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2011/12/07

千葉県松戸市女児通り魔事件その2(容疑者逮捕)

続報です。少年が逮捕されました。容疑を認めているようです。

埼玉県三郷市の路上で11月、帰宅途中だった同市立中学3年の女子生徒(当時14歳)が何者かに切りつけられた事件で、埼玉県警は12月5日、同市に住む通信制高校2年の男子生徒(16)を殺人未遂などの容疑で逮捕したとの事。

発表によると、男子生徒は11月18日午後5時45分頃、三郷市鷹野の路上で、女子生徒のあごを刃物のようなもので突き刺し、殺害しようとした疑い。女子生徒は約2週間のけがを負い、約10日間、入院していたらしい。

12月5日午後5時15分頃、男子生徒が現場から約2・7キロの同市高州の路上で自転車に乗っていたところを埼玉県警の捜査員が職務質問したらしい。
折りたたみ式ナイフ(刃渡り約15センチ)とナタ(刃渡り約17センチ)を所持していたため、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕したらしい。

調べに対し男子生徒は「歩いている人を殺そうと思って持っていた」と供述しているらしい。
女子生徒が切りつけられた事件について「(持っているのとは)別の包丁で刺した」などと容疑を認めているらしい。

埼玉県警によると、数日前から「ナイフを持ってうろついている人がいる」という複数の情報提供があり、中には「高校内にナイフを持ち込んでいる生徒がいる」などの具体的な情報も寄せられたことから、捜査線上に男子生徒が浮上したらしい。
捜査員が男子生徒の周辺を警戒しながら捜査を進めていたとの事。

捜査関係者によると、三郷市の事件現場にあった防犯カメラには、黒っぽい服装で自転車にまたがる男子生徒とみられる男が映っていたらしい。

三郷市と松戸市の事件について「自分がやった」と容疑を認め、「事件の被害者とは面識がない」とも述べているらしい。

12月2日には松戸市の現場から約10キロ離れた千葉県柏市の路上で、塾帰りの小学4年の女児がカッターナイフを持った黒い服装の若い男を目撃していたが、この情報については「俺じゃない」と話しているらしい。

また、5日に三郷市内で職務質問された際に男子生徒がバッグの中に持っていたナイフとなたは、いずれも未使用だったことも判明したらしい。
埼玉県警は男子生徒は次の犯行のため新たに準備した可能性があるとみて、犯行の詳しい動機などを調べているとの事。

捜査関係者によると、男子生徒は両親と弟の4人家族。職務質問された際、男子生徒は特に抵抗する様子は見せず、県警のその後の取り調べに対しても落ち着いて対応しているらしい。頭髪は黒く、「ごく普通の少年という印象」(捜査関係者)らしい。

県警が5日夜から6日未明にかけて、三郷市内の少年の自宅を捜索したところ、事件で使ったとみられる包丁を含め二十数本の刃物が見つかったらしい。

県警は同日、殺人未遂容疑で、少年をさいたま地検に送検した。捜査関係者によると、少年は調べに対し、感情をあまり表に出さず、落ち着いた様子で素直に調べに応じているらしい。

少年は三郷市で帰宅途中の中学3年の女子生徒(15)を襲ったとされる11月18日は当時通っていた千葉県内の高校を欠席していたらしい。
捜査関係者によると、犯行時の状況について「自転車で追い抜きざまに刺した」という趣旨の供述をしているらしい。

男子生徒は両親と弟の4人家族。地主といわれる家系の長男として育ったらしい。
地元の小中に進学、知人や同級生らは「特に目立つことはないが、明るい性格だった」と話しているらしい。

昨年4月には千葉県内の私立高校に進学。商業科で学んでいたらしい。
制服の第一ボタンまできちんと留める真面目な感じの生徒だったらしい。

周囲が変化に気づいたのは昨年10月ごろ。同級生に突然、猫を虐待する海外の動画のアドレスを送りつけてきたとの事。
同級生が「猫を殺したりするの?」と尋ねると、男子生徒は「殺しているよ」とニヤニヤしながら答えたらしい。

