になるね。

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

茨城県日立市女性刺殺事件その2(容疑者逮捕)

続報です。
1)被害者は同市南高野町、ホテル従業員、女性(29)と分かった。同署は殺人事件として捜査している。

日立署によると、現場近くに被害者の乗用車が止められていた。被害者は市内のホテルでフロント係として働いていたとの事。

2)近所の住民によると、現場近くに止めてあった被害者の車はエンジンがかかり、ドアも開いたままだった。遺体が見つかる直前の23日午後11時頃、車のクラクションが何度も鳴り、車のドアを開け閉めする音が聞こえたという。

被害者は同市内のJR大甕(おおみか)駅近くのホテルに勤務しており、23日は午後3時に退社後、いったん帰宅していた

3)県警日立署は24日、殺人容疑で、会社員男性容疑者(28)=同市水木町=を逮捕した。被害者とは顔見知りといい、同アパートに住んでいた。容疑について「間違いない」と認めているという。

4)日立署によると、通行人の通報で署員が駆け付けた際、容疑者も現場に居合わせていた。事情聴取に対し当初、第一発見者を装い、「自分が最初に(被害者を)見つけた。容疑者ではない」と話していたらしい。しかし話に矛盾が多く、同署が事情を聴いていた。

5)同署によると、2人は知人だが、被害者の家族は容疑者のことを知らないと話しているらしい。被害者は23日午後3時ごろ、仕事を終えて帰宅。母親と自宅で過ごした後、出かけたというが足取りはわかっていないとの事。

さて、早いタイミングで容疑者が逮捕されましたね。
と言うか、遺体発見時の状況が状況ですから、容疑者は慌ててたんでしょうね。

あとは動機の解明を期待します。
続報を待ちましょう。

2010/05/13追記
殺人容疑で逮捕された同市水木町2の工員、男性容疑者(28)が「被害者との交友関係を(同居中の)彼女に知られてはまずいと思って(被害者を)包丁で脅したところ、口論になって刺した」と供述していることが13日、捜査関係者への取材でわかった。

県警日立署は、事件当時、自宅アパートに交際中の女性と一緒におり、訪ねてきた被害者が中に入るのを恐れ、口論から衝動的に刺したとみている。

捜査関係者によると、容疑者は4月23日深夜、自宅アパート駐車場に被害者が軽乗用車で訪れクラクションを鳴らしたため、包丁やロープを持って被害者の車に乗り込み、被害者の胸を包丁で数回刺したと話しているという。その後、容疑者は第一発見者を装い、同居の女性に119番を依頼したとの事。

男女関係のもつれですか・・・ちゃんとしていればこんな事件を起こす事も無かったんでしょうね。

2010/05/16追記
水戸地検は14日、殺人と銃刀法違反の罪で同市水木町の会社員、容疑者(28)を起訴した。

起訴状によると、被告は4月23日午後11時10分ごろ、自宅アパートの敷地や被害者の乗用車内で、被害者の胸や腹をペティナイフ(刃渡り15センチ)で3回刺し殺害したとされる。

捜査関係者によると、被告は「同居している別の女性に被害者との関係を知られたくなかった」と供述。自宅を訪ねてきた被害者を脅して口論になった結果、乗用車内で、事前に購入していたナイフで被害者を刺したという。被害者はナイフが刺さったまま約20メートル離れた小山被告のアパート前まで逃げたが、追いかけてきた小山被告にさらに胸を2回刺され、失血死した。

被告は手にけがをして、同居している女性に通報を依頼。現場に駆けつけた日立署員に対して「最初に発見したが、事件には関係ない」などと第一発見者を装う一方、被害者の知人と名乗るなど矛盾があったことから犯行が発覚。翌24日、殺人容疑で逮捕された。

| | コメント (3)

茨城県日立市女性刺殺事件

4月23日(金)午後11時15分ごろ、同県日立市水木町2の路上で、左胸に包丁(刃渡り約20センチ)が刺さった状態で倒れている女性を通行人が発見、通報する事件が起きている。

女性は既に死亡していたようだ。同署は女性の身元確認を急ぐとともに殺人容疑で捜査を始めたとの事。

2階建てアパート付近の市道で、胸の中央部分をひと突きに刺され、包丁は10センチ程度刺さり、あおむけに倒れていた。

顔などに目立った外傷はなかったが、頭部に血痕のようなものがあり、争ったような形跡もみられる。靴をはいておらず、バッグなどの持ち物はなく、周辺にも見当たらないという。

同署によると、女性は20~30代とみられ、黒い長袖のパーカにTシャツ、ジーンズ。
やや茶髪でロングヘア。

現場はJR常磐線の大甕(おおみか)駅から北東に約1キロ離れ、畑に囲まれた住宅街。近所の住民は「悲鳴などは聞こえなかった」と話しているらしい。

捜査関係者によると、女性は胸を包丁(刃渡り約20センチ)で一突きされ、現場で死亡が確認された。しかし、周辺に血だまりはなく、頭部付近に10円玉大の血痕が複数確認されただけだった。
また当時、付近は雨が降っていたのに、女性の体はほとんどぬれていなかったらしい。

とこんな事件ですね。
気象情報は東京電力さんの情報を参考にしました。(気象庁では記録されていませんでした)

 








201004232030 201004232100 201004232200 201004232300
20:30 21:00 22:00 23:00

 

当日は21時ぐらいから断続的に降っていたようですね。
だとすると、発見直前に遺棄されたのかな?
死亡推定時刻も出るでしょうから、殺害、遺棄時の状況もある程度分かっているでしょうね。

場所は日立市泉丘中周辺の航空写真このあたりかな。

確かに住宅街だし、アパート近くに遺棄しているから、発見されるのは時間の問題でしょうね。
それでも、犯人はそこへ遺棄した・・・

車などの運搬手段が無かったのかな?
遺体の身元が分かるのも時間の問題かと思います。

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

2010/04/23

会津若松市男児殺害事件

4月20日、小学3年生の長男を殺害したとして、福島県警郡山署は20日未明、同県会津若松市門田町(もんでんまち)日吉、無職、女性容疑者(34)を殺人容疑で逮捕する事件が起きている。

逮捕容疑は18日午前1時半ごろ、同県南会津町と栃木県との県境付近の空き地に止めたワンボックス車内で、長男(8)を殺害したとしている。

同署によると、容疑者は19日午後9時25分ごろ、同署に「自分の子供を殺した」と自首した。駐車場に止めてあった容疑者の車の中から長男の遺体が見つかった。3列座席の中央に横たわり、布団のような物が掛けられていたらしい。

容疑者は夫と長男の3人暮らし。同署が動機を追及するとともに、20日に司法解剖して死因を調べるとの事。

 

容疑者(34)が「家庭の問題で悩みを抱えていた。(長男が)車の中で寝ている間に首を絞めた」と供述しているようだ。

発表によると、殺害された長男の死因は首を絞められたことによる窒息死で、首にはひも状のもので絞められた跡があったようだ。
捜査関係者によると、長男の体には刃物で刺されたような傷があり、同署は殺害後に刺したとみている

このような心中事件も珍しくは無いと思うのだが、最後の「殺害後に刺した」と言うのが気になります。

首を絞めた後に止めとばかりに刺したのか?
あるいは別の理由があるのか?

