« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010/12/26

世田谷一家殺害事件再考その97(2010年年末情報)

今年も年末の報道がありました。

1)犯人の遺留品のすべてが神奈川県厚木市内で購入できることが新たにわかりました。
捜査本部によると、小田急線本厚木駅周辺の厚木市内では、販売場所が特定されていないマフラー以外の遺留品を買いそろえることができ、同相模大野駅周辺ではトレーナーとマフラー以外の販売が確認されたようだ。

2)捜査本部がここ数年着目しているのは、犯人の遺留品から見つかった3種類の染料だ。捜査本部は犯人が染料を専門的に扱う工業関係者だった可能性を視野に、これらの染料の製造でトップシェアを占めるドイツの化学メーカーにも捜査員を派遣するなどして、流通ルートをたどっているようだ。

染料は、犯人が現場に残したヒップバッグの中から3種類、トレーナーの胸付近から、2種類を検出。宮沢さん方の車庫にある木製の収納家具からも3種類の染料が見つかっているが、犯行時はシャッターが閉まったままで犯人が出入りした形跡はなかった。犯人は、事件前に宮沢さん方に出入りしていた顔見知りの可能性もあるようだ

3)犯人が宮沢みきおさん=当時(44)=らを殺害後、居間のソファで仮眠した疑いがあることが23日分かった。捜査関係者によると、2階居間にあったソファの端にはクッションが置かれ、頭が乗せられたようにくぼんだ跡が残っていた
宮沢さん夫婦はきちょうめんな性格とされ、整頓しないで放置したとは考えにくく、捜査本部は犯人が仮眠した疑いがあるとみている。

4)パソコンを操作し、トラックの音で慌てて電源を切った可能性もあるという。
犯人は同日午前1時18分と同10時、宮沢さんのパソコンを短時間操作した後、電源を切断した。
10時ごろには、トラックが向かいの家に宅配をするため、宮沢さん宅前までバックの警告音を鳴らしながら近づいており、犯人は音を聞いて慌てて操作をやめた可能性がある

5)道路に面した窓のカーテンには外を確認したように隅をめくり上げた跡もあったという。

6)トイレには大便が一部残っており、鑑定したところ、野菜のごまあえが見つかった。一家の食事や胃の内容物とは異なり、犯人が用を足したとみられる。 

7)遺留品のヒップバッグの中から、短い毛髪が見つかっていたことが19日分かった。毛髪のDNA型を鑑定したところ、現場に残された犯人のものと一致した
捜査関係者によると、毛髪は長さ数センチで色は黒く、2階の居間に残されたヒップバッグから見つかった

8)現場には犯人が宮沢さん方を訪れるまで着用していたとみられるクラッシャーハットが残されており、逃走時には頭に何もかぶっていなかった可能性が高い。

9)一方、現場から行方が分からなくなっていた12年正月に届いた宮沢さん一家宛ての年賀状は、捜査員が聞き込み捜査のために持ち出していたことが判明。捜査本部はこれまで、犯人が宮沢さん一家との接点を隠すために処分したとみていたが、初期段階での捜査が混乱していたことを浮き彫りにした。
捜査関係者によると、事件発生直後に宮沢さん一家の交友関係を調べるため、聞き込みを担当した捜査員が「翌日までに返す」との約束で年賀状を持ち出したが、そのまま返却されなかったという。

10)現場に残されたトレーナーにシリコーンオイルという化合物の成分が付いていたことが新たに分かった。シリコーンオイルは潤滑油や化粧品の原料などとして幅広く利用されているが、染料の色むらを無くしたり、演劇の舞台装置を作る際などの発泡スチロールの加工にも使われている。被害者が事件当時、企業のシンボルカラーを決める仕事をしており、また学生時代には演劇活動をしていたことからその関連性や、シリコーンオイルや蛍光染料を仕事などで扱う人物が事件に関わっている疑いもあるとみて捜査をしている。

11)4人の発見時、服や布団が掛けられるなどして、顔が見えない状態だったことが25日分かった。
室内には色彩の専門書があったことも判明した。
事件は発生から間もなく10年。顔を隠すのは犯人が顔見知りだった場合の特徴との指摘もあり、警視庁成城署捜査本部は宮沢さんの交友関係などを改めて捜査している。
捜査関係者によると、宮沢さんは1階の階段付近、妻泰子さん=当時(41)=と長女にいなちゃん=同(8)=は2階踊り場、長男礼君=同(6)=は2階寝室で発見された。
泰子さんの顔にはたんすから物色されたとみられる洋服がかぶせられていた。礼君はベッド上で頭から布団が掛けられ、宮沢さんには机の引き出しが乗せられていた。にいなちゃんは泰子さんの脇でうずくまるように顔を下に向けていた
4人とも顔が隠れた状態で、犯人が見えないようにした疑いがあるという。

