9月12日午前1時10分頃、大阪府門真市の自宅から救急搬送された少女が死亡したと病院が通報する事件が起きている。
女性は医師に「自宅の階段から落ちた」と説明していたが、府警は、肋骨(ろっこつ)が折れて腹部にも内出血があるなど、けがの状況に不自然な点もあるとして同日、女性宅を現場検証。また13日にも遺体を司法解剖し、死亡の経緯や死因の特定を進める。
発表では、女性は11日午後8時10分頃、玄関で腹部を押さえてうずくまっているところを帰宅した父親(52)に発見され、父親の運転する車で近くの病院に運ばれた後、枚方市の病院に救急車で搬送された。父親の帰宅時、女性は1人で自宅にいたという。
死亡した無職女性(17)について、門真署は13日、死因は背中を強打したことによる心臓挫傷だった、と発表したようだ。
女性は6月にも全身に打撲を負った状態で自宅前の路上で見つかり救急搬送されたことがあったといい、同署は事件性があるかどうかを含め、死亡した経緯を慎重に調べるとの事。
発表によると、司法解剖の結果、女性は父親(52)に発見される直前の11日午後8~8時半頃に背中を強く打ったとみられる。このほかに、額や後頭部、胸、足などにも複数の打撲痕や皮下出血の跡が残っていたらしい。
女性は6月中旬の夜、自宅前の道路で倒れているのを近くの住民が発見。父親が救急車を呼び病院に搬送したが、全身打撲などで重傷だった。
病院から通報を受けた同署が傷害容疑で捜査したが、女性はけがをした理由を何も答えなかったらしい。
良く分からない事件です。
事件、事故、自殺、今の段階ではなんとも言えませんね。
自殺だとしたら、そんな痛い方法を選択する理由は何だろう?
事件だとしたら、怪我の理由を話さない理由は何だろう?
事故?・・・・6月にも大怪我をしているから、さすがに2度目は注意するんじゃない?
食中毒になった食べ物を嫌いになるのと同じ理由でさ。
ただ、この報道を見ると、6月の事件も夜、家に女性が一人でいる時に起きているのかな?
続報を待ちましょう。
2010/11/23追記
「姉たちの奴隷のようだった」。大阪府門真市本町の民家で9月に変死した少女(17)と、傷害容疑で逮捕された姉(21)、交際相手の男性(30)の両容疑者の関係について、近所の人はこう語った。仲の良い姉妹だったが、女性容疑者と男性容疑者が付き合い始めた平成19年ごろから、被害者は友人を避けるようになり、極端にやせて体調を崩していった。
「もう友達をやめさせてください」
中学生だった被害者から友人に突然、メールが届いた。両容疑者が「出会い系サイト」で知り合い交際を始めたころで、以前は明るい性格だった被害者が不登校になり、友人と遊ばなくなったという。同級生の一人は「お姉さんたちにそうするように言われたのでは」とみているらしい。
近所の人たちは、「はよせえや」と怒鳴られながら、男性容疑者らの後をついて歩く被害者の姿を見かけた。
女性容疑者らと同様に派手な色に髪を染めていたが、やせ細り、歯が抜けたり、顔にあざができたりしていた。近所では「虐待ではないか」とうわさになったらしい。
捜査関係者によると、両容疑者には生活保護で毎月計約15万円の収入があったが、被害者の毎月約20万円のアルバイト代も取り上げ、ゲーム機を買うなど遊興費に充てたらしい。
大阪府門真市の少女=当時(17)=が9月に大けがをして変死した事件で、6月の傷害容疑で逮捕された男性容疑者(30)が「けがの理由は階段で転んだと言え」と被害者に指示していたと姉の女性容疑者(21)が供述していることが17日分かった。大阪府警は、両容疑者が悠里子さん死亡への関与を隠そうとしたとみている。
捜査関係者によると、2人はともに、被害者がけがをして9月11日夜に病院へ搬送され、翌12日未明に死亡した経緯への関与を否定。男性容疑者は「9日までは毎日のように暴行したが、10日からはやっていない」と供述したという。
被害者は自宅の玄関付近で倒れているところを帰宅した父親(52)に発見されたが、けがの理由について、父親と医師の両方に「階段から落ちた」と説明していた。
女性容疑者は調べに対し、「暴行はすべて男性容疑者がやった。棒で殴ったりしていた。『けがをした理由を聞かれたら、階段から落ちたといえ』と被害者に指示していた」と供述。逮捕容疑となった6月の傷害事件の際も、「男性容疑者が『車にはねられたといえ』と指示した」と述べたらしい。
被害者は、6月のけがの原因を「車にはねられた」と説明。だが、救急車で病院まで付き添った知人が、女性容疑者からの電話に被害者が「はい」「そうです」と緊張した様子で答える姿を目撃しており、女性容疑者から指示があった疑いもあるとの事。
被害者は6月のけがで腎不全となり、長期入院の予定だったが、完治しないまま病院を抜け出すように退院した。死亡後の司法解剖では全身に古いあざ、後頭部に比較的新しい打撲痕が見つかったらしい。
大阪府門真市の少女=当時(17)=が今年9月に変死した事件で、平成20年5月以降、当時中学3年だった被害者の担任教諭が顔のあざや頭の傷を計4回確認していたことが17日分かった。
被害者は「自転車事故」などと説明したが、実際には今年6月の傷害容疑で逮捕された姉(21)とその交際相手の男性(30)の両容疑者が暴行したとみられる。
また被害者が20年9月、「知らない男女に殴られ、けがをした」と門真署に被害届を出していたことも判明。顔と頭に打撲痕があり、同署は傷害容疑で捜査したが、被害者が女性容疑者らの話を一切しなかったため、真相解明には至らなかったという。
関係者によると、被害者は中学3年だった20年5月に不登校になった。担任教諭は家庭訪問で、5月と6月に顔のあざ、8月に顔の腫れ、9月に頭に傷ができているのを確認したとの事。
9月17日には門真市内の病院が「頭をけがした被害者が事故にあったと説明したが、傷の状態がおかしい」と同署に通報し、背中の古傷も見つかった。
同署は被害者の中学に生活状況を確認し、あざの情報を入手。大阪府中央子ども家庭センター(児童相談所)に通告した。児童相談所は翌21年1月までに計5回被害者に面談したが、暴行を受けた事実を確認できず、一時保護の提案も断られたため、支援を打ち切った。
まったく酷い、予想以上に酷い事件ですね。
男性容疑者は悪魔に魂を売り渡したと思えばそれまでだけど、姉はどうして暴行を見逃したのか?