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

豊田市女子高生殺害事件その8(続報)

一年ぶりの続報ですね。

犯人が現場に残した結束ベルトやビニールテープと同じ製品を、事件の半月ほど前に現場から約10キロ離れた同市内のホームセンターで同時に購入した客がいたことが21日、県警特捜本部の調べでわかったとの事。

捜査関係者によると、結束ベルトは小荷物などを束ねるのに使うもので、大阪府岸和田市のメーカー製。犯人が腕などを縛るために準備したとみられ、遺体近くに輪の状態で落ちていたらしい。

ビニールテープは、電気配線の絶縁などに使う工事用で、被害者の首に7周巻かれた状態で見つかっている。

特捜本部が流通経路を調べたところ、現場から北東へ約10キロ離れたホームセンターに納入されていることが判明。販売記録から、事件の半月ほど前に、この2品を含む複数の商品を買った客がいたことがわかった
2品は同じ陳列コーナーに並んでいたが、防犯カメラに購入者の映像は残されていなかったようだ。

事件は、公費懸賞金制度の対象で、有力な情報提供者には最大300万円の懸賞金が支払われる。情報提供は特捜本部(0120・400・538)へ。

現場から北東へ10kmと言うと豊田市のホームセンターこのあたりかな?
事件現場、バッグの発見現場と今回の豊田市の位置関係はこんな感じですね。
Toyotasi
左側の2箇所が現場と被害者の自宅、右下が被害者のバッグが発見された場所。
そして右上が今回のテープなどが購入された豊田市周辺です。
大きな3角形になってますね。
計画的な犯行ならやはり、顔を知られてないような自分の家から離れた場所を選ぶでしょうね。

移動に車やバイクを使っているのであれば10km程度の移動は全く問題ないでしょう。
被害者のバックの遺棄場所も自宅の近くには捨てたくないでしょうから、その方向で考えれば、豊田市周辺に犯人の生活圏があったとしても不思議じゃないね。

情報の少ない事件ですが、犯人逮捕に期待したいですね。

| | コメント (2)

三重県鈴鹿市児童虐待事件

4月22日、内縁の妻の次男(6)を殴って大けがをさせたとして、三重県警鈴鹿署は、同県鈴鹿市算所、無職男性容疑者(25)を傷害の疑いで逮捕する事件が起きている。

発表によると、容疑者は21日午前7時頃、自宅で小学1年の次男を殴るなどし、けがをさせた疑いが持たれている。
次男は脳内出血などで意識不明の重体。調べに対し容疑者は、「しつけのために手を出した。投げ飛ばしたり、足払いをしたりした」と供述しているらしい。同市によると、長女(13)も今年2月ごろ、顔をはらしていたらしい。

容疑者方は内妻と内妻の長女、長男(10)、次男の5人暮らし。5人は昨年から同居しているらしい。

同署によると、21日午前、長女が中学校の教諭に相談。連絡を受けた北勢児童相談所が鈴鹿署に同行を要請し、同日午後6時半ごろ、署員らと容疑者宅を訪問した。次男は寝ており、内妻が「風邪をひいたので、寝かせている」と話したため、署員らは引き揚げた。署員は同日、さらに2回訪問したが、応答はなかったという。

しかし、22日午前7時25分頃、妻の長女(中学生)から「弟が殴られた」と110番があり、同署員が布団の中でぐったりしている次男を発見したようだ。

最近こんな事件が多くて少し憂鬱な気分になりそうです。
母親は当然分かっていたんでしょうね・・・・
長女が勇気を出して、多分、あらん限りの勇気を振り絞って通報したんでしょう。
母親にもこの勇気があればと思います。

2010/05/13追記
県警鈴鹿署は12日、暴行を手助けしたとして、同市算所4の無職の母親(34)を傷害ほう助の疑いで書類送検した。

容疑は、4月21日午前7時ごろ~正午ごろ、交際相手の無職、男性容疑者(25)=傷害容疑で逮捕=に殴られ、倒れていた男児を立たせて、同容疑者の前に連れて行き、暴行を助けたとしている。同容疑者は暴行を続け、男児は脳内出血で現在も意識不明の重体となっている。

同署によると、母親は「(長男が容疑者に)怒られていたため、早く謝ってほしくて(同容疑者の)前に押しやった。母親の責任を果たせてなく、最低の母親」などと、容疑を認めているという。
また、以前から男児に暴行していたと供述している容疑者について、母親は「『厳しくしつける』と言うので止めなかった。(同容疑者が)怖かった」と話しているという。

長女と長男は事件後、同県四日市市の北勢児童相談所で保護されている。

| | コメント (2)

2010/04/21

福岡市南区乳児虐待事件

4月20日、福岡県警南署は、9か月の長女を壁に投げつけ重傷を負わせたとして、福岡市南区大楠1、風俗店従業員男性容疑者(23)を傷害容疑で逮捕する事件が起きている。

 「泣きやまないので投げた」と容疑を認めているらしい。

発表によると、容疑者は16日午前2時頃、自宅寝室で泣きやまない長女を壁に投げつけ、右足の骨を折る約1か月の重傷を負わせた疑い。

容疑者は17日、妻(23)と「娘の右足がおかしい」と病院を訪れ、19日に再検査して骨折がわかった。

その際、妻が医師に「夫から暴力を振るわれている」と話したことから、病院が福岡市のこども総合相談センター(児童相談所)に通報。連絡を受けた同署が20日に容疑者に事情を聞いたところ犯行を認めたようだ。

同センターによると、長女は生後約4か月の昨年11月にも頭の骨を折る重傷を負い、診察した市内の病院から「虐待の疑いがある」と通報を受けた。

病院からの連絡を受けて虐待の有無を調査したが、妻(23)は「床に落とした」と説明。専門医にも調査を依頼したが、ほかにあざややけどが確認できなかったことなどから、昨年12月4日、虐待が原因の骨折ではないと判断したらしい。

妻は同月11日、夫からのドメスティックバイオレンス(DV)被害を南区役所に相談し、長女とともに施設に避難。その後、熊本県の親類宅に身を寄せるため、同センターに長女を預け、1週間後に引き取りに来た。センターは母子が熊本にいるとみていたが、今年3月、妻が福岡・南署に自分と長女への夫の暴力を相談。センターは同署からの連絡で母子が福岡市にいることを把握したとの事

同センターこども緊急支援課の課長は「夫と離れて熊本で暮らしていると思っていた。センターとしてはDVであって虐待の案件とは認識していなかった。南区役所や熊本県の児童相談所ともっと連携を図るべきだった」と話しているとの事。

しかし、運が良いのか悪いのか・・・一歩間違えば女児は死んでいてもおかしくない。
その意味では運が良かったかもしれない。

結婚前、交際中に将来夫になるかもしれない男性がどんな人物なのか?は分からなかったのかな?
恋は盲目と言うからね。お互い23歳だし、勢いで結婚して出産してみたが、こんな生活になるとは想像できなかったと言う所なのかな?

