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2011/05/29

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

最初に書きますが、推理や事件事故にはまったく関係の無い本です。
マネジメントを勉強した方が良いと人に進められた本でした。

泣きました。小説を読むのも久しぶりですが、泣きました。
泣きたい人、組織のマネジメントをとりあえず勉強してみようかな?と言う人にはお勧めだと思います。

ちょっと思ったのが、警察についてドラッカーの「マネジメント」を当てはめたらどうなるだろうか?
警察にとっての顧客とは誰なのか?
警察とは何なのか?どうあるべきなのか?

なんて考えてみるのも面白いかもしれないね。

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山口県下関市6歳女児殺害放火事件その9(犯人の迷いと遺体遺棄)

さて、容疑者は逮捕されたが、大きな謎が残っている。
それは、遺体の遺棄です。
以前にも少し書きましたが、もし、殺害場所が屋内なら屋内から遺体を運びだしながら、被害者の自宅近くに遺棄する事は矛盾するのではないか?と言う事です。

今回はこのあたり考えてみようと思う。
ただし、容疑者は逮捕されていますが、容疑者が犯人と言う前提で書くことはしません。

まず、殺害場所ですが・・・
可能性は二つで屋内か屋外かになります。
で考えなければならないのが、この事件が計画的な物なのか?と言う点です。
私は二つの理由でこの事件は突発的あるいは衝動的な物だと考えています。
・凶器が現場にあった物で絞殺だった事。
・6歳の女児を殺害する理由は基本的に無い事

なので動機としては
・犯人にとって都合の悪い事が起こる場合や感情的な場合
と考えていますが、いづれにしても、突発的な物だったと考えています。

例外として、明確な目的が犯人にある場合(保険金詐欺など、だけどこの場合は計画的ですね)

突発的な事件だったと仮定した場合。コードの切断と持ち去りが問題です。
殺害が屋外の場合、コードが凶器とすると、コードを切断して女児を運び出してから殺害した事になり、この点が少々不自然ですね。

屋内が殺害現場とした場合、屋内で咄嗟に殺害してから、凶器のコードを切断して遺体とコードを運び出したとする流れの方が自然に思えます。しかし、この場合はその後の遺棄場所が現場近くだった事に矛盾します。

で本題の遺体遺棄について考えます。行動の理由としては
・逮捕されない為の行動
と考えています。
で問題は具体的に何が問題か?と言う事ですが私は二つ考えています。
A)殺害場所が屋内の場合、犯人の侵入方法が問題となる。合鍵を持っている人間は限られる。あるいは容疑者の周囲から合鍵が出てくればかなり不利な情報となる。

B)遺体を隠して事件を隠蔽しようと考えたが、遺体を隠しても誘拐事件として捜査され、その時点で犯人が疑われる事を自覚している場合、あえて遺体を隠す事でリスクを増やすよりも、遺体を近くに放置して証拠を消した方が犯人にとって有利になると考えた場合。

つまり、殺害直後は遺体を隠し事件を隠蔽する事を犯人は選択したのだが、遺体を運び出した時点で再度、選択し直したと言う事です。

今回は犯行が深夜から早朝にかけての時間帯の為、6歳女児が自分で屋外にでる事想定しにくいでしょう。この為、どちらにしても侵入方法は問題となるのでA)の可能性は低いと考えています。

B)の場合、犯人は遺体を屋外に運び出した時に遺体の処理について再度考えた。
ここで場合分けが発生します。
1)遺体の運搬手段が無い場合(徒歩など)
2)遺体の運搬手段がある場合(車など)

1)の遺体の運搬手段が無い場合は、遺体を屋外に運び出したのは良いが、この後の処置の方法が限定されます。遠方に運ぶ事ができないので、近くの場所に隠す以外に方法がありません。かと言って遺体が発見されない場所としては自宅ぐらいでしょうか。
現場近くで不審な動きをするのは犯人にとってかなりのリスクだし、現場近くの自宅に遺体を隠すのもリスクが大きいでしょうし、同居人がいる場合などは無理でしょうね。

2)遺体の運搬手段がある場合
この場合は判断に迷うと思いますが、上に書いたように、犯人が必ず疑われると自覚している場合は難しいですね。時間を掛けて遠方に遺棄したとしても、その時間のアリバイが無ければ不審感が増すだけですし、証拠も残りますからね。

私はこのような理由で犯人は一度は遺体と事件を隠蔽する事を考え遺体を運び出したが、その後、結局、自分に有利にならないと考えて、遺体を隠す事を断念した。
その代わりに証拠を消す事や服を脱がせて犯人像をミスリードする事を考えたのではないか?と考えています。

参考リンク
山口県下関市6歳女児殺害放火事件その8(容疑者逮捕)

