境界性パーソナリティ障害
以前に人格障害かもしれないと言う本を読んで「境界性人格障害」に興味を持ちました。
ちなみに、「境界性人格障害」と言う言葉は古い呼び方で今は「境界性パーソナリティ障害」と呼ぶようです。
実際の事件でも2件ほど、境界性パーソナリティ障害と思われる人物が殺害されている事件が別の書物で紹介されているのを読みました。確かに対人関係ではトラブルになりそうです。
この本はその境界性パーソナリティ障害をメインテーマに取り上げています。
具体例も豊富で読みやすいです。
この障害を理解する上で大変参考になると思います。
どんな症状なのか、そしてどうしたら治療できるのかそういった事が分かりやすく書かれています。
ただ、私はこの障害を理解するだけでなく、別の見方もできると思いました。
それは「子育ての参考書」としてです。
この障害はどうやら幼児期の育成環境に大きく影響を受けるようです。
子育てをする親からみると、「こう育ててはいけない」と言う反面教師的な要素もあるように見えます。
また、この障害は虐待の後遺症の一つと言う見方もできるかもしれませんね。
それから、この本を読んで気付いたのですが、斉藤学さんの「アダルトチルドレン」の原因の考え方とこの障害の原因が似ているように思えました。
境界性パーソナリティ障害の一種が「アダルトチルドレン」なのか?と少々疑問に思ったりしています。
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コメント
演技性と自己愛性の特徴を持ち合わせてる人物が身近にいます。
まあまあ重傷の部類に入るはずです。
病であるのなら仕方ないのかもしれませんし、日常での振る舞いも
スルーしてきました。しかし先の震災の後の行動がどうも解せません。
というよりも見ていて胸くそ悪く感じてしまいました。
具体的には書けませんが
パニックに陥っているみなさん冷静になってください!!と
呼びかけるような行動をとっていたのですが
どうみてもそんな自分に『陶酔』してるのです。
震災、原発問題と、他人の不幸、国難という負の状況を糧にするかのごとく.....
水を得た魚のように生き生きとし
リーダーシップを勘違いして執り、はしゃぐ姿に辟易でした。
ちなみに、あれだけ大騒ぎしていたのに
今はブームが過ぎ去ったらしく違う事に夢中です。
投稿: | 2011/07/15 09:59