« 神奈川県大和市3歳女児虐待事件 | トップページ | 山口県宇部市女児切りつけ事件 »

2011/01/23

茨城県龍ヶ崎市女性放置死事件

1月3日午後0時10分ごろ、茨城県龍ケ崎市小柴のアパートで無職女性(20)が死亡しているのが発見される事件が起きている。
茨城県警竜ケ崎署が4日、司法解剖した結果、手足などの古傷が原因で衰弱死したことが判明した。

同署によると、傷が長期間完治せず、抵抗力を失っていた可能性がある。傷ができた経緯などを調べている。

女性は姉(22)と2人暮らし。3日昼、女性が起きてこないことを不審に思った姉が異変に気付き、「妹が息をしていない」と119番通報したようだ。

しかし、事件は意外な方向へ動き出す。
県警竜ケ崎署は1月22日、暴行して女性(20)を殺害したとして、姉の無職、女性容疑者(22)ら3人を逮捕した。捜査関係者によると、4人は同居していたという。

女性容疑者(姉)の他に殺人容疑で逮捕されたのは、同市松葉、無職、男性容疑者(23)、派遣社員、女性容疑者(43)。男性容疑者と女性容疑者(43)はこの日、詐欺容疑では釈放後、殺人容疑で再逮捕された。

同署の調べに対し、男性容疑者は「被害者が言うことを聞かず、気にいらなかった。虐待を繰り返して死なせたことは間違いない」と容疑を認めている。

調べによると、男性容疑者らは共謀して。昨年9月中旬~12月下旬の間、アパートの部屋で被害者に殴る蹴るの暴行を加えた。さらに、食事を与えず衰弱させ、事件の発覚を恐れて治療を受けさせずに放置した疑いが持たれている。被害者は1月3日ごろ、敗血症により死亡。傷が化膿(かのう)して感染症で衰弱死した。

姉妹は奈良県大和郡山市出身。女性容疑者(姉)と男性容疑者はインターネットのチャットサービスを通じて知り合ったという。アパートは昨年6月ごろ、女性容疑者(姉)が借り、8月からは大学を休学した被害者も同居するようになったようだ。

これまでの調べでは、被害者は監禁された形跡はないとみられ、同署では4人の生活実態の解明を急いでいる。

男性容疑者らは昨年8月、部屋を訪ねてきた姉妹の母親(58)=奈良県大和郡山市=を「長女(女性容疑者(姉))に1千万円貸している」と偽り、現金5万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕されていた。

被害者の異変に気付き女性(姉)容疑者が119番通報する直前の3日正午ごろ、男性容疑者と女性容疑者は牛久市内のカラオケ店へ出かけた。2人を乗せたタクシーの運転手は「男は大柄だが顔は幼く、犯罪にかかわっているようには見えなかった。緊迫した様子もなかった」と話していたらしい。

4人の関係がよく分からない。
被害者は休学中だったらしいが、他の3人の内、2人は無職、43歳女性が派遣社員との事だが・・・
生活費はどうしていたのか?
家賃だってあっただろうに・・・

被害者と容疑者(姉)の母親から1千万円のお金をだまし取ろうとしたようだし、経済的には行き詰まっていたように見える。

被害者はなぜ、休学したんだろう?そして、なぜ、同居したのだろう?

しかし、虐待の果てに死ぬまで放置されて死ぬなんて、どれだけ苦しんだろうか?
容疑者達は同じ家にいてそれを見ているはずなんだけど、何を感じ何を考えたのか?

大阪府門真市少女変死事件と似ている事件なのかもしれないね。

続報を待ちましょう。

2011/01/25日追記
共犯として逮捕された女性の姉も、男から暴行を受けていたことがわかった。
警察のその後の調べで、男性容疑者が、姉の女性容疑者にも暴力を振るっていたことが新たにわかった。
被害者は、男性容疑者らと同居を始めた女性(姉)容疑者を心配し、同居生活に加わり、暴行を受けるようになったとみられている。