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2011/05/28

北九州市八幡西区薬物混入事件

5月25日北九州市八幡西区の小学6年の女児(11)宅で、提供された飲み物を飲んだ11~12歳の同級生の男児5人が体調不良を訴える事件が起きている。

福岡県警折尾署は5月27日、女児の兄で無職、男性容疑者(23)を傷害の疑いで逮捕した。「飲み物は出したが、薬物は入れていない」と容疑を否認しているらしい。

逮捕容疑は、25日午後4時半ごろ、自宅で薬物を混入した飲み物を飲ませ、5人に薬物中毒による意識障害の傷害を負わせたとしているようだ。

同署によると、飲み物から睡眠薬に含まれる成分を検出したという。また26日、容疑者宅を家宅捜索し、同様の成分が含まれる薬を押収したらしい。

25日午後4時過ぎごろ、男児6人が女児のマンションを訪問した。このうち5人が出された飲み物を飲んだ。帰宅後に顔が赤くなったりふらつく症状が出たため、家族が受診させた。命に別条はないらしい。

さて、続報をまちましょう。

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奈良県三郷町小4女児刺殺事件

5月26日午後11時ごろ、奈良県三郷町三室1に住む男性(69)から「孫が刺された」と消防に通報する事件が起きている。

連絡を受けた同県警西和署員が駆け付けたところ、小学4年の女児(9)が、2階で胸などを刺され血を流しているのを発見。近くにいた母親(41)が「包丁で刺した」と認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕したようだ。
腹部や首など十数か所を刺されて倒れており、病院に運ばれたが約1時間後の27日午前0時20分ごろに死亡したとの事。

県警によると、母親は指8本に切り傷があったため、いったん釈放し、奈良市内の病院に入院した。回復し次第、殺人容疑で逮捕する方針との事。

県警によると、この家には母親と死亡した女児以外に4人が同居。母親の祖母、両親、弟で、事件当時は全員在宅していたという。2階の一室が女児の部屋で、2段ベッドの上段に血痕が付着していたという。

県警によると、母親は署員に対し、「一緒に死のうと思った。自分は死ねなかった」などと泣きながら話していたという。母親は昨年、一時うつ病で通院していた、と家族が話しているらしい。


さて、酷い事件ですね。
病気だったのかな?治療はしていたのかな?家族は異変に気付いていたのかな?

無くなった女児のご冥福を祈ります。

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山口県下関市6歳女児殺害放火事件その8(容疑者逮捕)

5月27日、山口県警は同市向洋町3、派遣会社員、男性容疑者(27)を殺人と死体遺棄容疑で逮捕した。

容疑者は女児の母(30)の元交際相手で、母親への暴行容疑で逮捕されたことがあり、県警は動機などを追及しているとの事。

県警によると、容疑者は「知りません。殺していません」と否認しているらしい。

捜査関係者によると、殺害された女児の衣服に付着した微物を調べた結果、DNA型が容疑者のものと一致したらしい。
また、室内にあった扇風機の電気コードが切断されてなくなっており、県警は凶器に使われたとみているらしい。

県警は母親の交友関係を調べ、別れ話を持ち出された容疑者が昨年9月、母親の顔を殴るなどして暴行容疑で逮捕され、罰金の略式命令を受けたことが判明した。
配偶者暴力防止・被害者保護法(DV防止法)に基づき接近禁止命令も受けた容疑者から今月24日以降、事情聴取をしていた。

容疑者は26日夜、自宅で新聞社の取材に「疑われて迷惑だ。自分にも子どもがいるので殺すわけがない」と話していたとの事。

現場に落ちていた女児の部屋着から、母親の元交際相手、男性容疑者(27)=殺人、死体遺棄容疑で逮捕=のものとみられる微量の体液が検出されていたことが27日分かった。

同容疑者は逮捕前の聴取に対し、「現場には行っていない」と否認。これに対し県警下関署捜査本部は、同容疑者が事件発生時、現場に行ったことを裏付ける証拠とみて詳しく調べている。

捜査本部によると、体液が付着していた女児の服は、母親が事件数時間前、初めてパッケージから出して着せており、新品だった。鑑定の結果、検出された体液と容疑者のDNA型は一部パターンが一致するという。

捜査本部はこの服の製造元や販売までの流通ルートなどを追跡し、調べたところ、容疑者がその過程で触れた可能性はないと判断。このため、捜査本部は許容疑者が事件発生時に現場に行き、女児と接触した結果、体液が付着したとみている

殺人・遺体遺棄の容疑での逮捕に先立つ5月24日朝、県警捜査本部は重要参考人として母親(30)の元交際相手の男性(27)の自宅などを殺人と死体遺棄容疑で捜索するとともに、任意で事情聴取をしていた。

さて、容疑者が逮捕されましたね。
24日の任意での事情聴取の報道を聞いた時には少々、はらはらしました。ちゃんと逮捕できるのか?と・・・
理由は簡単です。捜査本部は逮捕状を取れなかった。証拠が揃っているならば、逮捕状を取って逮捕できたはずです。
だけど、捜索令状は取れたので容疑者が事件に関係しているとの証拠はあったのだろうと考えました。
なので、捜査本部はこの家宅捜索で容疑者を逮捕できる証拠を入手しなければならないのだろうと・・・

必要だったのは正規の手続きで入手した照合サンプルだったんだろうね。

参考リンク
山口県下関市6歳女児殺害放火事件その7(コードと放火と犯人像)
山口県下関市6歳女児殺害放火事件その9(犯人の迷いと遺体遺棄))

