« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011/04/30

鹿児島県鹿児島市女性銃殺事件

4月30日(土)午前5時10分ごろ、鹿児島市常盤の白浜病院前の路上で、女性が血を流して倒れているのを通り掛かった人が見つける事件が起きている。
女性は死亡しており、胸の辺りに銃で撃たれたような傷があった。県警捜査1課と鹿児島西署は殺人事件として捜査を始めた。

同署によると、女性は同市西陵、調理師(49)で、白浜病院に勤務していた。近くの駐車場に被害者の車があり、出勤直前だったとみられる

午前3時半ごろ、病院に新聞を配った配達員によると、付近で異常はなかったらしい。
現場近くに住む女性(78)によると、未明に「ガーン」という大きな音がして目が覚めたとの事。
女性は「金属製のシャッターに何かがぶつかったような音で、何だろうと不審に思ったらしい。

女性は高台にある病院に続く坂道を上りきった付近で、うつぶせで倒れており着衣に乱れはなかったという。現場付近には女性の手提げバッグが残されており、奪われたものがないか調べている。

凶器は拳銃か猟銃か不明。薬きょうは確認されていないらしい。県警は1日にも司法解剖し、死因を詳しく調べるとの事。

銃器による犯罪は数は多くなったけど、やはりまだ少ないからね。そのあたりが事件の突破口になりそうな気がします。
銃の種類は特定されていないようだけど、すくなくとも散弾銃ではなさそうですね。
それから、銃声はどうも1発なのかな?

犯行時刻が早朝で女性の出勤する時刻と場所を狙ったのなら計画的犯行なんだろうね。

もし、凶器が拳銃やライフルなら犯人はなぜそれを凶器に選んだのかな?
被害者は49歳女性、凶器に銃器を選んだ理由が犯人にはあるんでしょうね。

まずは、被害者周辺のトラブルの捜査と現場周辺の捜査でしょうね。

続報を待ちましょう。

| | コメント (3)

横浜市鶴見区乳児置き去り死事件

4月30日、神奈川県警鶴見署は横浜市鶴見区上末吉、会社員男性容疑者(30)と、妻の女性容疑者(28)を保護責任者遺棄容疑で逮捕する事件が起きている。

発表によると、男性容疑者らは29日、長男(生後9か月)を自宅に置き去りにした疑い
同日午後4時5分頃、男性容疑者らが外出先から戻った際、長男が倒れており、病院に運ばれたが、死亡が確認された。
男性容疑者らは、「午前中からパチンコに出かけていた」などと話しているらしい。
長男に目立った外傷はなく、同署が死因を調べるとの事。

気象庁のデータでは横浜市の最高気温は15時03分に22.2度を記録している。
部屋の中はもっと高かったんじゃないかな?
長男がどんな状況だったのか?は分からないけどね。
生後9ヶ月の乳児だけど泣いたりしてなかったのかな?

もちろん、病死の可能性もあるけど、それでも、両親がそばに居れば、異変に気付いて応急手当なり救急車を呼ぶなりできただろうね。

続報を待ちましょう。

2011/05/04追記
横浜市鶴見区上末吉のマンションで4月29日、自宅に置き去りにされた長男(生後9か月)が死亡し、父の会社員男性容疑者(30)と妻が保護責任者遺棄容疑で逮捕された事件で、長男が段ボール箱の中で倒れていたことが2日分かった。

神奈川県警は、長男の死因が窒息死だったことから、段ボールに入っていたこととの関連を調べており、保護責任者遺棄致死容疑も視野に捜査している。

捜査関係者によると、男性容疑者と妻の女性容疑者(28)は「(29日の)午前中からパチンコに出かけていた」と供述。自宅から出かける前に、長男を段ボール箱に入れた趣旨の供述もしているという。

段ボール箱は、テープなどで密封されていなかったが、ふたがある程度閉じられていた。

| | コメント (1)

2011/04/29

北関東連続幼女誘拐殺人事件その3

情報も少ないのですが、遺棄場所と遺棄方法について考えて見ます。

No.1 79/8/3(金)
渡良瀬川の河川敷のリュックの中から遺体で発見、手足は縛られていた。
全裸でリュックサックに詰められ死んでいるのが発見された。

No.2 84/11/17(土)
畑の中から白骨遺体で発見される。骨と一緒に衣類も発見される。

No.3 87/9/15(火祝日)
利根川河川敷で白骨遺体で発見される。

No.4 90/5/12(土)
渡良瀬川の河川敷で遺体で発見、川の中から精液の付いた女児のシャツが発見される。渡良瀬川の中から、被害者の着衣が泥だらけの状態で見つけられる。

遺体の発見された4件の情報はこんなところです。
表にまとめるとこんな感じですね。

No 発見場所 状態 失踪場所
1 渡良瀬川河川敷 手足を縛られリュックサックに 家の隣の境内
2 畑に埋められていた 白骨遺体で衣類も一緒に発見 パチンコ店
3 利根川河川敷 白骨遺体 自宅近くの公園
4 渡良瀬川河川敷 川の中から着衣が泥だらけで発見 パチンコ店の駐車場

発見場所が4件中3件で河川敷です。2件目だけは畑に埋められていました。
遺体の状況としては1件目が他と異なっています。
手足を縛れていた点が他の3件と異なる点です。