被害者の体に熱湯をかけられたようなやけどがあったことが24日分かった。

また、容疑者3人が、インターネットの音声投稿サイトで“実力者”だった同市松葉、無職、男性容疑者(23)を中心に意気投合し、同居していたらしい。
男性容疑者の虐待は女性(姉)容疑者と派遣社員、女性容疑者(43)の目前で日常的に行われていたほか、男性容疑者は女性(姉)容疑者らにも殴るなどの暴行を加えていたとみられ、県警では被害者を加えた4人が男性容疑者をリーダー格として共同生活していたとみて、虐待の経緯や動機を慎重に調べている。

音声投稿サイトは、利用者がネット上に声や音を公開することができ、声優やナレーターの志望者に人気が高い。捜査関係者によると、同サイトで有名投稿者である男性容疑者に、「声優になりたい」と話していた女性(姉)容疑者がサイト内のチャット機能で接触、親しくなった。同じ室内でもチャットで会話することがあったらしい。

被害者が通っていた関西の私大によると、被害者は「翻訳に関心がある」と併設の短大から大学の国際関係の学部に編入。成績優秀で、昨年9月にマーシャル諸島で行われたフィールドワークに参加予定だったが、出発日に姿を現さなかったらしい。

捜査関係者によると、男性容疑者は被害者に声をかけても無視されたことなどに腹を立て「お湯をかけたり、殴ったりした」と供述している。また、同容疑で逮捕された派遣社員、女性容疑者(43)、女性(姉)容疑者(22)の2人は、男性容疑者の暴力を「そばで見ていても、止めなかった」と話しているらしい。

ネットってのは不思議な物で長い間、交流していると現実世界で昔から交流があったかのように思える時がある。だけど、やはりネットの中では相手の事は限られた一部しか見てないと思った方が良いでしょう。
実態が違うと思ったのなら、やはり交際は慎重になった方が良いのではないかな?すくなくとも、相手の実態が分かるまではさ。

2011/02/05追記
勾留理由開示手続きが3日、水戸地裁で開かれ、裁判官は「閉ざされた人間関係の中での犯行で、関係者の供述が重要。罪証隠滅、逃亡の恐れがある」と勾留理由を示した。

殺人容疑で逮捕された無職、男性容疑者(23)と姉で無職、女性容疑者(22)、女性S容疑者の3人は、被害者の背中に熱湯をかけたり模造刀で殴打したりする暴行を加えていた疑いがあることが、裁判官が述べた勾留理由で新たに判明した。主に暴行を加えた男性容疑者のほか、「女性S容疑者が暴行を加えたことを認めている」とした。

女性S容疑者は「被害者のことは好きじゃなかったが、殺害するなんて一度も思ったことはない」と意見陳述。弁護人は「(女性S容疑者は)11月中旬から12月22日まで日中は仕事をしており、死が迫るほどの衰弱を認識していなかった。アパートでは家事要員として4人の食事を作っていた」などとして容疑を否認したうえで「在宅での捜査で十分」と主張したようだ。

熱湯や火を使って暴行を行うような事件は栃木リンチ事件や女子高生コンクリ事件のようにひどく身勝手で残虐な事件の場合が多いんだよね。
被害者を同じ人間とは思っていなかったのではないか?と思うぐらいに・・・
続報を待ちましょう。

2011/02/13追記
同居の男女3人が殺人容疑で逮捕された事件で、水戸地検は12日、龍ヶ崎市松葉、無職男性容疑者(23)を保護責任者遺棄致死の罪で水戸地裁に起訴した。

同居していた被害者の姉(22)と、派遣社員の女性(43)については、関与の度合いが薄いとみて処分保留のまま釈放した

起訴状によると、男性容疑者は、昨年10月14日頃から被害者の腕に手錠をかけて室内に拘束し、背中に熱湯をかけ、数日に1度しか食事を与えないなど虐待。自力で寝起きできなくなった被害者を放置し、今年1月3日頃、敗血症性ショックで死亡させたとしている。

この事件は、報道された文面だけ見ると、それほど残虐性を感じないかもしれないけど、ちょっと想像するとかなり残酷な事件なんですよね。
例えば、自力で寝起き出来ない被害者は自力ではお風呂にも入れなかっただろうし、トイレにもいけなかったでしょう。敗血症なんて血液の中で細菌が繁殖する状態なわけで、傷は化膿していただろうし。
そんな状態で死ぬまで放置されたなんて、20歳の女性がそんな悲惨な最期を迎える理由はどこにもないだろう。

