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2012/04/05

島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その36(時間軸を広げよう)

今回は時系列の情報をもう少し時間軸を広げて考えてみようと思う。
被害者の時系列情報とトピックは

香川県坂出市出身、県立高松商高卒業
高2の夏、米国ソルトレークシティーでホームステイを経験
高2の夏1ヶ月坂出市の割烹料理店でアルバイト
学校のアルバイトの許可証を持っていた。
(これは推測だけど米国への留学費用の為のバイトだったんじゃないかな?)

大学入学後
貧困や飢餓問題を考えるボランティアサークルに所属し、授業を休むことはほとんどなかった。

連休やお盆休み(夏休み)には、家族が待つ実家へ帰省

被害者が入居する学生寮は県外出身の1年女子を中心に約60人が個室住まい。寮生は被害者のことを「すれ違うと笑顔であいさつする明るい子」「門限(午前0時)を破ったり授業を休んだりしない子」と話しているとの事。
寮には防犯機器が完備され、被害者の部屋は整然としていたという。
(寮は1年しかいられないみたいです)

5月からアイスクリーム店でバイト
被害者は、週2、3回のバイトの時は徒歩で約1・5キロ離れた寮に帰宅していた。途中の市道には交通量の少ない暗い場所があり、寮の周囲では今春、不審者の出没情報があったが、浜田署は「事件を疑う痕跡などは見つかっていない」と話す。
26日も授業に出ており、午後4時半ごろ出勤。同大によると、トラブルなども把握していないという。

事件の年5~6月ごろ、キャンパス周辺で「車に乗った若い男」の不審
者情報があったが、夏以降はなくなった。

在学する大学では異文化理解研修と言うのを行っている。
「異文化理解研修」とは、主として2年生の夏期休業期間(約1ヶ月)を利用して行う海外研修です。アメリカ、中国、韓国及びロシアの交流協定締結大学において語学学習、社会・文化学習、地域住民との交流活動等に参加することで、国際感覚と語学力を身に付けることができます。

異文化理解研修は授業科目ですので、研修の後、最終レポートの提出によって、単位認定と成績評価が行われ、認められれば2単位が与えられます。なお、この研修は、2年次以上(場合によっては1年次以上)の学生が参加可能ですので、複数回参加できます。これが別の国だった場合、2カ国合計4単位までが卒業要件として認められます。

死亡した被害者を悼み大学に花壇が作られました。
【花壇銘板メッセージ】
 2009年4月本学に入学された被害者は、国際舞台で活躍する「夢」をいだき、勉強やサークル活動に熱心に取り組んでいました。成績は非常に優秀で、サークルでも「世界から飢餓をなくそう」との崇高な理想に向かって活動を続けるかたわら、留学資金のためのアルバイトを始めました。ところが、2009年10月そのアルバイト先からの帰路、残忍非道な犯罪の犠牲となり、帰らぬ人となりました。前途洋洋たる人生を、19歳という若さで、まったく理不尽にも奪われ、「夢」は叶わぬままになりました。
 私達は、彼女の無念さを思い、彼女が果たせなかった「夢」を引き継ぎ、実現することを誓います。
 ここに、御霊をお慰めするとともに、「夢」の実現に向けた誓いを新たにし、ともに命の大切さを忘れぬよう、平岡都さんを記念する花壇「Garden of Hope」を設置します。

被害者の夢は
海外で動物保護の仕事に就く事だったらしい。

夏休みに帰省したときは何度か母校に足を運んだ。その時、9月末に県立大である学会で発表する動物の権利に関する英語の論文を先生に何度も見てもらっていたという。

 高校時代、既に動物関係のボランティア経験のある被害者。当時、学会の発表だけでなく、動物愛護の写真展を見に行ったり、ボランティア希望のメールを県内の団体に打診したり。神戸の動物愛護の国際大会への参加も申し込んでいた。

昨年9月下旬~10月上旬、江津市であった動物愛護写真展。学内でチラシを見て、友人を誘い列車で出かけた。飼い主に捨てられ引き取り手のない犬や猫。そんな悲惨な状況の写真に「命の大切さ」を訴え「これからもっと勉強したい」と漏らしていたという。