動かない遺体の手足を縛る必要は無いでしょう。
なので生前に被害者は手足を縛られていた事になります。
手足を拘束された状態で殺害されたのだと考えています。

そう考えると「いたずら」目的で騒がれたり、処理に困って殺害と言うのとは違和感がありますね。
2件目の畑と言うのも殺害場所ではないと思うんですよね。
つまり、1件目と2件目は別の場所で殺害して遺体を遺棄したが、4件目は目撃情報から、殺害場所と遺棄場所は同一だと思います。
3件目はなんともいえませんね。

と考えると、1,2件目と3、4件目は手口がちょっと違うように思います。

参考リンク
北関東連続幼女誘拐殺人事件その2

| | コメント (1)

大阪市都島区3人殺傷事件

4月27日(水)午前2時35分ごろ、大阪市都島区都島本通のアパート住人から「男が何かを振り回している」「人が倒れている」などと110番する事件が起きている。

大阪府警都島署員が駆け付けたところ、2階廊下で、このアパートで同居していた男性Oさん(44)と女性Sさん(39)が刃物で刺され死亡していた。
同階に住む男性Kさん(68)も上半身を切られ、重傷という。

Kさんは「男にやられた」と説明しており、現場で凶器が見つかっていないことから、府警は殺人・同未遂事件として同署に捜査本部を設置し、逃げた男の行方を追っている。
捜査本部によると、OさんとSさんの上半身には複数の切り傷や刺し傷があり、ほぼ即死状態だったという。
Kさんは騒ぎを聞きつけて、廊下に出たところを男に襲われたという。

亡くなったOさん(44)とSさん(39)の上半身に深い傷が複数あり、他にも多数の切り傷などがあったことが27日分かった。

大阪府警都島署捜査本部は、28日午後に司法解剖し詳しい死因を調べるとともに、同居していた2人に恨みを持つ人物が関わった疑いがあるとみて、交友関係などを捜査している。

捜査関係者によると、亡くなったOさんとSさんはアパートの2階廊下に倒れており、辺りには大きな血だまりができていた。2人は普段着姿で、自室で襲われ廊下に逃げたが、犯人からしつこく追い掛けられた可能性もある。室内を物色したような形跡はなかったという。

2人は元夫婦で約4年前に離婚したが、1~2カ月前からこのアパートで同居していた。いずれも耳が聞こえず、Oさんは生活保護を受けていたという。

捜査本部によると、事件は27日未明に発生。Oさんら2人が殺害され、2人と同じ2階に住むKさん(68)が重傷を負った。Kさんは男に襲われたと話しているという。 

さて、情報を整理すると
4月27日(水)午前2時35分ごろ、アパートで元夫婦の男女が男に刃物で襲われた。
元夫婦は複数の傷があり、ほぼ即死状態だった。
元夫婦はいずれも耳が聞こえず、生活保護を受けていた。
騒ぎを聞きつけた同じアパートの男性は廊下に出たところを男に襲われた。
現場から凶器は発見されていない。

こんなところだね。
事件の発生時刻から考えれば、就寝時間、起きていてもドアの鍵は閉めている時間だね。

続報を待ちましょう。

2011/04/30追記
大阪市都島区のアパートで男女3人が殺傷された事件で、大阪府警は30日、殺害された元夫妻の知り合いの同市東淀川区菅原6、無職、男性容疑者(59)を殺人と殺人未遂の疑いで逮捕した。「三角関係がもつれ、(元夫妻に)数年前から脅されていた。最初から2人を殺すつもりで現場に行った」と認めているという。

逮捕容疑は、4月27日未明、都島区都島本通3のアパート「翠苑(すいえん)」で、住人の男性Oさん(44)と、同居の元妻の女性Sさん(39)=いずれも無職=を包丁で殺害。別の部屋に住む男性Kさん(68)の首を刺し、重傷を負わせた、としている。

府警捜査1課によると、容疑者はOさんとSさんと同じ聴覚障害者。Oさんらとは十数年来の知り合いという。目撃情報などから、容疑者が浮上した。
凶器とみられる包丁は都島区の路上で見つかった。Kさんを襲ったことについては「急に部屋から出てきたので刺した」と話している。

供述の裏付け捜査は慎重にお願いします。
容疑者が常にホントの事を話しているとは限らない。罪を軽くするための作り話と言う可能性もありますからね。

続報を待ちましょう。

| | コメント (8)

2011/04/25

北関東連続幼女誘拐殺人事件その2

今回はこの事件についてあれこれ、思いつくところを書いてみます。

1)同一犯で犯行間隔が開いている事の理由について
前回の記事では同一犯で犯行間隔が開いている事が気になると書きました。
実際にちょっと調べた限りでは、数年間隔で複数の事件を行った事件はありませんでした。
だけど、そういった事件が過去になくても、これが最初の事件である可能性もありますよね。
そこで、犯行間隔が開いている理由を考えてみました。

そこで、参考になったのが過去の事件で幼児が被害者ではないが快楽殺人といわれている
2006年の大阪姉妹殺害事件です。この事件では2000年に事件を起こし6年後の2006年に事件を起こしている。この6年のブランクはこの間、少年院にいた事が理由です。

つまり、犯行を行いたくても、行えない状況に犯人がいたと考えると説明できますね。
入院、服役、海外転勤などが考えられますね。一時退院や出所などで自由になる度に犯行を行っていた。
そして、犯行後に再度入院や服役を繰り返していると言う説です。これなら、同一犯で犯行間隔が開いている事が説明できますね。