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2011/05/26

教室の悪魔

教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために

毎年、子供達が死を選ぶ理由の一つが「いじめ」です。
今の「いじめ」はどんな物なのか?
そのあたりが知りたくて読んでみました。

「いじめる」側か「いじめられる」側か?
「いじめ」られたくないから「いじめる」側に回る。
いじられる側もいじめる側も心に傷をのこさずにはいられない。

どちらになっても人格形成に影響が無いとは思えないですね。

子供を育てている人、教師の方、これから子供を生もうと思っている人にお勧めします。

いじめを解決した事例。
いろいろないじめのパターン。

我々は知らなければならない、子供達が生きている世界を。
そして、苦しんでいる子供達を救う方法を考えなければならないと思う。

そんな一冊です。
著者は東京都児童相談センター・心理司です。

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2011/05/25

岡山県岡山市少女虐待死事件

5月23日知的障害で高等支援学校に通う長女(16)の手足を縛って死亡させたとして、岡山県警岡山西署は岡山市北区北方2、無職、女性容疑者(37)を逮捕監禁致死容疑で逮捕する事件が起きている。

長女は発見時の体重が27キロしかなく、かなり痩せていた。容疑者は自分で110番通報した際、「しつけをするために縛って立たせた」と説明していたが、逮捕後は黙秘しているらしい。

同署には2年前、市内にある児童相談所から「身体の虐待とネグレクト(養育放棄)の疑いがある」と情報提供があったらしい。

逮捕容疑は今年2月28日午後8時ごろ、自宅アパートで、岡山県立岡山瀬戸高等支援学校1年の少女(16)を裸にし、手足をビニールひもで縛って約5時間にわたって風呂場に立たせ、放置して死亡させたとされるとの事。

容疑者は翌日午前1時20分ごろ、少女が倒れているのに気付いて「娘が風呂場で死んでいる」と110番していたらしい。少女は警察官が現場に駆け付けた時は息があったが、同午前3時10分ごろ、病院で死亡が確認されたとの事。低体温症だったようだ。

救急搬送の際、少女の体に複数のあざが見つかり、身長137センチ、体重27キロで小学校中学年程度だった。文部科学省の調査では、少女と同じ16歳女性の平均身長は157.7センチ、体重は52.7キロ。少女には知的障害があり、読み書きの能力は小学2年生程度だったらしい。

県警によると、母子は06年ごろからアパートで2人で生活。少女の手書きの反省文は県警が自宅で見つけたという。「ごめんなさい」と何度も書かれており、県警は、少女が以前から執拗(しつよう)な虐待を受けていた可能性があるとみている。

また、児相などによると、児相職員は事件の6日前の今年2月22日、少女の通う県立岡山瀬戸高等支援学校を訪れ、少女と面談。少女が容疑者から拳で殴られていることを明かしたが、児相と学校は同日と24日に対応を協議し「母親との関係作りを進めながら、大事に至らないか見守る」との方針を確認した。過去に児相が容疑者から面談を拒否された経緯も考慮したらしい。

少女について「虐待されている」と中学から申し送りを受けた高等支援学校が少女の入学直後から児相と連絡を取り合っていた。2月中旬、少女の問題行動について学校側が少女と話し合った際「(容疑者に)グーで殴られた」などと初めて明かし、児相にも伝えたところ、児相が22日に少女と面談したという。児相は「虐待が疑われ調査に乗り出したが、親子を引き離すほどの緊急性はないと判断していた。積極的に母親との関係作りをしなかった。なぜ手が打てなかったのか。検証しなければならない」としているとの事。

児童相談所は2008年以降、学校から、少女の体にあざがあるという虐待の報告を4件受けていて、2009年3月には、少女へのネグレクト(育児放棄)を認めていたが、「強制的な保護など、緊急性が高いケースだと考えていなかった」と話しているとの事。

岡山市の事件当日の気象情報を見ると、20時で10度、21時以降は10度割っているからね。裸で放置されたら、そりゃ低体温症ぐらいなるでしょうね。

事件の6日前に児相の職員が面接していて、少女を見ているのだが、27kgの体重は見た目でも異常を見て取れたと思うけど・・・
更に3年前からの虐待の報告、そして6日前には拳で殴られている事も把握している。

救えなかった事が残念です。
無くなった少女のご冥福を祈ります。

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2011/05/19

山口県下関市6歳女児殺害放火事件その7(コードと放火と犯人像)

今回は凶器と言われる電気コードと放火と犯人像についてあれこれ考えてみたい。
まず、切断された電気コードだけど、これが事件に関係するかどうかから考える。
事件とは関係ない可能性もあるけど、何しろ住人が無事なので電気コードが切断された家電製品が家の中にあったかどうか?は分かるはずですよね。
なので、今回は事件に関係するという前提で考えます。