 言葉通り、直後の10月中旬、12月に神戸市であるアニマルケア国際会議への参加を申し込んだ。島根県内の愛護団体にもボランティア参加を打診、行方不明になった10月26日、情報提供へのお礼のメールも送っていた。

 国際会議は、友人と3人で動物愛護に関する英語の論文を執筆する過程で知った。9月26日にあった「地球語としての平和学会」で発表した論文は、主に文献を参考にしていた。「取材が足りなかったから、行ってみたい」。いっそう意欲を燃やしていたという。
行方知らずになる寸前の10月25日から26日にかけて、 島根管内の動物
愛護団体に「11月の3連休にボランティア活動に参加したい」

インターネットで国内外の人と交流できるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にも登録し、登録者とコミュニケーションを図っていた。
(これがどこなのか見つかりませでした。)

 夢である海外留学に向けて、こつこつお金をためていたという。別の同級生は「月1万~2万円で過ごすこともあったようだ」と話す。外食も少なく、土日もアルバイトなどを除いて学生寮で過ごしていた

大学の夏休みの8、9月には、香川県坂出市に帰省。自動車運転免許取得のため約1カ月間、地元の自動車学校に通った。母校の高松商高に、かつての担任教師を訪ね、英語論文の添削を依頼。「大学は楽しいです」。担任は生き生きと語る姿を覚えている。

友人は、被害者と10月4日、航海実習で浜田港に寄港したロシア帆船の見学に出掛けた。国際交流に興味を持っていた被害者。友人やロシア人船員たちと笑顔で写真に納まった。

行方不明となる直前も普段通りだった。10月26日の午後2時50分までロシア語の講義を受け、友人と冗談交じりの会話を交わした。アルバイトへ向かう直前の同日午後3時ごろには、動物の世話のボランティアを希望していた島根県内の動物愛護団体にパソコンメールを送信していた。

午後9時16分。浜田市内のショッピングセンター(SC)でアルバイトを終え、退店時に防犯カメラに映った姿を最後に、被害者の足取りはこつぜんと途切れる。

 被害者の約30秒後に店を出た店員や、当時SC出入り口付近で客待ち中のタクシー運転手は、いずれも「周辺で変わった様子はなかった」と証言する。捜査本部によると、被害者の普段の帰宅ルート周辺にある複数の防犯カメラに姿はなく、目撃情報もない。

並べると
4月上旬 入学式と入寮(入学と入寮は同時機と推測)
5月ゴールデンウィーク(情報から帰省と推測)
5月からアイスクリーム店でアルバイト、無遅刻、無欠勤
6月に球技大会(今年の大学カレンダーにあったので例年の事と推測)
7月末 夏季休業、9月中旬まで
8月から9月に帰省し1ヶ月間自動車学校に通った
09/26 学会で発表(友人と3人で発表)

10月初旬 秋学期授業開始
10/04 浜田港に寄港したロシア帆船を見学
10/26 アルバイトの帰りに失踪
10/28 アイスクリーム店を辞める予定
10/29 居酒屋でアルバイトを始める予定
理由は「親に負担を掛けたくない為」

とこんな情報がありました。
被害者の人物像は一言で言うと「立派です」ね、責任感と使命感が強く、事件にあわなければ社会に貢献する立派な人物になったと思います。
親に負担をかけないように留学費用をバイトで貯めていたし。それでいて、地域のボランティア活動やら学会活動なども行っている。
生活も地味だったようです。

胸のタトゥーの話だけが気になりますが。(ハロウィンパーティーのシールだったとの情報あり、真偽は不明)

さて、今回は時系列に注目してみようと思うのですが・・・
まず、被害者は1年生で大学に入学、浜田市に引っ越して約半年で事件に巻き込まれたと言う点をどう考えるか?です。
途中の夏休みを抜けば実質5ヶ月です。アルバイト期間は更に短く4ヶ月になる。
しかも、バイトは週2、3回なんですよね。

遊びまわっているわけでもなく、交際範囲も狭い感じですよね。
その一方、ボランティアなどには積極的に参加していますが・・・
何か大きなトラブルがあったようには見えないですよね。