男性の場合も結婚する前にどんな生活になるのか?先輩や友人などに聞いてみると良いのじゃないかな?

しかし、最近、児童虐待事件が多くなっているのかな?それともマスコミの露出が多くなっただけで、状況はそれほど変わってないのかな?ちょっと気になるね。
経済的に日本中が不景気だからその影響はあるかもしれないけどね。

2010/05/13追記
妻(23)にも暴行を加えてけがを負わせていたとして、福岡県警南署は13日、傷害容疑で風俗店店員男性容疑者(23)=傷害罪で起訴=を再逮捕した。同署によると、大筋で容疑を認めているという。
逮捕容疑は1月16日午前9時ごろ、福岡市南区の自宅マンションで、長女をあやしている妻と口論になり、妻の腹や腕をけった上、ビニール傘などで後頭部を殴り、頭や左腕に1カ月のけがを負わせた疑い。 

| | コメント (1)

大阪府泉大津市児童虐待事件

4月19日、大阪府警泉大津署は、同居する女児(4)を殴り、顔などに軽傷を負わせたとして、泉大津市式内町、無職、男性容疑者(26)を傷害容疑で逮捕する事件が起きている。

「しつけのためにやった」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は、今年3月21日、自宅アパートで、内縁関係にある女性(26)の娘の顔や尻を手で殴り、12日間の打撲を負わせたとされるとの事。

同署や泉大津市によると、容疑者は昨年11月ごろに携帯電話の出会い系サイトを通じて女性と知り合い、今年2月ごろ、女性と女児と一緒に生活を始めた

市児童福祉課によると、3月23日に女児のほおなどにあざがあるのを、通園する保育所の保育士が気付き、市に連絡。女性は当初、「おばあちゃんに預けた時の傷ではないか」と話していたが、翌24日に女児の尻にもあざが見つかり、女性が「あざは内縁の夫の暴力。怖くて帰れない」と打ち明けたらしい。

市は24日、府を通じて母子を府内の施設で保護し、翌日、警察に通報した。女性は、市の担当者に「育て方が悪いと言われ、逆らうと何をされるか分からない」などと話しているという。

同じアパートに住む男性によると、今年2月ごろから夜間に数回、女児が泣きながら「すいません」と謝る声が聞こえたらしい
ドンドンという何かを投げるような大きな音が響いたり、男の声で「泣くな」と女児を怒鳴る声もしたとの事。

さて、出会い系の出会いが全て悪いと言う事もないだろうが・・・・
交際を開始した時や同居する前に「この人で大丈夫か?」と考えないのかな?
同居したとたん豹変と言う事もあるかもしれないが、人格は簡単に隠せない。
といっても、人格は相手によって、時間や気分で変わる物と言われればそれまでだけど。

逮捕時に無職らしいが、出会った時も無職だったのかな?
交際相手はせめて自立して生活している人物を選ぶべきじゃないかな?
特に男性の場合はさ。

| | コメント (0)

愛知県豊川市一家殺傷事件その2

続報です。

1)逮捕された長男の無職男性容疑者(30)が、「インターネットを解約されたのは、(事件前日の)16日だった」と供述していることが19日分かった。

捜査幹部や次男(24)の関係者によると、父親らは、事件の約2週間前にいったんインターネットを休止した。
しかし、容疑者が勝手に復活させたため、12日頃から家族との間でトラブルが激しくなり、同署に相談するなどした上で、16日に再び父親が解約したという。

 

2)自室に引きこもり状態だった容疑者は、2~3年前からインターネットのオークションサイトで洋服や写真集などの買い物を繰り返すようになったとの事。クレジットカードの利用額は200万円以上に膨らみ、商品が届いてもほとんど開封せず、自室には段ボールが山積みになっていたらしい

3)容疑者(30)が郵便物を勝手に処分するため、家族がポストを片付けたところ、同容疑者が窃盗に遭ったと110番していたことが20日、県警豊川署への取材で分かった。
事件前の12日から15日には、家族らも警察に計8回、容疑者とトラブルになるたびに通報などしていたことが分かっている。
同署は家族間の関係が修復不可能な状況に陥り、事件につながったとみているようだ。 

4)長男高之容疑者(30)の借金をめぐり、次男(24)が20日に弁護士に相談する予定だったことが19日分かった。
容疑者が父親から給与やクレジットカードなどを取り上げていたことも判明。父親名義のカードを使いネットオークションで買い物を繰り返し200万円を超える借金があったといい、家族らは法的対応策を検討しようとしたようだ。
県警豊川署は、こうした家族の動きが容疑者を刺激し、事件につながった可能性もあるとみて調べているとの事。

 

5)容疑者(30)=殺人容疑などで送検=のインターネットでの買い物について県の機関や警察に相談していた家族が、ネットやクレジットカードを停止するよう助言されたとみられることが一家の関係者の話で分かった。結果的にネットの使用回線を家族が止めたことが事件の引き金となっており、専門家は「警察などは引きこもりの専門の相談機関を家族に紹介すべきだった」と話している。

殺害された男性(58)の次男(24)の会社関係者によると、次男は「警察や県の機関からクレジットやネットを止めた方がいいと助言された」と話しているらしい。

これに対し、県警豊川署幹部は家族から今月13日に「(容疑者が)父親の身分証で勝手にクレジットカードを作り、買い物をしている」と相談され、カードの取引停止を助言したことを認めたうえで、ネットの停止については「助言したことはない。引きこもりとは分からず対応に問題はなかった」と話したとの事。

6)殺害された父親(58)の毎月の給料を無職の長男、男性容疑者(30)が管理していたことが分かった。

父親の同僚によると、父親は約30年前から豊川市内のガス会社に勤務。次男(24)の会社関係者らによると、給料を管理していたのは容疑者で、20万~30万円の収入から父親に5万円、母(58)に4万円を毎月渡し、残りを自分で使っていたらしい

こうした状態について、次男は会社関係者に「父が兄に強く言えない」と話していたらしい。父親自身も親族に「私が言うと(容疑者が)怒るんだよ」と困った様子で話していたとの事。

 

