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2010/05/29

大阪旭パチンコ店男性殺害事件

5月25日午後9時、大阪市旭区千林2のパチンコ店「パーラー千林」の女性店員から「男性客が血を流している」と110番通報する事件がおきている。

大阪府警旭署員が駆けつけると、店内で男性が首から血を流して倒れており、間もなく病院で死亡が確認された。署員が店の外にいた同区今市1の無職、容疑者(35)=いずれも自称=を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて調べている。
容疑者は「刺すのは誰でもよかった」と話しているようだ。

旭署によると、死亡したのは運転免許証から、近くに住む男性(43)とみられ、身元の確認を急いでいる。容疑者は「生きているのが嫌になった。刺した男性のことは知らない」などと供述している。

捜査関係者や店員らによると、容疑者は店に侵入した直後、パチンコ台で遊んでいた被害者の背後から折りたたみナイフ(刃渡り8センチ)で首もとを一突きした際、何も言わずに犯行に及んでいた。

容疑者(35)が店に入るなり、出入り口に一番近いパチンコ台で遊んでいた男性を襲っていたことが26日、分かった。
捜査関係者や店員、客らによると、事件当時、店内はほぼ満席で約200人の客がおり、死亡した男性は北側出入り口に最も近いパチンコ台で遊んでいた。

容疑者は店に入った直後、持っていた折りたたみナイフ(刃渡り8センチ)で男性の首を切りつけたという。

旭署によると、男性は右耳の下付近の首に深い刺し傷が1カ所確認された。これが致命傷とみられ、司法解剖して死因を詳しく調べる。

 一方、店内の防犯カメラには、容疑者がいきなり男性の首もとを切りつける姿が記録されていた。

旭署のこれまでの調べで容疑者は「生きるのが嫌になり知らない人を刺した」と供述していることがすでに判明。「精神疾患で通院している」とも説明しているが、診察券は持っていなかった。

被害者は、首を手で押さえてパチンコ台から立ち上がり、店の中の方向へよろめきながら数メートル歩き倒れた。店員が駆け寄り、被害者の首の辺りを抑えたが、出血は止まらなかったという。

被害者が利用していたパチンコ台付近に、凶器の折りたたみナイフが血にまみれて落ちていた。被害者は救急搬送時、すでに意識がなかったとの事。

一方の容疑者は店の前に出たところで、呆然とした様子で、正座か座禅のような姿勢で座り込んでいたらしい。
派手なオレンジ色のシャツにジーンズ姿。警察官の問いかけに抵抗する様子も見せず、パトカーの後部座席に乗り、連行されたとの事。

容疑者は、愛媛県出身。同県内で平成9年と12年にナイフを使用したバスジャック事件を、16年に火炎瓶を持って市営住宅で姉を人質に取る立てこもり事件を起こし、3事件すべてで実刑判決を受けているとの事。

とこんな事件ですが、直接の動機は間接自殺、つまり罪を犯して死刑にしてもらおうと言う事だと思う。
かなり迷惑な話なんだけどね。

だけど、過去の犯罪情報などをみると、容疑者は反社会性人格障害である可能性もありますね。
(人格障害については人格障害かもしれないこちらの本が参考になります)

人格障害は精神病ではないので責任能力は有りです。

過去の犯罪状況からみれば、やはり周囲の人間からは疎まれたでしょうね。
その結果、人間関係もうまくいかず孤立を深めて、自暴自棄になってしまったのかもしれません。

そういった意味では容疑者に対するケアでこの事件は防げたかもしれません。
ただし、参考の本にも書かれていますが、反社会性人格障害は治療ができないので犯罪予防としてのケアですね。

とにかく、どうして生きていくのが嫌になったのか?その理由が知りたいですね。

続報を待ちましょう。

2010/06/13追記
殺人容疑などで逮捕された無職の男性容疑者(35)=同区今市1=が、「自分の人生を狂わせたパチンコに復讐(ふくしゅう)したかった」と供述していることが分かった。

旭署によると、容疑者は事件当日、別のパチンコ店で負け、所持金が数百円になったことに立腹。自宅に近い事件現場のパチンコ店に入った直後、目の前にいた男性の首を刺して殺害したという。調べに「負けることが多く、パチンコが許せなくなった。目立つような大きなことをして死刑になりたかった」とも話しているようです。