別の日には学校にスタンガンを持ち込んで周囲に見せびらかし、「知らない人に使ってみようかな」などと話していたようだ。
次第に距離を取る同級生が増え、クラス内で孤立していったらしい。

2年生になってもこうした状況は続き、「バイクとか畑、物置、車に放火した」と話し、現場と思われるような写真をみせることもあったらしい。「護身用」としてナイフを2、3本持ち歩き、授業中はいつも寝ていたらしい。

そして11月末、同級生によれば、男子生徒は実際に殺した猫の首を学校に持ってきたとの事。
「猫は5秒で殺せる」と自慢げに話す男子生徒に対し、同級生が「本当に殺せるのかよ」とからかったことが発端だったらしい。

男子生徒が、レジ袋に包んだ猫の首入りの瓶をカバンから取り出すと、女子生徒の悲鳴が響いたとの事。男子生徒は瓶をカバンにしまい授業を受けていたらしい。
体調を崩し、保健室に運ばれる生徒もいたらしい。

学校側が翌日、少年にただしたところ、「持ってきたのはおもちゃだ」と話したらしい。
少年側から数日後、「自主退学したい」と連絡が同校にあり、事件の3日前に当たる11月15日、退学届が郵送されたとの事。退学理由は「本人の進路変更」で、少年が保護者と話し合った結果だったらしい。 
千葉県松戸市で女児が刺された事件の直前に通信制高校に移ったらしい。

さてと、ちょっと時系列をまとめると
2010年04月 高校進学
2010年10月 猫殺しの動画を紹介、スタンガンを学校に持ち込む
2011年04月以降 護身用にナイフを持ち歩き、放火したと話していた
2011年11月上旬 実際に殺した猫の頭部を学校に持ち込む
2011年11月15日 退学届けを郵送
2011年11月18日 三郷市鷹野の事件発生
2011年12月01日 千葉県松戸市の事件発生
2011年12月02日 千葉県柏市の事件発生(否認している?)
2011年12月05日 銃刀法違反容疑で現行犯逮捕

昨年の秋ぐらいから行動などに変化がでてきたらしいですね。
この変化から今回の人を襲う事件までが約1年ですか、短いのか長いのかは良くわからないけど、この1年間の間で彼を更正させるチャンスはあったのかもしれないね。
昨年の秋に何がきっかけで変質が始まっているのか?そのあたりの情報が欲しいですね。

ただ、ちょっと思ったのは、タリウム事件の時も事件前に動物実験や解剖などを行なっていたんですよね。タリウム事件では彼女の眩い才能のキラメキが暗黒面を覆い隠していたのかもしれないけど、今回の事件では容疑者の少年は目立つような存在ではなかった、さらに異常行動を隠そうともしていない。それなのにどうして周囲の人間は彼の変化に気付く事が出来なかったのか?

あるいは変化に気付いていたが、関わりたくないと考えたのかな?
学校だって猫の首の事は把握していたなら、親に連絡をしたのかな?
そんな事を考えると、この少年は誰からも関心が持たれずに、1人孤立して、悪魔の囁きのままに変質していったのかな?などと考えてしまう。

でも、少年犯罪では稀にメンタルに問題がある場合もあるのでこのあたりの情報も欲しいですね。このあたりは精神鑑定が必要かな。(参考リンク:少年犯罪の深層・・・家裁調査官の視点から

続報を待ちましょう。

参考リンク
千葉松戸市女児通り魔事件
千葉松戸市女児通り魔事件その3(保護処分決定)

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コメント

NHKニュースwebにあがってましたが…
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111227/k10014937651000.html

「動物では満足できなくなった」
という話をしているみたいですね…

以前からこちらのサイトでも書かれてるように
やはり動物虐待から人へ…と移行する可能性は高そうですね…。

投稿: k | 2011/12/28 05:09

千葉県松戸市で今月1日、下校途中の女児(8)が刃物で刺された事件で、殺人未遂容疑などで再逮捕された埼玉県三郷市に住む元通信制高校2年の少年(17)が、千葉県警の調べに対し、「人を殺してみたかった。抵抗できない小さい子供を狙った」と供述していることが26日わかったとの事。