2)犯人の目撃情報が徒歩や自転車であった事について。
この事件で犯人と被害者が一緒にいる所を目撃されています。
トレパン姿だったり、自転車を押していたりするのですが、どうして犯行に車を使わないのか?
実はそこにが大きな疑問です。

実際に宮崎事件でも車が使われていて犯行に重要な役割を果たしています。

時間が無いので裏付けが取れてませんが、足利市も一般の地方都市と同じように「車社会」だと考えています。
つまり、生活する為に車が必要な土地ではないのかな?
殆どの人が通勤に車を使っているのではないかと考えています。
犯人の年齢が成人以降であれば就業している可能性が高く、それならば通勤に車を使っている可能性も高いだろうと考えています。

犯行時にも車ならば、おそらく目撃されるリスクもより低かったと思います。
なにしろ、車の乗り降りの時に目撃されなければ、走行中に女児の姿を確認する事は難しいでしょう。

それなのに、どうして、犯人は車ではなく、徒歩や自転車なのか?

逆に言うと、自転車や徒歩だから犯行範囲が狭い20km以内となっているともいえるのですが・・・
しかし、微妙に20kmは遠いです。
自転車の移動速度が時速20kmだったとしても、1時間も掛かります。
不可能な距離ではないのですが・・・もともと、犯行の場所も分かりません。
今、入手できる位置情報は遺体の発見場所です。失踪したパチンコ店の場所が分かりません。

実際に一連の犯行を行うには範囲が狭すぎて、犯人には不利な状況ですよね?
もし、車を持っているのであれば、宮崎事件のように広範囲で犯行を行う事で捜査の目を撹乱する事もできたでしょう。

そう考えると、犯人が車を使わないのは使わないのではなく、「使えなかった」からではないだろうか?

それならば、1)の説明にも矛盾しないかな?と思うのですが・・・・

それ以外の疑問的としては
・殺害場所と遺棄場所は一致しているのか?
・犯人の手口が途中から変わっている?

こんなところかな、時間があれば考えてみたいと思います。

参考リンク
北関東連続幼女誘拐殺人事件
北関東連続幼女誘拐殺人事件その3

| | コメント (5)

君は一流の刑事になれ

君は一流の刑事になれ

すばらしい本です。
読む本がなくなって、本屋で棚を眺めていたら見つけました。
著者は40年にわたり警視庁捜査一課に在籍した経験を惜しみも無く披露している。
実際の事件とその時の反省を分かりやすく書いている。まさに刑事の教科書と言うべき1冊です。

こんな人にお勧めです。
1)このASKAの事件簿で事件に興味を持って読み自分なりに推理している方。
2)これから刑事を目指そうと思う若者
3)刑事となりたての人
4)刑事の捜査に興味を持っている人
5)これから社会に出る若者、就職したての新人
6)仕事で現場を任されているリーダー(刑事に限らず)

特に私が興味深く読ませてもらった点は、刑事が現場でどんな捜査を具体的にしているのかと言う事が事細かに書かれています。
事件のタイプ別に取り組む姿勢や何がポイントなのか?を分かりやすく書いています。
更に、刑事の間で使われる専門用語も興味深いです。

刑事になったら何をするべきか、どんな心構えで仕事をするべきかを筆者の体験を元にかかれています。
刑事だけでなく、仕事をする社会人全てが参考になるはずです。

現場で命を掛けて犯罪と戦っている捜査員にエールを送りたくなりました。

ホントに読んでよかったと思う1冊です。

| | コメント (1)

2011/04/24

千葉東金市女児殺害事件その39(賠償命令)

女児殺害、男性被告に賠償命令=被害者母が申し立て―千葉地裁
千葉県東金市で2008年9月、女児=当時(5)=が殺害された事件で、殺人罪などで懲役15年の判決を受けた無職勝男性被告(24)=控訴中=に対し、千葉地裁が慰謝料3000万円を被害者女児の母(40)に支払うよう命じる決定をしたことが4月19日、分かった。
決定は3月30日付。異議申し立てはなく、今月14日に確定した。遺族側代理人の弁護士が明らかにした。

この事件の関連情報としてメモしておきます。
被害者遺族の感情としては色々な物があるんでしょうね。

| | コメント (5)

2011/04/12

東京都町田市2歳長男虐待事件

4月9日、2歳の長男の口にパンを押し込んで窒息させたなどとして、警視庁は東京都町田市成瀬台、無職女性容疑者(28)を傷害と暴行の疑いで逮捕する事件が起きている。

逮捕は今月9日。長男は病院に搬送されたが、意識不明の重体らしい。
長男の顔や背中には複数のあざがあり、同庁は日常的な虐待がなかったか調べているとの事。

同庁幹部によると、容疑者は今月7日午後5時10分頃、町田市の自宅で、長男の口に食パンの切れ端を無理やり押し込み、呼吸困難な状態にし、低酸素脳症の傷害を負わせたとしている。男児は意識不明のままで、植物状態になる恐れがあるらしい。

今年1月中旬、川崎市内の友人宅のマンションで長男がはしゃいでいたことに腹を立て、顔を殴打した疑いらしい。
容疑者は調べに対して容疑を否認し、「あざは転んでぶつけたんじゃないか。パンはおなかが減ったというので食べさせたが、トイレに行っている間にのどに詰まらせた」と供述しているらしい。
周囲に対し、「男の子が好きではなかった」と話していらしい。

