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2011/05/25

岡山県岡山市少女虐待死事件

5月23日知的障害で高等支援学校に通う長女(16)の手足を縛って死亡させたとして、岡山県警岡山西署は岡山市北区北方2、無職、女性容疑者(37)を逮捕監禁致死容疑で逮捕する事件が起きている。

長女は発見時の体重が27キロしかなく、かなり痩せていた。容疑者は自分で110番通報した際、「しつけをするために縛って立たせた」と説明していたが、逮捕後は黙秘しているらしい。

同署には2年前、市内にある児童相談所から「身体の虐待とネグレクト(養育放棄)の疑いがある」と情報提供があったらしい。

逮捕容疑は今年2月28日午後8時ごろ、自宅アパートで、岡山県立岡山瀬戸高等支援学校1年の少女(16)を裸にし、手足をビニールひもで縛って約5時間にわたって風呂場に立たせ、放置して死亡させたとされるとの事。

容疑者は翌日午前1時20分ごろ、少女が倒れているのに気付いて「娘が風呂場で死んでいる」と110番していたらしい。少女は警察官が現場に駆け付けた時は息があったが、同午前3時10分ごろ、病院で死亡が確認されたとの事。低体温症だったようだ。

救急搬送の際、少女の体に複数のあざが見つかり、身長137センチ、体重27キロで小学校中学年程度だった。文部科学省の調査では、少女と同じ16歳女性の平均身長は157.7センチ、体重は52.7キロ。少女には知的障害があり、読み書きの能力は小学2年生程度だったらしい。

県警によると、母子は06年ごろからアパートで2人で生活。少女の手書きの反省文は県警が自宅で見つけたという。「ごめんなさい」と何度も書かれており、県警は、少女が以前から執拗(しつよう)な虐待を受けていた可能性があるとみている。

また、児相などによると、児相職員は事件の6日前の今年2月22日、少女の通う県立岡山瀬戸高等支援学校を訪れ、少女と面談。少女が容疑者から拳で殴られていることを明かしたが、児相と学校は同日と24日に対応を協議し「母親との関係作りを進めながら、大事に至らないか見守る」との方針を確認した。過去に児相が容疑者から面談を拒否された経緯も考慮したらしい。

少女について「虐待されている」と中学から申し送りを受けた高等支援学校が少女の入学直後から児相と連絡を取り合っていた。2月中旬、少女の問題行動について学校側が少女と話し合った際「(容疑者に)グーで殴られた」などと初めて明かし、児相にも伝えたところ、児相が22日に少女と面談したという。児相は「虐待が疑われ調査に乗り出したが、親子を引き離すほどの緊急性はないと判断していた。積極的に母親との関係作りをしなかった。なぜ手が打てなかったのか。検証しなければならない」としているとの事。

児童相談所は2008年以降、学校から、少女の体にあざがあるという虐待の報告を4件受けていて、2009年3月には、少女へのネグレクト(育児放棄)を認めていたが、「強制的な保護など、緊急性が高いケースだと考えていなかった」と話しているとの事。

岡山市の事件当日の気象情報を見ると、20時で10度、21時以降は10度割っているからね。裸で放置されたら、そりゃ低体温症ぐらいなるでしょうね。

事件の6日前に児相の職員が面接していて、少女を見ているのだが、27kgの体重は見た目でも異常を見て取れたと思うけど・・・
更に3年前からの虐待の報告、そして6日前には拳で殴られている事も把握している。

救えなかった事が残念です。
無くなった少女のご冥福を祈ります。

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コメント

岡山市で高校1年の長女=当時(16)=を浴室に監禁し死亡させたとして、逮捕監禁致死罪に問われた母親の女性被告(38)の裁判員裁判で、岡山地裁は25日、「しつけの限度を明らかに超えた過酷な仕打ちで、悪質」として、懲役3年6月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。被告側は判決を不服として、即日控訴した。
 判決は「自分を守ってくれるはずの母親に監禁され、人生を終えた被害者の無念さや絶望感は察するに余りあり、結果は重大」とした。
 弁護側は公判で「長女には発達障害があり、虐待ではなく、しつけだった」などと無罪を主張。被告は事件のショックで口が利けず、公判中1度も発言しなかったらしい。

投稿: ASKA | 2011/11/25 22:58

控訴審判決が21日、広島高裁岡山支部であった。
山崎和信裁判長は「しつけの範囲を超えた悪質な犯行だ」と述べ、懲役3年6月(求刑・懲役5年)とした1審・岡山地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
弁護側は上告しない方針らしい。

判決によると、被告は長女が近所の民家で盗み食いをしたと思いこみ、反省させようと昨年2月28日夜、手足をひもで縛り、浴室に裸で約5時間立たせて低体温症で死亡させたとの事。

投稿: ASKA | 2012/03/23 19:40

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