一方、大阪地検は11日、精神鑑定を行う鑑定留置を大阪地裁に請求し、認められた。期間は9月13日までの約3カ月間との事。

さて、これもパチンコの弊害なんだろうか?
無職で所持金が数百円になるまでパチンコに使ってしまったと言うのは、ギャンブル依存症(この場合はパチンコ依存症)の可能性もあるけど・・・

負けることが多く、パチンコが許せない」と言ってもね・・・パチンコ屋で客が全員が勝っていたら、パチンコ屋が成り立たないからね。
パチンコ屋さんが商売を継続するには、客には負けてもらわなければならないわけで、パチンコで遊ぶと言う事は、客はパチンコ屋にお金を支払って遊ぶと言う事なんですよね。

私も昔、パチンコをしていた時期がありますが、今はやりません。
娯楽としてみた場合、パチンコのコストパフォーマンスがあまりにも悪すぎるからです。
例えば新作の映画のビデオをレンタルしたとして数百円でしょうか、それで2時間楽しめる。一方パチンコで数百円などものの数分でなくなってしまう事もある。

そして、後には何も残らない、映画や小説などなら、後に感動やら知識などが残るでしょうが、パチンコの後には、耳鳴りと疲労感しか残らない。

私はパチンコは娯楽ではなく、ギャンブルと捉えた方が正しいのではないか?と思っています。

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コメント

はじめまして

ASKAさん、同事件をネットで調べている内に、
ココに辿りつきました。素晴らしい記事だと思います。

もしよろしければ、私の運営する「禁パチ」サイト
でも、このブログと記事を紹介させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?

よろしくお願いします。

投稿: パチン・カー | 2010/06/15 12:54

パチン・カーさん、こんばんは
紹介、リンクの件OKです。
パチン・カーさんのサイトも拝見させていただきました。
難しいテーマに取り組んでいて、難しい事も多々あると思いますが、がんばってください。

私の駄文でよければ、禁パチの役に立ててください。

投稿: ASKA | 2010/06/15 21:18

職業選択の自由ってのがあります。
禁パチってのには賛成しますが、じゃ、そこに働く人達はどうするんですか?
警察とパチ屋、警察とヤクザ、警備保障、駐車違反業務は一心同体です。警察の内部改革こそが大事なんですが、このサイトが警察批判の急先鋒に成る事を望みます。なんちゃっても 拉致あかんね→らちかんね→だちかん。

投稿: 書庫 | 2010/06/16 00:58

追伸

http://blog.goo.ne.jp/gatikome

パチ屋の店長のブログです。日本人より日本人らしい韓国人ですw。パチ屋が悪いんじゃない、そこへ行く人間に問題があるのです。

投稿: 書庫 | 2010/06/16 01:11

大阪市旭区のパチンコ店で昨年5月、見ず知らずの男性客=当時(43)=を刺殺したとして、殺人などの罪に問われた無職、男性被告(36)の裁判員裁判の判決公判が10月7日、大阪地裁で開かれた。裁判長は「誰もが被害者になり得る理不尽な犯行で、殺人事件の中でも重い処罰に値する」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。

判決理由で裁判長は「人生に絶望し、他人を犠牲にして死刑になろうとした犯行で、同情の余地はまったくない」と述べた。

判決によると、小西被告は昨年5月25日、旭区千林のパチンコ店で、男性客の首を折りたたみナイフで1回刺し、失血死させた。

男性被告は平成9年と12年にナイフを使用したバスジャック事件を、16年には姉を人質に住宅に立てこもる事件を起こし、いずれも実刑判決を受けている。

投稿: ASKA | 2011/10/10 15:32

パチンコって本当にダメですね。
自分はやりませんが、客観的に見ると
パチンコをやる人が悪いというか、パチンコそのもの(元凶)がなくなれば良いと思います。
人間切羽詰まれば、何するか分からないのにそんな危険な所がそこらじゅうにあるのが恐ろしいです。

投稿: パチンコ反対 | 2016/02/12 02:41

パチンコ反対さん、こんにちは

パチンコは、私も現在の形なら不要だと思います。
娯楽として、存続するなら、ギャンブル性を排除して、換金できないようにする必要があるでしょう。

ギャンブルとして存続するなら、競輪、競馬等と同じように、公営化して、規制を強化すれば良いと思います。

投稿: ASKA | 2016/02/13 12:03

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