仙台市男性教諭殺害事件その11(起訴)
1)9月2日 仙台地検は殺人罪で女性容疑者を起訴。地検では、女性被告の連絡で、殺害計画が実行に移されたとみているとの事。女性被告の共謀関係について、仙台地検は「共謀関係は成立する」として殺人罪で起訴した。
2)捜査関係者によると、女性被告が38歳男性被告に、被害者の女性問題などの相談を始めたのは3~4年前。2人は親密な関係となり、昨年9月に被害者との離婚調停が不成立となったことを契機に、同12月ごろから、38歳男性被告との間で被害者の殺害計画について話し合うようになったらしい。
やりとりは2人が直接会うほか、電話やメールなどでも行われた。「このときのメールが女性被告の調べで重要な証拠になった」(捜査関係者)とされているようだ。
メールには、38歳男性被告から被害者殺害を持ちかけたことや、誰が実際に被害者に手を下すかを相談するやりとりなども残されていたらしい。
3)女性被告は殺人容疑で逮捕された当初、「ほぼ黙秘の状態」だった。
だが、38歳男性被告と重ねたメールなどの証拠を突きつけられたことで、犯行への関与を認めていったようだ。
取り調べの中で、女性被告が被害者に不信感を抱く原因の一つになった、被害者の株取引について話が及んだらしい。捜査関係者によると、被害者は子供たちが将来、楽な生活ができるよう株取引を始めたと友人に話していたとの事。
「おやじの良さは子供たちが大人になってから分かる。あなたはそのありがたみが分かる前に殺してしまった」。捜査関係者の言葉に、女性被告は人目もはばからず号泣したらしい。
4)3月の殺人未遂容疑も立件する方向で捜査を続けるとの事。
5)仙台地検によると、27歳男性被告は4月30日、被害者の自宅敷地内で待ち伏せ。同日午後7時20分ごろ、帰宅した被害者の頭や顔などを持参した金属バットで複数回殴り、殺害したらしい。
6)27歳男性被告は同日午後10時ごろ、再び現場に戻り、被害者の長男(23)と一緒に、倒れている被害者を発見したようだ。
まだ、動機なども不明な点があるので、その他の点については、公判で詳細が判明してから考える事にしよう。
公判になれば意外にスムーズに情報が出てくるでしょう。
3人が互いに罪を軽くしようと自分に有利な情報を出すでしょうから。特に実行犯の27歳男性被告は従属的な立場だった事もあり、積極的に証言するのではないかな。
2010/09/05追記
殺害の実行役とされるすし店経営男性被告(27)が「すし店を開く際、38歳男性被告から多額の借金をしており、殺害の指示を断れなかった」と供述していることが分かった。
参考リンク
仙台市男性教諭殺害事件その10(動機)、仙台市男性教諭殺害事件その12(再逮捕)
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コメント
誰かさん おひさで。
携帯のメールの保存期間。長くても3ヶ月ってなもんでしょうか。すると。即、家族のメールを手配すれば。ということも可能ということに。はー、妄想ですが。
弁護はどうなるのでしょうか。鶴さんと鶯さんとはバックがいるから。ボクの可愛いチャンは。相続欠格の恐れもあることで。
>子供たちが将来、楽な生活ができるよう株取引を始めたと友人に話していたとの事。
って、真意だったのでしょうかね。学校のパソコンでやっていて、処分受けたって話しもあるようで。株券が学校にあったということだって、ふざけた話だし。だから?いや、別に。
投稿: ナガイ | 2010/09/04 14:51
色が白くて ちっちゃくて
前髪たらした弁護士を
かわいい娘が依頼するのか国選か
あの娘は高校二年生
4)3月の殺人未遂容疑も立件する方向で捜査を続けるとの事。
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3月が未遂であったって事は躊躇があったって事。
将校に命令された兵隊と判断され、少し、逆に情状酌量されるかも。
投稿: 初娘 | 2010/09/05 06:13
上場会社の株券は2009年1月5日より電子化(ペーパーレス化)されました。
(2008年12月12日(金)を持ちまして、タンス株の受入は終了致しました。)
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ということで、将来の離婚に備え、電子化された株券の名義がどうなっていたのかが大問題。
投稿: 初娘 | 2010/09/05 06:55