7)逮捕された容疑者(30)が最初に母親(58)、次にめい(1)、その後父親ら3人を刺したことが19日、分かった。

同署によると、同容疑者は17日午前2時すぎ、2階で寝ていた母親に懐中電灯を照らしながら「誰がネットを解約した」と問い詰めたという。
同容疑者は弟が解約したと聞き、1階の台所から包丁を持ち出し、まず2階で母親を、次に同じ部屋にいた姪を刺した。
その後、再び1階に下り、父親ら3人を刺したという。
同容疑者は逮捕直後、「父親にネットを止められた」と話しており、供述が矛盾することから、同署はネット解約をめぐるトラブルの経緯を詳しく調べているようだ。

 

いろんな事が分かってきましたね。
・・・しかし、引きこもりとの報道ですが、だいぶ印象が違います。

とは言え、明らかに容疑者に対する家族関係は破綻している。
父親の給料を容疑者が管理していたと言うのが特に気になります。

なぜ、この家族はそんな状況を許してしまったのかな?
特に父親は容疑者に負い目でもあるのか?

約15年前から引きこもりと言う事なので現在30歳だから15歳頃、中学卒業か高校入学の時期に引きこもりになったのかな。

とにかく「私が言うと容疑者が怒る」、容疑者が怒るから注意もできないなんて、親としておかしいと思うのだが・・・暴力でもあったのかな?
このあたりの事情が知りたいですね。

憶測ですが容疑者にはなんらかのメンタル面の問題があったかもしれないけど、結局、それを放置してしまった事で病状が悪化していたのかもしれないね。

 

2010/05/07追記(続報)
一部の報道で、容疑者が父親の給料を管理していた理由は父親が容疑者の自立させようとの目的だったらしい。(一社のみの報道なので信憑性はクロスチェックが必要です)

引きこもりの息子に大金を渡す事がどうして自立する事につながるのか私には理解できませんね・・・・
まあ、考えられる理由としては、お金を使う為に社会との係わり合いを持つからかな?

この方法が自立する為に正しい方法かどうかはわからないのですが・・・
この引きこもりと言う状態をどう受け止めるのか?ってのがポイントかと思います。
本人が自分自身の力で改善する事ができるのか?
それとも、専門家の力が必要なのか?

引きこもりは人格障害と言う見方もありますから、専門家に相談するのが良いかと思います。
少なくとも専門家は成功事例などの情報もあるはずですから、相談するだけでも価値があると思います。

2010/10/09追記(続報)
名古屋地検岡崎支部は7日、精神鑑定を行っていた長男男性容疑者(30)を殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の罪で名古屋地裁岡崎支部に起訴した。刑事責任能力に問題はないと判断したとみられる。

起訴状によると、高之被告は4月17日、同居していた家族を自宅で包丁で刺し、岩瀬さんと当時1歳のめいを殺害、母親ら3人に重傷を負わせ、2階自室に火をつけ2階を半焼させたとされる。

被告は十数年間、自宅に引きこもっていたとされ、逮捕直後の県警の調べに「インターネットを解約されたことに腹が立った」と供述。地検はこうした供述や乳児を含む5人を計約40カ所にわたって切りつけて家に火をつけるという特異な手口から、裁判で責任能力が争点になる可能性が高いと判断。鑑定医に依頼し、5月から約4カ月半、起訴前鑑定を行っていた。

名古屋地検は鑑定結果を明らかにしていないが、責任能力に問題はないとの結論が出たとみられる。

2011/12/10追記
12月7日、愛知県豊川市の自宅で昨年4月、会社員Iさん(当時58歳)ら家族5人を包丁で殺傷したとして、殺人罪などに問われた長男で無職の男性被告(31)の裁判員裁判の判決が名古屋地裁岡崎支部であった。

 

裁判長は「短時間に5人を手加減なく突き刺した凶暴な犯行」と述べ、被告に懲役30年(求刑・無期懲役)を言い渡したらしい。

 

検察側は公判で、捜査段階で実施した精神鑑定を基に、被告には完全責任能力があったとしたうえで、「引きこもり状態だった被告が、インターネットの解約をきっかけに家族の皆殺しを図った悪質な事件」と主張。これに対し、弁護側は「被告は発達障害などの影響で、自分の行動を制御する能力が著しく低下しており、心神耗弱だった」とし、殺意もなかったと主張。量刑も懲役10年以下にすべきだとしていたようだ。

 

判決は、被告には完全責任能力があり、殺意もあったと判断したらしい。

 

裁判長は殺意と責任能力を認定し「凶暴で残虐な犯行で結果は重大だが、幼い頃から自閉症障害を抱えていたのに支援を受けられなかった。無期懲役刑はいささか重い」などと判決理由を述べたらしい。

 

約15年間ひきこもり生活を送り、知的障害と自閉症のある被告の殺意と責任能力の有無が争点となった。判決は
・被告は普段から凶器の包丁を調理に使い危険性を理解していた
・被害者の顔や首を多数回強く刺した
・事件時に混乱した様子がなかった
とし、殺意を認定したらしい。

 

また事件時に
・弟の妻が「私は関係ない」と言ったのに対し「関係ある」と答えた
・弟の妻の逃走を阻止しようとした
などから「状況に対応した行動をとっていた」と指摘。幻聴や幻覚を伴う精神障害ではないことも合わせ、責任能力があったとしたとの事。

 

一方で「家族を含めた誰からも自閉症障害に気付いてもらえず、支援を受けることができなかった」などとして、有期刑上限の懲役30年としたらしい。

 

弁護側は、被告に事件時の記憶がないことなどから「殺意はなかった」として傷害致死罪の適用を主張。「犯行時はパニックで心神耗弱状態だった」などと責任能力も限定的と主張していたらしい

自閉症で誰も気づかないと言うのは、高機能自閉症と言う事かな。
つまりもっと早く、治療していれば、この事件は防げたと言う事なんだろうね。
だけど、周囲が気づいていないのはともかくとして、本人は自覚があったのだろうか?
本人に自力で受診しろとか、家族に相談しろとと言うのは酷な事なのかな?
本人も周囲も気づかなければ、結局治療はできないよね。

その意味では、15年の引きこもりと言う時点で何らかの異常を疑うべきなのかな?
そうすれば、専門医を受診しようと言う動きが出てもおかしくないだろうね。
このぐらいしか、この事件を防ぐ方法はなさそうな気がします。

参考リンク
愛知県豊川市一家殺傷事件

| | コメント (5)

2010/04/18

愛知県豊川市一家殺傷事件

4月17日午前2時15分頃、愛知県豊川市伊奈町前山、会社員(58)方で人が刺されたと、近所の人から110番通報する事件が起きている。

県警豊川署員が駆けつけたところ、会社員方は2階部分が焼け、1階玄関付近で会社員の男性(58)が倒れていた。
男性は首など数か所を刺されており、病院に搬送されたが死亡した。男性は7人家族で、ほかに4人が刺されるなどしており、女児が死亡、3人が負傷したとの事。

