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2011/08/09

京都府木津川市女性殺害事件

7月21日午後10時40分ごろ、京都府木津川市加茂町駅東の2階建てアパート「シャーメゾン加茂B棟」102号室で、住人のアルバイト店員、女性(27)が血を流して倒れているのを、訪ねてきた派遣社員の知人男性(25)が見つけ、110番する事件が起きている。

木津署員らが駆けつけたところ、女性は既に死亡していたらしい。胸などに刃物で刺されたような傷が複数あり、京都府警は殺人事件とみて捜査を始めたとの事。

府警によると、女性は1人暮らし。発見当時、室内の居間でうつぶせに倒れ、首にタオルようのものが巻き付いていたらしい。
Tシャツと短パンを着用し、着衣に乱れはなかったようだ。
室内で刃物などの凶器は見つかっておらず、府警は付近を捜索しているとの事。

捜査関係者によると、当時、玄関のドアや部屋の窓は施錠されており、ドアにこじあけられた跡や窓が割られた形跡はなかったらしい。

知人男性は府警に対して「女性の交際相手」と話しており、女性から渡された合鍵で部屋に入ったらしい。

殺害直前とみられる21日未明、女性の携帯電話に交際相手の男性(25)以外にも複数の男女との通話履歴が残されていたことが23日分かった。
遺体発見時の着衣はTシャツと短パンの軽装だったことなどから、府警は、女性が知人を部屋に招き入れ、トラブルに発展した可能性もあるとみて調べている。また、現場の室内に女性とは別の足跡が残り、凶器が包丁とみられることも判明した。

捜査関係者によると、女性の携帯電話の履歴を確認したところ、死亡推定日時の21日未明ごろに交際男性を含む複数の男女の番号履歴が確認されたらしい。

交際男性は府警に対し、21日午前1時ごろに女性から着信があったと説明したらしい。女性は同日午前0時ごろに奈良市内の飲食店の仕事を終え、タクシーで帰宅しており、府警は、女性が車内か帰宅直後に交際男性以外の男女にも電話をかけたとみている。

犯人が遺体の発見を遅らせるため、女性の鍵を盗み、玄関を施錠して逃走した可能性が高いことが23日わかったようだ。
また、室内に残っていた犯人のものとみられる足跡は土足跡で、部屋の中にあったことが判明したらしい。しかし、玄関付近に目立った血痕は残っておらず、犯人は靴底についた血などを洗い流して逃走したらしい。

捜査関係者によると、女性の自宅の鍵は3本あり、1本は女性、合鍵と予備の2本は交際相手の男性(25)が持っていたようだ。うち女性の鍵1本が見つかっていないらしい。

男性は府警に対し、21日夜に合鍵で部屋に入り、居間で女性の遺体を発見した際、居間の電気は消えていたと説明。犯人が女性を殺害した後、早期の遺体発見を恐れて電気を消し、室内にあった鍵を持ち出して施錠した可能性があるらしい。

府警は、居間にあった財布が盗まれていない点や、殺害状況などから、女性に恨みを持つ者が部屋を訪ねた直後、犯行に及んだとみて、交友関係を中心にトラブルがなかったかを調べているとの事。

24日、奈良県の20代の女が関与した疑いが強まったとして、近く殺人容疑で女を取り調べる方針を固めたらしい。府警は、強い怨恨(えんこん)による犯行との見方を強め、交友関係を中心に捜査した結果、女の存在が浮上した。

捜査関係者によると、女は女性が勤めていた奈良市内の飲食店の男性常連客と交際していたことがあったという。府警はこの客をめぐり、女が女性とトラブルに発展したとみており、死亡推定日時の21日未明前後の行動などについて聴取するとみられる。

25日、府警が殺人容疑で奈良県大和郡山市のホステス、女性容疑者(27)を逮捕し、急展開をみせた。

奈良県三宅町に住む容疑者の親族によると、容疑者は生まれてすぐに両親が別居。生後5カ月の時にこの親族に引き取られ、育てられた。親族は「おとなしい普通の子。悪いことをする子ではなかった」と振り返る。高校1年の時に結婚、その後、離婚したという。

同県大和郡山市に移り住むと、勤め先の飲食店の客だった30代の建築業の男性と交際を始めるが、大声を出して暴れて警察官が駆けつける騒ぎも。平成21年10月には、この男性と別れ話をめぐってトラブルになり、包丁で切りつけて傷害容疑で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた。

