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2011/11/05

神奈川県横須賀市入院患者殺害事件

11月4日、心神喪失者医療観察法に基づき入院していた施設内で他の患者を絞殺したとして、神奈川県警浦賀署は東京都墨田区業平1の無職の男(31)を殺人容疑で逮捕する事件が起きている。

逮捕容疑は11月3日午後1時20分ごろ、同県横須賀市野比5の国立病院機構「久里浜アルコール症センター」の閉鎖病棟で、東京都大田区石川町1の男性患者(56)の首を絞め殺害したとしている。

同署によると、2人の間にトラブルは確認されていないらしい。
この病棟は、重大事件の精神鑑定で責任能力を問えず不起訴処分になった場合、入院する専門病棟。
患者のほとんどは個室の鍵をかけず、男性患者も施錠していなかったとの事。

男は千葉県内の病院の精神科に入院していた今年4月、別の入院患者を殺したとして、殺人容疑で逮捕、起訴された。しかし精神鑑定で統合失調症とされて不起訴処分となり、同法に基づく千葉地裁の決定で11月1日、久里浜アルコール症センターに移っていたとの事。

鳥取県米子市同室患者殺害事件が先月にも起きていますが、こちらは4月にも事件を起こして別の病院に移っていた。
受け入れた病院では当然、前の病院で何が起きたのか?どんな患者なのか?と言う基本的な情報は持っていたはずですよね?

その上で再度、同様の事件が起きてしまった。
他の病院でもこんな事件は起きるかもしれません。
原因と再発防止策は公表して欲しいですね。

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コメント

こうゆう事件があると怖くて病院にお見舞いにも行けません

こうゆう異常者は縛って隔離して下さい

投稿: おはよううさぎ | 2011/11/06 09:25

おはよううさぎさん、こんにちは
そうですね、自傷、他傷するような見るからに危険な患者は拘束とか薬とか個室とかで事件を起こすような事は無いと思います。
この事件も専門家のいる病院で起きているので単純な危険性を見逃すとは思えないんですよね。

アルコール依存症の病院のようですが、アルコール依存症に限りませんが、時々他の病気を併発している事が有るようなので、色んな患者を見ていたと思います。更に前の病院でも見逃しているみたいなので、この容疑者(患者)は特殊な事例なのかな?と私は考えています。

普段は大人しいのだけど何かの条件が揃うと殺意が芽生えてしまうような。あるいは殺意そのものを意識してないのかもしれませんが。。。

一部訂正、ASKA

投稿: ASKA | 2011/11/06 14:59

 刑事事件では無罪になっている訳で、何ら犯罪者ではないのだから、拘束したり、密室に閉じ込めたりは出来ないですよ(現行の国内法はもとより国際的にも)。かつてそのような拘束が横行して精神病者への人権侵害が大問題になったでしょうに。
 刑事法の理念ばかりが先行して、このような心神喪失で無罪になった者の処遇をどうするかをあまり重要視してこなかった(逃げて現場任せにしてきた)法務・厚生労働官僚の怠慢に対して、従来から指摘されてきた危惧が現実化したということだけです。
 現場は、人権と犯罪防止の狭間でいつも頭を抱えているはずです(そして職員の身体の安全も)。脱走して外部で殺人が行われたのではないことに注目を。対外的なセキュリティは計られていると考えます。

投稿: あすな郎 | 2011/11/07 04:10

あすな朗さん、おはようございます。

>自傷、他傷するような見るからに危険な患者は拘束とか薬とか個室とかで事件を起こすような事は無いと思います。

誤解されたようなので補足しますと、救急車で運ばれるような急性期の患者の場合に暴れて治療できないので、治療の為に拘束する事があると言う意味で書きましたが、説明が不足していたようですね。

それと1点、コメントで訂正です。
「大部屋に入れた」と言う報道はありませんでした。
別の事件と混同してました。

投稿: ASKA | 2011/11/07 07:09

ASKAさん丁寧なお答えありがとうございました

投稿: おはよううさぎ | 2011/11/07 11:04

>普段は大人しいのだけど
>何かの条件が揃うと
>殺意が芽生えてしまうような

統合失調症の場合ですと治療の為(症状を押さえる為)に服用している薬を勝手に服用しくなった後が危険です。

重度の統合失調症の方の中には
「毒が入っている」と言う妄想から医師から処方されてる薬を飲まなくなる時があるんです。
(まぁ、キツイ薬なんで、ある意味での「毒」というのは間違ってはいないんでしょうが^^;)

そして服用しなくなって暫くすると、以前よりも酷い幻覚・幻聴が起こることがあります。
お薬をきちんと飲んでいれば症状は安定していて他者への攻撃性は低いと思います。

この事件を起こした人は薬を飲んだふりをして
後で吐き出してトイレに流したりしてたんじゃないかと思います。

言いにくいことですが…
私の親類が統合失調症で何度か入退院を繰り返していました。
幸い事件を起こす事はありませんでしたが
薬を飲んだり飲まなかったりした後の方がそうしなかった時よりもいつも被害妄想が強くなっていました。
(ある特定の人物を毛嫌いする傾向が強まりました)

必要以上の薬漬けというのは良くないとは思いますが…
鬱病とは違い、統合失調症の重い症状がある患者さんには
適切なお薬の服用と、きちんと飲んでいるかの管理が必要だと感じます。

投稿: k | 2011/11/14 03:00

東京都墨田区、無職男性被告(32)の裁判員裁判の初公判が17日、横浜地裁で開かれた。被告は罪状認否で起訴内容を認めたが、弁護側は「心神喪失状態にあり、責任能力を問うことはできない」として無罪を主張したとの事。

検察などによると、被告は、2011年4月に千葉県内の病院で殺人事件を起こしたが、同8月、千葉地検が心神喪失だったとして不起訴処分とした。その後、千葉地裁の医療観察法に基づく決定で、被告は同11月、横須賀市の病院に入院した。

検察側は、被告は統合失調症で「責任能力は著しく減っていたが、全くなかったわけではない」と心神耗弱だったと主張しているらしい。

一方、弁護側は「被告は千葉県内で起こした事件から約7カ月後、全く同じ手段、態様で犯行を起こしている」と指摘。その間に、精神疾患が回復した事情は見受けられず、責任能力はなかったとしたらしい。

裁判の結果に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2012/10/19 20:18

裁判員裁判の判決で、横浜地裁は26日、懲役10年(求刑懲役20年)を言い渡した。

判決などによると、被告は、2011年4月に千葉県内の病院で殺人事件を起こしたが、千葉地検は心神喪失で不起訴処分とし、千葉地裁の医療観察法に基づく決定で同11月、横須賀市の病院に入院した。

裁判長は「被告は千葉の事件当時より症状は改善しており、自らの意思と判断で犯行に及んだ部分が残っていた」と認定。その上で「統合失調症の影響も強く、当時は心神耗弱の状態にあった」などと減軽理由を述べたらしい。

判決によると、被告は11年11月3日、横須賀市の病院で、入院患者の男性=当時(56)=の首を絞めるなどして窒息死させた。

責任能力は部分的に認めたんですね。
でも、この場合はこの後どうなるの?
病院?刑務所?

投稿: ASKA | 2012/10/27 19:39

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