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2010/06/09

大阪府高槻市淀川女性殺害事件その5(被害者が警察に相談していた)

被害者とみられる女性が4月16日夜、豊能署に携帯電話で「養子縁組して保険金をかけられた。狙われている」と相談していたことが9日分かった。相談内容が事件と似ていたため、被害者の身元が判明した5月10日、応対した署員が上司に申告し、発覚したという。

被害者が応対した署員に、自身にかけられた保険金など身辺の不審な動きを詳細に説明した上で、「狙われている」と訴えていたことがわかった。

同署は「一般的な問い合わせ。内容は捜査の関係上、言えない」としている。

豊能署や捜査関係者によると、電話は4月16日午後9時ごろ、匿名で豊能署にかけられ、「豊能町の養父母の家を飛び出し、荷物を取りに来なかったら処分すると言われている。養子縁組して保険金をかけられた。狙われているかもしれない」と訴えた。保険金絡みで周辺に不審な出来事がある、とも打ち明けた。署員は約30分間応対したという。

被害者については5月10日に養父母が身元を確認した際、養子縁組や保険金加入の事実が相次いで明らかになった。署員の申告に基づき、府警が被害者の携帯電話の発信記録を調べたところ、豊能署に電話をかけた事実が確認された。

また、被害者は2月に養子縁組し、豊能町で養父母家族と同居していたが、当時は養父母宅を離れ、実父宅がある大阪市西成区周辺にいたとみられ、「家に置いてきた荷物を勝手に捨てられるかもしれない。その場合、法的にはどう対処できるのか」などと質問し、自ら電話を切ったという。この際、応対した署員は「近くの西成署に相談したらどうか」と持ちかけたが、その後、被害者が西成署に相談した形跡はなかったとの事。

さて、こんな情報が出てくるとはいろんな意味で驚いたね。

とりあえず、ある文章を紹介しておこう。
捜査指揮-判断と決断-
元警察庁刑事局長    岡田 薫   著
元警視庁捜査第一課長 寺尾 正大 協力

こちらから一部引用します。
時々「犯罪になるかどうか分からないので動けない」という警察官や検察官がいる。
本来は、犯罪かどうか分からないから捜査をするのである。
だから、事件になるかどうか分からないから警察は動けませんなどというそんな理屈はありえない

それから、同著より、国松元警察庁長官の言葉も引用させていただきます。
「刑事ほど自分で考える力を持たなければならない職業人はない」
「時々現場で起きる、信じられないようなポカの多くは、自分の頭で考えて動いていないから起こるのではないか」

話を元に戻すと、もしかするとこの警察への電話がキッカケで予定外の殺害になってしまったのかもしれないね。

事件の真相究明に期待しましょう。

参考リンク
大阪府高槻市淀川女性殺害事件その4(養子縁組の経緯)
大阪府高槻市淀川女性殺害事件その6(遺体遺棄で容疑者逮捕)

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コメント

携帯の通話記録が30分間でしょ?

その間、相手がどこの誰かもわからず、話続けていたの?
この察官はおかしいですよ。女性と長電話して遊んでいたののでしょうか?  いたずら電話かも判らないのに、名と住所位聞いてるだろう(怒

投稿: 書庫 | 2010/06/10 02:46

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