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2011/08/06

静岡市介護施設老人熱湯死事件

8月3日、介護施設入所者に高温のシャワーを浴びせて死なせたとして、静岡県警清水署は3日、静岡市清水区折戸3、介護士、男性容疑者(26)を傷害致死容疑で逮捕する事件が起きていた。

「シャワーを浴びせたのは間違いないが、そんなに熱いと思わなかった」と供述しているらしい。

容疑は、10年4月24日午前4時半ごろ、同区内の介護施設で、入所者の男性(当時93歳)に湯温約60度のシャワーを数分間浴びせ、重度のやけどを負わせて死亡させたとしている。

同施設や県警によると容疑者は、被害者がつけていた人工肛門の管が外れ、汚れを洗い流すためシャワーを浴びせていたようだ。
原則2人でやる作業だが、容疑者が「1人で大丈夫」と他の職員の協力を断り1人で作業したらしい。
この職員が大きな音を聞いて駆け付け、被害者の腰が赤くなっていることに気付き119番したとの事。

その後、静岡県警清水署の調べに「熱湯だと知ってシャワーを浴びせた」と供述しているらしい。
弁護人は「蛇口の栓を誤ってひねっただけで故意はない」としている。

同署によると、容疑者は「抵抗されたが、シャワーをかけ続けた」と供述しているらしい。

被害者は病院に運ばれて入院し、約2週間後に肺炎と敗血症の合併症で死亡した。

とこんな事件なんですが、突発的、衝動的な事件なんでしょうね。
熱湯を掛けても即死するような事は想像できないし、当然、被害者も叫んだり暴れたりすれば施設内で気付く人間もいると言う事は容疑者にも想像できたはずです。
だから、この事件は逃亡や隠蔽なんて事を想定してないんですよね。当然、発覚すれば容疑者がまず疑われるわけですから容疑者に不利な条件しかありません。

問題はなぜそんな事になったのか?と言う点ですよね。
当直中の午前4時、排泄の介助でその汚れを落とそうとした。
本人は意識してなかったかもしれないどストレスは大きかったのかもしれないね。
とりあえず、精神鑑定は必要かと思う。

その他としては被害者と容疑者との人間関係や労働環境なども気になりますね。

続報を待ちましょう。

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コメント

 意図的に書き分けてくれているのか、事件のおかしい点が良く分かります。
 こういう事件ほど、取調べの全面可視化が必要だと痛切に感ずる。警察は職務上漏らしてはいけない情報を漏らしているが、これは犯罪では?
 おかしい点の第一。
 要介護者の身体についたウンチの洗浄は非常に大変。一人でやったと言うが、身体の自由がきかない大人は50キロ以上ある上にぐにゃぐにゃして持ち上がらない。それを浴槽まで運んで浴槽に移し、着ていたものを脱がせるのがどんなに困難か、やった者には良く分かる。これは一人では無理。たとえやったとしても作業者が汚物まみれになる。規定で二人と言うが、物理的に一人では無理。同施設の他の職員に嘘がある。
 おかしい点の第二。
 シャワーの温度について「そんなに熱いと思わなかった」ということはよくあること。多くの人は美容・理容で経験があるのでは。つまり、瞬間湯沸かし器では出始めはぬるいので、ある程度出してからでないと温度が安定しない。特に60度になるにはかなり時間がかかる。だから、被疑者がお湯の温度をしばらく確認してもそれ以降に熱くなる。問題は、シャワーの温度調節を誰が上げておいたかだ。これは事前に可能。おそらく被疑者ではないだろう。
 ひょっとすると、被疑者はこの施設でイジメにあっていたのかも知れない。他の職員の嫌がらせを調べるべきだろう。

投稿: あすな郎 | 2011/08/09 14:03

あすな朗さん、こんにちは
今の所、情報が少ないのでなんとも言えない所ですね。
あすな朗さんのご指摘の通り事故の可能性もあるのだけど・・・
被害者がどんな状態だったのか?が気になりますね。
言葉を出せない、話せないような状態だったら、熱湯に気付くのが遅くなる可能性もあると思うのですが、被害者の意識がはっきりしていて言葉を話せるような状態だったら、熱湯を掛けたら「熱い!」ぐらいの声は出すでしょうから、それほど酷い火傷にはならないように思います。

即死だったわけではないので、話せれば被害者は関係者にこのあたりの事を何か話していると思うのですが、そのあたりの情報は出てきませんね。

いずれにしても続報が欲しいところですね。

投稿: ASKA | 2011/08/15 15:26

介護施設で入所者の男性=当時(93)=に熱湯を浴びせ死亡させたとして傷害致死の疑いで介護福祉士、男性容疑者(26)=静岡市清水区折戸=が静岡県警に逮捕された事件で、同容疑者の弁護士が8月22日、「故意と決めつけた取り調べを行った」などとして即時釈放の申入書を静岡地検に提出した。

申入書によると、「熱湯であることは分からなかった」と供述した容疑者に対し、取調官は「分からないはずはない。カッとなってやったのでは」として、執拗な調べを繰り返したという。

裏づけ捜査の結果はどうなのか?現場の状況はどうなのか?情報が欲しいですね。

投稿: ASKA | 2011/08/23 00:15

業務上過失致死罪に問われた同区折戸3、元介護福祉士、男性被告(27)に対し静岡地裁は20日、禁錮3年、執行猶予4年(求刑・禁錮3年)を言い渡した。

裁判長は「湯温を確認する基本的な注意義務を怠った。被害者に約5分間高温の湯を浴びせ続け、過失の程度は重い」と述べた。

判決によると、被告は10年4月24日午前4時半ごろ、男性にシャワーを浴びせて体を洗う際、湯温が適温か確認を怠って男性の胸や腹などに熱傷を負わせ、死亡させた。

罪の重い傷害致死容疑で逮捕され、弁護側は捜査の違法性を訴え公訴棄却などを求めていたが、退けられた。

投稿: ASKA | 2012/04/20 23:43

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