男性(58)方に隣接する葬儀場の敷地内にいた、男性の長男の無職男性容疑者(30)が「父親にインターネットの契約を勝手に解除されたため腹が立ち、家族を襲い、火をつけた。殺そうと思った」、「殺してやろうと思い、5人を刺した。家も燃えてしまえと思った」と認めたため、同署は殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて調べているようだ。

同署によると、けがをしたのは男性の妻(58)、三男(22)、三男の内縁の妻(27)。
死亡した女児は三男の長女(1)とみられ、額や腕などを刺されていた。男性(58)の妻と三男の内縁の妻(27)は顔などを刺されて重傷。男性(58)の次男(24)は仕事で留守だった。

容疑者の供述によると、台所にあった包丁で、2階で寝ていた母親(男性(58)の妻)と女児(1)を刺した後、1階で男性ら3人を刺した。さらに2階の自室の布団にライターで火をつけたらしい。
付近の住民らによると、容疑者は約15年前からほとんど外出しない状態だったとの事。

 

現場はJR東海道線西小坂井駅の南東約100メートルの住宅街。

今月13日には父親名義で銀行口座を開こうと父親の身分証を取り上げて口論になった。15日には次男(24)とけんかをした。いずれも家族では抑えきれず、110番で警察官が出動する騒ぎになった。

同署によると、死亡した父親には顔や首、胸などに4カ所、容疑者のめいに当たる女児(1)には顔や腕などに3カ所、それぞれ包丁によるとみられる刺し傷などがあったという。
負傷した母親(58)と三男(22)にはそれぞれ10カ所、三男の妻(27)には17カ所の刺し傷などが確認された。凶器の包丁は自宅敷地内で見つかったという。
5人を刺すなどした傷跡が計44カ所にも上るとの事。

 

容疑者は現行犯逮捕された際、服に多量の返り血を浴びていたらしい。

 

発見時、父親は心肺停止状態で、女児は死亡していた。司法解剖で父親の死因は出血性ショックだったようだ。

父親は事件直前、県警豊川署に「長男が自分のクレジットカードを勝手に使い、ネットオークションなどで200万~300万円の借金を作った。どうすればいいか」と相談していたことが17日、分かった。
捜査幹部が明らかにした。父親はその後、自宅の電話を止めてインターネットを使えなくしたという。同署は長男の男性容疑者(30)=殺人未遂容疑で逮捕=がこれに激高して家族を襲ったとみて調べている。

捜査幹部や親族によると、容疑者は引きこもり状態にあった事件前、ネットに一日中没頭したうえ、ゲームなどをオークションなどで購入しては父親名義のカードで支払っていた。父親ら家族は12~15日に計8回、購入などに関するトラブルを巡って110番したり「これ以上エスカレートさせないためにはどうすればいいか」と同署に相談していたようだ。

 

さて、またまた悲惨な事件が起きてしまったね。
家族が家族を殺傷する事件はこれが始めてでもないし、引きこもりの人が事件を起こすのも初めてではない。
そう言った意味では、珍しい事件ではないんだけど・・・・

しいてあげれば、引きこもりで借金トラブルがあったと言うのがちと気になる点ですね。

これまでの報道をみると、容疑者の家族関係は破綻していたんでしょうね。
同じ家に住みながら容疑者だけは別の世界で生きていたような印象です。
インターネットでのクレジット決済だから、財布から現金が消えるわけでもなく、使用明細が届いて「あれ?」と思ったでしょうね。
でも、最初は小額だったから見逃していたんだと思います。(推測です)

しかし、容疑者にすれば黙認された事を「許可された」と受け取ったのかもしれません。
これを発端にエスカレートしていったんだと思います。

だけど、問題の本質はもっと別のような気がします。
インターネットを取り上げられた事で家族を殺害してしまうと言うのは、やはりちょっと異常ですよね。
逆に言えば、「インターネットをする為には家族を殺しても良い」と言う事ですから、私の勝手な推測ですが、容疑者は「依存症」だったのではないのかな?

これは、アルコール依存症やギャンブル依存症、セックス依存症と同じです。
「インターネット依存症」と言えるかもしれませんね。

アルコール依存症などでは、持っているお金は全部、酒を買う事に使ってしまうし、お金が無くなれば、見え透いた嘘でお金を無心したりもします。
このあたりから、依存症を連想してしまうのですが・・・

もし、そうだとしたらちょっと家族としては発見するのが難しいかもしれませんね。
なにしろ、引きこもりで家族とのコミュニケーションすら無いわけですからね。

 

そう言った意味では、引きこもりが多い日本では注意しなければならない事かもしれませんね。

参考リンク
愛知県豊川市一家殺傷事件その2

| | コメント (0)

2010/04/16

大阪府堺市堺区男児虐待死事件

4月14日午前5時半ごろ、堺市堺区中向陽町の女性(21)から「息子の体が冷たい」と119番通報する事件が起きている。
堺市消防局によると、搬送時に男児(1)は心肺停止状態で、病院で死亡が確認された。

大阪府警によると女性は男児を生んですぐに離婚し、男児と2人暮らしだったという。

しかし、男児の額には打撲のような跡があり、虐待の可能性もあるため、堺署は15日にも司法解剖し、死因の特定を進める。母親は「起きたら呼吸していなかった」と話しているらしい。

堺市消防局によると、救急隊員が到着した際、母親宅の玄関は施錠されており、呼び鈴を鳴らすと、母親が男児を抱いて出てきたという。母親からの通報内容は「子どもが、嘔吐(おうと)物が詰まった状態で口が固くて開かない。呼吸がなく、心臓が動いていない」だったという。

相談所によると、13日午後2時ごろ、同府松原市の医療機関から「3日に男児が受診した際、両目の周りにあざがあった。13日の再診時には治りかけていた」と連絡があった。緊急性はないと判断し、14日に家庭訪問する予定だったらしい。

男児が死亡した経緯について、母親は「14日午前2時ごろ、子供が自宅でまばたきしているのを見てから寝た。午前5時ごろ目を覚ますと、子供の手足が冷たく、呼吸をしていなかった」などと説明しているらしい。

ところが、事態は急展開する。
大阪府警捜査1課などは4月15日未明、男児の腹部を押さえ付けて負傷させたとして、母親(21)の内縁の夫の無職男性容疑者(23)を傷害容疑で逮捕した。