さて、とまた難しい事件ですね。
この手の事件は以前にも岡山児童虐待死事件岡山児童虐待死事件その2でありました。
岡山の事件は七味唐辛子をのどに詰まらせて子供が死亡した事件でした。

だけど、この岡山事件では子供が自分でのどに詰まらせたと言う見方もあり、難しい事件となっています。

今回の事件も、のどに詰まらせたと言う供述の内容に矛盾はなさそうに見えます。
目撃者もなく、真実を知るのは容疑者と長男のみです。

まあ、普通に子供が窒息していたら、それこそ、慌てて人工呼吸するなどすると思います。
人工呼吸のテキストとか見ると呼吸停止から5分以内に蘇生すれば後遺症なしに蘇生できるみたいな事が書かれていると思う。
なので5分以上窒息した状態だったのではないかと思いますが・・・救急車が駆けつけた時、どんな状態だったのかな?

多分、公判ではこの時の状況が判決を左右すると思います。

続報を待ちましょう。

2011/04/29追記
長男ののどにパンを詰め込み意識不明の状態にさせたとして、傷害などの容疑で母親の女性容疑者(28)=東京都町田市成瀬台=が逮捕された事件で、警視庁町田署は26日、長男(2)が搬送先の病院で25日夜に死亡したと発表した。長男は今月7日の事件発生後、意識不明の状態が続いていた。

容疑者は7日午後、自宅で長男の口にパンを押し込んでのどに詰まらせ、低酸素脳症の傷害を負わせたなどとして、9日に警視庁捜査1課に逮捕されていた。

町田署によると、25日に長男の容体が悪化し、心臓マッサージを施したところ、血液が気管支にたまり窒息死したという。

警視庁捜査1課は、長男をたたくなどの暴行も加えていたとして、別の傷害容疑で母親の女性容疑者(28)を再逮捕した。同課によると、容疑者は「私の注意を聞かなかったため、腹が立ってたたいたことは間違いない」と容疑を認めているらしい。

逮捕容疑は、昨年10月下旬、当時住んでいた川崎市麻生区の自宅で、長男(2)が飼い犬をたたいたことに腹を立て、背中を素手で複数回たたき、全治約1カ月のけがを負わせたほか、11月初旬には後頭部を平手で殴打するなどし、全治2週間のけがを負わせたとしている。

同課によると、容疑者は長男の傷跡を携帯電話で撮影し、保存していたらしい。

一方、東京地検は最初の傷害事件については処分保留で釈放した。パンをのどにつめられた長男は、今月25日に低酸素脳症で死亡。同課は容疑を傷害致死に切り替えて調べていた。

| | コメント (2)

2011/04/10

北関東連続幼女誘拐殺人事件

足利事件の冤罪の後の昨年暮れからこの連続事件の真犯人を突き止めたとする一部週刊誌での報道がありました。栃木小1殺害事件を追っている私も気になっていたのですが、昨年11月の報道と4月の別の週刊誌の報道を見て、ちょっと気になる事があったのでメモしておきます。

まず事件の概要としては、79年から96年にわたって起きた5件の女児誘拐殺人、失踪事件の事を「北関東連続幼女誘拐殺人事件」と呼ぶそうです。

各事件の概要は
No.1 79/8/3(金) 昼過ぎ 栃木県足利市 女児5歳
家の隣の境内から姿を消す。6日後、約3km離れた渡良瀬川の河川敷のリュックの中から遺体で発見、手足は縛られていた。
最後の目撃場所から2km下流の渡良瀬川河原で全裸でリュックサックに詰められ死んでいるのが発見された。このリュックサックは、市内の業者が50年~55年の間に登山用に作っており、特殊仕様で数10個しか売られていなかった。
行方不明になる直前にはトレパン姿の30歳ぐらいの男と話しているのを近所の主婦が目撃している。

No.2 84/11/17(土) 17時過ぎ 栃木県足利市 女児5歳
家族とパチンコ店へ出かけ1人で遊んでいるうちに失踪、1年4ヶ月後にパチンコ店から約2.4km離れた畑の中から白骨遺体で発見される。骨と一緒に衣類も発見される。
11月17日午後4時すぎ、女の子の通う幼稚園に、行方不明の女の子らしい声と40代ぐらいの男からの電話が入る。男が、女の子の自宅の電話番号を聞く。11月17日午後4時21分に、女の子の自宅に電話が入り、「たすけてちょうだい」との女の子の声と同時に、「佐野のこうせいびょういん」と所在を知らせる。足利署は、「佐野厚生病院」に捜査員を派遣するが、女の子の姿はなかった。

No.3 87/9/15(火祝日) 11時頃 群馬県太田市 女児8歳
自宅近くの公園へ遊びに行った後。自転車を押す男と一緒の所を目撃されるがその後に失踪
1年2ヶ月後に利根川河川敷で白骨遺体で発見される。

No.4 90/5/12(土) 18時過ぎ 栃木県足利市 女児4歳
両親とパチンコ店に行き、駐車場で野良猫と遊んでいる所を目撃、その後、渡良瀬川の土手、河川敷で男と一緒の所を目撃される。翌日渡良瀬川の河川敷で遺体で発見、川の中から精液の付いた女児のシャツが発見される。渡良瀬川の中から、被害者の着衣が泥だらけの状態で見つけられる。
その中の「半袖下着」に精液が付着していたとして、栃木県警察科学捜査研究所(科捜研)が血液型を分析し、B型と判明する。