その理由が分からない。普通に考えれば家族に危害を加えるような男と交際する理由が分からない。
さらに、もう一つの疑問は他の家族は真相を知らなかったのか?と言う事です。
20年の5月に不登校になり、5月には顔にアザができていて、当然、家で顔を合わせる家族にも見られていたはずだ。
健康を崩し傷を負った被害者の事が気にならなかったのか?
このあたりは公判で明らかになるでしょう。
それから、こんな事件が起きる理由について、私は日本人には精神的な支えとなる行動規範が無いからではないか?と考えています。
本来、どう生きるのが正しいのか?その事を規定するような物が無いからじゃないかな?
宗教やモラルあるいは「恥」そういった物になると思うのですが、そのあたりが希薄になってしまったのかな?と思います。
2010/12/09追記
6月の傷害容疑で逮捕された姉の女性容疑者(21)が拳に付ける鉄製の武器「メリケンサック」を着用し、折りたたみ椅子なども使って暴行していたことが7日分かった。大阪地検は同日、女性容疑者とその交際相手の男性容疑者(30)を傷害罪で起訴した。
起訴状によると、両被告は6月10日ごろ、被害者の全身を何度も殴ったりけったりして、約2カ月の重傷を負わせた。
その際、女性被告はメリケンサックのほか、折りたたみ椅子や園芸用の支柱で被害者の全身を殴り、男性被告も折りたたみ椅子を使ったという。
女性被告は傷害容疑で逮捕された直後、「私はけがをさせたことはない」と否認。実際は、被害者が9月12日に肋骨(ろっこつ)骨折や腹部内出血を伴い、心臓挫傷が原因で死亡する直前まで、男性被告と一緒に暴行したという。
これはもう、殺人罪じゃないですか?
2011/01/28追記
傷害罪で起訴された姉(21)、交際相手の男性(30)両被告について、大阪府警捜査1課は27日、傷害致死容疑で再逮捕した。
事件の引き金となったのは、両被告が被害者を呼び出した際のささいなやり取りだったという。
女性被告と男性被告の供述などによると、事件当日、自宅離れにいた両被告は、一緒にテレビゲームをしようと、携帯電話で被害者を母屋から呼び出した。被害者は数日前から体調不良を訴え、足元がおぼつかない状態だったが、それを見た女性被告は「演技はええねん」とどなった。被害者が「本当はしんどくないです」と言ったことから、女性被告は逆上し、うずくまる妹に椅子の脚が折れるまで何度も殴り続けたという。
男性被告は調べに対し、「(女性被告は)プライドが高く、切れたら、何をするか分からなかった」と供述。府警は当初、主に被害者を暴行していたのは男性被告とみていたが、女性被告も日常的にメリケンサックと呼ばれる金属凶器などで暴行を加え、被害者を服従させていたらしい。
なんでしょうね・・・そこまで身内に酷い仕打ちができる理由が分からないね。
プライドが高い低いの問題では無いと思うけど、自分自身の人生や生活が自分の望んだ物では無い不満を妹にぶつけていたのかな?人格障害の可能性もあるかもしれないね。
続報を待ちましょう。
2011/03/19追記
大阪府門真市の無職、女性=当時(17)=が昨年9月に暴行され死亡した事件で、姉(22)、その交際相手の男性(30)の両被告=傷害致死罪などで起訴=が生活保護費を不正受給していたとして、門真市が生活保護法違反罪で門真署に告訴したことが17日分かった。
門真市によると、両被告は平成19年4月~22年10月、同市から計約700万円の生活保護費を受給していた。しかし、被害者のアルバイト代を取り上げるなどしていたことが判明。収入があるのに申告せず、生活保護費を不正受給した疑いがあると判断したという。
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