捜査関係者によると、少年は容疑を認め、「(事件前に)動物を殺したことに興奮し、人を刺したいと思った」とも述べているらしい。

また、両市では10月以降、ゴミ置き場などが放火されていたが、少年は「千葉や埼玉で30件ぐらい放火した」と供述。燃えた跡をカメラ付き携帯電話で撮影し、画像を友人らに見せていたらしい。

投稿: ASKA | 2011/12/28 21:06

kさんこんばんは
>以前からこちらのサイトでも書かれてるように
やはり動物虐待から人へ…と移行する可能性は高そうですね…。

そうですね。過去事例にもありますから・・・
今回の事件も動物虐待の時点で何か打つ手が無かったのかな?と言うのが残念です。

動物虐待事件も更なる凶悪事件の入り口、あるいは導火線とみて注目する必要があると思いますね。

投稿: ASKA | 2011/12/28 21:11

埼玉県警は1月25日、殺人未遂などの疑いで逮捕された三郷市内の少年(17)が自宅でネコを虐待して殺していたなどとして、動物愛護法違反と器物損壊、銃刀法違反の疑いでさいたま地検に追送検した。

追送検容疑は、平成22年10月上旬ごろと23年10月29日ごろ、自宅敷地内でネコ2匹を殺したほか、23年10月2日から9日にかけて三郷市内で乗用車に火をつけるなど3件の放火を行い、23年11月18日に三郷市鷹野の路上で刃渡り約13・5センチの包丁1本を所持したとしている。 

県警捜査1課の調べによると、少年は自宅で小動物捕獲用のケージを仕掛けたり、素手で尻尾をつかんだりしてネコ2匹を捕獲。この後、千枚通しで刺した上、ケージごと土中に生き埋めにしたり、地面にたたきつけた上、金づちで殴打して殺害したという。

動物虐待の動機について、少年は「自宅の敷地でネコが用を足すのに腹が立ち、虫を殺すような遊び感覚でやった」と供述。また、一連の犯行について、少年は悪いことをしたとの認識は持っているものの、これまでに被害者に対する謝罪や反省の言葉はないという

投稿: ASKA | 2012/01/25 21:01

少年(18)の裁判員裁判の初公判が19日、さいたま地裁で開かれた。少年は起訴内容を認めた。弁護側は「医療少年院での教育が妥当、家庭裁判所への移送を求める」と保護処分を主張したらしい。

冒頭陳述で、検察側は少年の生い立ちを振り返り、少年が小学生の頃から虫を殺してストレスを解消していたと指摘したらしい。
中学では、残虐な映画を好み、性的対象として幼い女の子に興味を持ち、高校に入ると「人を殺せばもっと性的な興奮や満足感を得られると思った。刃物を持って女子小中学生を尾行した」と述べたらしい。

弁護側は「少年が二度と同じような事件を起こさないようになるためには、医療少年院での教育が不可欠」と主張。「ネットで人が切られるシーンを見ても、両親から制限されることはなかった」「父親の協力でネットでナイフを購入していた」などと少年の家庭環境に触れたらしい。

また、少年が逮捕後の精神鑑定で特定不能の広汎性発達障害と診断されたことを明らかにし、「少年鑑別所や家裁の調査官は、医療少年院がふさわしいとしている」と述べたらしい。

争点は、少年を保護処分とするか否か。保護処分が相当と判断されれば少年院への送致が見込まれ、刑事処分相当となれば、少年刑務所に送致、量刑が問われることになる。少年に対する判決または決定は3月12日に言い渡される予定との事。