2010/12/31追記
12)犯人の遺留品であるジャンパーに擦った跡がないことが26日分かった。
警視庁成城署捜査本部は犯人が浴室窓から侵入した可能性が高いとみる一方、ジャンパーの鑑定を踏まえ、玄関から入ったとの指摘も出ている。
捜査関係者によると、宮沢さん宅の2階浴室には縦約50センチ、横約40センチの換気用小窓が地上から約3メートルの高さにあった。
遺留品のサイズやヒップバッグのベルトの長さなどから体格を推定し、同様の人物で再現実験したところ、窓の下に建つフェンスを伝って侵入可能と判断した。
室内から見つかったスニーカー足跡の鑑定で、付着した土の量は2階廊下が一番多く、浴室窓から侵入した疑いを裏付ける根拠の一つとなった。 

こんな所ですね。
9)のハガキの件は前向きに考えましょう。
いままで考え抜いても結論の出なかった謎があっさりと解決したのです。私はこの点は心から嬉しいです。
しかも、事件は少しシンプルな方向へ傾いていますね。犯人が持ち去った物は現金と逃走に必要な衣類だけになったのです。(これまで報道されている情報では)。明確に偽装工作と思われる行動は無くなったと思います。

3)の仮眠の件は以前から予測されてましたね。

4)の10時のトラックの音の件は興味深いですね。5)と合わせて一度考えてみようと思います。

7)の毛髪のDNAが血液のDNAと一致したのは当然と言えば当然なんだけど、DNA鑑定の誤りや偽装の可能性が低くなったと思います。

10)のシリコーンオイルも新たな物証ですね。これも一度考えてみようと思います。

11)は微妙な感じですが、いずれ考えてみましょう。

2010/12/31
12)は以前に侵入したと思われる風呂の窓に繊維が付着していなかった事の補足情報でしょうね。
ジャンパーにも窓にも擦った跡が無い事になりますね。
玄関侵入と考えると、足跡の泥の件が矛盾しますよね。ここをどう説明するか?が問題ですね。

| | コメント (33)

2010/12/25

広島市東区山根町2歳女児踏み付け殺害事件

12月25日、内縁の妻の長女(2)の腹を踏みつけるなどして殺害したとして、広島県警広島東署は広島市東区山根町、コンビニエンスストア店長、男性容疑者(35)を殺人容疑で逮捕する事件が起きている。

同署によると、容疑者は大筋で容疑を認めているという。長女の背中などには複数のあざがあり、日常的に虐待していた可能性もあるとみて、追及しているとの事。

逮捕容疑は25日午前3時ごろ、パート従業員の妻(27)と住むマンション一室で、長女の腹を足で踏みつけるなどして殺害した、とされる。

同署によると容疑者は夏ごろから、この部屋で同居。この日は勤務先から帰宅直後に暴行し、午前7時5分ごろ、自分で119番していたようだ。

広島市児童相談所によると、これまでに相談や情報はなかったらしい。
現場はJR広島駅から北東約1キロの住宅街。

2歳です。可愛い時だと思います。言葉も片言で話せたでしょう。
なぜ、そんな事をしたのか?理由が知りたいですね。

続報を待ちましょう。

2010/12/27追記
調べに対して容疑者は、おおむね容疑を認め、「懐かないので腹が立った」と供述している。
容疑者と女児の母親は以前、コンビニの同じ店舗で働いていて、2010年の夏ごろから3人で一緒に暮らし始めたという。
また、警察が26日に司法解剖をした結果、死因は肝臓を損傷して起きた失血死とわかった。
警察は、日常的に虐待が行われていた可能性も視野に調べを進めている。

2011/01/16追記
広島地検は15日、女児の母親の内縁の夫で、殺人容疑で広島県警広島東署に逮捕された男性容疑者(35)=同区山根町=を傷害致死罪で起訴した。

起訴内容は、昨年12月25日午前3~7時ごろ、自宅マンションの布団の上で寝ていた女児の腹部を踏みつけ、背中を足で蹴り、肝挫滅(ざめつ)で失血死させたとしている。

広島地検は「踏んだのも蹴ったのも1回で、自ら119番通報しており、殺意を認めるに足る十分な証拠がない」とし、殺人罪の適用を見送った。

| | コメント (2)

2010/12/18

滋賀県守山市女性殺害事件

12月17日午後10時40分ごろ、滋賀県守山市岡町のアパートで、帰宅した会社員の男性(31)が室内で知人女性が死亡しているのを発見する事件が起きている。

首付近に傷が数カ所あり凶器が見つかっていないことなどから、県警捜査1課は殺人事件とみて守山署に捜査本部を設置した。
捜査本部によると、死亡したのは同県草津市大路の家事手伝い女性(24)。
台所付近であおむけに倒れ首付近に数カ所の傷があり、着衣が乱れていたらしい。男性が勤務先から帰宅した際、玄関の鍵は掛かっていなかったらしい。

男性は、被害者と最近交際を始めたばかりだったと説明している。
捜査本部は室内にいた被害者が何者かに襲われたとみており、司法解剖をして、死因などを詳しく調べるとの事。