No.5 96/7/7(日) 昼過ぎ 群馬県太田市 女児4歳
両親とパチンコ店に行き、店内で失踪、以後行方不明、店内の防犯カメラに男と話す女児の姿が映っていた。失踪直前に母親に「優しいおじちゃんがいる」と話した。
パチンコ店の防犯カメラの分析より、午後1時27分に来店し、女の子の近くに行き、午後1時42分頃でていた不審人物が浮かび上がる。

詳細は別のwebページを参照してください。

これらの事件は20kmの範囲内で起きている上に5件中3件はパチンコ店で女児が失踪している。さらに、被害者が全て4歳から8歳の女児である点など共通点も多い。

足利事件(No.4の事件)の冤罪を受けて警察側もこの5件が同一人物による連続事件との見方もしているみたいですが・・・私はこの点に疑問があります。
ホントに同一人物による事件なのか?

確かに共通する事もあるんですが、一点だけ、犯行間隔が気になります。
前の事件との犯行間隔をみると
最初の事件から2番目の事件が5年後、その次が3年後、その次が3年後、最後が6年後です。

実は、この北関東連続幼女誘拐殺人事件と同時期に別の連続幼女殺人事件が起きています。
あの宮崎勤事件です。
No.1 88/8/22(月) 埼玉県入間市 女児4歳
歩道橋を歩いていた女児に声を掛けて車にのせ、八王子市内の山林で泣き出した女児を絞殺する。翌日ビデオカメラで遺体を撮影した。

No.2 88/10/3(月) 埼玉県飯能市 女児7歳
小学校の傍らで女児に道を教えて欲しいと声を掛けて車に乗せ八王子の山林で絞殺した。

No.3 88/12/9(金) 埼玉県川越市 女児4歳
自宅の団地の傍らで遊んでいた女児に声を掛けて車にのせ、入間郡名栗村の駐車場で絞殺した。

No.4 89/6/6(火) 東京都江東区 女児5歳
公園で遊んでいた女児に写真を撮ってあげると声を掛けて車に乗せ800m離れた場所の止めた車の中で絞殺した。

こちらの事件の発生間隔は2件目が2ヶ月後、3件目が2ヶ月後、4件目が7ヶ月後です。
ちなみに、酒鬼薔薇事件での3件の事件の発生間隔は2件目が1ヶ月後、3件目が2ヶ月後です。

そうなんですよね。
過去の事件で数年間隔で事件を続けて起こしている同様の事件が見あたらないんです。
(私が見つけられないだけで、あるかもしれません。調べてみようと思います。)

宮崎事件も酒鬼薔薇事件も快楽殺人と言われています。
殺人行為自体に興奮してしまうわけで、もう、依存症状態なんでしょう。発生間隔は数ヶ月です。
この北関東連続幼女誘拐殺人事件も被害者が女児で遺体も全裸だったりしているので同一人物だとしたら、性的暴行目的か快楽殺人目的だと思います。
だとしたら、数年間隔なんて事で我慢できるのだろうか?と言うのが疑問です。

確かに、この狭い範囲で女児を殺害する人間が複数人いると言うのも考えにくいかもしれないけど・・・
この北関東事件が同一人物による犯行なら、同じ時期に関東地方には二人のシリアルキラーが居た事になります。
宮崎勤とこの北関東事件の犯人です。

なので確率は低いかもしれないが、もう一人ぐらいこの北関東に居たとしても不思議ではないかもしれません。

この北関連続幼女誘拐殺人事件は古くて控訴時効を迎えた事件が大半です。
なので情報が少なくて事件の詳細が掴めない所も多いです。

とりあえず、引き続き考えていきたいと思います。

参考リンク
北関東連続幼女誘拐殺人事件その2

| | コメント (11)

2011/04/09

名古屋市名古屋区小2男児殺害事件

名古屋市名東区香流のマンション1室で先月、この部屋に住む小学2年生の男児(8)が遺体で見つかる事件があり、愛知県警名東署は8日、同居のフィリピン人で男児の母親のいとこにあたる無職、女性容疑者(26)を殺人容疑で逮捕する事件が起きている。

発表によると、容疑者は3月28日未明、マンション室内で、男児の頭をハンマーで殴ったり、ナイフで背中を突き刺したりして殺害した疑い。容疑者はその後、自殺を図り、一時、意識不明の重体となって入院していたが、その後、意識を回復。調べに対し、殺害を認めたらしい。
県警は病院側に容疑者の健康状態を確認し、逮捕に踏み切ったとの事。

凶器のハンマーとナイフは殺害する為に用意したのかな?
そして、自殺未遂・・・・

動機は何だったのか?メンタルに問題は無いのか?

