大阪府寝屋川市0歳児虐待事件
生後間もない長男の体を踏みつけるなどして骨折させたとして、大阪府警寝屋川署は7日、傷害容疑で寝屋川市太秦(うずまさ)桜が丘の会社役員、男性(37)と妻(31)の両容疑者を逮捕する事件が起きている。
寝屋川署によると、男性容疑者は自身の暴行は認めているが、女性容疑者の関与は否定。女性容疑者も否認しているという。
逮捕容疑は4月上旬から5月31日までの間、自宅で、当時4~6カ月だった長男の股関節付近を踏むなどの暴行を複数回加え、足や腕の骨を折る重傷を負わせたとしている。長男は現在、乳児院に保護されており、回復している。
寝屋川署によると、男性容疑者は「いらだって暴行した」と話すものの妻の共謀は否定。女性容疑者は「夫が足で踏んだのは分かっていたが、自分はやっていない」と供述しているという。
大阪府中央子ども家庭センター(児童相談所)によると、6月1日に女性容疑者が「オムツを替えるときに痛がる」と長男を病院に連れて行った際、病院側が同センターに連絡して虐待が発覚。両容疑者はセンターとの面談では「抱っこしていたときに誤って落とした」「気づかずに布団の上から踏んでしまった」などと説明していた。
男性容疑者は女性容疑者と長男、長女(3)の4人家族。父(63)や兄、姉らと同居していたが、直接行き来ができない別の階で生活していたらしい。
ストレス発散に0歳児を踏みつけるなんてもはや親子の情なんて無いんだろうな・・・
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コメント
投げ落としといい、この踏みつけといい、もう、言葉を失う。
驚きや悲しみ、嘆き、叫びなんかが一気に来る感じで言葉が詰まって出ない。
でも現実問題として冷静に受け止めて、何か表現なり行動なりに変えてく必要があると私自身思っています。
子供を守りたければ、そういう親を批判する前に、何故今そういう親が多く存在する日本であるかを考えなくちゃならない
またまた途方もなく言葉を失ってしまう
目先の事だけでは根本は変わらずいたちごっこだろうと思う
いくら通報や制度が整ってもそういう親が存在する事には変わりがない
一人でも多くの子供を救う事は大前提だけど
それだけじゃ足りないと思えてならない
投稿: りさりん | 2010/12/13 00:21
全く同感。
事件の度に法的な刑罰を後から課しても解決にならない。
死亡事件を見ると、先生や児童相談所職員、警察が訪ねても得てして嘘の言い逃れが巧い親だったりするのが恐ろしい。
今回は病院側の判断により保護された例となったが、死亡例では発覚を恐れ行かせないでいた事件もかなりある。
通報と言っても間違っていけないのは、親を逮捕するのが目的ではないということ。
逮捕を恐れて益々隠蔽に走っては本末転倒だ。
センター通報→警察通報は必ずしも逮捕・起訴の必罰主義に拘らず、保護を目的とする事を警察には先ず願いたい。
何故繰り返し起こるのかをもっとしっかり検証分析し、国レベルで根本的な対策が打たれる事を願う。
投稿: 世田谷東金松戸浜田 | 2010/12/13 16:32
虐待の事件を見るたびに考えさせられます。
この人たちは子供が憎いのか?
子供が嫌いなのか?
嫌いで憎いのならなぜ産んだのか?
子供を育てる気もないのに生まれてしまったから虐待をするのか?
しかし、児童相談所が引き離しても、引き取りにいく親も多く、
引き取った後また虐待を始めるのはどうしてなのか?
本来なら親になるべきでない人が親になってしまった、
そんな気がしてなりません。
投稿: simatyan | 2010/12/13 17:26
>shimatyan さん
虐待する親を擁護するわけではありませんが、確かにイライラしてしまう事は、子育てをしている限り誰しも経験することだと思います。
親も神様や仏様ではありません。
つい感情で怒ってしまったりすることは仕方のない事です。
児童相談所から引き取って虐待するケースも、引き取る際には『今度は大丈夫、ちゃんと愛せる』と思っていたのかもしれません。
もちろんこれは単なる私の憶測ですので、全てがあてはまるという訳ではありませんが、物事の一面しか見ずに『これはこうだ』と言い切るのは良くないかなと。
確かに、この踏みつけや、投げ落としなど考えられない虐待も存在し、それは無くしていかなくてはならない問題だと強く思います。
けれど、全てが、子供が嫌いで憎くて起こった事件ではないと思うのです。
親になるべきではない人とありますが、では逆に、親になるべき人とか、そういうのがあるのでしょうか?
私は、そんなものはないと思っています。
投稿: シングルママ | 2010/12/15 23:39
シングルママさんへ
親が神様や仏様でないのはわかります。
感情でつい怒ってしまうのもよくあることで、これらを全て否定してしまっては
子育てが成り立たないこともよくわかります。
ただ事件を引き起こす親の場合、一時の感情での怒りを飛び越えてしまうケース
が非常に多いようです。
つまり大抵の親なら踏みとどまるところを、一線いわゆるボーダーラインを越え
てしまうからこそ事件になるのです。
再虐待の場合はそれが日常的に繰り返されるのです。
繰り返し日常的に虐待にあった子供の精神状態がどのようなものであるか、
おわかりになるでしょうか。
NHKのクローズアップ現代では、子供が受けるPTSDの危険性について
解説していました。
一時的な感情に任せた叱り方と、病的な虐待とは区別しなければいけません。
親になるべき人や親になるべきではない人などいないと仰っていますが、
親としての適性に欠ける人は確かに存在します。
今月15日、法制審議会の部会が親権の一時停止制度の新設を柱とする要綱案
を示したことで、児童養護施設の職員らは「対応しやすくなる」と歓迎しています。
また現状では親の親権を停止する以外方法はありません。
発達障害患者がそのまま大人になり、親となっても今までは見分けもつかず、
口出しも出来なかったのですが、これである程度虐待に苦しむ子供を救うこと
が出来そうです。
子供は親の持ち物ではないのと同時に、親は子供の一生を台なしにする権利も
ないのです。
投稿: simatyan | 2010/12/16 10:18
> simatyan さま
説明ありがとぅございました。
分かりやすく書いていただいたおかげで納得できました。
投稿: シングルママ | 2010/12/16 21:39
親になるべきでない人間はいます
それはどんな理由があれ子供を結果ころしてしまった人は間違いなくそうだと思います
投稿: きあら | 2010/12/28 02:35
あと子育てがしんどいと言う人も生まなくていいと思う
しんどくて大変だけどやりたいからやってるという人は別だけど
子供を育てたい 子供を育てるのが私がしたい事なんだという人だけが子供を生む資格のある人だと思います
投稿: きあら | 2010/12/28 02:47