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2010/06/06

横浜市弁護士殺害事件

6月2日午後2時40分ごろに発生、横浜市の弁護士事務所に所属する男性弁護士(42)が腹などを刺される事件が起きている。
事務所内で、凶器とみられるサバイバルナイフのような刃物が見つかった。女性事務員が外出先から戻ったところ、男性弁護士が刃物を持った見知らぬ男ともみ合っていたため、事務所外から通報した。

男は事務所から東方向へ逃走。

逃げた男は年齢30歳くらいで身長約170センチ、白いTシャツに黒のTシャツを重ね着し、ベージュのズボン姿。手袋をして、黒いリュックサックを背負っていた。

現場はJR関内駅から北東へ約500メートルのオフィス街。

男性弁護士が同日午後4時過ぎ、搬送先の病院で死亡し、身元が同事務所に所属する男性弁護士(42)と確認された。

事務員は男と面識はなく「突然やって来た」と話しているという。

現場に残された凶器とみられるサバイバルナイフのような刃物は刃渡り20センチを超す大型の物であることが分かった。逃げた男が手袋をして持ち込んだとみられ、被害者は胸や腹などを複数回刺されており、神奈川県警加賀町署は強い殺意を抱いて計画的に襲った可能性もあるとみて、男の行方を追っている。

外出先から女性事務員が事務所に戻った際、男は被害者とパーテーションで仕切られた来客用のスペースで話をしていた。ところが突然大声がして、「落ち着いてください」などと被害者がなだめ、手袋をはめて刃物を手にした男ともみ合いになったのを目撃したという。また、事務所前の通路には血の付いた足跡もあった。

被害者の死因は司法解剖の結果、右脇の動脈と右肺の計2カ所を刃物で刺されたことによる失血死だったことが3日、神奈川県警捜査1課と加賀町署の調べで分かった。

刃物を持った相手と争った際にできる両手両腕の傷がないことから、県警は、逃げた男が前野さんのすきをつき、いきなり致命傷を負わせたとみている。県警は3日、殺人事件として加賀町署に捜査本部を設置した。

捜査本部によると、被害者の傷は致命傷2カ所のほかに胸や腹に数カ所あった。

殺害現場周辺に残された資料に名前と住所が書かれていた男性が、所在不明になっていることが4日分かった。神奈川県警加賀町署捜査本部は、事件後に前野さんの事務所から逃走する姿が目撃されている男と、資料に名前が記載された男性が同一人物かどうか慎重に調べている。

現場となったビル9階の事務所から非常階段を経て1階の玄関付近にまで血痕が点々と続いていたことも判明。前野さんを刺殺した犯人は大量の返り血を浴びたものとみられる。

前野さんを刺した男は、前野さんが1人になった30分ほどの間に、事務所を訪れていたことが4日、わかった。

神奈川県警は、男が女性事務員の外出時を狙い、被害者を襲った可能性があるとみて調べている。

県警幹部によると、女性事務員は事件当日の2日、午前中から事務所で勤務していたが、午後2時頃、近くの郵便局に出かけた。男は入れ替わるように事務所を訪れたとみられ、事務員が戻った同2時半頃には、男と被害者は、すでに室内の仕切られたスペース内で会っていたという。

事務所から事件後になくなった物がないことも判明。捜査本部は男に盗みの目的はなく、強い殺意を持って被害者を訪ねた可能性が高いとみているとの事。

とこんな事件ですね。
状況からみると、最初から殺害するつもりで行われた計画的な犯行のようにも見えますが・・・
一つだけ気になるのは、事務所で被害者と談話している所です。
最初から殺害するつもりなら、事務所に入ってすぐに殺害してもよいはずです。

もしかしたら、犯人はターゲットの顔を知らなかったのかな?
応対した弁護士が名前を告げたか、名刺を渡すなりして、目の前の人物がターゲットだと気付いたのかもしれないね。

怨恨が動機なら容疑者は捜査で浮かんでくるでしょう。行方不明の人物が気になるところです。

犯人逮捕に期待しましょう。

2010/06/09追記
犯行現場にスタンガンが残されていたことが9日分かった。神奈川県警加賀町署捜査本部は、事件直前に被害者に接触した男が持ち込んだ可能性が高いとみている。

捜査関係者によると、被害者はつい立てで仕切られた相談スペース内で倒れており、すぐそばにスタンガンが落ちていた。血の付いた刃渡り約20センチの大型サバイバルナイフのような刃物もあった。

