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2010/04/21

福岡市南区乳児虐待事件

4月20日、福岡県警南署は、9か月の長女を壁に投げつけ重傷を負わせたとして、福岡市南区大楠1、風俗店従業員男性容疑者(23)を傷害容疑で逮捕する事件が起きている。

 「泣きやまないので投げた」と容疑を認めているらしい。

発表によると、容疑者は16日午前2時頃、自宅寝室で泣きやまない長女を壁に投げつけ、右足の骨を折る約1か月の重傷を負わせた疑い。

容疑者は17日、妻(23)と「娘の右足がおかしい」と病院を訪れ、19日に再検査して骨折がわかった。

その際、妻が医師に「夫から暴力を振るわれている」と話したことから、病院が福岡市のこども総合相談センター(児童相談所)に通報。連絡を受けた同署が20日に容疑者に事情を聞いたところ犯行を認めたようだ。

同センターによると、長女は生後約4か月の昨年11月にも頭の骨を折る重傷を負い、診察した市内の病院から「虐待の疑いがある」と通報を受けた。

病院からの連絡を受けて虐待の有無を調査したが、妻(23)は「床に落とした」と説明。専門医にも調査を依頼したが、ほかにあざややけどが確認できなかったことなどから、昨年12月4日、虐待が原因の骨折ではないと判断したらしい。

妻は同月11日、夫からのドメスティックバイオレンス(DV)被害を南区役所に相談し、長女とともに施設に避難。その後、熊本県の親類宅に身を寄せるため、同センターに長女を預け、1週間後に引き取りに来た。センターは母子が熊本にいるとみていたが、今年3月、妻が福岡・南署に自分と長女への夫の暴力を相談。センターは同署からの連絡で母子が福岡市にいることを把握したとの事

同センターこども緊急支援課の課長は「夫と離れて熊本で暮らしていると思っていた。センターとしてはDVであって虐待の案件とは認識していなかった。南区役所や熊本県の児童相談所ともっと連携を図るべきだった」と話しているとの事。

しかし、運が良いのか悪いのか・・・一歩間違えば女児は死んでいてもおかしくない。
その意味では運が良かったかもしれない。

結婚前、交際中に将来夫になるかもしれない男性がどんな人物なのか?は分からなかったのかな?
恋は盲目と言うからね。お互い23歳だし、勢いで結婚して出産してみたが、こんな生活になるとは想像できなかったと言う所なのかな?

男性の場合も結婚する前にどんな生活になるのか?先輩や友人などに聞いてみると良いのじゃないかな?

しかし、最近、児童虐待事件が多くなっているのかな?それともマスコミの露出が多くなっただけで、状況はそれほど変わってないのかな?ちょっと気になるね。
経済的に日本中が不景気だからその影響はあるかもしれないけどね。

2010/05/13追記
妻(23)にも暴行を加えてけがを負わせていたとして、福岡県警南署は13日、傷害容疑で風俗店店員男性容疑者(23)=傷害罪で起訴=を再逮捕した。同署によると、大筋で容疑を認めているという。
逮捕容疑は1月16日午前9時ごろ、福岡市南区の自宅マンションで、長女をあやしている妻と口論になり、妻の腹や腕をけった上、ビニール傘などで後頭部を殴り、頭や左腕に1カ月のけがを負わせた疑い。 

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コメント

景気の影響、ユトリ教育の影響などが虐待件数の増加な気がします。また都市化によるサザエさん的な昔の大家族での生活や近所付き合いなどが無くなったの原因かもしれません。抑制する為に特別法を創るべきでしょう。

投稿: オヤジ | 2010/04/23 00:21

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