被害者が勤務していた奈良市内の高級クラブの客によると、この男性が被害者の常連客だった。2人は店外で食事することもあったが、ただの従業員と客の関係で、容疑者が2人の関係を一方的に誤解して恨みを抱いた可能性が高いとみられる。

現場のアパート室内から、被害者や知人以外の指紋が検出されていないことが26日わかった。府警は、殺人容疑で逮捕されたホステス、容疑者(27)が現場に指紋を残さないように手袋を着用して犯行に及んだとみているようだ。

また事件後、被害者方から普段使う包丁1本が見つかったが、犯行に使われた形跡はなかった。このため逮捕以降、見つかっていない凶器の刃物は容疑者が持参し、犯行後に処分した可能性が高いらしい。

逮捕されたホステス、女性容疑者(27)が、接見した弁護士に対して事件ヘの関与を否定したうえで、「被害者宅に行き、無施錠だったので中に入ったら死んでいた」と話していたことが27日、関係者の話で分かった。

関係者によると、容疑者は弁護士に対して、21日未明に代行運転を使って勤務先の奈良市内の高級クラブから帰宅する被害者を、車で追尾したことは認めているが、「その日は自宅に帰った」と説明。

 そのうえで「21日朝に(私の元交際相手の男性と被害者との関係について)談判するため、被害者の家に行った」などと話したらしい。

逮捕後、容疑者の右手の数カ所にあった各1センチ弱の小さな傷があったらしい。

捜査関係者によると、事件の約1週間前、容疑者は車を運転中に追突事故に遭って負傷。事件前後の時期に足や手を包帯で固定し松葉づえ姿で歩く姿が近所の住民に目撃され、押収した車内から首を固定するコルセットも発見された。

一方、現場の室内には高間容疑者のDNA型と一致する血痕が見つかったという。激しく争った形跡もあったことから、府警は容疑者の傷は刃物を持ってもみあった際にできたとの見方を強めており、「事故での負傷はむち打ち程度だったらしい。犯行時にできた傷を事故によるけがに見せかけようと偽装した可能性がある」とみているようだ。

被害者と容疑者2人をつなぐ唯一の接点は、容疑者の元交際相手の男性。被害者の勤める高級クラブの常連客でもあり、事件前夜の同伴出勤も確認されている。

容疑者は平成21年、別れ話をめぐるトラブルでこの男性を包丁で切りつけて傷害容疑で現行犯逮捕され、有罪判決を受けた。その後も断続的に交際を続けていたらしい。

続報を待ちましょう。

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コメント

京都地検は11日、奈良県大和郡山市のホステス女性容疑者(27)(殺人容疑で逮捕)について、精神鑑定のため、京都簡裁に請求した鑑定留置が認められたと発表した。

期間は同日から約3か月。

地検は、事件当日の行動や供述などに不可解な点があるとして、刑事責任能力の有無を精神鑑定で判断すべきだとしている。

投稿: ASKA | 2011/08/15 12:13

平成23年7月、京都府木津川市でアルバイト店員、女性=当時(27)=を殺害したとして殺人罪に問われ、1審京都地裁の裁判員裁判で懲役17年とされた元ホステス、女性被告(30)の控訴審判決公判が6月27日、大阪高裁で開かれた。
裁判長は「原判決は全体的観点を欠いた不合理な認定」として1審判決を破棄、懲役20年を言い渡した。

被告が被害者の胸などを刃物で刺した行為が「過剰防衛」にあたるかが主な争点。1審判決は過剰防衛が成立するとして殺意を認めていなかった。

 これに対し裁判長は刺し傷の状況などから「被害者が先に被告を攻撃した可能性はない」として過剰防衛を否定。バスタオルで被害者の首を絞めた行為とともに殺意を認定した。

 1、2審判決によると、被告は23年7月21日、木津川市内の被害者の自宅アパートで、被害者の胸や腕を刃物で刺した上、バスタオルで首を絞めて殺害した。

殺意の有無の判断で1審裁判員裁判と判断が別れたと言う所なんでしょうね。
17年と20年で3年しか違わないけど、真実がどうだったのか?と言うのは被告人にしか分かりませんね。

投稿: ASKA | 2014/06/27 21:59

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