人生は理不尽な事も多いけど、被害者がこんな最期を迎えなければならない理由はどこにも無かった。
被害者は姉を心配して同居しただけだった。その愛情が逆に被害者を死へ向かわせる事になるとは、人生は皮肉な物です。

最後に言いたい事は
「男女交際の交際相手は慎重に選んで欲しい、その判断の結果、あなた自身だけでなく、家族も不幸になる可能性があるからね」

亡くなった女性のご冥福を祈ります。

|

« 神奈川県大和市3歳女児虐待事件 | トップページ | 山口県宇部市女児切りつけ事件 »

コメント

保護責任者遺棄致死罪に問われた無職、男性被告(24)の裁判員裁判の判決公判が9日、水戸地裁で開かれた。

裁判長は「幼稚で身勝手な動機で虐待を行い、発覚を恐れて病院に連れて行かなかった」と述べ、被告に懲役8年(求刑・懲役10年)を言い渡したとの事。

判決によると、男性被告は平成22年10月中旬から、手錠をかけるなどして外出できないようにした被害者に対し、熱湯をかけたり模造刀で突いたりして継続的に虐待。被害者は敗血症になったが、治療を受けさせることなく放置し、昨年1月に死亡させたとの事。

茨城県警は殺人容疑で男性被告と被害者の姉(23)、女性(44)の3人を逮捕したが、水戸地検は男性被告を保護責任者遺棄致死罪で起訴し、姉ら2人は起訴猶予処分とした。

虐待の果てに治療も受けさせず死ぬまで放置した罪が懲役8年とはちょっと軽すぎませんか?

これは死ぬまで苦しませたと言う事なんですよね。それがどれほどの期間だったのか分からないけど、被害者の生前の苦痛がたった8年で償えるとは思えません。

検察にはぜひ、控訴してほしいと思います。

投稿: ASKA | 2012/02/09 21:19

この出来事は私も衝撃的でした。
この事件の後、この姉妹の従姉妹と友達になりました。
友達になった後に聞かされましたが。
姉の方は昔から変わった子で親を大切にしない反抗的なオタクだったそうです。
妹は逆に家族思いでしっかりした子だったそう。
私の友達も姉のほうとはあまり仲良くなかったそうです。
ある日姉が出て行ってしまい連絡をとると
ネットで知り合った宗教男と住んでいると妹は聞きました。
妹は家族に姉を連れ戻してくると言い、姉のアパートに行ったそうです。そしてあの事件がおきました。
友達もまさか従姉妹がこんな事になるとは思わずショックだったそうです。
その後姉はケロッとした顔で実家でのうのうと暮らしているらしい。
妹がひどい苦しみの中亡くなったのに
本当に怖い話です。

投稿: 真相は | 2016/01/25 18:39

世の中いろんな人がいる事はわかってわいるのだけど、全く理解できない事件ですね。殺された妹さんが不憫過ぎます。母親もかなりおかしな人かと想像できます。加害者は人間ではない。刑が軽すぎる。
しかし、家族など周りのひとも変だ。死ぬまで放置するとは。

投稿: 空き地 | 2016/01/26 00:05

真相はさん、空き地さん、こんばんは

そうですか・・・
なんとも、皮肉な事件ですよね。
助けに行った、姉に見殺しにされてしまったわけですからね。
犯行を主導した主犯が犯行の発覚を恐れて、病院に連れていけなかったのは、わかるけど、一緒に生活していた女性二人は、このまま、被害者が死亡したら、自分も罪に問われるとは思わなかったのか?

被害者の家族も連絡が取れなくなって、安否を確認しようとは思わなかったのか?

あるいは、姉が妹は大丈夫とウソの報告をしていたのかな?

こんな事件を見ると、良い人、善人は長生きできないのかも?と思いますね。

投稿: ASKA | 2016/01/26 19:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 神奈川県大和市3歳女児虐待事件 | トップページ | 山口県宇部市女児切りつけ事件 »