調べに「泣きやまないので腹が立った」と容疑を認めているとの事。

発表では、容疑者は13日午後6時~14日午前5時、自宅アパートで男児の腹部を両手で押さえ付け、腹腔(ふくくう)内出血などのけがを負わせた疑い。

府警によると、容疑者はアパートで1月から同居。暴行当時、飲食店勤めの母親は仕事で外出中で、容疑者が風邪気味の男児の世話をしていたらしい。

事件が起きた13~14日も2人で留守番をしていたが、熱を出した男児に食後のかぜ薬を飲ませようとしたところ、食べ物を吐き戻し、泣き始めた。

あやしても泣き止まなかったため、容疑者は「だんだん腹が立ち、男児の腹を力いっぱい両手で体重をかけながら3~4回押し込んだ」という。しばらくすると男児は泣き止み、容疑者は男児の吐き戻した口の周りをふいて寝たと説明しているという。

「母親の不在時に何度も暴力を振るった」とも言っており、府警は日常的に虐待していたとみて調べている。

母親は14日早朝に帰宅して119番、「男児と前夜から一緒にいて、朝、異変に気付いた」と府警に説明していた。
容疑者は姿を隠していたが、周辺の聞き込みで存在が判明。府警が14日夜、出頭を求め、事情を聞いていた。

仕事から帰った母親(21)は長男の異変に「息をしていない」と叫んだ。

母親が救急車を呼んで男児を病院へ連れて行った後、1人部屋に残っていた容疑者はいったんは逃走したが、府警からの連絡を受けて14日夕、出頭に応じた。調べに対し、逃走した理由を「怖くなった」と話しているらしい。

府警によると、司法解剖の結果、死因は腹を殴打され、小腸と腸間膜が裂けたことによる出血性ショックと判明。府警は容疑を傷害致死に切り替え、16日午後送検する。

捜査関係者によると、容疑者は「死亡する4~5日前から腹を押さえる行為を繰り返した。腹と背中を挟んで抑えることもあった」と供述している。

司法解剖では、男児のおでこに皮下出血があったほか、全身数カ所にあざが見つかった。あざについて、容疑者は「言うことをきかないときにいらっとして手を出した」と暴行を認めているという。

母親(21)は「仕事から帰宅すると自分の知らない間に男児の体にあざができていることがあった」と説明していると話しているらしい。

このほか、男児は体重が7・8キロと同年齢の平均10キロ以上に比べ、やせていたことも判明。全身の栄養状態が悪く、育児放棄されていたとみられるとの事。

島容疑者は「体重を掛けて男児のおなかを3、4回押し込んだ」と話している。
小さい子どものおなかを押し込めば、やり過ぎれば死んでしまうことは分かっていた。何度も暴力を振るっていたのでやめられなかった」と供述しているという。 

捜査1課と堺署は、容疑者が腹を強く圧迫した虐待行為と、男児死亡との因果関係が立証されたと判断。16日、容疑を傷害致死に切り替えて送検、虐待の状況をさらに詳しく調べるとの事。

死亡するのが分かっていたのなら傷害致死ではなく殺人なんじゃないのかな?
しかしこの容疑者は死ぬと思っていて、予想通り死んでしまった男児を目の前にして救護措置を何もしていないようだね。
自分で救急車を呼ぶこともしていない、救急車が到着時に既に冷たくなっていたと言う事だから心肺停止からかなり時間が経っているはずだよね。

その間、黙って見てたんだね。

しかし、以前から母親は虐待に気付いていたのなら、男より子供を選んで欲しいよね。
息子が死亡したのに、男を庇うってのもなんだかなと思います。

だけど、男児の栄養状態が悪いとか、。「母親も手を出していた」とも供述しているとの事なので、どっちもどっちなのかな。

さらに、この事件に限った事ではないけど、行政も虐待の疑いを察知していながら、事件を防ぐ事ができなかったのは残念です。

最近思うけど、若い男に一人で小さい子供の面倒を見させるのは無理なんじゃないのかな?
もちろん、出来る人間と出来ない人間はいるので、絶対無理、誰にも不可能と言うわけではないけれど・・・
虐待の疑いがあるのなら、やはり注意するべきだと思います。
経済的な問題もあるかもしれないけどさ。

亡くなった男児の冥福を祈ります。

2010/05/07追記
6日、大阪地検堺支部は容疑者を傷害致死罪で起訴した。

起訴内容は4月8~13日ごろ、堺市堺区中向陽町のマンションで、男児の腹を手やひざで何度も強く押さえて小腸が裂けるなどの傷害を負わせ、14日午前2時ごろ死亡させたとしている。被告は起訴内容を認めているらしい。

地検によると、被告は2月ごろに仕事を辞め、3月中旬以降、男児の母親が仕事で外出している夜間、家に2人でいるときに虐待したようだ。
最初はかわいがろうとしたが、テレビを見ているときに男児が泣きやまなかったり、食べたものを吐いたりするのを見て、しつけと称して頭などを平手でたたくようになったという。

被告は次第に「何でおれだけが子供の面倒をみなあかんのか。(母親に)食べさせてもらっているヒモやからか。早く仕事を見つけて出ていきたい」といらだちを募らせて暴行がエスカレート。4月2日夜に額に頭突きするなどして暴行したとの事。

被告は「母親に暴行がばれないように腹を押さえつけるようになった。男児には悪いことをした。他人の子供だからやってしまったのかもしれない」と供述しているらしい。

多分、自分の子供でも虐待していただろうと思います。
なぜなら、虐待の理由がストレス発散の為だからです。
「何でおれだけが・・・」と言うのは逆の立場なら、なぜ母親だけが育児をしなくてはならないのか?と言う事になるわけです。

2010/10/03追記
傷害致死罪などに問われた無職、男性被告(23)の裁判員裁判の判決公判が1日、大阪地裁堺支部であり、裁判長は「犯行は陰湿かつ悪質」として懲役8年(求刑懲役12年)を言い渡したとの事。

判決理由で裁判長は「(男児は)泣くことでしか自分の気持ちを伝えることができないのに、強度の暴行を加え死亡させた。結果は重大」と述べた。日常的な虐待があったとする検察側の主張については退けたようだ。

| | コメント (6)

2010/04/12

名古屋市南区女性集団暴行殺害事件

4月8日夜から9日未明にかけて約5時間に渡り断続的に、女性の住む市営アパート2階で女性の頭部や背中などを角材(長さ約76センチ)や金属バットなどで数十回殴り、外傷性ショックで死亡させる事件がおきている。

 

死亡したのは名古屋市南区西又兵ヱ町、職業不詳女性(42)。
女性の様子がおかしいと容疑者らが9日早朝に通報し、発覚したとの事。

 

逮捕・送検されたのは、女性の弟で、同市昭和区御器所、職業不詳H容疑者(36)と内縁の妻・M容疑者(35)。女性の別居中の長女(18)の友人で、同市東区白壁、職業不詳A容疑者(20)、同市北区の少年(19)、同市中川区の少女(17)の計5人。

 