解剖の結果、17日正午ごろに死亡したことがわかった。
死因は出血性ショック死だったが、現場から凶器は見つかっていないようだ。
近所の人は、「おとなしい方ですよ。このごろは頻繁に来てたんちゃうかな」と話したようだ。
男性は17日午前9時20分ごろに、被害者を部屋に残して出勤したが、帰宅した時には、玄関の鍵が開いていたらしい。

現場から被害者の携帯電話がなくなっていたことが18日分かった。
遺体の傷が首付近に集中していたことも判明したようだ。
 
時系列情報は
17日
09時20分頃 部屋に被害者を残し男性が出勤
12時頃 死亡推定時刻
22時40分頃 帰宅した男性が死亡している被害者を発見

被害者は男性と交際を始めたばかりだったようだから、被害者が男性宅にいる事を知る人間は限られているのではないかな?
被害者が倒れていた場所は台所らしい。このアパートの間取りが分からないけど、犯人の足跡は残っているのかな?
土足の足跡の有無で犯人像が別れそうですね。

でも、「着衣が乱れていて」「首付近を刃物で刺された」
どちらが先だろう?
着衣が先なら、性的暴行目的なのかな?後なら偽装の可能性があるね。

続報を待ちましょう。

2010/12/23追記
京都府宇治市の会社員・男性容疑者(36)は今月17日、守山市のアパートで以前交際していた女性(24)の首を刃物で刺して殺害した疑いで21日逮捕されました。

取り調べに対して容疑者は、「殺すつもりでいた。果物ナイフを持って行った」と話しているらしい。

また、事件の半年前には復縁を迫ろうとした容疑者が、被害者の実家付近で果物ナイフを持っていたところを警察に見つかり、銃刀法違反の疑いで書類送検されていたらしい。

逮捕された男が所持していた携帯電話の1台が女性のものだったことがわかった。
容疑者は、福岡市内の交番に出頭した際、2台の携帯電話を持っていたが、うち1台が被害者のものであることがわかった。
容疑者は、大阪・高槻市に車を乗り捨てた後、新幹線で福岡市に逃走したが、警察は、犯行の発覚を恐れて携帯電話を持ち去ったとみている。

警察は、被害者に復縁を断られたことが犯行の引き金になったものとみて、さらに容疑者を追及している。

| | コメント (4)

長崎市香焼町猫虐待事件

15日、長崎市の路上で足の肉球を全て切断された猫が見つかる事件が起きている。

警察は、動物虐待の可能性もあるとみて調べている。

15日午後、長崎市香焼町の漁港近くの路上に、血だらけでうずくまっている猫を通行人が見つけたようだ。
猫は長崎市の動物病院に運び込まれて手当てを受けたが、16日朝に死んだらしい。
猫は足の肉球が全てそぎ落とされ、ひもできつく縛られたような痕があったという。

動物病院の獣医師によると、現場付近では去年春から、足の骨を折られたり、釣り針が何本も刺さったりした状態の猫が見つかっていて、警察は動物虐待の可能性もあるとみて調べているようだ。

去年の春からって一年以上も続いているって事か、周辺の方は注意した方がよさそうですね。

| | コメント (0)

茨城県取手市バス通り魔事件

17日午前7時40分頃、茨城県取手市中央町のJR取手駅西口ロータリーで、停車中の同駅発江戸川学園行き路線バスに男が乗り込み、江戸川学園取手中高校の生徒11人が包丁で刺されるなどした。

男は、後ろに停車した路線バスにも乗り込み、包丁を振り回して乗客2人にけがを負わせたが、居合わせた乗客に取り押さえられ、茨城県警に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。けがをした13人は市内の3病院に搬送され手当てを受けたが、いずれも軽傷らしい。

逮捕されたのは、住所不定、無職男性容疑者(27)。

容疑者は、県警のこれまでの調べに対し、「自分の人生を終わりにしたかった。不特定の人間を包丁で切りつけたことは間違いない」と話す一方、「殺してやろうとまでは考えていなかった」と殺意については否認している。
反省や後悔の言葉はないらしい。

また、数日前に自宅を出てから、取手市周辺で路上生活を続け、事件現場には「歩いて来た」と説明している。県警は17日夜、守谷市の容疑者の自宅を家宅捜索したようだ。

けが人はその後、新たに1台目のバスにいた高校の男子生徒1人が額に擦り傷を負って病院で治療を受けたことが判明。

中学生男女4人、高校生男女7人と、49歳と59歳の会社員女性を合わせて計14人に上った。いずれも全治1~3週間の軽傷という。容疑者も右手に切り傷を負っており、治療を受けた。

 

殺してようろとまでは考えていなかったか・・・そうなんだと思う。
殺そうと思えば、1人や2人は殺害する事が出来ただろうな。

自分の人生を終わりにしたかったか・・・
生きる事は辛い事もあり苦しい事もある。誰もがそれを日々飲み込んで生きている。
とは言え、限界と言う物もあるだろうと思う。
限界を超えた時に事件が起きてしまうんだろうな。
容疑者がどうしてこの事件を起こしたのか?その理由が知りたいね。