「電気コードが凶器だから犯人が持ち去った」と言う説明はそれらしく聞こえるのだけど、実はここに疑問があります。

普通、犯人が凶器を持ち去る理由としては
・凶器の入手ルートから犯人が捜査されるのを嫌う場合。
・凶器に犯人を特定する証拠が残っている場合。

この二つぐらいかと思います。
今回の場合、電気コードは被害者宅にあった物だから入手経路から犯人にたどり着く事はできないでしょう。
そうすると、残るのは犯人を特定できる証拠が残っていた場合になります。
指紋、DNAと言ったところでしょうか。

しかし、指紋なら拭き取れば良い事だし、例えDNAが残っていたとしても、警察がその照合サンプル(データ)を持っていなければ、すぐに逮捕される材料にはならない。
流しの犯行なら放置していても良かったかもしれません。
もしかすると鑑識さんも見逃してくれるかもしれませんからね。
とは言え、殺人事件の決定的証拠ですから、やはり残しておきたくは無いでしょうね。

だけど切り取ってしまった事で「これが凶器です」と札を下げてしまったような物です。
この点をどう考えるかです。
偽装と言う可能性もあるけど、凶器を別の物に偽装したところで犯人捜査が終わるわけではありません。

妄想でしかないけど、犯人は相当慎重なタイプか神経質なタイプではないのか?

そう考えると「放火」の目的も意外な面が見えてくる。
犯人の「土足の足跡」が部屋に残っていたのは報道されていない。
もし足跡が残っていれば、靴のサイズやメーカーなどが報道されているでしょう。

つまり、犯人は玄関で靴を脱いで部屋に入っている。
証拠に神経質な犯人なら、玄関や通路に残った足跡は気になっただろう。
つまり、玄関に放火したのは消化剤や水、そして他の人の足跡で自分の足跡を消すためだったのではないか?と言う可能性を考えています。
同じ事が遺体周辺の足跡にも当てはまります。

だけど、意図せずに女児を殺害したのであれば、殺害直後にそれほど冷静に判断する事ができるだろうか?
ここが問題です。
これを説明する方法としては「犯人は逮捕歴がある」とか、「警察沙汰に慣れているような人物」だとすれば説明できるかな?と考えています。あるいは別の理由として、犯人が自分が必ず疑われる事を自覚している場合かな。

あいかわらず妄想ですがとりあえず、今回はここまでにしましょう。
参考リンク
山口県下関市6歳女児殺害放火事件その6(殺害の状況その2)
山口県下関市6歳女児殺害放火事件その8(容疑者逮捕)

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2011/05/18

神戸学院大有瀬キャンパス殺人未遂事件

5月17日午後2時50分ごろ、神戸市西区伊川谷町有瀬の神戸学院大有瀬キャンパスで、兵庫県明石市の同大4年の女子学生(21)から「男ともめている」と110番通報する事件が起きている。

県警神戸西署員が駆け付けたところ、男が女性の背中を包丁で刺したため、署員が殺人未遂容疑の現行犯で男を逮捕した。女性は重傷を負い病院に運ばれたが、命に別条はないらしい。

男を取り押さえようとした同署の男性巡査部長(40)も、右太ももを刺され重傷を負ったようだ。
逮捕されたのは、埼玉県鳩ケ谷市南の元会社員男性容疑者(25)。
同容疑者は女性の元交際相手で「殺すつもりで刺した」と話しているようだ。
県警によると、男性容疑者は授業終了を見計らって、「午後3時前に大学の駐輪場で女性を待ち伏せた」と供述。包丁は「数日前に神戸市内で購入した」と話しているという。
女性は背中を刺されたほか、左脇腹や左腕を切り付けられた。

2人は昨年4月ごろ交際開始。女性が今年3月に別れ話を持ち出したが、容疑者は同月に神戸学院大を卒業し埼玉県に引っ越した後も、復縁を迫るメールをたびたび女性に送っていたらしい。

女性は先月19日、県警明石署に相談。神戸西署はストーカー行為に当たる恐れがあるとして、女性につきまとわないよう容疑者に注意し、誓約書を書かせていた。
同容疑者は4月17日に大学内のトイレで自殺未遂騒ぎを起こした。女子学生はその2日後「(容疑者から)しつこくメールや電話が来る」と県警明石署に相談。同25日に注意を受けた容疑者は「ストーカー行為をしない」との誓約書を書いたという。

容疑者のかばんには包丁がもう1本入っており「数日前に神戸市内のホームセンターで買った」と供述。この日は大学内で待ち伏せしていたと話しているという。

容疑者本人にしか分からないような事なんだろうけど・・・
殺さなきゃならない事か?相手は惚れて交際していた相手でしょ?
自分の思い通りにならないのなら、お前を殺して俺も死ぬって事?
それじゃ、駄々っ子と同じだけど、こんな事件は結構多いよね。
人を好きになるのは理屈じゃないから、止めろともいえないだろうけど・・・
何ていうか、男女交際には有る程度の人間力というか大人力というか、そんな物が必要なんじゃないかな?