5人は「昨年から集団で殴っていた。最初は悪ふざけのつもりだった」などと供述し、犯行を認めているという。

女性は、養護学校1年の長男(15)と中学1年の次女(12)の3人暮らし
長男と次女は犯行時、寝ていたという。A容疑者ら3人は、1年ほど前から女性の部屋に入り浸っていたという。

調べに対し5人は、「子供の寝かし付け方やしつけが悪かったので、殴った」などと供述しているという。

同署は、女性がH容疑者らから日常的に暴行を受けていた可能性があるとみて、10日に司法解剖する。

アパート付近の住民によると、女性の部屋には、夜間、複数の少年らが出入りしてたまり場のようになっており、音楽やテレビの騒音がしたという。同じアパートの女性(49)は、「1か月くらい前から、どたんどたんという、引っ越しの時のような音が響いていた。事件当日の夜には、女の人の『うわあ』という声が2回聞こえた」と話しているようだ。

女性のほぼ全身に打撲痕があったことが10日、南署の司法解剖の結果でわかった。
女性の死因は、外傷性ショックだった。顔に傷は無かったが、頭部や背中、でん部など、ほぼ全身に打撲痕や出血を伴う傷があったとの事。

調べに対し、5人は8日夜の状況について「(女性が)『寝る』と言って、自分で布団に入った」「殴ったらばたっと倒れたので、布団まで移動させた」と食い違う供述をしているという。金属バットは、H容疑者が持ち込んだものだったといい、同署は、5人から動機や経緯について、さらに事情を聞いている。

同署や付近住民によると、女性は、以前は週3回清掃業のパートなどをしていたが、現在は生活保護を受給。部屋には、複数の少年らが出入りしてたまり場になっており、音楽やテレビの大きな音が外まで聞こえることもあったという。

近所の女性は「毎月の生活保護支給日には、部屋を出入りしていた少年らが、近くのコンビニで大量に買い物をしていた。たかられていたのかも」と話しているらしい。

報道はさりげなく書いているけど、絶望的に酷い事件です。
身内である弟夫婦、さらに娘(長女)の友人に殴り殺されるなんてちょっと想像できない。
それもさ、養護学校に通う子供と中1の次女を女一人で育ててるわけでしょ。
その上、生活保護を受けていると言う点を見ても生活がかなり苦しい事は誰にだって分かる事だよね。

身内なら支援なり援助なりすべき状況でしょ?

それに、長女はこの状況を知っていたのかな?
母親から相談は無かったのか?友人が暴行した話をしなかったのか?

そしてさ、母親が殺されて残った、2人の子供達は大丈夫なのか?と心配です。

久しぶりに怒りがこみ上げてくる事件です。

2011/01/18追記
傷害致死罪に問われた被害者の弟で同市昭和区、トラック運転手男性(36)、その内縁の妻(36)両被告ら3人の裁判員裁判の判決が18日、名古屋地裁であった。

裁判長は「陰湿で非人間的な犯行。面白半分やストレスのはけ口として暴行したという動機は理不尽極まりない」と述べ、「主導的役割を果たした」として女性被告(内縁の妻)に懲役9年(求刑・懲役12年)、男性被告(弟)に同7年(同・同10年)、住所不定、無職男性被告(20)に同6年6月(同・同10年)の実刑を言い渡した。

こんな酷い事件でも主犯に懲役9年ってのは軽すぎではないのかな?

| | コメント (6)

北海道北見市両親殺傷事件

4月12日午前1時15分ごろ、北海道北見市清見町の公立高校男性事務職員(57)から「息子に胸を刺された」と110番通報する事件がおきている。

 

道警北見署員が男性宅に駆け付けたところ、居間で男性と妻のパート従業員(55)が胸などを包丁で刺されて倒れていた。2人は病院に運ばれたが、女性は死亡が確認され、男性も左胸を刺され重傷との事。

同居の長男が刺したと認めたため、同署は殺人未遂容疑で無職男性容疑者(23)を現行犯逮捕した。容疑を殺人などに切り替えて調べるようだ。
同署などによると、容疑者は「日ごろから両親に『働け』としつこく言われ、うっ噴がたまっていた」と供述しているようだ。
署員が駆け付けた際、自宅前で包丁を持って立っていた。直前に酒を飲んでいたとも話し、包丁は台所から持ち出したらしい。

 

数年前かな・・・無職の若者が両親を殺傷する事件が何件も起きた時期があった。
今も就職は難しく職に就けない若者も大勢いるだろう。
同じような環境の若者は沢山いるんだよね。でも、それらの若者が全部、家族や友人を殺傷するかと言うとそんな事はないわけで・・・

何か事件の兆候は無かったのか?と言うのが気になりますね。
しかし、親だったら、無職の息子を見たら「仕事しろ」と言いたくなるのも仕方がないように思います。 

| | コメント (0)

2010/04/05

発達障害かもしれない

発達障害かもしれない 見た目は普通の、ちょっと変わった子 (光文社新書)

前回読んだ 人格障害かもしれない (光文社新書) と同じ棚に並んでいたので、こちらも購入しました。
事件報道で発達障害と言う言葉も何度か見聞きする事もありましたが私自身も発達障害について改めて誤解していた事もありました。
とりあえず、ポイントとしては
発達障害は本人の性格のせいでも、親の教育の方法が悪いわけでもない

本書では
・高機能自閉症
・アスペルガー症候群
・LD,ADHD
など、軽度発達障害を中心に書かれています。

事件を考えている私としても、事件との関連性を考えるわけですが・・・・
確かに、事件報道で広汎性発達障害と言う報道があったりして、それらの人達の中には不幸にして事件を起こしてしまった人間もいます。
だけど、確率の面では相当低い確率だと思います。私の印象では1年に1件あるかないか?と言うあたりです。

これは人間なら誰でも犯罪を犯してしまうと言う意味と同じといえます。逆に一般人が犯罪を犯す確率の方が何十倍、あるいは何百倍も高いでしょう。

私は社会人として誰もが発達障害の知識を持つべきだと思います。
多分、学年に一人、あるいはクラスに一人ぐらいはそう言った人がいるかもしれません。
我々は正しい知識を持ってそれらの人たちと接し、お互いに傷つける事がないように生活するべきです。
特に学校関係者には是非、誤解のないように正しい知識を持って教育を行ってもらいたいと思います。

| | コメント (0)

千葉市若葉区ヤギ角折り事件

4月3日午前8時ごろ、千葉市若葉区の動物飼育場で、シバヤギ「アトム」(雄、8歳)が左右の角2本を折られ血だらけでうずくまっているのを発見し、110番通報する事件が起きている。

発見者によると、2日午後6時ごろ飼育小屋に入れて帰宅、翌朝エサやりに来ると、ヤギが小屋の中でうずくまり、2メートル四方の血だまりができていたらしい。
飼育場は高さ1メートルの柵で囲われているが、小屋や柵に鍵は設けていなかった。角2本は見つかっていない

治療に当たる市動物公園飼育課によると、ヤギの角は成人男性が1人で折ろうとしても簡単には折れないとの事。ヤギは昨年7月、同公園から譲り受けた2頭のうちの1頭。

さて、犯人はヤギを殺すつもりなら殺す事ができた。そもそも、ヤギを殺してから角を切り取る事だってできたはずだ。
なのでは、犯人の目的はヤギを殺す事ではなく、あくまで「角」を盗む事にあったのだと私は考えています。
ただ、かなり乱暴な方法なので、結果的に死んでも良いと思っていたかもしれませんね。

問題はその動機ですね。なぜ「角」が欲しかったのか?
もちろん推測だけど、やはり「お金」との関連を考えるんですが・・・漢方薬の原料とかかな?