学生が沢山乗ったバスで事件を起こした・・・池田小事件を思い出しました。

続報を待ちましょう。

2010/12/18追記
容疑者(27)が「会社をリストラされた1年ほど前に、今回の事件で使った包丁を購入した」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。県警は職を失ったことが動機の一つになった可能性があるとみて、さらに詳しい取り調べを進める。

捜査関係者によると、容疑者は「今年春ごろになって、事件を起こそうという思いが強まった」という趣旨の供述もしている。

事件2日前の15日、この包丁(全長25センチ)と果物ナイフ(同20センチ)を持って守谷市の自宅を出て、取手市内の公園などで野宿して過ごし、事件当日の17日は歩いて現場の取手駅に向かったらしい。

知人によると、容疑者は高校時代に取手駅東口から徒歩5分の県立校に通っていたことから、駅周辺に土地勘があったとみられるようだ。

また事件時に手にしていた包丁は刃の背の部分に粘着テープが張られていたとの目撃証言があり、事前に襲撃の準備をしていた疑いがあるようだ。

自宅近くの住民らによると、斎藤容疑者は3年前に母親と死別し、一戸建ての住宅で父親と2人暮らしをしていた。リストラされた1年前ごろから家に引きこもるようになったらしい。

逮捕時の所持金はゼロだったようだ。

大学受験に失敗し、高校卒業後は職を転々としていたらしい。



| | コメント (4)

2010/12/16

仙台市猫惨殺事件

12月15日午前7時45分ごろ、仙台市のJR仙台駅前の歩行者用立体通路に、首が切断された猫の死体が放置されているのが発見される事件が起きている。

宮城県警仙台中央署は動物愛護法違反容疑で捜査している。
同署によると、猫は切り離された頭部を胴体の上に乗せた状態で通路の隅に置かれていたらしい。

雄で死後数日以内とみられる。現場付近に血液が飛び散った様子はみられず、別の場所で切断し現場に運んで放置した可能性が高いらしい。

わざわざ運んで人の目に触れるように放置するなんて悪意を感じるね。
その意味ではストレス発散と言うよりは悪意を持ったいたずらと言う所なのかな?
それとも、特定の人物に猫の遺体を見せたいとかあるのだろうか?

犯人逮捕に期待しましょう。

| | コメント (0)

2010/12/14

愛知県東浦町女性バラバラ事件

12月10日午後4時頃、愛知県東浦町森岡の五ヶ村西側の土手の草むらで、布団カバーのような袋にくるまれた遺体のような物を通行人の男性が発見する事件が起きている。

県警は女性の遺体と確認、頭部と両足が切断されていた。

遺体は黒の半袖ブラウスと下半身は下着姿で、靴は履いていなかった。
両足は太股から切断されており、両足、頭部ともに現場周辺からは見つかっていない。切断面以外に目立った外傷は無く、死後あまり時間がたっていないと見られる。

遺体は名古屋市瑞穂区関取町、職業不詳72歳女性と判明。
遺体が放置されていたのは堤防道路から数メートル下の草むらで、遺体や周辺に血痕が少ない事から、特捜本部は別の場所で切断された後、現場に捨てられたと見ている。

女性が暮らすアパートの管理人によると、女性は男と二人ぐらしだった。

警半田署捜査本部は12日、死体損壊・遺棄容疑で、被害者と同居していた名古屋市瑞穂区関取町、アルバイト警備員男性容疑者(66)を逮捕した。

 

捜査本部によると、容疑を認め「間違いありません」と供述。被害者殺害も認めており、捜査本部は今後、殺人容疑で再逮捕し、動機を調べる。
逮捕容疑は9日深夜、瑞穂区のアパートで、被害者の遺体を包丁やのこぎりで切断した上、シーツなどに包んだ胴体部分を乗用車で東浦町の川まで運び、翌10日午前3時半ごろ、土手の草むらに捨てた疑い。

県警半田署の特捜本部は13日、死体損壊と死体遺棄容疑で逮捕した容疑者(66)の供述に基づき、同県大府市内で被害者の頭部と両足を発見したと発表した。

特捜本部によると、頭部は12日深夜、胴体部分の発見現場から北西約1・6キロの同市大東町の東部知多温水プール駐車場で、両足は13日未明、さらに約3キロ北の同市北山町の雑木林で発見された。頭はむき出しの状態で駐車場の用水路(幅約2メートル、水深約10センチ)の水につかっており、殴られたような形跡はなかった。

両足は素足で毛布にくるまれていたという。 調べでは、容疑者は12月9日深夜頃、アパートの自室で、包丁やのこぎりなどで被害者の遺体を切断し、勤務先の乗用車で運んで遺棄した疑い。

高齢の場合、葬儀や埋葬の費用が無くて遺体を遺棄してしまう事があるけれど・・・
死亡の経緯と切断した理由が知りたいですね。続報を待ちましょう。

2010/12/23追記
死体遺棄容疑などで逮捕されたアルバイト警備員、男性容疑者(66)が「(被害者さんが)邪魔になって殺害した」との趣旨の供述をしていることが22日分かった。
容疑者は殺害方法についても具体的な供述を始めており、県警半田署特別捜査本部は殺人容疑で再逮捕し、詳しい動機を追及する方針らしい。

特捜本部は2人が住んでいた瑞穂区のアパートから、容疑者に宛てて長く会っていない家族から最近差し出された手紙を押収した。動機の解明につながる可能性があるとみて内容の裏付けを進めているとの事。

捜査関係者によると、容疑者はこれまでに、被害者の首を電気コードで絞めて殺害したと供述しているという。特捜本部は容疑者が殺害後に遺体の処置に困り、持ち運びやすいように頭部や両脚を切断して遺棄したとみているらしい。
一方、名古屋地検は同日、容疑者の勾留期限を10日間延長する。来週中にも死体遺棄罪などで起訴する方針らしい。

2010/12/30追記
死体遺棄容疑などで逮捕されたアルバイト警備員、男性容疑者(66)が、県警半田署特別捜査本部の調べに対し、約20年間別居していた妻と「もう一度暮らしたかった」との趣旨の供述をしていることが28日分かった。同本部は、容疑者が妻との関係を修復するために被害者が邪魔になって殺害したとみて、年明けにも殺人容疑で再逮捕する方針だ。

容疑者は以前、山梨県内で電子部品関連会社を経営していたが、経営が悪化して投げ出し、妻や3人の子どもを残して同県を離れたという。約20年前から名古屋市で被害者と暮らしていたが、妻との婚姻関係は解消せず、被害者には妻の存在を隠していた。

特捜本部は、瑞穂区のアパートから妻が最近、容疑者にあてた手紙を押収している。被害者が手紙を読んだ形跡はなかったが、容疑者の当時の心情を知る手掛かりになると見ている。容疑者はこれまでに「被害者が邪魔になった」と殺害を認める供述をする一方、殺意が芽生えたのは事件の数日前だったと話しているという。

一方、名古屋地検は同日、容疑者を死体遺棄と死体損壊の罪で名古屋地裁に起訴した。12月10日ごろ、瑞穂区のアパートの風呂場で被害者の遺体をのこぎりと包丁で切断し、東浦町や大府市に遺棄したとされる

年老いて実の子供と暮らしたいと思うのは分かるけど、その反面、20年も同居していた女性が邪魔だから殺害し遺体を遺棄するなんてね。
犯罪の原因の一つが人間のエゴなんだろうなと思わせる事件ですね。

| | コメント (6)

2010/12/10

山口県下関市6歳女児殺害放火事件その4(続報と動機)

続報です。
1)次女の布団から尿反応が検出されていたことがわかった。
県警は、次女が寝ている間に殺害された可能性があるとみている。
捜査関係者によると、次女の布団からは比較的新しい尿の反応が出たほか、次女が事件当日に着けていた下着からも尿反応があった。
このため、県警は次女が、布団の上で犯人から首を絞められた際に失禁した可能性があるとみている。

2)住民によると、玄関の傘立てや靴が燃えており、消し止めたが、焼けた新聞紙のようなものがあったという。
県警捜査本部によると油がまかれたような跡はなかったという。県警は莉音ちゃんを襲撃した人物が紙類を使って放火した可能性もあるとみて調べている。

とこんなところだね。
部屋で殺害した女児の遺体を部屋の外に運び出す・・・遺体を隠そうとしたと考えるの無難なところかと思うが・・・
それでは、すぐに見つかるような場所に遺体を放置した事に矛盾する。

更に遺体の上半身の服を脱がす理由も見つからない。
性的暴行を連想させるにしてはちょっと中途半端に思えるね。

それに、放火の理由が問題で犯人は残った子供を焼死させないように加減したようにも見えるよね。

少なくとも犯人は事件を隠そうとはしていないように見える。
それが、隠す意図が無かったのか?それとも隠せなかったのか?は今の段階では分からない。

ただいつもの妄想ですが、これらの不可思議な行動を説明できる理由が一つだけ思いつきました。
親にとって一番小さい子供には手間が掛かる為、傍目には一番愛情を注いでいるように見える。
次女を殺害したのは、母親が一番愛しているように見える子供を殺害したのではないか?
次女の遺体を見つかるように隠したのは明確に殺人事件だとアピールする為。
次女の服を脱がせたのも、遺体をより悪い状態にする為。
そして、放火したのは、その場で騒ぎを起こし、その場に居ない母親を社会から責めさせる為ではないのか?

つまり、一連の行動は全て、母親を苦しめる為の行動ではないのか?

と考えると、怨恨の線もありそうなんだけど、それにしても結果に対する犯罪意識が薄いように思える。
そう、この事件を起こしたのは犯人自身の責任ではないと犯人が考えているかもしれないね。

犯人逮捕に期待しましょう。

2010/12/31追記
近くの側溝に遺棄された女児の遺体には、隠蔽(いんぺい)しようとした形跡がないことが27日分かった。県警下関署捜査本部は、犯人が室内で首を絞めて殺害後、慌てて遺棄して逃走した可能性もあるとみている。
捜査関係者によると、側溝周辺には落ち葉や土などが多くあったが、女児の遺体には、落ち葉や土などをかぶせて隠そうとした形跡がなかったという。遺体は溝にすっぽりと収まる形で置かれていた。

参考リンク
山口県下関市6歳女児殺害事件その3山口県下関市6歳女児殺害放火事件その5(殺害の状況)

| | コメント (48)

2010/12/09

大阪府寝屋川市0歳児虐待事件

生後間もない長男の体を踏みつけるなどして骨折させたとして、大阪府警寝屋川署は7日、傷害容疑で寝屋川市太秦(うずまさ)桜が丘の会社役員、男性(37)と妻(31)の両容疑者を逮捕する事件が起きている。
寝屋川署によると、男性容疑者は自身の暴行は認めているが、女性容疑者の関与は否定。女性容疑者も否認しているという。

逮捕容疑は4月上旬から5月31日までの間、自宅で、当時4~6カ月だった長男の股関節付近を踏むなどの暴行を複数回加え、足や腕の骨を折る重傷を負わせたとしている。長男は現在、乳児院に保護されており、回復している。

寝屋川署によると、男性容疑者は「いらだって暴行した」と話すものの妻の共謀は否定。女性容疑者は「夫が足で踏んだのは分かっていたが、自分はやっていない」と供述しているという。

大阪府中央子ども家庭センター(児童相談所)によると、6月1日に女性容疑者が「オムツを替えるときに痛がる」と長男を病院に連れて行った際、病院側が同センターに連絡して虐待が発覚。両容疑者はセンターとの面談では「抱っこしていたときに誤って落とした」「気づかずに布団の上から踏んでしまった」などと説明していた。

男性容疑者は女性容疑者と長男、長女(3)の4人家族。父(63)や兄、姉らと同居していたが、直接行き来ができない別の階で生活していたらしい。

ストレス発散に0歳児を踏みつけるなんてもはや親子の情なんて無いんだろうな・・・

| | コメント (8)

豊田市女子高生殺害事件その9(遺留品情報)

県警豊田署捜査本部は8日までに、現場に残されていた荷造り用結束ベルトやタオルと同型の製品を公開した。いずれも犯人のものとみられ、ベルトで被害者を縛ろうとした可能性が高いという。タオルは被害者の口に詰め込まれていた。

 事件の約2週間前、現場から約10キロ離れた豊田市内のホームセンターで、このベルトや被害者の首付近に巻かれたビニールテープと同じ製品を購入した客がおり、捜査本部は関連を調べている

捜査本部などによると、結束ベルトは白色で長さ約2メートル。大阪府内の会社が2004年春から事件発生までに約1万2000本を製造し、全国のホームセンターで販売された。ベルトは短く切られ、輪の状態で被害者の遺体近くに落ちていたといい、捜査本部は犯人が被害者の手を縛ろうとしたとみている

タオルは水色で25センチ四方の大きさ。抗菌効果がある光触媒加工がされていた。名古屋市内の会社が02年7月~09年3月まで製造し、全国で約2400枚が販売された。発見されたタオルは中古品で色が落ちており、遺族の話から被害者のものではないことが確認された。

犯人逮捕に期待しましょう。

| | コメント (1)

埼玉県越谷市乳児投げ落とし事件

出産した女児を投げ捨て、殺害したとして、殺人罪に問われた埼玉県越谷市南荻島、風俗店従業員女性被告(24)の判決が9日、さいたま地裁であった。

裁判長は「人間の尊厳を無視しており冷酷で結果は重大」として、懲役3年(求刑・懲役5年)の実刑判決を言い渡したようだ。

判決によると、被告は3月10日午前4時頃、同市内にある、同居していた40歳代男性宅マンションのトイレで女児を出産。直後に女児を袋に入れ、2階の玄関前通路から約6メートル下の畑に投げ落とし、凍死させた
当時気温は1・4度だった。女児の父親は男子大学生で、事件当時すでに交際をやめていたらしい。

そんな事なら生まなければよかったのにと思うのだが・・・
たとえ、交際が継続していたとしても、学生では生活力が無いだろう、いずれ破綻するのは予測できたと思うのだが・・・

子供を生む事、妊娠する事ってのは命に責任を持つ事だと思うんだよね。
それなりの覚悟が必要なんじゃないかな?

| | コメント (2)

2010/12/06

山口県下関市6歳女児殺害放火事件その3(第一印象とあれこれ思う事)

とりあえず、第一印象とあれこれ犯行の流れを考えてみます。
まず、何らかの方法で犯人は被害者宅に侵入した。
ドアを開けるだけなら中の子供に開けさせた可能性もあるが部屋の中の電気コードを切断するのは侵入するしかないでしょうね。

犯人は部屋に侵入し、そして何をしたか?
1)電気コードの切断
2)寝ている次女、または次女の遺体を運び出す
3)今の段階では分からないが次女の殺害
4)次女の上着を脱がす