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千葉市若葉区少年殺害事件

5月16日午後7時25分ごろ、千葉市若葉区小倉町の小倉市民の森で、少年が倒れているのを同じ中学校の生徒らが見つけ、119番する事件が起きている。

少年は搬送先の病院で死亡した。顔に打撲痕が数カ所あり、県警千葉東署は傷害致死事件とみて捜査しているとの事。
県警によると、少年は同市若葉区小倉台、市立若松中学2年男性(14)。
学生服にスニーカー姿で、ベンチの上にあおむけに倒れていたらしい。
発見したのは同中学3年の14~15歳の男子生徒3人と16歳の少年で、生徒の1人は被害者と面識があったらしい。

警察は、男子生徒と同じ学校に通う中学生4人を逮捕した。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、14歳から15歳の中学生4人で、13歳の少年1人が補導された。
少年らは16日夜、千葉市若葉区にある公園「小倉市民の森」で、中学2年の被害者(14)の顔などを殴るなどして死亡させた疑いが持たれているとの事。

警察の調べに対し、少年らは容疑を認めているという。
被害者の体や顔には複数の打撲のあとがあり、警察は、動機や経緯について、くわしく調べているとの事。
被害者らが通う中学校では、17日朝、全校集会が開かれ、校長から事件について説明があったという。

動機が知りたいですね。続報を待ちましょう。

2011/05/18追記
千葉県警に傷害致死容疑で逮捕された同校生徒の一部が「仲間の仕返しのつもりだった」と供述していることが17日わかった。

捜査関係者によると、被害者は同じ公園で12日、事件で逮捕・補導された生徒5人とは別の生徒と殴り合いのけんかになったという。県警は、このけんかが事件につながった可能性があるとみて詳しい経緯を調べている。同事件では17日、同校2、3年生の男子生徒4人(14~15歳)が逮捕され、2年生の男子生徒(13)が傷害致死の非行事実で補導された。

同日午後、記者会見した校長はによると、生徒らの間で殴り合いのけんかがたびたびあり、12日のけんかでは被害者を含む複数生徒が顔などにけがを負ったという。

一方、逮捕された男子生徒らについて、被害者とは面識がある程度の付き合いだったとし、「部活動をやっている子もいるし、授業を一生懸命受けている子もいる」と述べるにとどめた。

周辺住民によると、現場となった公園には、若者たちが夜中に集まるなど、たまり場になっていたらしい。県警では、被害者が事件当日、男子生徒に呼び出されて公園に来たとみて捜査しているとの事。

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山形県鶴岡市乳児遺体遺棄事件

鶴岡市羽黒町荒川の爪田川河川敷で先月、手提げバッグの中で生後間もない女児の遺体が発見された事件で、鶴岡署は11日、同市下山添、会社員、男性容疑者(42)と妻でアルバイトの女性容疑者(32)を死体遺棄容疑で逮捕した。

両容疑者は「2人で捨てた」と容疑を認めているらしい。
逮捕容疑は4月中旬、河川敷に女児の遺体をバスタオルに包んで布製バッグに入れて投げ捨てたとしている。
県警捜査1課によると、女性容疑者は女児を自宅で出産してから数日後、死亡した女児を夫とともに河川敷に捨てたらしい。
女児の発見場所に土地勘はなく、2人で乗用車で探したという。県警は女児の死亡の経緯を詳しく調べるとの事。

ちょっと気になる事件なのでメモしておきます。
「出産はそろそろ生まれそうなのでお願いします。」といっても受け入れてくれる病院はまずないだろうね。
通常は数ヶ月前に病院に予約すると思う。
夫は42歳の会社員で経済的に問題があったのか?でも出産費用は健保から戻ってくるし、なにしろ妊娠期間は長いからその間にお金を貯めておくこともできるよね。

妻が32歳、普通に産婦人科に通院しなかったの?
普通、妊娠すれば近い親族には報告するから、定期健診の結果とか話題になりそうなんだけど・・・

病院で出産していれば子供は死ななかったかもしれないけど、死亡した理由は何だったのだろう?
どうして、病院で出産しなかったのだろう?

続報を待ちましょう。

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山梨県北杜市大泉町犬虐待事件

山梨県北杜市大泉町谷戸の北杜市役所大泉総合支所の前に、頭部と尻尾のない犬の死骸が置かれていたことが5月16日分かった。県警北杜署は器物損壊や動物愛護法違反の疑いもあるとみて調べているとの事。

同署などによると、犬種は不明で、胴の長さは約50センチ
首輪はなく、頭部や尻尾は見つかってない5月15日(日)午前8時ごろ、通行していた中学生が死骸を見つけて市側に連絡したらしい。

市職員が14日(土)午後5時ごろに退庁した際には死骸はなかったという。
同支所は「トラブルはなく、脅迫などをされる心当たりはない」としているようだ。

市役所の支所の前に置いたね・・・
でも、置いたのは土曜の夜、自動交付機があるけど、日曜日は殆ど人はいないだろうな。
騒ぎを起こしたいのなら、人の多い時を選ぶよね。
それから、頭部はともかく、尻尾を切断した理由は何だろう?何か意味があるのかな?

続報を待ちましょう。

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2011/05/17

大阪市住之江区乳児虐待事件?