それ以外だと単純に「角」が欲しいと言う事になるが、やはり誰かに見せる為かな?

続報を待ちましょう。

| | コメント (3)

2010/04/04

北九州市小倉南区社長殺害事件その2(容疑者逮捕)

続報です。
1)福岡県警は3日、同市八幡東区日の出、元同社男性従業員容疑者(44)を死体遺棄容疑で逮捕した。

2)発表によると、容疑者は3月30日午前11時半頃、同社の資材置き場にある鉄製コンテナ内で、被害者の遺体に可燃性の液体をかけてライターで火をつけて背中などを焼いたうえ、扉を施錠して遺体を遺棄した疑い。「言い訳することはありません」と容疑を認めているという。

3)県警によると、被害者は容疑者の両親と顔見知り。同容疑者の親族に頼まれ、昨年10月に日雇い従業員として雇ったが、職場で寝たり、さぼったりし、再三注意を受けても改めなかったという。

被害者は30日午前11時頃、会社事務所で従業員に「解雇を通告してくる」と言い、車で容疑者が働く資材置き場に向かった後、行方不明になった。

こうした状況から、県警は解雇を巡るトラブルが事件の背景にあるとみて、容疑者から任意で事情を聴いていた。

コンテナ内には多量の血痕があり、被害者の遺体を焼くのに使ったとみられる溶剤が残っていた。コンテナ入り口付近でも血痕が見つかっており、被害者は入り口付近で襲われて殺害されたとみられる。また、コンテナの近くに駐車していた被害者の乗用車内からも少量の血痕が確認されており、殺害後に物色した可能性が高いという。

4)被害者のバッグや腕時計などがなくなり、殺害をほのめかす供述を始めているという。

こんなところですね。
被害者が資材置き場に行った理由が分かっていて、その直後に行方不明、遺体は資材置き場のコンテナの中から発見されていた。
このあたりの情報から考えれば、捜査本部は最後に被害者に会っていた人物を疑っていたんだろうね。

この不景気で就職する為には親の縁故だろうがなんだろうが使うと言うのは理解できるんだけど・・・
自分が職務怠慢で解雇されたのに逆切れして、社長を殺害とはなんとも身勝手な話だね。

気の毒なのは社長さんですね。ある程度大きな会社なので、人事担当とか総務担当の責任者がいたと思うが解雇通告を社長自ら行おうとしたんですね。
縁故だったせいもあるかもしれないけど、最後にそんな事ではどこへ行っても通用しないと言うような注意をしようとしたのかもしれないね。

ちょっと話は変わりますが、今回の事件でも報道情報が180度違う内容で報道されていますね。
バッグや腕時計がなくなりと言うのは、前回は財布や腕時計が盗まれた形跡が無いと言う報道でしたね。
事件報道ではよくある事です。推理するには有る程度、報道情報が落ち着いてから行った方が良いでしょうね。

| | コメント (0)

金沢市二俣町女性遺体遺棄事件その2(遺棄容疑で容疑者逮捕)

続報です。
1)4月1日夜、石川県警金沢中署捜査本部に男が出頭し、事件への関与をほのめかしていることが分かった。捜査本部は男を重要参考人として慎重に調べているとの事。

2)石川県警金沢中署捜査本部は2日、死体遺棄容疑で、同署に自首した金沢市安江町の自称無職、男性容疑者(60)を逮捕した。容疑者は容疑を認めた上で、「自分が手に掛けたのは間違いない」と供述しているようだ。
女性は30代の外国人とみられ、捜査本部は身元確認を急ぐとともに、殺人容疑も視野に捜査を進めているとの事。

3)捜査本部は2日、容疑者のものとみられる刃物数点を押収した。頭部は「スーツケースと同じ場所に捨てた」と供述しているといい、同日、遺棄現場周辺の捜索を始めた。

逮捕容疑は、昨年10月上旬ごろ、スーツケースに女性の遺体を詰め込み、同市二俣町の県道沿いのがけ下に投げ捨てた、とされる。

捜査本部によると、容疑者は遺体について、「昨年春に雑誌の女性紹介広告を通じて知り合った30歳代の外国人女性」と供述。「スーツケースは自分の車で遺棄現場に運んだ。遺体発見が大きく報道され、夜も眠れず、自首しようと思った」と話しているという。捜査本部は経緯や動機を調べるとともに、遺体の身元特定を急いでいる。

容疑者の住所とみられるマンションの別の部屋に住む男性は「付き合いはなく、どんな人か分からないが、ここ数年は外国人も一緒に住んでいた」と話しているようだ。

こんなところだね。
殺害についてはこれからの供述を待つとして、容疑者の行動に疑問がるんだよね。
予想通り、遺体は車で運んでいる。この為、スーツケースに入れる理由が分からない。
車に積み込むまでに遺体を見られない為と言う理由なら有りだと思うけど・・・
他には頭部だけを切断した理由も分からない。そして、現在の供述だと頭部もスーツケースと同じ場所に遺棄したらしい。

純粋にと言うか、物理的にと言うか、単純に頭がスーツケースに入らなかったから切断したのかな?

しかし、被害者は捜索願いが出されてなさそうだね。
関係者は警察には関わりたくない事情がありそうだね。
容疑者の方は遺体が発見されれば、遠からず自分まで捜査の手が伸びると覚悟していたんだろうね。

詳しい事はこれからの供述を待ちましょう。

2010/04/14追記
遺体の身元について、韓国籍の女性(32)と確認された。金沢中署捜査本部は、殺害をほのめかしている金沢市安江町、無職男性容疑者(60)=死体遺棄容疑で逮捕=を殺人容疑でも追及する。
同捜査本部がスーツケースの発見現場付近で見つけた女性の外国人登録証明書には、上陸許可年月日が06年3月3日と記載されていた。05年10月に長野県内の男性と結婚したが、先月の日付で離婚届が出されていたらしい。

| | コメント (1)

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »