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2012/02/22

山梨県北杜市乳児殺害事件

2月22日、生後3カ月だった長男を投げ落とし殺害したとして、山梨県警捜査1課などは殺人容疑で同県北杜市長坂町大井ケ森、会社員男性容疑者(22)を逮捕する事件が起きている。

泣きやまないからやってしまった」と容疑を認めているらしい。

逮捕容疑は2010年3月21日午後5時ごろ、長男(3ヶ月)が泣きやまないことに腹を立て、自宅2階で頭上に放り投げて約2メートル下の布団の上に落とし翌月27日に収容先の病院で脳挫傷により死亡させた疑いとの事。

容疑者は当初、「子どもをあやしていて誤って落とした」と説明していたが、頭部の外傷がひどかったため、捜査を続けていたらしい。

泣き止まないから・・・ってまたか?って感じだけど・・・
この事件をこのまま、ホントに額面どおり受け取ってよいのか?は迷うところなんですよね。

ポイントはこの容疑者が正常な判断ができる状態だったのか?と言うあたりですよね。
仕事もしているとは言え、だから何も問題が無いとは言えなくて、メンタルに問題がありながら仕事をしている人も居ますからね。

正常な判断ができていたと言う前提で書くのであれば。
やはり、泣き止ます方法が間違っているね。

そりゃ死んでしまえば、泣くこともできないが、それで本当に良いのですか?
後悔はありませんか?と聞けば、容疑者は「間違いでした」と答えると思う。

子育て経験の無い男性の場合、目の前で泣いている赤ちゃんを見れば、どうすれば良いのか?分からなくておろおろする事もあると思う。

だけど、生後3ヶ月なので、これまでも育児には父親として参加していたと思うのだけど・・・
母親は不在だったんだろうが・・・(居れば母親が面倒をみたろうからね)
今時の若い夫婦なので夫婦で携帯電話は持っているだろうから、妻や母親に電話して「どうしたらいい?」って聞く事ぐらいできたと思うんだけどね。

それもできずに、事件を起こしてしまった。
やはり、パニックでも起こしたのかな?あるいは酔っていた?
そう考えないと、この行動は説明できないよね?

続報を待ちましょう。

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コメント

お久しぶりです。
この事件は私のすぐ近所で起きてしまいました。このあたりは別荘地と地元の人、都会からの移住者とが微妙なバランスで暮らしている場所です。彼は完全に地元の人間で、親族が近所にかたまって住んでいるような環境だと思います。たぶん親も同居かと。
面識はありませんが、すぐ情報が噂となって流れて来るところなのでまたコメントします。

投稿: 猫好き | 2012/02/23 03:58

皆さんは、子供好きですか?
好きな人と嫌いな人がいる、私は見るのも嫌ですけどね
そういう「子供嫌いは」大勢いると思いますよ
多分「デキ婚」でしょう
S〇Xが好きなだけの、本来の意味合いなんてない
私には子供がいませんが、それだけでも救いと思う。
子供嫌いの本能がなければこういうことなんてない
あと「お前が子育てか?」と疑うものもある、
どちらにせよ「幼児虐待」には、その両面があると思う

投稿: 荒木 | 2012/02/23 12:41

続報
事件当時は妻と長女も自宅にいたが、別室にいたらしい。
祖母によると、容疑者はおとなしく、子煩悩。「初めての男の子だから」と長男を可愛がっており、長女からも懐かれていたらしい。事件後には次女も生まれていたとの事。祖母は「(事件後の)2年間も一家で仲良く暮らしており、殺人とは信じられない」と話したらしい。

これでいくと、長男の前に長女が生まれて、子育て経験は十分にあったと思われる。そして、事件後に次女も作っている。
さらに、驚いたのが、事件当時、妻が自宅に居たと言う事。
一声掛ければ、泣いている長男を妻にあやしてもらう事はできたし、単純に妻に預けてしまえば、その状況から開放されたはず・・・

やはり自分自身を制御できないほどの「何か」があったのかな?

投稿: ASKA | 2012/02/24 12:04


北杜市で10年3月、生後3カ月の長男を放り投げて死なせたとして、傷害致死罪に問われた同市長坂町大井ケ森、無職、男性被告(23)の裁判員裁判が7日、甲府地裁であった。検察側は「犯行は危険で悪質。ゲーム中に泣きやまなかったという動機も身勝手」などとして懲役7年を求刑した。判決は11月9日。

論告で検察側は、被告が長男に対し、回転を掛けて放り投げる行為を事件前から繰り返しており「客観的には虐待」と指摘。事件当日は約2メートルの高さまで投げ上げ、受け止めることなく頭から布団に落下させたとして「犯行は危険極まりなく悪質」と強調した。また、ゲーム中に泣きやまず腹を立てたという動機は「短絡的で身勝手」とした。
弁護側は「被告は当時月給が手取り12万円と困窮し、職場の人間関係でもストレスを抱えていた」とし、これらを背景に衝動的に投げ落としたと主張。「残された子供のためにも社会の中で生活することが必要」などとして執行猶予付きの判決を求めたとの事。

そして、11月9日の判決は懲役5年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。

裁判長は判決理由で「泣きやまないという乳児であれば当たり前の行動に理不尽な怒りをぶつけており、動機は身勝手」と指摘したとの事。

弁護側は「意識的な虐待や育児放棄はなかった」と主張し、執行猶予付きの判決を求めたが、裁判長は「暴行の危険性の高さを鑑みれば、執行を猶予すべきとは言えない」と述べたとの事。

って言うか、想像以上に酷い事件だったんですね。
3ヶ月で泣くなってのが無理だし、生後3ヶ月で回転を着けて放り投げるってなんですか?普通に考えて出来ないでしょ?普通は・・・
感情的にはもっと重くても良いかと思わなくも無いけど、他にも家族がいるからね・・・

投稿: ASKA | 2012/11/09 20:47

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