2011年1月大阪市住之江区で、生後3カ月の乳児が死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件で、乳児の遺体には、多数の骨折の痕やあざがあったことが16日分かったようだ。

両親は乳児への暴行を否認しているが、関節を逆に曲げるなどの人為的な傷害が疑われる鑑定結果も出ていることから、府警捜査1課は虐待が常態化していた疑いがあるとみているとの事。

捜査関係者らによると、乳児は腕と両足のすねを骨折していたほか、複数の肋骨(ろっこつ)が折れていた。体には多数のあざがあり、硬膜下血腫も発症していたらしい。

乳児の負傷は昨年11月、乳児の1カ月健診時に母親の女性容疑者(34)が、「子供の腕がぐらぐらしている」と申し出て発覚。このときは腕を骨折していることが分かった。
以降、乳児は入通院を繰り返したが、継続的に虐待が行われていたとみられ、すねや肋骨の骨折が相次いで判明した。

専門医が傷痕を鑑定したところ、腕をねじ曲げる
・足の関節を逆に曲げる
・軟らかいものでたたく
・頭部を強く揺さぶる
などの行為により、負傷した可能性があるらしい。

女性美容疑者と父親の男性容疑者(21)は、捜査1課の調べなどに「知人の子供に足を踏まれた」などと虐待を否認しているが、捜査1課は両容疑者が日常的に虐待を繰り返していた疑いがあるとみて、死亡した経緯についても調べているとの事。

ちょっと妙な感じです。
女性容疑者も虐待に参加していたなら、「自ら腕がぐらぐらしている」なんて申し出ないし、虐待が発覚する可能性のある検診や病院にも行かないのではないのかな?

続報を待ちましょう。

2011/05/17追記
父親の男性容疑者(21)が、育児に手を取られる母親の女性容疑者(34)に対し、不満を訴えるメールを送ったり、「子育てが忙しくてテレビ電話に出ない」などと怒っていたりしたことが17日分かった。

府警捜査1課は同日、傷害容疑で両容疑者を送検。男性容疑者が、乳児への嫉妬心から虐待を繰り返した疑いがあるとみて、詳しい動機などを調べるとの事。

捜査関係者や知人らによると、両容疑者は昨年春に結婚。同年10月4日に乳児が生まれてから、女性容疑者は熱心に育児に励んでいたという。

両容疑者は耳が不自由なため、携帯電話のメールやテレビ電話機能を使っていたが、男性容疑者は周囲に「妻が授乳中で電話に出ない」などと怒った態度をみせ、女性美容疑者に「子供の方が大事なのか」というメールを送信。「妻が子供ばかりかまって、自分の相手をしてくれない」と知人らに漏らしていたらしい。

その後の調べで、男性容疑者が、「子どもがうざい」、「おれと子ども、どっちが大切なんだ」といったメールを何度も送り、女性容疑者が「あなたの方が大事」などと返信していたことが新たにわかった。
乳児が2011年1月に死亡したあと、この夫婦は、1度家を出ていったが、3月末に戻ってきた際、2人は、乳児のことにはまったく触れず、無関心な様子だったという。
男性容疑者を知る人は「『今までいなかったので、よろしくお願いします』と。(子どものことは?)何も言ってなかったですけど。『大変やったね。かわいそうなことしたね』と言っても、何も...」と話したらしい。

また、女性容疑者は、乳児の入院先の病院で「父親が子供に嫉妬してやった」とも話していることから、警察は、主に夫が暴行を加え、妻が黙認していたとみているようだ。

乳児は今年1月に死亡していて、夫婦は取り調べに対し、容疑を否認しています

同課は、乳児が生まれた直後から男性容疑者が、女性容疑者が子育てを優先することに腹を立てて虐待を始め、女性容疑者も黙認していた疑いがあるとみている。

・・・・いろんな要素はあると思う。
夫21歳、妻34歳、2人とも耳が不自由。
もともと、夫が依存的傾向が強かったというのは想像できるのだけど、父親には成れなかったのかな?
生まれたての赤ちゃんがどれほど手が掛かるのか、横で見ていて分かると思うけど、それの意味は理解できなかったんだね。
赤ちゃんは一人では生きていけません。誰かの助けなしには生きていけないんですよね。

子供を生む、育てる、当たり前のようにやっているように見えるけど、みんな大変なんですよね。
子供を生むならそれなりの覚悟が必要でしょうね。

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2011/05/15

山口県下関市6歳女児殺害放火事件その6(殺害の状況2)

前回の殺害の状況についてですが、見落としていた情報にコメントで気付きました。
OZONEさん、ありがとうございます。
見落としていた情報は

28日午前5時40分ごろ、隣室の女性(23)が「子供の声で『助けて』と声がする」と119番した事です。
つまり火災の通報のキッカケは「子供の声で『助けて』と声がする」だった。

なので、前回考えた
4)住民によると、28日午前5時前「ドンドン」という音が聞こえた。窓から見るとアパート敷地内に白い車が止まり、車のそばに赤い帽子をかぶった中年とみられる男が立っていたという。

その約10分後、外から「助けて」という女の子の声が聞こえ、その後、泣き声に変わったという。再び外を見ると、白い車は隣のアパートとの間を抜け、アパートの敷地を出て北に走り去ったという。被害者方玄関が燃えたのはこの後だったらしい。