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

大阪府和泉市友人夫婦の子供虐待事件

4月8日友人夫婦から預かった男児(4)を虐待し大けがをさせたとして、大阪府警は傷害の疑いで、同府和泉市内田町、運送会社社員、男性容疑者(31)を逮捕した。「風呂から上がった直後に理由なく倒れた。叱ってもいない」と否認しているらしい。

逮捕容疑は平成22年10月18日午後1~2時ごろ、当時住んでいた和泉市光明台の集合住宅で、男児を暴行し、急性硬膜下血腫や頭蓋骨骨折などの重傷を負わせたとしているとの事。

府警によると、男児は乳幼児揺さぶられ症候群の症状がみられ、昨年末まで入院していた。男児は「ほほをつねられたり、鼻の穴に指を入れられたりした」と医師に話しているらしい。

容疑者は男児の両親と小、中学校の同級生。男児は21年10月ごろから、容疑者に時々預けられるようになったようだ。
ほほや頭部に度々あざができ「あそこのお父さん怖い」と訴えていたが、容疑者は両親に「子供同士でけんかした」と説明していたらしい。

事件当日は午前9時ごろから男児を預かり、午後2時ごろに「子供が倒れた」と119番。搬送先の病院が虐待を疑い、和泉署へ通報したとの事。

男児の証言の内容とケガの内容、頭蓋骨骨折と関連が無いように見えますが・・・ちょっと疑問ですね。
記憶障害なのかもしれませんが・・・

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

2011/04/06

埼玉県川口市母親殺害事件

4月4日埼玉県警は、自宅アパートで母親を殺害したとして、同県川口市東川口4、無職、男性容疑者(47)=公務執行妨害容疑で逮捕=を殺人容疑で再逮捕する事件が起きている。

県警によると、容疑者は「プロレス技をかけた」と暴行を認め、殺意は否認しているらしい。

逮捕容疑は、自宅で3月14日ごろ、同県越谷市内に住む母(当時78歳)の胸を圧迫し、肋骨(ろっこつ)十数カ所を折り呼吸障害で殺害した、とされるらしい。

県警によると、3月14日午後、容疑者は「母親が殺された」と110番し、駆け付けた警察官に「お前らは偽物だ」と怒鳴ってつかみかかるなどし、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕されていたようだ。
その後、室内から母親の遺体が発見されたようだ。

おかしな事件です。
母親に限らず肉親を殺害する事件はありますね。
だけど、プロレス技を掛けて肋骨十数カ所を折るってのはちょっとどうかと思う。

殺意は否認しているようなので、その通りなら殺意は無かったかもしれないが、母親は78歳ですからね。
容疑者は47歳ですし、このあたりは違和感があります。

さらに、自分で110番通報していて、その上で駆けつけた警察官を「偽物」と怒鳴って暴れるなんてのはちょっとメンタルの問題を疑いたくなるけど・・・

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

2011/04/05

北茨城市華川町女性殺害事件

4月3日午前6時半ごろ、北茨城市華川町小豆畑(あずはた)の綱木川で、女性が川底にあおむけに横たわって死んでいるのを、散歩していた近くの女性(68)が発見する事件が起きている。

通報を受けた茨城県警は、首に圧迫された痕があったことから殺人・死体遺棄事件とみて、高萩署に捜査本部を設置した。

捜査本部によると、女性の身元は不明。10代後半から40代で、身長155~165センチ、髪は肩より長い茶色。死後1日から数日たっているらしい。
上半身が黒色の長袖Tシャツ、下半身は下着姿らしい。
そばに赤と黒のジャンパーと紺色ジーンズが落ちていたとの事。所持品はなかった

綱木川は山あいの県道沿いにある。現場付近の川幅は4・8メートル、水深は15センチ程度だったらしい。
通報した女性は、通り掛かった男性を通じて110番したとの事。

茨城県警高萩署捜査本部は4月4日、遺体を同県日立市滑川町、会社員、女性(20)と確認した。
司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死と判明。
被害者は2日午後3時半ごろに日立市内の勤務先を出た後、行方が分からなくなっていたらしい。

捜査本部によると、被害者が通勤に使った軽自動車が3日夜、勤務先から約1キロ、遺体発見現場から20キロ以上離れた駐車場で発見されたとの事。

さて、時系列に整理すると
2日15時半頃 日立市内の勤務先を出た後、行方不明
3日6時半頃 北茨城市華川町小豆畑(あずはた)の綱木川で遺体が発見される
3日夜 勤務先から約1km、遺体発見現場から20km以上離れた駐車場で被害者の軽自動車が発見される。

遺体発見場所が20km程離れているけど、車なら30分程度の距離なのでそれほど遠方と言う事ではないね。
日立市の航空写真
を見ると、日立市の北西20kmぐらいに北茨城市がある。
問題はね、日立市の東にはもっと近くに山岳地帯があり、遺体を遺棄する場所はもっと近くにあっただろうと言う事です。犯人は何らかの理由で遺体発見場所に遺体を遺棄しています。

死亡推定時刻が分かりませんが遺体に遺留品は無いものの、遺体の身元を隠す為の作業はしていないように見えます。
死因も窒息死ですし、犯人にとって殺害は想定外だったのかもしれませんね。慌てて土地勘のある場所に遺棄したのかな?
身元を隠して無いので日立市内で遺体が発見されると身元がすぐに分かり、それは犯人にとって都合が悪かったのかもしれないね。

遺体は人気の無い場所に遺棄したのに、車は勤務先から1kmしか離れていない駐車場に放置しているのは、車は隠す事が出来なかったんだろうね。
だとすると、犯人は単独犯と言う事かな。

捜査はこれからでしょうが、以外に早く容疑者は逮捕されそうな気がします。犯人を特定する証拠が残っているかもしれません。

続報を待ちましょう。

| | コメント (2)

2011/04/04

福井県越前町自殺女性両親刺殺事件

4月2日午後3時25分ごろ、福井県越前町織田のAさん(66)方1階の仏間の布団の上で、Aさんと妻(63)があおむけに倒れ、死亡しているのを県警鯖江署員が発見する事件が起きている。

これより前の同日正午過ぎ、Aさんと同居する長女で無職、女性(37)が東京都品川区内のビルから飛び降りて死亡しており、同署は殺人事件とみて飛び降りとのかかわりなどを詳しく調べるようだ。

同署によると、長女の飛び降りに関し調べていた警視庁がAさん方に電話したがつながらなかったため、別の親族に連絡。親族がAさん宅を訪ねたところ応答がなく、鯖江署に通報し、同署員が家の中に立ち入って2人の遺体を見つけたとの事。

同署などによると、Aさん一家は、夫婦と長女の3人暮らし。夫婦は刃物で胸などを刺されて死亡していたらしい。現場に物色の跡はなかった。Aさん宅は施錠されていたらしい。
近所の人の話によると、Aさんは体の調子が悪かったようだ。

時系列では
2日
12時過ぎ   東京都品川区で長女(37)が飛び降りて死亡
15時25分頃 福井件越前町で両親の遺体が発見される。

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

2011/04/03

福島原発事故(3月11日-12日)

本来は事態が収束するのを待ってから書こうと思っていましたが、どうやら長期戦になりそうなので、記録を開始します。時刻は報道の時刻ですが、若干内容と食い違いがある物もあります。

時刻 報道内容 備考
3月11日
14時46分 三陸沖でマグニチュード9.0、最大震度7の巨大地震が発生した

地震発生

地震の揺れで福島原発は稼働中の1、2、3号機は自動停止した
その後に発生した10m以上の巨大津波に福島原発が襲われる
18時頃 経済産業省原子力安全・保安院などによると、11日午後3時40分ごろ、地震により運転を停止した東京電力福島第1原発で停電が起き、原子炉を冷却する機能が停止した。予備の電源を確保し、冷却機能は保たれている。
保安院などによると、同原発は1~3号機が稼働中だったが、地震で自動停止した。原子炉冷却に必要な外部からの電源供給がなくなり、非常用ディーゼル発電機も停止。予備の直流電源で冷却機能を保った上で、電源車を向かわせた。 
15時40分頃、外部電源が停電
19時頃

東京電力福島第一原子力発電所1~3号機で、地震によって運転が自動停止した後、水を注入して冷却する「緊急炉心冷却装置(ECCS)」、除熱装置を停電時に稼働させる非常電源が故障するトラブルが発生した。

政府は、11日夜、原子力災害対策特別措置法に基づき、原子力緊急事態を宣言した。2号機の原子炉内の水位の低下が確認され、燃料棒が露出して放射能が漏れる可能性として、政府は同原発から半径3キロ・メートル以内の住民に「避難」させるよう地元自治体に指示した。

東電は、同日午後10時半過ぎ、現地に電源車を派遣、電源回復の作業を始めた。現在、同原発1号機、3号機では水位が低下していないが、除熱装置が作動できない状態が続いている。

ほかに、東電福島第二原発1号機では、格納容器内の圧力が上昇し、ECCSが作動した。

政府は11日よる、原子力緊急事態を宣言、原発から半径3km以内の住民に避難指示
20時頃

国は同日午後9時23分、同原発から半径3キロ以内の住民に避難を、半径3~10キロの住民に屋内待機の指示を出した。

政府は宣言発令とともに原子力安全対策本部(本部長・菅首相)を設置。経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発2号機の原子炉の水位は通常より1.9メートル下がっているが、燃料棒より上に3.4メートルの余裕がある。燃料棒は冷やされており、危機的状況にない。

しかし今後、水位が下がらないようにするための予備電源を供給する車が到着。3号機も冷却機能が停止する可能性があり、別の電源車を派遣している。

政府は21時23分、原発から半径3km以内に避難、半径3~10kmに屋内待避を指示
3月12日
4時頃 枝野官房長官は、12日午前3時すぎに会見し、東京電力からの要請を受け、福島第1原子力発電所の原子炉格納容器の内部で高まっている圧力を、安全確保のため、大気中に放出することを明らかにした。
この件を受け、官邸には菅首相、枝野官房長官に加え、海江田経産相も入り、対応を検討している。
また、「圧力を放出しても周辺住民の安全は確保されており、落ち着いて対処してほしい」と強調した。
福島第1原発の周辺半径3km圏内の住民は、すでに避難を完了しており、半径10km圏内の住民には、屋内待機の指示が出ていることから、枝野官房長官は、「原子炉内の放射性物質が大気中に放出されるおそれがあるが、微量であり、現在の風向きを考えても、住民の安全は確保されており、落ち着いて対処してほしい」と強調した。
原子炉格納容器の圧力放出
6時頃

東日本巨大地震で自動停止した東京電力福島第一原子力発電所の正門前で、放射線量が通常時の約8倍、1号機の中央制御室では、同約1000倍に達していることがわかった。

経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が12日午前6時過ぎ、記者会会見して明らかにした。

制御室の線量は毎時150マイクロ・シーベルト。そこに1時間いた場合の線量は、胃のレントゲン検診の約4分の1程度に当たる。

同原発1号機では、格納容器内(建屋)の圧力が異常に上昇し、同日午前6時現在、設計値の約2倍に達している。経済産業省原子力安全・保安院によると、この圧力の異常上昇は、圧力容器(原子炉)から放射性物質を含んだ水蒸気が建屋内に漏れたことで起きていると見られる。圧力の高まった水蒸気が建屋から漏れ出し、施設外建屋外の放射能レベルを上げている可能性が高い。

東京電力は、建屋の弁を開けて外に水蒸気を逃し、圧力を下げる方針だが、電源系のトラブルで実施できていない。

これを受け、政府は、午前5時44分、周辺住民の避難指示範囲をそれまでの半径3キロから10キロにまで拡大した。

放射線量が正門前で8倍、1号機の中央制御室では約1000倍
避難指示を半径3kmから10kmに拡大
7時頃 東京電力によると、福島第2原発1、2、4号機で圧力抑制室の温度が100度を超え、原子炉の圧力抑制機能が失われた。いまのところ外部への放射能の影響は確認されていない。
緊急事態として、東電は、同日午前5時22分、原子力災害対策特別措置法15条に基づき国に通報した。
圧力制御室の温度が100度を超え圧力制御が不能になった
10時頃 原子力保安院によると、東京電力の福島第1原発の正門付近で、午前7時55分時点で、通常のおよそ70倍の放射性物質が確認されたという。 放射線量が正門付近で70倍
11時頃

原子力安全・保安院は12日、福島第1原発1号機の減圧作業で、原子炉内の水位の低下が続き、燃料棒が露出している可能性があると発表した。

燃料棒が露出すると、原子炉内の温度が高まり、最悪のケースでは炉心が崩壊し、放射能が漏れる恐れもある。

保安院はこれまでに消防車のポンプを使い、原子炉内に6千リットル以上の水を注入している。このため、水位を測定する機器が正常に作動していない可能性もあるとして、慎重に状態を調べている。

14時頃 原子力保安安全院は12日午後の会見で、福島県の東京電力福島第1原発1号機で「炉心の溶解が始まっている可能性が高い」と発表した。放射線医療の専門家チームを現地に派遣し検査したところ、燃料中に含まれる放射線物質セシウムが確認された。 放射性物質の流出
16時頃 原子力安全保安院によると、福島第1原子力発電所の1号機で、原子炉の格納容器から蒸気を外部に放出することに成功したという。
東京電力は、12日午後2時ごろから、原子炉の格納容器内の圧力を低下させるために作業を進めた結果、圧力が急激に下がってきたという。
このため、格納容器内の蒸気が外部に放出され始めたとしている。
格納容器の上記を放出し圧力低下
17時頃

東京電力は12日、福島第1原発1号機で同日午後3時36分ごろ、建物の直下で大きな揺れを感知し、その直後に爆発音とともに白煙が上がったことを明らかにした。同社の社員2人と復旧作業に当たっていた協力会社の社員2人の計4人が負傷し、病院で手当てを受けている。

建物の天井が落下したとみられる。敷地境界の放射線量は、人間が自然界から1日に受ける線量(6.6マイクロシーベルト)の約150倍に当たる1015マイクロシーベルトだったとの情報もある。

15時36分頃1号機で水素爆発
19時頃

今回の事態を踏まえ、周辺の住民は、福島第1原発から半径20キロ圏、福島第2原発から半径10キロ圏からの避難を求められた。
爆発の原因について、経済産業省原子力安全・保安院は「炉心で発生した水素が格納容器の配管から漏れ出て、水素爆発を起こした」との見方を示した。その結果、建屋は壊れたが、格納容器は損傷していないという。

放射性物質は大量には漏れ出ていない。放射性物質を測定するモニタリングデータによると、爆発直前の放射線量は1015マイクロシーベルトで、これは1年間に一般人が浴びる許容量を1時間で超える値だった。だが爆発後は、午後3時40分で860マイクロシーベルト、同6時58分で70.5マイクロシーベルトと減少。保安院は「炉心溶融が進行しているとは考えていない」との見方を示した。枝野幸男官房長官は「格納容器は破損していない」としている。

一方、今回の爆発は、炉心の水位が低下、燃料棒が露出して起きる炉心溶融によって、燃料棒が高熱になったことでもたらされた。海江田万里・経済産業相は東京電力に1号機の原子炉を海水で満たすよう指示。東電は午後8時20分に着手した。しかし、余震発生のため午後10時15分に中断した。純水ではなく塩分を含む海水を原子炉に使うと、さびやすくなることなどが理由となって廃炉になる可能性も出てくる。また、万が一、再臨界が起きるのを防ぐため、中性子を吸収して核分裂反応を抑えるホウ酸を用いた。

東電の小森明生常務(原子力・立地副本部長)は12日夜の記者会見で「通常と異なる過程で原子炉建屋の上方が開放された。言葉として爆発だった」と認めたが、原因については「会社として水素爆発だったと言えるだけの議論はしていない」と述べるにとどめた

第1原発から半径20km、第2原発から半径10kmに避難指示
20時頃 東京電力の小森明生常務は12日夜、記者会見し、爆発事故のあった福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号機について「厳しい状況。(核燃料棒が高温で溶ける)炉心溶融の可能性も含め事故対応をしたい」と述べた。その上で、核燃料棒に含まれる放射性物質セシウムの検出を経済産業省原子力安全・保安院に報告したことを明らかにした。
 小森常務は、福島第1原発1号機に関し「炉心そのものが通常とは違う状態になっている」と指摘。「いろいろな形で原子炉を冷やす努力をしている」と語り、午後8時すぎに圧力容器に海水を注入して原子炉を冷却する作業を始めたことを明らかにした。

2011/04/08 タイトル変更 「福島原発メルトダウン事故」->「福島原発事故」に変更します。

| | コメント (5)

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »