埼玉県東松山市ベビーシッター殺害事件
12月1日、同居する女児を暴行して死亡させたとして、埼玉県警は同県熊谷市新堀新田、無職女性容疑者(34)を傷害致死容疑で逮捕した。
発表によると、容疑者は11月24日夕、同県東松山市松葉町、塗装工男性(48)方で、男性の長女(5)の頭を、玄関ドアに打ちつけるなどして、2日後の26日未明、低酸素脳症で死亡させた疑い。
暴行したのは、長女と買い物に出かけ帰宅した直後といい、「歩くのが遅くてイライラした。しつけで普段からたたいていた。しつけが過ぎてしまった」と供述しているらしい。
男性は仕事の都合で数日間、不在だった。長女が倒れたため、容疑者が25日午後に119番し、搬送先の病院の医師が、虐待の疑いがあるとして県警に連絡したとの事。
容疑者は8月に男性とインターネットで知り合い、11月からベビーシッターとして同居していた。長女の全身には打撲痕があるといい、県警は日常的な虐待があったとみて調べるらしい。
容疑者が、「わたしが面倒を見たい」と、自ら女の子の世話を申し出ていたことがわかった。
警察によると、長女の父親と2010年8月に出会い系サイトで知り合った容疑者は、その後、父親が長女を児童相談所に預けようとした際に、自ら「面倒を見たい」と、住み込みのベビーシッターとして雇うよう申し出ていたことが明らかになった。
11月初旬から始まった同居生活。
近所の人は、「『何で? どうしてできないの? どうしてできないの?』というのをずっとくり返しくり返し言っているので、24日の午後には、動物みたいな声が『ギャー』と」と話した。
警察は、長女の体に残されたあざなどから、容疑者が日常的に虐待していたとみており、特に長女の父親が仕事で家を空けた11月18日以降、容疑者と長女が2人きりで生活していた間に、虐待が繰り返されたとみている。
長女の父親は警察に対し、「虐待やあざのことは知らなかった」と話している。
さてと、この事件は偶然起きたのだろうか?
父親は生活する為に働く。しかし、仕事で家を空ける事もあり子供の面倒は見れない。
だから児童相談所に預けようとした。この判断は間違っていないと思う。
問題はその後だね。
8月に知り合った女性に11月からベビーシッターとして34歳の女性を住み込みで雇った。
忙しくて異性と知り合うチャンスの無い人がネットで知り合うと言うのも仕方が無い事だと思うし、それで幸せになっているカップルもいるのだから、それ自体が悪い事ではないと思う。(リスクはありますが)
ただ、ベビーシッターの仕事ができるような女性だったのか?そのあたりの判断はどうだったのだろうか?
実の母親でさえ、虐待事件を起こしてしまう。それほどまでに子育ては難しいです。
この女性は無職で住み込みを希望したと言うのは子供を育てたいのではなくて、仕事と住む場所が欲しかったのではないのかな?
この女性は出産経験があるのか?育児の経験があるのか?
そのあたりの情報は聞いたのかな?
児童相談所とこの女性を秤にかけて、女性の方を選んだのだろうけど。不安があるならプロの児童相談所を選ぶべきだったのではないのかな?
とは言え、この女性との生活の方が女児が幸せになれると判断したのかもしれないので、なんとも言えません。
ベビーシッターの件について、誰かに相談したのかな?
続報を待ちましょう。
| 固定リンク
コメント