この外から「助けて」という女の子の声が聞こえ、その後、泣き声に変わったという。

は長女の声だったと考えた方がよさそうです。

かといって、前回の推理の内容が大幅に変わるわけではありません。
女児が殺害された場所は屋内と屋外の両方の可能性があります。
A)殺害が屋内の場合
 寝ている女児を殺害し遺体を運びだす。
 しかし、その後、遺体を近くに放置した事が謎ですね。

B)殺害が屋外の場合
 寝ている女児を外に運び出してから殺害。
 もし、凶器が電気コードなら切断してから女児と一緒に持ち出している。この点が不自然です。
 ですが、その後、遺体を放置した事はこちらの方が説明しやすいですね。

参考リンク
山口県下関市6歳女児殺害放火事件その5(殺害の状況)山口県下関市6歳女児殺害放火事件その7(コードと放火と犯人像)

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2011/05/13

山口県下関市6歳女児殺害放火事件その5(殺害の状況)

事件発生からそろそろ半年が経過しようとしていますが未解決のままです。
今回は殺害の状況について考えてみます。
単純に見えるこの事件も実は意外に複雑です。それはある情報が事件の流れを大きく変える影響力があるからです。
まずは考える為の材料です。

1)死因は頸部圧迫による窒息死
2)ひものような物で絞殺されており、部屋の家電製品の電気コードが切断されており、これが凶器と思われる。
3)次女の布団から尿反応が検出されていた。事件当日に着けていた下着からも尿反応があった。
4)住民によると、28日午前5時前「ドンドン」という音が聞こえた。窓から見るとアパート敷地内に白い車が止まり、車のそばに赤い帽子をかぶった中年とみられる男が立っていたという。

その約10分後、外から「助けて」という女の子の声が聞こえ、その後、泣き声に変わったという。再び外を見ると、白い車は隣のアパートとの間を抜け、アパートの敷地を出て北に走り去ったという。被害者方玄関が燃えたのはこの後だったらしい。

この4点ぐらいですね。

1)3)は特に問題が無いのだが、2)と4)が問題です。
4)は色々な状況が考えられるからです。

A)この女の子の声は被害者の物ではない(つまり事件には関係ない)場合
B)この女の子の声は被害者の物
B-1)被害者が屋外にいた場合
B-2)被害者が屋内(自宅)にいた場合

A)のこの声が事件に無関係な場合は
女児が屋内で寝ている時に電気コードで絞殺されたと考えられます。

B-1)女児が屋外に居た場合
布団と下着の尿は「おねしょ」と考えます。おねしょの後に部屋から連れ出されます。この時一緒に電気コードも切断して持ち出し、屋外で女児を絞殺した事になります。

B-2)女児が屋内(自宅)に居た場合
これが問題です。女児は助けてと叫んでいるので、当然ですが絞殺される前に叫んでいます。
布団で寝ていたところ、異変に気付いて目覚めます。そして犯人に気付いて助けを呼んだ。その後に犯人に絞殺された事になります。

B-1)の場合は女児が部屋から連れ出されてた後に屋外で殺害されているので遺体をその近くに簡単に隠した事が説明できますね。
しかし、電気コードを切断して持ち出す理由が無い。仮に絞殺する為の凶器に使用する為になら、部屋から連れ出した段階で殺害する事を決めていた事になる。
最初から殺害する事が目的なら凶器は別に準備するでしょうね。
女児の自宅に適当な凶器があるかは事前に予測できないでしょう。

だけど犯人が部屋に侵入した後に殺害を決意したのであればこの場合も矛盾はなくなりますね。
部屋で女児を絞殺すると暴れて他の子供や住民に気付かれてしまうかもしれないので、連れ出して殺害する事にした場合ですね。
ただし、この場合は他の子供は殺害する予定が無いと言うか、他の子供を殺さない為に連れ出したのかもしれませんね。犯人はその場にいた子供全員を殺害する事もできたわけですから。

B-1-1)さらにこの場合で2)の電気コードが事件に関係が無い場合がありえます。
凶器は犯人が別に用意したヒモだった場合です。
犯人は女児を連れ出した後、屋外で女児に騒がれた為に持っていたヒモで絞殺し、そのまま遺体を近くに隠した場合になります。
この場合は最初から殺害する事が目的の場合もありますが、それなら騒がれる前に殺害する事もできたでしょうね。

B-2)の場合は時間的に女児は寝ていたはずなので、最初から殺害するつもりなら女児が叫ぶ前に殺害する事ができます。なのでこの場合も最初から女児を殺害する事が目的ではなかったと思います。
つまり、女児が叫んだ為に咄嗟に殺害したと思われます。
なので、殺害後に凶器のコードを切断して持ち出したと言う事でしょうね。

問題は殺害後に遺体を運び出す理由が無い事です。
殺害した時、この事件に気付いた人間はいません。
なのでそのまま放置しても犯人の逃走の妨げにはなりませんよね。
逮捕されない為の消極的な理由で運び出した場合と明確な目的を持った積極的な場合に分けられると思います。
だけど、突然の犯行でパニクって遺体を運び出したという可能性もありますけどね。

B-2-1)は電気コードが事件と関係ない場合ですが、内容は同じです。

とりあえず、今回はこのぐらいにしておきましょう。
ただ、殺害の状況と犯人像を考えるヒントは遺体に残っていると思います。

参考リンク
山口県下関市6歳女児殺害放火事件その4(続報と動機)
山口県下関市6歳女児殺害放火事件その6(殺害の状況2)

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2011/05/03

豊田市女子高生殺害事件その10(愛知県警HP)

遺留品情報は昨年公開されているが、愛知県警のHPに画像情報が公開されているので紹介します。
豊田市生駒町地内における女子高校生強盗殺人事件

結束ベルトが長さ2mと言うのは昨年出ていたが、映像で見るとちょっと違和感があるね。
ちょっと長いと思いますね。
手足を拘束するだけなら1mとか50cmでも良いような気がします。
しかも、色が白なんだよね。

ベルトは短く切られ、輪の状態で被害者の遺体近くに落ちていたといい、捜査本部は犯人が被害者の手を縛ろうとしたとみている

そう、犯人も長いと思っていたから、短く切って輪の状態にしていたんだろうけど・・・
でも、色が白ですからね。

多分、犯人が購入しようとした時、これしかなかったので、仕方なく「これ」を購入したんじゃないのかな?
その条件に合う、販売店は見つかってないのかな?

事件の約2週間前、現場から約10キロ離れた豊田市内のホームセンターで、このベルトや被害者の首付近に巻かれたビニールテープと同じ製品を購入した客がおり、捜査本部は関連を調べている

昨年の報道ではこんな事が報道されていたんだけど、捜査の結論は出ていないのかな。

犯人逮捕に期待しましょう。

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愛知蟹江町男性殺害事件その23(続報)

事件後2年経ちました。愛知県警がHPで情報を公開しています。
海部郡蟹江町蟹江本町地内における強盗殺人事件
のページで詳細な遺留品情報等を公開しています。

私の見たところで気になるのは
1)「クラフトナイフ」
 普通に考えてしまうと、カッターナイフが一般的だと思いますが、クラフトナイフを所持している理由が気になります。

2)「布袋」
 何かを入れて持ち運んでいたのだろうと思いますが、市販品なのか?あるいは手作りなのか?
 これも、若者が持ち歩くのであれば、市販品のバッグを使うと思いますね。

犯人はモンキーレンチをどうやって持ち歩いていたのか?ちと疑問ですね。

犯人逮捕に期待しましょう。

2011/05/17追記
犯人の遺留品とみられる布袋が、大手衣料品チェーンで販売された商品の付属品だったことが17日分かった。
夏物衣料の甚平が入れられていた袋で、大手衣料品チェーン「ユニクロ」の全国の店舗で、07年の夏季向けに販売されたという。 

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2011/05/02

鹿児島県鹿児島市女性銃殺事件その2

続報です。
1)現場からは、弾丸の一部とみられるかけら1個も発見されている。

2)現場に被害者のバッグや財布が残されていたことから、金品目的の犯行の可能性は低いとみて、交友関係のトラブルなどについて捜査を進めている。

3)女性の体に銃弾が貫通した痕があったことがわかった。

4)被害者が背後の近い所から撃たれたとみられることが捜査関係者への取材で分かった。

鹿児島市の日の出の時刻情報だけど4月30日の情報が無いが5月1日で5:33、5月2日で5:34なので、5:32頃だろう。

とすると、犯行時刻が遺体発見時刻の午前5時10分以前のはずだから、日の出前の時間と言う事になる。
暗い中、被害者の後ろから至近距離、1発で胸を撃って殺害と言う感じかな。
犯行時刻はもう少し絞れると思う、被害者が現場にいる理由を調べればよい話だよね。

問題はどうして銃なのか?だよね。
そして、どうして1発しか撃たなかったのか?
1発しか撃っていないというのは私の推測です。もし、複数撃たれていたのなら、報道は傷の数を流すでしょう。

怨恨の場合、過剰に攻撃する傾向があると考えています。
至近距離とは言え、1発と言うのはどうもあっさりしているように思えます。

さらに、犯行の場所が被害者の勤務地のすぐ近くと言う事にも理由があるんでしょうね。

意外な展開もあるかもしれませんね。
続報を待ちましょう。

2011/05/25追記
鹿児島県警は25日、吉住さんの交際相手で同市西陵3、行政書士、男性容疑者(65)を殺人、銃刀法違反容疑で逮捕した。県警によると、容疑者は「そのようなことをやった覚えがない」と容疑を否認しているという。

逮捕容疑は、4月30日午前3時45分ごろ、同市常盤1の病院敷地内の路上で、出勤途中の被害者を背後からライフル銃で撃ち、殺害したとしている。

県警は、被害者と交際していた男性容疑者がライフル1丁と散弾銃4丁を所持していたことから任意で提出を受け、被害者の体内と現場の路上に残っていた弾丸の破片を鑑定。「弾丸が容疑者のライフル銃から発砲されたとみて矛盾はない」との結果だったらしい。

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