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コメント

弁護士せんせーさんですから先制主義。準備ができていない相手に文書や電話。一通の一喝で相手を完全に制するのがご商売。不幸にして先の先を無視された。この際、後の先など考えずに逃げるが勝ちに決まっていました。事務所ですから。障害物がたくさんある。だから、襲撃者も縦横無尽に動けるわけでない。逃げようはあったはず。弁護士事務所さんも避難訓練や非常時の通報の日常訓練が必要では。

投稿: ナガイ | 2010/06/06 16:30

行方不明の男性が一人いらっしゃるようですが、
此の人、なぜ直ぐに自宅に帰らなかったんでしょう?
どうせ調べられるなら
「部屋でTVをずっと見ていた。」と言った方が
行方不明になるより、ずっと安全な訳ですが。

投稿: 書庫 | 2010/06/07 20:44

太田町1丁目は横浜球場の近く。みなと大通りの向う側は日銀や地裁、地検、弁護士会館など。場所柄、弁護士雑居ビル。太い道は信号が多いし。細い道は車がたらたら。手短に用事を終えて颯爽と車に乗り込み去るというのは、どんな計画なんだかねえ。
法律関係の人々は(当たり前なんだけど)よく言えば毅然・理路整然。悪く言えば頭ごなし・一方的。まかせてくれればうまくまとめてあげるから・・・は検弁同じ。異論を差し挟めば。ご機嫌斜めになるのも同じ。保育園じゃないんだから、仕方ないか。

投稿: ナガイ | 2010/06/08 00:38

緊急事態。それは誰にでもあるものです。頼りは。たぶん電話。
ぼくは高機能のケイタイを持っている。これは暇なときはいいお友だち。けど、緊急時にはどうなんだか。たぶん役に立たない。石ころ代わりにぶつけてやるか。なんで役に立たないか。ボタンがなくて。画面で押すわけ。咄嗟には難しい。
最近は。見回しても公衆電話がない。確か政策で国民全員に端末を行き渡らせるということだった(けど、ただで貰えるわけではなかった・・・)。
緊急通報を、なぜ隣のビルまで行かねばならなかったのか。人を問題にしているわけではありません。空間の問題です。固定電話を取り上げて110すれば。すぐ下の階ではだめだったのか。どれも無理で。外へ出て、お隣ビルへ駆け込むわけね。んなもんなんだ。ふーん。

投稿: ナガイ | 2010/06/10 01:16

スタンガンが金属バットの様に後から出てきましたね。
最初にスタンガンを使用したのなら、強い殺意は無かったことになります。威嚇の為に使用したが、効果が無かったので
激昂のあまり、サバイバルナイフで刺してしまったって事になるでしょう?
このあたりの警察発表順序には不信感を持ってしまします。

それと、行方不明者の名や住所が分かっているのなら
その男が車を所持していたのか?所持していたのならそのNOは?
所在は?その位もう判るだろうに!!

投稿: 書庫 | 2010/06/10 02:39

だから。もう判ったって・・・。

投稿: ナガイ | 2010/06/10 11:55

即座に容疑者が浮かんだのは、容疑者の名が書かれた書類が目に付く所にあったからです。その書類がキャビネットの定位置にあったのなら、こんなに早く容疑者は浮かびません。刺殺した後にスタンガンを使用する馬鹿はいないので、最初にスタンガンが持出された、それは被害者に防御創が無い事からも明らかです。となると、犯人はエレベータで九階に昇り、名を名乗った事が分かります。そして、二人は会話を始めた。そして
「そんなのも、しまいなさい。」発言ですから、最初に持ち出したのはナイフじゃないでしょう?ナイフなら逃げ出していますし、
スタンガンの出る幕などありません。被害者の体にはスタンガンによる火傷?そんな跡があったと考えますが、このことを質問しない記者も記者で、発表しない警察も警察ですね。
会話をし、スタンガン、ナイフの順番です。いきなり刺したわけじゃないのでしょうね。

投稿: 書庫 | 2010/06/14 13:21

殺す気が無ければ、殺傷可能な大きさのナイフなんて、用意しませんよ。
スタンガンで弱らせて、ナイフで確実に殺す、というのが計画だったのではないでしょうか?
手袋してたんですよね?証拠を残さないためじゃないですか。
自分も計画をたてて未遂に終わった経験上、わかります。ハイ。
用意したナイフを1度目のチャンスで使っているなら、強い強い殺意があります。
(その殺意が無ければ実際には刺せませんよ)

投稿: 殺意について | 2010/08/27 00:38

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