部屋を出てから何をしたか?
5)次女の殺害
6)次女の上着を脱がす
7)次女の遺体を側溝に隠す

次女を側溝に隠してから何をしたか?
8)部屋に戻り放火、但し灯油などは使用せず。
9)逃走

今の段階で
殺害場所、上着を脱がせた場所、放火のタイミングは分かりません。だけど、放火のタイミングは殺害後だろうと思います。
殺害前に放火の場合、火災に誰がいつ気づくか予測できないでしょう。放火直後に火災に気づかれた場合、次女を殺害する時間的な余裕がなくりなります。

ここまで考えて、気づくことは、電気コードにしろ、放火の方法にしろ犯人は殺害する為の道具を用意していません。

その意味で、犯人が部屋に侵入した理由は誰かを殺害する為では無かったのだと思います。

ところが、部屋に入った後に突然、殺意が出てくる。
それは、電気コードを部屋の中で準備した事です。
犯人が侵入後に次女に気づかれて、咄嗟に殺害したのなら、電気コードを用意する時間が無いはずで、手で首を絞めた扼殺になったでしょう。あるいは咄嗟に電気コードで首を絞めて殺害し、凶器を持ち去った可能性もありますが・・・

しかし、部屋で殺害して遺体を外に持ち出したのであれば、どうして発見されやすい現場近くの側溝に遺体を放置したのか?
事件の隠蔽が目的なら目的意識に矛盾しますよね。
それは、放火も同じで事件の隠蔽を目指すなら全焼させるような方法でなければ意味が無い。

逆に部屋の外で殺害したのなら、屋内の電気コードを凶器に使った理由が分からない。
殺害する事を決めてから連れ出した事になる。
次女が暴れて、他の子供が気づくのを恐れたのだとしたら、殺害する対象は最初から次女一人と言う事になる。

放火の理由も分かりません。放火せずにそのまま逃走すれば、子供達が目覚めるまで、あるいは周辺住民が次女の遺体に気づくまでの時間が稼げたはずなのに、あえて、犯行直後に騒ぎを起こそうとしているように見えます。

私には犯人が何かをアピールしたかった様に思えます。

最後の疑問が殺害されたのはなぜ、次女なのか?と言う点です。
もし、犯人が子供全員を殺害しようと思ったのなら、それは可能だったと思います。

犯人には次女を殺害する理由があったのだと思います。
理由は今の所、分かりません。
思いつく所では
・次女に恨みがあった。
・次女が死亡する事で犯人になにか有利な事があった。
・運ぶのに一番体重が軽かった。
・次女を殺害する事で伝えたいメッセージがあった。

それから、放火の理由についてはもう一つ合理的な理由が考えられるけど、それは今回はふれない事にしよう。

もし、顔見知りの犯行なら逮捕にそれほど時間はかからないだろうと思うし、そうで無い場合でも捜査の手は犯人に近づいているでしょう。

続報を待ちましょう。

参考リンク
山口県下関市6歳女児殺害事件その2(続報)山口県下関市6歳女児殺害事件その4(続報と動機)

| | コメント (10)

2010/12/05

埼玉県東松山市ベビーシッター殺害事件

12月1日、同居する女児を暴行して死亡させたとして、埼玉県警は同県熊谷市新堀新田、無職女性容疑者(34)を傷害致死容疑で逮捕した。

発表によると、容疑者は11月24日夕、同県東松山市松葉町、塗装工男性(48)方で、男性の長女(5)の頭を、玄関ドアに打ちつけるなどして、2日後の26日未明、低酸素脳症で死亡させた疑い。

暴行したのは、長女と買い物に出かけ帰宅した直後といい、「歩くのが遅くてイライラした。しつけで普段からたたいていた。しつけが過ぎてしまった」と供述しているらしい。

男性は仕事の都合で数日間、不在だった。長女が倒れたため、容疑者が25日午後に119番し、搬送先の病院の医師が、虐待の疑いがあるとして県警に連絡したとの事。

容疑者は8月に男性とインターネットで知り合い、11月からベビーシッターとして同居していた。長女の全身には打撲痕があるといい、県警は日常的な虐待があったとみて調べるらしい。

容疑者が、「わたしが面倒を見たい」と、自ら女の子の世話を申し出ていたことがわかった。
警察によると、長女の父親と2010年8月に出会い系サイトで知り合った容疑者は、その後、父親が長女を児童相談所に預けようとした際に、自ら「面倒を見たい」と、住み込みのベビーシッターとして雇うよう申し出ていたことが明らかになった。

11月初旬から始まった同居生活。
近所の人は、「『何で? どうしてできないの? どうしてできないの?』というのをずっとくり返しくり返し言っているので、24日の午後には、動物みたいな声が『ギャー』と」と話した。
警察は、長女の体に残されたあざなどから、容疑者が日常的に虐待していたとみており、特に長女の父親が仕事で家を空けた11月18日以降、容疑者と長女が2人きりで生活していた間に、虐待が繰り返されたとみている。