20日の裁判で、少年は小学生の頃、「動物をいじめたり、殺したりするのは楽しかった」と述べ、さらに、高校生になると「インターネット上で残虐な目に遭う女性の動画を見ると性的に興奮した」などと攻撃的な欲求がエスカレートしていくさまを語ったらしい。

投稿: ASKA | 2013/02/22 21:43

20日の裁判で、少年は三郷市で女子中学生を刺した際には首を狙ったと話し、その理由については「出血しやすくて殺しやすいから」と述べ、首を切って持ち帰る計画だったことを明らかにしたらしい。
また、犯行後は包丁を自宅で見たり、舐(な)めたりするなどして、「性的に興奮した。刺した時を思い出した」と述べたらしい。

少年は三郷市内で市立中学3年の女子生徒があごを刺された23年11月以前から、県内や千葉県、東京都内などで、包丁やナイフを持って自転車でうろついていたと明らかにしたらしい。

また、同年10月月22日、三郷市内を徘徊した際、女子中学生を襲おうとしたが、「包丁を取り出したら悲鳴を上げた。まずいなと思い逃げた」などと述べたらしい。

少年は三郷市の事件後、自宅のパソコンで報道を検索し「血が出たときを思い出して性的に興奮した。またやりたいという気持ちになった」と供述したらしい。
弟に自身の犯行だと話したが、冗談だと思われ相手にされなかったらしい。

一方、殺害したネコを瓶に入れ学校に持っていった理由については「仲間がほしかった。喜ぶかと思った」などと説明したとの事。

投稿: ASKA | 2013/02/22 21:48

弁護側と検察官による被告人質問が行われ、少年が生い立ちや犯行当時の状況について答えたらしい。少年は、年下の女子を狙った理由を聞かれ「小さい方が殺しやすいと思った。性的興奮があった」などと述べたとの事。

弁護側は、少年が中学時代から閲覧していたネット動画についても質問したらしい。
女性が残虐な目に遭うシーンを好んだという少年に「性的に興奮したということか」と問うと、少年は「そういうことです」と返答。凄惨(せいさん)な動画は「戦争だったり、海外のもの。そういうサイトがある」と説明したらしい。

現実の女性を襲おうとした経緯について、弁護側の「見ているだけでは足りなくなってきたということか」という問いには「そうです。(動画に)飽きてきたというか…」などと答えたらしい。

少年が女子小中学生を切りつけ、人を殺そうとしたことを「楽しい」と表現した点について、検察官が「“楽しい”というが、どういう意味か」と尋ねると、沈黙を続けた末に「うまく表現できない。例えようがないです」と答えたらしい。

投稿: ASKA | 2013/02/22 21:53

21日、さいたま地裁で開かれ、少年を精神鑑定した精神科の医師の証人尋問などが行われたらしい。

医師は少年が診断された広汎性発達障害が「(犯行の)動機の形成に一定の影響を与えた」と証言した。その上で、「障害を個性として、許容範囲に収める教育をする必要がある」と語ったらしい。

医師は同障害の特徴として「想像と現実の区別がつかず、行動の結果が想像できない」と説明。
(1)残虐なシーンを見られる環境が少年に影響を与えたか
(2)施設内での治療が可能か

という点については、いずれも「どちらともいえない」と証言したらしい。

被告人質問では、少年は犯行前、少女を捜す場所を事前に地図で見ていたことや、刃物を凶器として収集していたことを認めたらしい。

また、裁判長は、19日の初公判で被害者の少女と女児の調書が読まれた際、少年の口元が緩んでいたことを指摘。少年は「(当時の興奮を)どうしても思い出した」と淡々と話したらしい。

こんな所かな。
弁護側は少年の異常性を強調して、事件はこの異常性の為に起きた事で治療が必要だと言うのが主張かな。
私が弁護士でも方針としてそちらを選択するだろうな。

少年自身も発達障害の為か包み隠さず話している印象ですね。普通だと罪を軽くしようとしてもう少し違う反応をするでしょう。

とりあえず、判決が出たところで記事にしたいと思います。

投稿: ASKA | 2013/02/22 22:06

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