それで、ちょっと見方を変えるとこんな事も言えると思う。
夏休みが終わって約1ヶ月で事件に遭遇している。
失踪した浜田市、遺体が発見された臥龍山(広島県)に注意が向けられてしまうけど、夏休み中やそれ以前になにか無かったのか?と言うのも気になります。

でもね・・・実家の香川県坂出市は遠いんですよね・・・
実家周辺の人間の犯行だとすると、遺体遺棄現場の臥龍山が説明できないんですよね。
浜田市まで出張って拉致までは良いと思います。どこでバイトしているかぐらいは聞き出していてもおかしくないからね。

でも、臥龍山は説明できないんだよね。

この事件で一つだけ明確な犯人の条件があります。
それは「臥龍山を知っている事」です。

臥龍山のある広島県の人はかなり知っていると思います。地元の観光ガイドにも臥龍山が載っているぐらいですから。

でも、四国の人や島根の人はどのぐらい臥龍山、雪霊水の事を知っているだろう?
(雪霊水は臥龍山8合目に湧き出ている湧き水で有名らしい)

そう考えると、広島、島根の方が可能性が高いのだろうか?
しかし、夏休み中は浜田市に居なかったとしたら、夏休み明けの約1ヶ月間で犯人は被害者と知り合った、あるいはターゲットに選定したの?

それとも、それ以前にすでに犯人の目に止まっていたのか?
被害者の行動範囲は基本的に大学とアルバイトとかなり狭いから、学内でなければバイト先で知り合ったと考えるしかないんだよね(ネット(SNS)や文通と言う可能性は残るんだけど・・・)

ただ、もし犯人と顔見知りだとして、夏休み明けの1ヶ月で何か変化があったのかな?
変化らしい変化は被害者がバイト先を変える事ぐらいなんだけど・・・
それが殺人の動機になるの?
顔見知りならバイト先が変わったぐらいで殺意に繋がらないと思うのだけど・・・・

そもそも、なぜ犯人は被害者を殺害したのか?
怨恨?それなら、トラブルの話が出てきそうだよね。
お金?浪費家では無いだろうから、貸す方で犯人が返せなくなった。
異性関係の気配はなさそうだけど・・・
正義感が強い被害者が犯罪に気づいて警察に届けようとしたが、犯人がそれに気づいて口封じ?それなら、ただの失踪事件で終わらせるだろうな。

理由は無しって場合もあるかも・・・通り魔的な犯行と言うのも十分考えられますね。

結局とりとめも無い記事になってしまいました。

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コメント

りこさん、こんばんは
ちょっと、捜査本部の動きが鈍かったかもしれませんね。

臥龍山はやはり、島根側であまり有名ではないのですね。
だけど、犯人は多分、事件前に一度は臥龍山に登っていると思うんですよね。

道案内の標識で回転場までは行けるかもしれませんが、実際にその先がどうなっているのか?行って見なければ分からないと言う場所に遺棄はしないと思いますし、今回は山頂まで人力で遺体を運んでいますからね。

石見神楽のからみで島根県(石見地方)、広島の山の方の人は神話に詳しいんですね。
なるほど、地元の物って言うのはどうしても、子供の頃から接する機会が多いですからね

投稿: ASKA | 2012/04/11 21:42

初めまして、
こちらのホームページでの平岡都さんの件に関する考察に感服致しました

さて、考察の中で気になった点ですが

> インターネットで国内外の人と交流できるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にも登録し、登録者とコミュニケーションを図っていた。
> (これがどこなのか見つかりませでした。)

これは恐らくこちらでしょうか
ttp://www.postcrossing.com/

下のソースは2chですが該当キーワードで検索頂くと読売新聞等の情報も見つかります
ttp://digest2chnewsplus.blog59.fc2.com/blog-entry-11895.html

また、上の過去ログにpostcrossingでの平岡都さんのユーザー名はMHCHではないかとの書き込みがあります
サイト内でユーザーの検索をすると過去に存在した経歴がありますが現在内容は見られません
site:www.postcrossing.com "MHCH"
また上のような内容でGoogleで検索をかけるとMHCHが同サイトの他ユーザーに宛てた絵葉書を見ることができます
絵葉書のFromは地図上の島根県浜田市内を指していることがわかります

既にご存知の情報でしたらお許しください

投稿: | 2012/04/15 20:37

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