長女の父親は警察に対し、「虐待やあざのことは知らなかった」と話している。

さてと、この事件は偶然起きたのだろうか?
父親は生活する為に働く。しかし、仕事で家を空ける事もあり子供の面倒は見れない。
だから児童相談所に預けようとした。この判断は間違っていないと思う。

問題はその後だね。
8月に知り合った女性に11月からベビーシッターとして34歳の女性を住み込みで雇った。
忙しくて異性と知り合うチャンスの無い人がネットで知り合うと言うのも仕方が無い事だと思うし、それで幸せになっているカップルもいるのだから、それ自体が悪い事ではないと思う。(リスクはありますが)

ただ、ベビーシッターの仕事ができるような女性だったのか?そのあたりの判断はどうだったのだろうか?
実の母親でさえ、虐待事件を起こしてしまう。それほどまでに子育ては難しいです。
この女性は無職で住み込みを希望したと言うのは子供を育てたいのではなくて、仕事と住む場所が欲しかったのではないのかな?

この女性は出産経験があるのか?育児の経験があるのか?
そのあたりの情報は聞いたのかな?
児童相談所とこの女性を秤にかけて、女性の方を選んだのだろうけど。不安があるならプロの児童相談所を選ぶべきだったのではないのかな?

とは言え、この女性との生活の方が女児が幸せになれると判断したのかもしれないので、なんとも言えません。
ベビーシッターの件について、誰かに相談したのかな?

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

2010/12/04

滋賀県米原市女性殺害事件その8(判決)

殺人罪に問われた会社員、男性被告(41)の裁判員裁判の判決が2日、大津地裁であり、裁判長は「被告の供述は極めて不自然、不合理」として懲役17年(求刑無期懲役)を言い渡した。

検察側は直接的な物証を得ることができず、被告は逮捕段階から一貫して殺害を否認し、無罪を主張していた。判決は、状況証拠の積み重ねなどから、被告の犯行と断定したようだ。

 

公判で検察側は、被告が被害者との間で異性関係をめぐりトラブルを抱えていたと指摘する一方、被告の車の中やタイヤの内側から被害者の血痕が見つかり、殺害現場で犯行時間帯に被告の車に似た車両が目撃されたことなどを状況証拠に挙げていたらしい。

 

これに対し、弁護側は、被告と被害者との関係は良好で「殺害の動機がない」と主張。車内の血痕は「被害者の鼻血など」と説明し、被告は「真犯人には強い憎しみを覚える。私は犯人ではない」と訴えていたようだ。

 

11月4日に始まった審理は裁判員裁判で最長の10日間に及んだほか、一部の被告人質問が異例の非公開となったらしい。

確実な物証は無かったか・・・こんな事件で裁判員になると判断は難しいだろうね。

参考リンク
滋賀県米原市女性殺害事件その6滋賀県米原市女性殺害事件その7

修正履歴
11/10/10 タイトル7を8に変更(7が重なってました)、参考リンクに直前のその7を追加

| | コメント (4)

山口県下関市6歳女児殺害放火事件その2(続報)

続報です。
1)自宅アパートにある電化製品の電気コードが切断され、無くなっていることが分かった。次女はひものようなもので絞殺されたことが判明しており、県警は電気コードが凶器に使われた可能性もあるとみて調べている。

室内で切断された電化製品の電気コードは見つかっておらず、県警は犯人が次女を電気コードで殺害した後、証拠隠滅のためコードを持ち去った可能性もあるとみている。

2)母親が事件前日の先月27日夜に出勤する際、玄関を施錠して出たと話しているようだ。

3)県警の調べに対し、長男は「(次女が)いなくなったことは気づかなかった」と説明しているようだ。

4)長男たちを助けた周辺住民は、「事件当時、不審者を見たり、不審な物音は聞こえなかった」と話しているようだ。

5)同じアパートの住人によると、事件の5日ほど前、長男がアパート駐車場で鍵を探していたという。当時、長男は「鍵がなくなった。盗まれたか、自宅のポストを開けた時に何かに紛れたのかもしれない」と話したという。

6)被害者宅の玄関やベランダの窓がこじ開けられた跡はなく、県警は犯人が玄関から侵入した可能性が高いとみて調べているらしい。

7)住民によると、28日午前5時前「ドンドン」という音が聞こえた。窓から見るとアパート敷地内に白い車が止まり、車のそばに赤い帽子をかぶった中年とみられる男が立っていたという。

その約10分後、外から「助けて」という女の子の声が聞こえ、その後、泣き声に変わったという。再び外を見ると、白い車は隣のアパートとの間を抜け、アパートの敷地を出て北に走り去ったという。被害者方玄関が燃えたのはこの後だったらしい。

さて、こんなところですが、何から考えようかな・・・・
4)と7)の内容が微妙に食い違うような気がするけど、別の住民の話なんだろうね。

参考リンク
山口県下関市6歳女児殺害事件山口県下関市6歳女児殺害事件その3(第一印象とあれこれ思う事)

| | コメント (15)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »